恐竜王国2012 in 幕張メッセ


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前回からの続きです。最近このブログのアクセスを見てみると、「エオドロマエウス」という恐竜ワード検索から来訪してくれるユーザーがいるという嬉しい事実があります。もっと役立つ恐竜ブログが多々ある中で、私のブログを見てくれるのはとても嬉しいのですが…

何一つためになること書いていないんですよ、このブログ。特に恐竜とルチャに関しては、パッションだけで書いています。今回もパッションオンリーでいきます。イヤァオ!


今回は、みんな大好き(?)角竜類の大先輩、プシッタコサウルスからです。プシッタコサウルスパイセン!あいかわらずステキな骨格です。「キレてるキレてる〜ぅ!」「ナイスバルク!」(って、筋肉ないですけど)


プシッタコサウルス(白亜紀前期)。相変わらず、鷹の団団長グリフィスの鎧なみの頭部に因果を感じます
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鷹の団団長 グリフィス
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Copyright (c) 三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS


よーく見ると、パイセンが後輩を引き連れています(写真左)。プシッタコ会 in 東高円寺ですかね?
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プシッタコ後輩芸人たち
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パイセンがいるということは「トリケラトプスがくるぅ〜♪」ですが、その前にいくつか恐竜を紹介。

まず、すごく大きな恐竜発見。全長19m の巨大なハドロサウルス類、フアシアオサウルス。とにかくデカイ。


フアシアオサウルス(白亜紀後期)。言い難い名前だな。学名は「華夏(地名)のトカゲ」中国の地名が学名に入る恐竜は、大抵言い難い
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これだけ大きいと、戦う時はセオリーどおり足元狙い。ロウキックと膝をめがけて低空のドロップキックか
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続いて、決闘もの?羽を持つ暴君(学名)ことユティランヌス。アントニオ猪木のアリキックばりの戦い方が白亜紀後期にあったことに興奮。


ユティランヌス(白亜紀後期)。ローキック(アリキック)というよりは、グラウンドからの前蹴りの体勢。ヴァーリ・トゥードですね
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ちなみにこの戦い、「羽王竜 vs 羽王竜」らしい。なんか「羽生竜王戦」みたいでステキです。チェスもいけそうな雰囲気。


さらに決闘もの。第一試合、ズケンティランヌス vs ズケンゴサウルス。獣脚類ティラノサウルス類のズケンティランヌスが、鳥脚類ハドロサウルス類のズケンゴサウルスに襲いかかっています。獣脚類は好きではないですが、その強さは認めざるをえません。

まるで、元中日ドラゴンズ落合監督のよう。カープファンの私からすれば落合監督(当時)は好きではありませんでした。でも、その監督としての才は認めざるをえませんでした。落合ドラゴンズは嫌味なほど強かった。あまり大敗をしなかった。1点差の試合をものにできた。お得意様(勝ち星を積める相手)をもっていた。まさに「恐」ろしい「竜」(ドラゴンズ)。


倒れたズケンゴサウルス(白亜紀後期)に噛みつくズケンティランヌス(白亜紀後期)
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第二試合も、ズケンティランヌス vs ズケンゴサウルス。今度は立ち技で一撃必殺。喉元に噛みついてKO。

喉元はダメだよ、急所だよ〜。呼吸できなくなるって、と言わんばかりのズケンゴサウルスの表情
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リプレイ(別角度)。

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もう一つ。現在研究中の諸城竜脚類。


ティタノサウルス類か?(白亜紀後期)。白亜紀後期ということは、恐竜絶滅のちょっと前まで存在したか
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恐竜と戦う上で、かなり参考になる展示で満足ですが。そろそろ例の件、いっちゃいますか。

はいきた!角竜類!!もう、「つの☆りゅうるい」でいいですね。メリー・ジェーーーーーーーン


もはや定番、トリケラトプスとティラノサウルスの対決展示(ともに白亜紀後期)
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もうステキングすぎて白米なら大盛りで3杯、玄米なら並盛りで4杯、雑穀米なら小盛りで6杯いけるレベル(結局、米そのものの量は変わらないとか)。


別角度から。3本の角とフリルの造形が美しすぎて、何も言えなくて・・・夏
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続いても角竜類。ズニケラトプス(学名:ズーニー族の角の顔)。初めて見ましたが、これはこれでカッコイイ!角は2本で、フリルが空洞になっているんですね。


ズニケラトプス(白亜紀後期)。実にシンプルな作りながら、私の好きなツボは押さえているところが粋
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徐々に角が少なくなっていきます。次はシノケラトプス。ついに角が1本になります。正直、骨はカッコよくないのですが、イラストにグッときました。


シノケラトプス(白亜紀後期)。写真の角度もありますが、骨からは角竜類のカッコよさが伝わらない
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でも、このイラスト!古生物イラストレーターの角竜類への愛と「中国感(※)」を出そうとした意欲に感動
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※シノケラトプスは中国の山東省で発見され、学名はその名も「中国の角竜」


最後も1本もの。モノクロニウスの頭骨です。


モノクロニウス(白亜紀後期)
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ここまできて確信したこと。



「やっぱり【Tri】(3本角)が好き」
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モモクロが好きです。でもトリケラトプスのほうがもっと好きです
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ちょっと角竜類にテンションが上がりすぎましたので、今回はここまで。次回は、いよいよ終盤。獣脚類の倒し方を考えます。