2011年08月

「ソウルケイジ」誉田哲也

ブログネタ
★ミステリ小説2★ に参加中!
いま、テレビで「ジウ」をやっているけれども。
城田くんが○○らしいので、見ないつもりだった〜。
昼間、再放送なんかやってるって、知らなかったから。
たまたま、遅いお昼ご飯でテレビつけたら、
城田くんが黒木メイサと・・・してた。(^u^;)

誉田哲也さんの本は過激なわりにはよくテレビ化される。
「ストロベリーナイト」も。
あれは、竹内結子さんと桐谷健太くんが良かったなぁ。
それで、読んでみる気になった。
「ソウルケイジ」姫川警部補が出る2作品目。
これは、本として、すごく良かった。
やっぱり、過激なところはあるんだけど、
ミステリだしね〜・・・
作品の底に、暖かいものが流れている感じがして、
読んでよかったと思う。
「ジウ」は・・・読もうかなぁ、どうしようかなぁ。
「ストロベリーナイト」は、そのうち、読んでみるかも
しれない。

「狐罠」北森鴻

ブログネタ
最近読んだ本 に参加中!
最近、「お宝探偵団」という番組を、ちょっと見た。
いつもは見ないんだけど、ちょうどこの本を読んでいたので、
あっ、骨董品だ・・・と思って。
骨董。
胡散臭い、というと怒られるだろうか〜、
でも、よくお寺の境内や、公園なんかで青空市、
やってるよね。そんな高額な商品とかじゃなくて、
なんだか妙に古臭い、意味の分からないような品物とか。
怪しいよね〜。
見るのは、好きだけど。

かなり面白く読み進んだ。
まがいものにつける、とんでもない値段。
考えてみれば、何を根拠にそんな値段? と思う。
その胡散臭さが、なかなかに。

ラストのアクション活劇は、なんだか急に色合いが
変わってしまって、民放のサスペンスドラマみたいな
安っぽさで、ちょっとがっかりしたけど・・・

文庫本の表紙を眺めていて、気がついた。
「狐」の字なんだけど、右側の点が一画、欠けている。
これは〜、こういう字体があるのかな、っと。
「爪」とはまた、違うんだね。
書体事典を調べたら、やっぱりあった。そういう字体。

で、もうひとつ・・参考資料を眺めていたら、
持っている本が一冊、あった。
「図解仏像のみかた」佐藤知徳・・・ん?
これ、誤植だ、多分。手元の本は、佐藤知範、とある。
文庫の、版を重ねるうちに、直っているかもしれないけど
(私のは、第9刷。)
ん〜、小さいことに、偶然気がついた。(゚∇゚ ;)

この仏像の本は、最近、本を読んでいて役にたった。
「骸の爪」道尾秀介、これは仏像に絡むミステリーなので。
准胝観音(じゅんていかんのん)とか、
絵で見てなるほど、とか・・・
便利な参考図書です。

「女王国の城 上・下」有栖川有栖

ブログネタ
★ミステリ小説2★ に参加中!

江神二郎シリーズ最新作。
なんと前作「双頭の悪魔」から15年余の歳月を経て出た
新作だとか!
しかし、私は第一作「月光ゲーム」から、立て続けに4作品、
通して読むことができた。江神さんに出会うのが遅かったせいで、
待つことなく一気に読むことができた。

けどまぁ、作者があとがきで言うとおり、上巻の流れが
いささか・・・川の流れにたとえるならば、下流から上流へ
流れが逆に進むようなもので、平地に降りた幅の広い川が、
のたり、のたりと澱んでいるようなヾ(;´▽`A``
何度、眠気に襲われたことか。
こんなはずはない、有栖川なのだから・・・と、
なおも読み進むと、下巻に入って突然、流れが急になる。
ここまでくれば、急な流れに身を任せ・・・です。

「双頭の悪魔」から、気になっていた。
マリアの一人称語りが、アリスのそれに比べて、
少しぎこちない、ような。
「双頭の悪魔」では、読み進むうちに安心したのだが、
「女王国の城」では、上巻のモノローグはむしろほとんど
いらないんじゃ? と思えたし、下巻に入っても・・
なんていうか、20歳になろうという大人の女性の
一人語りとはとても思えず、まるで小学生の女の子のよう、
と言っては大作家に失礼だとは思うけれど、いまどき、
小学生の女の子でも、もっと大人びた思考をしていると
思うんですけどもね・・・
それと、マリア視点で書いているにもかかわらず、登場人物、
サークルの先輩を望月、織田、と呼び捨てなのも、
どうにも、馴染まない。アリスが言うなら、するっと
飲み込めるのだが。

