2017年08月07日

苦手意識

部活動ばかりに熱心でどんどんと成績の下がっていく次男
殊に数学はさっぱりわかんないと言うので、お兄様の通っていた塾に行ってみることにしたのですが。あれ?中学のときはどちらかといえば得意科目だったはずなのにな?と思い出したので、本人にそう言ってみたところ、まぁ高校の数学の先生が嫌いだというありがちな理由と共に「担任に個別相談のときに『数学苦手よな?』と言われたし」という発言がありました。
言われたから受け入れる、これが今時の子っぽさです。
我々の頃のように、大人とは全てが刃向かうべき存在だ!ではなくなってしまったのだ。
気に入らないと文句を言いながらも従ってしまう、悲しいかな。
嫌いな担任にそう言われたのなら、何を〜って思って見返してやればよいものを。

しかし、そんな風に知らず知らずのうちに口にしてしまった言葉で、私たちも子どもに『苦手意識』を植えつけてしまっていることは、あるのではないか。

特に発達障害を持つ子の親は、不本意ながらも我が子の苦手なこと探しが大得意です。
診断を下す医師に伝えなければならなかったり、担任に我が子のことをサポートしやすくしてもらうために説明せねばならなかったりするからです。
その苦手なことを第三者に一生懸命伝えている場に、子ども本人が居合わせることもあります。
子ども、どんな気持ちでしょうかね?
「そんなことないわ」なんて言い返してきたことは、ない。
発達障害ありだろうがなかろうが、そこは今時っ子「俺はそうなのかぁ」だろうね。
だからもしかしたら、本当はそう苦手でもなかったことを、信頼している親が偉い感じの人に話していたのを聞いたから、俺は苦手なんだと思い込んでいるだけのこともあるんじゃないかと思う。

苦手なことが「食べること」な子もいる。
耳が敏感で噛むと音が出る食べ物は食べられない、だとか、なぜか白いものしか食べられないだとか、これは食べ物の中の一部が苦手 俗に言う好き嫌いだ。
中には食べること自体に興味がないというような子もいる。
神から与えられし数々の欲を持つ人間であるが、その欲の強さについては個体差が大きいものだ。
食欲も然り
びっくりすることに一緒に働いているコックにも食べることなんてどうでもいい人がいます。
何故にこの職業へ?との思いは置いといて、まぁこの人はそう言いながらも立派な大人なので、欲とは関係なく体のためにきちんと食べているようだが、食べることが大切なことだと理解していない幼い子どもの場合は難しい。
私が知っている食べたがらない子どもたちは、ほぼ皆食事マナーが悪い
まず箸がうまく使えない、スプーンでさえちょっとあれだ。
ただでさえ食べることに時間を使うことを惜しいと思っているのに、なかなか食べ物がつかめないすくえないではやる気なんてでない。
うまく道具を使えないから今度は手が出る、汚れて気持ち悪くて、食べるのや〜めた。
食べたがらない子にこそ、できるだけ早く上手に食べる術を教えてやって欲しいと思う。
食べることだけに集中させる短時間 良い姿勢で雑音(おもちゃ・本・テレビ)を撤去して。
苦手だから、食べてくれたら何でもいいやと思いマナーを捨てさせてしまうことが悪化の一因だろう。
努力した家庭では、必要一定量は食べられるようになったという場合も多い。
この苦手にも、親からの苦手刷り込みは多大に影響していると思われる。
家族でない誰かと食卓を共にした場で、なかなか食の進まないわが子を見たその人が「どうしたの?食べたくないの?」と子本人に問うているのに、横から親が「この子食べるの苦手なんだ」なんて言っちゃったら、大失敗だね。
大人の言葉は子どもにすごい影響を与えている。
しゃべるのが怖くなってくるな・・・・




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2017年08月01日

『Aさんへ』という題名の日記2

直接子どもたちと接することはほぼ無くなりましたが、定期的なお互いの近況報告で、一緒に子育てをし続けているような気持ちでいられる仲間がいます。
Aさんともずっとその関係は続いています。

