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宮部みゆきの時代小説にハマり、
このところずいぶん読んでいる。
長編とあって期待度が高かった、
それだけに・・

主人公が「ぼんくら」だからなのか、
話が先へ進まない。
後半になって出てきた美形の子どもも、
いまひとつ(^^;
子どもにしちゃぁ、いきなり死体の歯形をとるとか、
無理でしょう・・
あと、そうだ、烏もねぇ。
伝書鳩だってそこまでは? みたいな芸当で。
都合よすぎかなぁ・・

しかし、アマゾンあたりでの評判は高い。
中には☆ふたつくらいの感想書いてる人もいるが、
少数派だねぇ。私も、宮部さんの時代物は
高く買っていると自負しているんだが、
でも、これに関しては、☆ふたつくらいかも。

しかし、なんだねぇ。
江戸時代の長屋も、家移りとかいって、
住人は変わっていくもんなんだねぇ。
鉄瓶長屋の「心」といわれたお徳さんでさえ、
ほんの十年ですか・・

現代版の長屋暮らしが長い私。
私もいつかは、荷物まとめて今住んでる長屋を
出て行くときが来るんだろうな、
そのとき、何にどのくらい、心を残すことに
なるんだろうか、なんて。
ラストシーンのお徳さんの姿に、
思ったものでした。