2012年02月

父の肺癌、母の胃癌

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肺癌の父を見送ってからまだ3ヶ月も経たない。
いろいろなこと、少しずつ整理して書いていこうと
思っていたら、母が調子を崩した。疲れも出て
当然と思いつつ、検査してくれる病院を勧めたんだが・・
まさか、胃癌とは。
胃が痛いとは、言ってなかった。
食後に胃が痛いとか、気持ち悪いとか、そういうことは。
ただ、脇腹が痛むと。
勝手に鎮痛剤を飲み続けていたらしい。
何ヶ月も前から。
そのうちに、薬が切れると痛みで歩くのも大変になって。
薬を飲んでないと、夜中に痛みで目が覚めるようになって。
初めて、病院へ行こうと思ったらしい。
最初は、近所の総合病院の、総合診療科というのへ
行ったらしい。骨かな? っていうんで、レントゲンを
撮ったけど、何ともない。んで、湿布を出されたとか。
湿布なんか効かないのに、っていうので、
どこが? どこが痛いの、って洋服をめくって、押してみた。
わりとピンポイントで痛みがあるらしい。
ここって、内臓だと思うなぁ・・・ ってんで、
実家近くの、消化器を専門にしている内科を勧めた。
胃カメラとエコーをやることになって。
その日、病院から私に電話があった。
ご家族にお話があるので、来てください、って。
本人には内緒で先にお話を、って、診察室に呼ばれた。
パソコンの画面に、胃カメラの写真が。
な、なんだ、これ・・・
素人が見ても、びっくりするような。
カラーだからね!
CTとかMRIとか、父のときも沢山、画像は見たけど、
みんな白黒だったから。
胃壁の内部、真っ先に目に入ったのは、
真っ赤な血。流れてる。
そのとなりには、大きなクレーター。
中に、黄色い膿のようなもの。
どうみたって、普通じゃない・・・。

胃癌だと思います。進行ガン。
腎臓と、膵臓にも、転移の疑いがあります。
CT撮れば分かりますが。
総合病院を紹介します、肺炎が怖いので、
そういったことにも対応できる病院を。
・・・で、77歳ですね。どうしますか、ご本人には。
私が説明してもいいんですが、がっくりきて
ぺしゃん、となるのがね。

・・・言わないと、治療ができないです。
ただ、その、「進行・・」ってのは。
と、私、手を振る。
すると、お医者さん、即、うなずいて。
「分かりました。話しましょう、告知。」と。

母は胃カメラの麻酔が完全にさめてなくて、
眠い〜、と。トイレ行ってくる〜、と言って
歩いていき、戻ってきて待合いの椅子に腰掛け、
朝から何も食べてない、おなかすいた〜、
あそこに(通りの向こうに)おそば屋さんがあるから、
そこでお昼食べよう〜、って。
エコーやったとき、先生が、腎臓に石があるかも、
だから痛いのかも、って言ってた、
胃カメラは眠っちゃって、何にも知らないけど、って。
私が先に話を聞いたなんて知らないから。
あの写真見たら、食欲なくすかも、って、
それが心配だった。
目の前の白い壁に、可愛いぬいぐるみとか、
動物の折り紙とかがピンで留めてあって、
なんだか、そればかり見てた。


1週間か10日後までには、生検の結果が出るそうです。
電話では結果を言わないので、聞きに来てください、って。
待ってるとこです。




納棺の儀式

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葬式の日程が先に伸びた。
そのせいで、納棺の儀式だけが、
死亡の翌日にポツンと入った。
家に来てくれるんだよね。
裏庭に大きな車が止まって、そこから、
機材を運び込む。
コンセントをお借りできますか、って。
寝ながら入る西洋式のバスタブみたいなのが、
客間にどかん、と据えられて。
そこにお水を張る。
もちろん、下には防水シートが敷いてある。
来たのは男女の2人組で、わりと若かった。
亡くなった人の肌が見えないように、
細心の注意を払いながら服を脱がせて、
バスタブに入れる。
黒地に桜模様を散らしたビニール製の覆いを
かけて、その下で身体を洗うんだ。
シャンプーもする。
粛々と、水しぶきひとつ、散らさない。
見事。
手桶に、お湯を用意してください、って。
逆さ水、というのかな。
水にお湯をさしちゃいけないっていうの、
聞いたことはあったけど、このせいか。
遺族は、声をかけられて、ときどき、手伝う。
遺体をバスタブに入れるときとか、
お湯をかけてあげるのとか。
「お辛いようでしたら、お席をはずされても
構いません。あとで、お声をかけさせて頂きます」
って云われたが、私は始終、全部見た。
顔のメイクも。
布を掲げて隠してはいたけど、それでも少し見えた。
鼻や喉の奥、棒を使って綿を押し込む。
それはそれは奥深く、ぎゅう、ぎゅう、っと。
生きていたら、あり得ない深さ。
あぁ、父は生きていないんだな、って。
でも、このごろは遺体もきれいにしてくれる。
むかし、中学生だったころ、クラスメイトが
突然死した。家を訪ねたら、友達が耳と鼻に
白い綿を詰め込まれて横になっていた。
その死に顔が恐ろしくて、一晩、まったく
眠れなかった。
それに比べたら、いまは綿が見えないように
始末してくれるから、本当にきれい。
寝ているようにしか、見えない。
もしかしたら、掛けている布団が呼吸で
上下するんじゃないか、って、何度も、目を凝らしたっけ。

