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すぐにも感想を記事にしないのは
決して忙しいからだけではなくて
わかりやすく「好き好き」ではなかった、というのが正直なところ。
きゅんとくるフレーズや「ここ好きポイント」はあるので、じわじわ系?

特設HPで

「○○にサヨナラを」
という企画が始まった。→ ここ

あの曲調に対しての企画として
いいのか、そんなんで。
そういうテイストに慣れてはいるものの。

私にも最近、サヨナラしたモノがあった。

何かってことは書きづらいから
投稿はできないけど
ここになんとなく書き残す。
(以下、サザンなお話はありません)


「それ」とのサヨナラは
何度か覚悟をしながらも
少しずつ延期されていたのが

ついに。


「それ」の記憶は
春の宵、桜舞いに始まり、

あの夏。
泳ぎ始めたはずが、運命の波に呑まれていくなんて。
でも。多分、そういう状況だったからこそ
大切な言葉をもらえた。

言葉の意味が霧散してしまっても…
衝撃と悲痛と喜びと不安を胸に
薄ぼんやりと将来を夢描き信じて見上げた
白い壁を、私は忘れない。

立ちふさがる壁を乗り越えるために
充分な力となった。

世界でいちばんでなくても
おだやかな幸せがどんなにありがたいか。

月日のたつのも夢の中(うち)
竜宮城は流れる時間が違うという。

「思い残すことはないか」ときかれると
底無しの海にすべて沈んでしまうようで
「思い残すことだらけ」。

思い出たちに
サヨナラ言えただけよかった。

最後だという自覚が強くあれば
車窓から、よくそうしたように手を振り
過去への扉を叩き
そしてさめざめと泣いたのだろう

けれどあまり意識しておらず
初めての道を辿り帰った。
少しわくわくしてーーー
覚える必要がないと気づき、淋しかった。

なのに途中から、自分のこれからの生活に
役立つ道とわかり驚く。

思いがけず連なり繋がっていく。
魔法はまだ解けていない。

今日のタイトルは桑田佳祐「君にサヨナラを」から。