なんていうのも、メンバーに馴染んだからこそ、なのですけれどもね。
アリスとマリアの間柄は、「孤島パズル」あたりのが、
一番好きだったな。ああいう、友達以上、恋人未満の微妙な関係、
本人たちは、まだまったく気付いてなくて、人から言われれば、
とんでもない! とムキになって否定しそうな、
・・・それこそが、青春だなぁ! と思う。

青春、っていえば、「月光ゲーム」は、ほんと、青春だ。
作者も若いころ、夢中になって書いた作品らしくて、
まさに、若さがあって初めて書ける作品のように思う。
自分にはなかった体験だけど、新しくあとから書き込んだ、
青春の1ページ、みたいな感じかな。
「青春」「青春」と、青春真っ最中の人は決して言わない、
それをいうのは、それが自分にとって遠い過去になってから、
とか、そうなのね。そうです。(゚∇゚ ;)

「女王国の城」に戻るけれども・・・

登場人物の把握が、4作品の中で、一番、しにくかった。
過去の話まで含めて、殺された人が、どういう人だったのか、
死んでしまったことに、何の感慨も沸かなくて。
それは、メンバーにとっても、同じだったんじゃないかと思う。
死者との関わりがあまりに薄く、哀悼の気持ちも、ほとんど
語られなかったんじゃないか。謎を解くにしても、その
必然性が感じられなくて、心理的に盛り上がらなかった。

なんてね、文句ばかり(^^;
しかし、今度は短編集が出るらしいですね。
それに、いつになるか分からないけれど、あともう1作。
江神さんシリーズ、楽しみにしてます。



肺癌 骨髄転移その2

ブログネタ
流れゆく日常で生きる に参加中!
整形外科病棟へ入院したその日の夜、
MRI撮影があった。
時間外に緊急に入れてくれたのだと思う。
結果もその日のうちに知らされた。
胸髄に二箇所。腰髄に四箇所の転移だった。
細い骨髄の流れの中に、はっきりと白い
影が写っていた。
悪い箇所が分かってよかったと、
整形外科医は言ってくれたそうだ。

肺癌の転移なので、呼吸器科の病棟へ。
主治医が来て、放射線療法をしてみましょうか、と。
それしかないなら、お願いします、と、
父が一人で説明を聞いて、申し込んだ。
付き添いの母が、ちょうど病室にいないときだった。
私は電話でそれを聞く。

翌日から、理学療法士さんのリハビリが始まった。
まったく上がらなかった右足が、少し、
持ち上がるようになる。
足の裏を触ると、触っていることが分かる、と言う。

金曜日から、放射線照射が始まった。
胸(上のほう、いわゆデコルテ部分)と、
腹のおへその上あたり、二箇所に、
ライフル銃の照準のような、黒い丸にバッテンの
マークがかかれ、その両側に赤いライン。
照射による表面の変化は特にない。
金曜日に初回を受けて、土・日は休みだった。
そのせいか、月曜に私が病院を訪れたときは、
午前中に看護士さんにシャワーで
身体を洗ってもらったりした疲れもあって、
むしろぐったりとしていたが、
木曜に再度訪問したときは、全体に明るく、
いきいきとして、右足の持ち上がりも、
軽快になっていた。
歩くことはできないし、一人で立つことも
難しいが、椅子に座って食事ができるようになった。
ベッドに寝た状態から上体を起こす動作も、
入院当初に比べると楽そうに。
とりあえず、効果が出てきたとは思う。

もう・・・少し早くこの治療を始めていたら、
もっと機能が回復したかなぁ、とは思う。
足が「冷たい」と言い出した時点で、
さっさと病院を訪れていれば。
でも、やっぱり、それでは画像で診断がつかず、
結局のびのびになったのかなぁ、とも。

肺の原発巣も20ミリ前後残っているし、
脳にもコントロールしきれない転移があるし、
骨への転移は時間の問題と、警戒はしていた
つもりなんだけれども。
限界があるのは、医者じゃないし、
医者だって・・・
何かしら、考えうる可能性があるなら、
あらかじめ言っておいてくれることはできない
ものかなぁ、なんて思うけど、それは無理というものか?