お着物の値段も、いろいろあった。
安い物から、高いものまで。
母は、地に紋の入った、羽織つきの一番高いのを選んだ。
それを着た父は、まるで時代劇で死んだ殿様みたいだった。
ある程度歳をとっているから似合うよね。
貫禄がないと、これは着れないよね、って。
5万円也。

三途の川を渡る銭は、紙に印刷されていた。
脚絆をつけたり、杖を添えたり。
旅支度。
ドライアイスを大量に、胸に抱かせる。
寒そうだね、って・・・
「これがこの世でかけてあげる最後のお布団になります。
皆様で・・・」って、云われてみんなでお布団をかけた。
さんざん、お布団かけたね。
最後はずっと病院だったから。
自分では、起きあがることもできなかったから。

そうして、真っ白な立派な棺に、父は収まった。
私と母と、それから長いこと音信不通だった弟と。
弟が来て納棺に立ち会うなんて、父は、
思ってもみなかっただろうね。
家族4人でした、最後の行事でした。


「最高の人生の終り方」第六話

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2012年冬ドラマ に参加中!
まだ見てるゾ。
一週遅れだが、なんとか追いついた・・・
とはいえ、いつも2倍速で見ている。
それで十分なところが、ちょっと寂しいが。
なんたって、ストーリーが。
えぇぇぇぇ、な展開だが、つい、それだけに(?)
どうなるの、どうするの、って、見ちゃってる(゚∇゚ ;)
脚本家を検索したが、この人の作品は、
ほとんど見たことが無い。
なんだろうなぁ、楽しいだろうなぁ、
これだけ、現実離れして都合良く進むストーリー、
いやいや、皮肉っているんじゃないんだ、
こうだったら、良かったかもなぁ、現実も?
とか、思い始めている自分が。
都合良く、あの奥さんも、余命一年ですか、
まだ若いのに、きれいなのに気の毒に(*'ω'*)。。。

でもね、たぶん、
まだ葬式が、身近な行事だから、自分にとって。
それだから、見てるのヨ。
「家族でする最後の行事」
そうなの。
本当に、そうなのよ・・・。

お題「死刑制度に賛成?反対?」

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死刑制度に賛成ですか?反対ですか? に参加中!
なんだっけ、前に、堺雅人さんが出ていたドラマ。
タイトルを思い出せなくなって、検索・・
「ジョーカー」そうそう、「ジョーカー」。
錦戸くんと、杏ちゃんが出ていて、けっこう良かった。
あれみたいに、どこか遠くの監獄に放り込んで、
二度と娑婆には戻れない、みたいなことがあれば、
死刑じゃなくてもいいな、って思う。
今回は、やった事柄については、争ってないんですよね。
殺すつもりだったか、そうでないか、だけで・・
んじゃ、「終身刑」でいいんじゃないか。
でも、日本には、それが無いんだよね。
「無期懲役」って、あとで社会に出てくるんだってね。
そんなバカな。
この刑法体系を見直さない限り、死刑をなくすわけに
いかないと思う。だって、何をしても最高刑が無期懲役って、
そんなバカな・・・!!!!(゚ロ゚ノ)ノ やられ損になってしまう。
土地がないとか、予算がないとか、現実問題が
あるらしいけど。
死刑って、執行官が辛いんだってね。
小説とか、映画とか、あるけれども。
そうだろうね。気持ち良くない仕事だと思う。
やっぱ、「ジョーカー」頼むしか、ないか・・・

「幽霊人命救助隊」高野和明

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最近読んだ本 に参加中!
面白かったぁ。
最初は、いや、失敗だったかなぁ? と思った。
視点人物である裕一が。
まさかこれって最後に○○・・・な展開か? って、
ちらっとラストをのぞいたら、想像通りだったので、
もう、読まなくてもいいか、と。
でも、気になったのは、本の帯で養老孟司氏が絶賛していたこと。
文庫の古本なのに帯がついていたところが、幸いだった。
あの養老孟司氏が絶賛するとは、何かある? と
思って読み進めたことが、幸いだった。

これ、面白い、って。
マジメに読んじゃだめです。
いや、真面目に読んでいいんだけど、
笑って読むべき。
笑える本って、あんまり無いよ。
よく云うでしょ、泣かすより、笑わすほうが難しい、って。
笑ったあとって、心が無防備になるんだよね。
そこに泣かせが来ると、これは弱いんだよね。
そういう仕掛け。
しずるか、アンジャッシュのコントみたいでもある。

ドラマ化とか、どうだろう? って思ったけど、
やっぱり、難しいか・・・
深夜帯でしょうね、やるとしても。
検索したら、劇団が上演しているという情報があったけど、
評判は悪かった。
そうだなぁ・・・
全体に長いし、下手な演出では、ただ退屈なだけの
話になるんだろうなぁ。

読むしかない。
読むしかないですよ、コレは。

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