妄想と現実の二項同体-愚樵空論












サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことは
 たわいもない世間話にもならないくらいの どうでもいい話だが
 それでも、俺がいつまでサンタなんていう
 想像上の赤服おじいさんを信じていたかというと
 俺は確信をもって言えるが、最初から信じてなどいなかった。


知っ ている人にはお馴染みの『涼宮ハルヒの憂鬱』冒頭のキョンの台詞だが、この台詞に言い表されたこの感覚。これは、確かに私自身の感覚でもあった。『マンガ 日本昔話』で、人間がキツネやタヌキに化かされていたというファンタジーに接しても、「確信をもって言えるが、最初から信じてなどいなかった」。





かなり面白い記事だ。
そして、かなり面白そうな本だ。
幻影からの脱出

「第三章 田中角栄主義と原子力」において、72年体制、非主流派という概念が提示されている。


  一般には五五年体制は一九九三~四まで、つまり四〇年近くも継続した、と考えられています。しかし私はこれがもっと早く、一九七二年に、佐藤栄作率いる佐 藤派のなかの派中派として、田中角栄率いる「田中派」が成立したときに崩壊した、と見るべきだろうと考えたのです。そして同月の田中角栄の首相就任、一九 七二年九月の訪中によって、「田中角栄主義」とでも呼ぶべき政治思想が確立したと考えます。
 これによって日本の政治は、

  保守本流 (親米:都会の官僚、エリート層中心)
  田中派  (親中:田舎中心)
  社会党  (親ソ:都会の労働者中心)

という鼎立構造絵と移行したのです。私はこの体制を、「七二年体制」と命名したいと思います。
(『幻影からの脱出』 p.117,118)


そもそも私がこの記事を見つけたのは、”七二年体制”と検索したからだ。
そしてこの「幻影からの脱出」、目次を見るだけで面白そうだ。
はじめに

第一章 東大話法の本質
 虐殺の言語
 東大話法とは
 選択の自由
 「語りえぬもの」と「暗黙知」
 「完璧」な解答
 「箱」システム
 「芋づる式」の思考
 東大話法の下手な原発関係者
 大橋教授の開き直り
 措定された「文脈」
 「討論」と「言い争い」
 ヤラセの原理
 民主主義の形骸化
 フィードバックのために「名を正す」
 論語とサイバネティックス
 サイバネティックな民主主義
 大橋教授の誤謬
 歪められた「名」

第二章 『原子力安全の論理』の自壊
 放射線防護の基本的な考え方
 組合せ爆発
 DBEとPSAという魔法の杖
 経験に学ぶフィードバック
 人的因子
 名を歪める
 正直者を使いに出す

第三章 田中角栄主義と原子力
 田中派の成立と五五年体制の終焉
 七二年体制の政治構造
 体制派と非体制派との区別
 「我田引鉄」政策
 宮本太郎教授の概観
 親中政策
 田中主義
 小泉主義
 小沢一郎の政策と反小沢
 日本政治全体の見取り図
 原子力発電所の意味
 田中角栄と原子力
 田中主義の終焉
 小泉主義の終焉とアメリカの南米化

第四章 なぜ世界は発狂したのか
 ヴェルサイユ条約
 ヒトラーの出現
 「見せかけ」によらないマネジメント
 総力戦の時代
 靖国精神
 怨霊の思想
 テロ・ゲリラ戦争の時代
 原発と原爆
 妄想から現実へ

終章 結論――脱出口を求めて
 子どもに聞くこと
 放射性物質からの離脱
 なでしこジャパンの非暴力の戦い
 四川地震の日本の救助隊
 PRBC構想
 フクシマの「風評被害」
 日本ブランドをいかに回復させるか

 おわりに
 附論――放射能の何が嫌なのか
 文献



面白い記事だ。個人的にはオールスター揃い踏み感がある。
日本昔ばなしは大好きだしハルヒはそれ以上に好きだ。
さて、面白い記事を紹介しておいた。





「国会対策の処分が国会へ来てね、『そういう法律を出したら、お前を追放にする!』と言う追放にするト、どうして追放できんだと、わしゃアメリカの国会議員じゃいんだ。といっても追放できなかったがね。その時にできたのが道路三法。」
「みんな反対だった。ン政府も反対だったけどね、政府も反対だったし、アメリカも反対だった。
『こんな大きな道路を作ったら、軍用道路として、西ドイツが、第二次戦争を起こしたのと同じくなる!』
・・・あたしもねえ、こォの野郎と思いましたがねぇ。」
「世界中で最も自由な経済論者は、誰だ、それはユダヤと華僑った。」




7月7日に首相に就任したから「七日会」。






余談であるが、来年からアウトバーンも有料化されるらしい。