やきもちやきのねこの話です。

小さいけど、絵本になるのかな?
自由が丘にイラストレーター俣野温子のお店があって、
そこで出会いました。

「ねこがいた。じぶんはどうしようもないのらねこだとおもっていた。」
で始まるやきもちやきの主人公が、何だかとても身近で切なくなります。

ねこはごちそうがほしかった。
ふかふかのベッドも欲しかった。
にんげんになりたかった。
全部、自分の持ってないものばかりに目がいっちゃう。
そして自分の容姿も悪いところばかりあげつらっちゃう。
なんだか、とっても身近でしょ?

そんなねこがあるとき....というお話しです。

俣野温子の描く猫は擬人化されていて、表情がとっても豊かです。
そしてやっぱり全部のページから不思議な感じがしています。

ラストはちょっと強引にまとめてしまった感じもありますが
私たちって、立ち上がるのに他人の手が必要な事もあるよね。
という感じを思い出す本です。

¥1,000-
絵・文:俣野温子
ほるぷ出版
日本子供の本研究会選定図書

やきもちやきのねこ