抗がん剤治療がその副作用の大きさで、
限界を迎えてしまったとき、
「打つ手がない。もう、できることがない」と、
主治医が言った。
それは、いわゆる病気治療としての手がないと
いうことで、出てしまった症状に対しては、
対症療法的に出来ることはあるのだった。
そこのところが、大きな誤解を生んでいた、とも思う。
「何かあったら、来てくださいね」という一言が、
主治医から聞けなかったことが、
患者の側では、
(何があっても、もう、何もしてもらえないんだ)
という誤解を、生んでいた、と思う。
単なるコミュニケーション不足のようでもあるが、
結果は大きい。
患者(またその家族)も、諦めず、熱心に調べていくことが
大切だと思う。・・・限界は、あるが。


父の右足は、長い間爪を切ることができなかったため、
爪が伸びて、指の腹の側まで丸くおおいかぶさったように
なり、まるで爪でくるんだおにぎりみたいな状態になっていた。
入院後、母が看護士さんに、何度も切ってくれるように
頼んでいたが、なかなか切ってもらえなかったのを、
ある日、主治医が回診にきて、あっさりと切ってくれたのだそうだ。
この主治医、点滴のときの静脈注射があまり得意でなく、
何度もやり直すので、腕のあちこちが青アザになり、
父が閉口していたのだが、爪きりには器用だったらしく。
「意外な一面だねぇ」なんて・・・
こっそり、話している。


肺癌 骨髄転移その1

ブログネタ
流れゆく日常で生きる に参加中!
「流れゆく日常で生きる」このブログテーマが
いいなぁ、と。

日々は流れ行く。
昨年二月に肺癌(肺小細胞癌)発覚の父、80歳。
秋には多発性脳転移、
そしてこの夏、とうとう骨髄に転移した。

父が病気になってから、インターネットには、
本当にお世話になった。
病気についての詳しい知識や、ドクターに質問できる
サイト、患者さんたちの生の記録。
これらがなかったら、どれだけ今より大きな不安の
中で、おろおろと日を過ごして来ただろう。
顔の見えないたくさんの情報発信者さんたちに、
感謝。<(_ _*)>

骨転移、と一口に言うが、いわゆる骨転移と、
骨髄転移とに分かれるそうな。
がん患者の骨転移数は、最近増えているのだとか。
その理由は、医学の進歩によって、長生きする患者さんが
増えたからだとか。
・・・つまり、前にはもっと早い段階で死んでしまった
ものが、クリアして生き延びるケースが増えて、
結果、骨転移にたどり着くようになった、と。
そんな話を連れ合いにしてたら、
「まぁ、つまりなんだなぁ。サスケで言えば、
第3ステージに進む人が増えた、と」
まぁ、そういうことでしょうねぇ。

最初は、足が冷たい、と言っていた。
長い靴下をはいて寝ることにした、と。
それが2週間くらいも続いたか?
「なんで、足がふらふらしちゃうだかなぁ」と、
毎日のように言っていたが、
「足が、しびれる」と言い出して、これは?と。
もともと、脳腫瘍も残っており、放射線の全脳照射に
よる後遺症もあるので、何が原因か・・・と、
調べたら、どうも良くない兆候らしい。
母に電話して、病院の予約を取るように言う。
四日後、主治医の担当曜日(火曜日)に病院へ行ったら、
「転移が、あるかなぁ」と。
単純X線撮影を受けるも、骨の画像に異常はない。
骨シンチグラフィーをやりましょうということになり、
主治医がパソコンの画面を開くと、
カレンダーにペケ印が並ぶ。
それを見ながら主治医が電話、
「呼吸器の○○です。来週中には1件入れたいんですが」。
翌週の水曜日にやっと予約。
そのさらに翌週の火曜に結果が聞けるということで、
帰宅となった。
かれこれ2週間の間が空いたわけだが、この間に、
父の症状はどんどん悪くなった。
日ごとにしびれが強くなり、歩くことが困難に。
・・・おとなしく待ってないで、病院へ行くべき
だったかと、いまもここが悔やまれる。
それでどのくらいの差が出たかは、
分からないけれども。

結局、骨シンチでも、目だった集積は見られないということで、
若い主治医が、はた、と困惑。
父の靴下を脱がせて、足の甲の血流を見たりしていたが、
最終的に、整形外科へ回ることに。
何か骨髄の、新しい病変かもしれないので、と。

整形外科の受診を待つうちに、父が、車椅子に座って
いることも辛いというので、空いた長いすを探して、
横にならせる。
感覚がマヒした右足が、長いすからずり落ちても、
自分ではそれが分からないのだとか。
さすってあげると、気持ちがいい、と言う。

整形外科では、科長である年配の医師が、
さまざまに触診。右足は足裏を触られても分からず、
うつぶせで素の右臀部を触られても、それも分からない、と。
入院して、MRIを撮ることになった。
肺癌がこれだけ、脳にもあるし、おそらく転移と
思われる。ここまでなると、なかなか戻るのも・・
ですが、化学療法、放射線療法を検討することに
なります、と。



記事検索
楽天市場
ギャラリー
  • 好きな絵を毎日見る。
  • 氷川丸のお掃除
  • 秋の林
  • 「江ノ島と小さなヨット」
プロフィール

ねじればな

livedoor × FLO:Q
  • ライブドアブログ