2025年11月19日
いまこそ公の役割を発揮する時 日本共産党川口市議団が奥ノ木市長に予算要望書提出

川口市への予算要望書提出にあたって
いまこそ公の役割を発揮する時。国に対して大きく声を上げること
参議院選挙の結果もふまえて、公明党が離脱をして、新しい政権となりました。これまで以上に公の力を小さく切り縮めて新自由主義の傾向が強まることが想定されます。しかしながら、税金を原資として施策を実行する政府、地方自治体が公の役割を切り縮めてしまっては存在そのものを否定することになります。逆な流れとして、世界的には水道事業など一度民間に手渡してしまったものを再公営化する動きも出ています。やはり市場原理や独立採算ではなじまない分野があり、当然の動きです。
決算審査においても、国の法律の下で、水道事業や下水道事業、そして病院事業など独立採算を追求するもとで大幅な市民負担増や慢性的な赤字経営が強いられています。新しい政権は独立採算をさらに強め、公の役割を民間になげうってしまう施策を進める可能性もあります。そうした動きがあった場合でも、地方自治体は声をあげ、公の役割を発展させる立場で市民のいのち、くらし、しごとを守ることを求めます。
身近な生活道路の補修や地域の公共交通手段の拡充、地域循環型経済をさらに推し進めることで、安心して住み続けられる川口市に
川口市では公共施設の更新が次々と進められ、そのこと自体は大切なのですが、一方で、身近な生活道路はなかなか補修がされず、住民が高齢化する中で歩くのにも不安を感じる事例があり、市議団にも多数の相談が寄せられています。また、鴻巣市や東松山市で実施しているように安くタクシーを利用できると高齢者の移動手段が拡充されます。そして市民が市内で学び、市内で就職して、市内で生活することで、通勤・通学の時間も短く済み、自由な時間を得ることができます。市が独自に実施している奨学金返還支援制度や若年者への家賃補助などは中小企業支援の施策でもありとても大切です。広報紙や市産品フェアはじめ、さまざまなイベントの際には地域循環型の経済がもたらすメリットを啓発することも意識的に位置付けていただきたいと思います。
多文化共生の街の魅力を高めて、事実をもとに安全・安心な川口市のアピールを
市外から来て外国人排斥を主張する人々がデモ行進するような事態が発生しています。SNSや動画発信でそれらが拡散され、川口市のイメージが歪められているのではないでしょうか。これまで、川口市が市民と共に積み重ねてきた多文化共生の取り組みを活かし、外国人が多く住んでいることを街の魅力にまで高めていくことが大切です。また、悪質な外国人排斥の主張には、川口市として事実を発信していくことでデマや悪いイメージを払しょくできるものと考えます。
予算要望書の具体化にあたっては、日ごろの市民との対話、各地での市議会報告会、各団体との市政懇談会などを踏まえてまとめたものです。本年度はもとより、新年度予算編成に生かし、合理性・計画性をもって施策の推進をはかるよう強く要望いたします。
2025年11月19日
川 口 市 長
奥ノ木 信夫 殿
日本共産党川口市議会議員団
neko19760607 at 16:44│Comments(0)