そして今、Aさんの息子は人生の大きな分岐点に立っています。
良いことがあって、悪いことがあって、つまづいて転んで、また立ち上がって、行き詰まったり、歩き出せたり、人一倍さまざまな経験をしてきました。
いつも息子とともに悩んできたAさん、親子ともども感情の起伏が大きいタイプなので、苦しみも人一倍だったことと思います。
まずそのことを、誇らしいことであると思い返して欲しい。

働き手不足で求人は好調!とはいっても、どのくらいの割合の人が自分の入りたい会社に入れているのでしょうかね。
就職活動真っ只中のAさん息子、
好きで行った専門学校です、もちろんその職種で就職するつもりでした。
でも、憧れていた職業と、内定が取れない現実の間で迷っていました。
それが先日急に、全然違う職種で内定が決まったとの報告がAさんから届いたのです。
Aさんは納得できません。
なりたかった職種での求人はまだ学校に来るのだそうです、なのに早々に見切りをつけて方向転換をしたのだと、しかも実家から遠い関東の会社であると。
清々と長男を関東の大学に送り出してしまった今の私には、Aさんの「遠すぎる」の悩みに同調できる心を持ちづらいので申し訳ないのだが、そこ以外の心配はよくわかります。
けっこう地味ではない仕事で、定型の人間の中でもコミュニケーション能力の高めの人が就く職業な気もします。
たくさんの標準語の垢抜けた大人たちの中に混ざって、Aさん息子大丈夫かな?って本当は思いました。Aさんに言ってないけど。
だけど親の心なんて、結局子どもがどこでどんなことをしようと、心配なことに変わりは無いのです。

ここから、また『Aさんへ』という気持ちで書きますね。
息子氏の今までにしてきた経験は、並大抵のものではないよ。
心が弱いのが心配だというけれど、あれだけの辛いことを乗り越えて一人関西で暮らせているあの息子はもう母が思っているような弱い人ではない。
周りの人たちがどんどん内定を出していく中、落ち込んで引きこもる事もなく、探して遠いところまで一人就職試験に出向いていき、失敗して、でもあまり辛いところを母にも見せず頑張っているんじゃない?
そしてここで、自分の考えで方向転換した。
この職種が無理だと判断したのか、このまま同じことを繰り返していたら自分の心が折れてしまうと思ったからか。
せっかく勉強してきたのに捨ててってAさん言ってたけど、それは本人のほうがずっとそう思ってる。
こんな世の中だよ、一生その会社にいる訳でもない、いやいられたらすばらしいことなんだけどね。
私たちの世代とは世の中の常識変わっちゃってます。
やってみて向いてなければ、また違うものを探せばいいよ。
そうやって今まで成長してきたよね?
辛ければ帰ってくるよ、お母さんがすぐに駆けつけてやれる距離にいなくても大丈夫。
あの子の力を信じてみよう。

あっ、お父さん、
「お前が自分で決めたんだから、頑張るんだぞ!」ってあまりハッパかけないであげてね。
もしも無理になったときに、気軽に親に弱みを見せられる余地を残しておいて欲しいです。
いらないお世話しました〜  じゃまた。










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2017年07月27日

女子の発達障害はより難しい

4年生の長女のクラスに一人発達障害の女の子がいます。
私はもう現役を退いた身なので、直接にこの子のお母さんと話をすることはありませんが、望んでいなくてもこっち系の情報は自然と私の耳に入ってきます。
そして、気にしていない振りをしながらもやはり、参観日のときなどには重点的にチェックをいれてしまいます。
その発達障害のMちゃんは、知的には問題のない自閉症よりの情緒障害で、保育園のときに診断名がついていて、市の推奨する療育施設に通ったり、小学校に上がってからは他校で開かれる障害児用の通級教室などにも通っていて、発達障害を隠すことなく知っている人は知っているというような状態
そんなMちゃんが、近頃クラスで嫌われ者になっているというのです。

女子は小さな頃から群れます。
グループに入れるか入れないかは死活問題で、特にうちのような小規模校では10人ちょっとしか女子がいないため大変です。
大まかに別れているのは「休み時間に外で団体遊び(おにごっこ・ドッチなど)をするグループ」と「ほぼ教室遊び・時々遊具遊びグループ」
グループの中にはリーダー格がいて、その他何ペアか不動の合い方が決まっていたりもしますが。
もしもどうしても違うほうのグループで過ごしたいなと思う日があれば、リーダー格に直接許しを請いにいくか、ナンバー2・3あたりの紹介が必要になります。
しかしこの二つのグループを好き勝手に行ったり来たりしてしまうMちゃんは、ほかの女子たちからするととんでもない異端児
暗黙のルールとかわかんないですから。

