2013年03月10日

AUGURE FUNEBRE [AU TRAVERS DES FORETS PROFONDES] のCDレビュー

Augure Funebre1
AUGURE FUNEBRE
[AU TRAVERS DES FORETS PROFONDES]
(2012)

分類:ブラックメタル

………満足度:84点



トラックリスト

01. Les Lamentations De La Sylve (Intro)
02. Schizophrenie Nocturne
03. Chagrin Rural
04. Averse d’Automne
05. Deraisonnable Errance
06. Au Travers Des Forets Profondes

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フランスのブラックメタルバンドの1stアルバム。
Lord Ucuetisさんという人が一人でやっている。
限定100枚。

#1はメランコリックなクリーントーンのギターによるインスト。
そして#2からイントロから威嚇するような強烈ながなり声と共に
耽美なトレモロリフをテロテロ垂れ流しながら直走るフレンチブラックチューン。
言語として聞き取り不能な喚き散らし系の絶叫Voが強烈です。
ドラムはブラストの頻度はそう高くないものの手数は多め。
そんな苛烈なフレンチブラックサウンドでバリバリ突き進む最中、
中盤辺りからWindirやCor Scorpiiに通じるようなクッサいギターフレーズが登場。
こういう郷愁アレンジは大好物です!おいしい!
#3もイントロから荘厳且つメロウなトレモロが吹雪く良曲。
いやーかっこいい。この曲を聴いて購入を決めましたしキラーチューンでしょう。
こちらも7分半と尺は短くはないが、小細工無しで失速することなくハイテンションを維持。
#4も#3と比べるとやや地味だが、薄暗いメロディを靡かせながら進行。
序盤はミドルテンポ主体ですが中盤にかけて次第に速度を上げて行きます。
そして途中、雨音と狼の遠吠えSEの静寂パートを挟んで一息ついたりしますが、
アトモスフェリックなパートを長く引っ張ることなく雷鳴と共にまた疾走を始める。
アコギの音色で始まる#5は10分に及ぶ大作。
その10分間、クサめのメロディをかき鳴らしながら疾走するのは相変わらずなのだが
ヴォーカルの歌い方がデプレみたいなヒョーヒョー泣き叫ぶ声に。
思わぬ変声パフォーマンスだが、こっちのスタイルも悪くない。
最後の#6は中盤辺りから#2と同様の哀愁と悪臭の漂うクサクサなギターが炸裂するという
メロディアス展開が非常にツボな曲。

そんなわけで、なかなか手堅い作りの王道フレンチブラック。
知らずにCDショップに並んでいたら絶対スルーするような貧乏臭いジャケットの癖に()、
音の分離も良いですし、音質もアングラなブラックメタルにしては良質な方です。
インストを覗くメタル曲は全曲7分以上と尺は長めですが、
フワフワしたアトモスフェリックな退屈なアレンジや何やで引き延ばすこともなく、
海外のフレンチ系が好きならば飽きずにメロディ1本で飽きずに聴き通せます。
オリジナリティは今ひとつですが、一人バンドのデビュー作ならば次第点でしょう。

Celestiaとかその辺りのメロいフレンチブラックが好みならば聴いて損は無いのでは。

You Tube
#2 Schizophrenie Nocturne
#3 Chagrin Rural

・Official Site

・Myspace

//MY FAVORITE//
#3 Chagrin Rural
自主作製っぽいので公式サイトから買うしか入手方法はありませんが、
買ったら手書きのメッセージ付けてくれたりで、中の人はいい人っぽいので大丈夫です。
現時点でもまだ100枚売り切ってないようですが…

r600x600

needled_2407 at 23:05│Comments(0)TrackBack(0)CD review | A

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