女子は本当に面倒です。
男子はそのてんは楽だった。
みんなそれほど友達の行動を気にもとめないし、大体が皆それぞれ行き当たりばったりだし。
気にいらなければ正面から文句を言ってきて、けんかにもなりいじめられたことももちろんあったけれど、取りあえずわかりやすかった。
女子のように裏でひそひそ文句を言わない。
じめじめ攻めてこない。
まぁMちゃんは異端児過ぎて攻められていることも嫌がられていることも気付いていないのが本人にとっては幸いで、ほかの女子たちからするとちょっと問題で。
自由すぎるMちゃんを、誰か下っ端が優しさからグループに入れてしまった場合リーダーが怒ります。Mちゃんに言っても無駄なので、その優しい下っ端が怒られます。
理不尽ですが、やむを得ません、どこの世界も一緒です。
納得がいきませんが、平穏に毎日を過ごしていくためには我慢するしかなく、でも不満はたまりますからグループ内は微妙にギスギスします。
微妙なことなんて理解できないMちゃんは、今日もまたあっちへこっちへ問題の種を撒いては去っていくのです。
「Mちゃんは言ってもわかってくれないし、気に入らなかったら泣いて叫ぶし、もう困る」と娘の愚痴が止まらなくなったのは、男子よりも成長の早い女子の中でMちゃんの幼い行動が如実に目立つようになってきてしまったからでしょう。
男子の高学年よりも、相当に力が要ると思われます。
お母さん直接に助言に行くつもりはないが、なんとかうまいこと対応してあげれる術をわが娘には授けたいものである。



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2017年07月26日

夢をもつ

「留学、できたらしてもいい?」そう長男が言ってきました。
「どうぞ」と答えました。
「冬には部活の大会にも出ようと思う」
「バイトして海外旅行にも行きたいかな」なんても言います。

今が長男の一番いいときだなぁ
望めば何でも出来そうな気がする。
やろうって思ったことに、さほどの抵抗もなく歩みだせる。
長男がそんな風に色んなことにチャレンジしようとしていることを、とても嬉しく感じると共に、うらやましくも思う。
やりたいことも夢もなく、今の仕事をやめて新しいことを探す元気が無くて惰性で働いているだけの自分が何だか寂しい人な気がしてくる。
思えば若い頃にもあんまり夢なんてなかったなぁ
調理師学校の友人は、自分の店を持ちたいだとか、有名店のシェフになりたいだとか言っていたけれど、そんなことな〜んにも考えたことなかった。
そもそも一生調理関係の仕事をしたいと希望していたわけでもないし。
せっかく大きなホテルに就職したのにすぐにやめちゃって、そのうち結婚して長男が生まれて。
そこからはどう考えても私の一番大切なものは子育てだったろう。
しかも相当に手こずるやりがいのある仕事であった。
まだ育ててる最中の人いるんだけど、そんなに考えてどうこうしなくてもいい年齢だし普通の子だし。
どうやら今の私は、一生懸命にやれることを失った喪失感に見舞われているようだ。
でも悲嘆にくれているわけではなく、日本人女性の平均寿命を考えればまだまだ半分くらい人生が残っている自分を奮い立たせて、何か新しいやりがを見つけていくことはできないかなっと夢見ているところ。
抽象適すぎるものではあるが。
そんな風に思って想像してみるだけで、何だかわくわくするのです。
子どもや誰かのためじゃなくて、自分がやりたくてやれる何かを見つけたい。
でもでも、行動にうつす元気はなかなか出てこないのが現実なのだが・・・




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2017年06月29日

当たり前にいる世界

高校受験、中学進学の時期の二人の発達障害のある息子を持つBさんと、久しぶりにお話しました。
とってもよく働く彼女は、息子たちのことはもちろん気になるのだが、日々の忙しさに負けてあまり関われないままここまで大きくなってしまったなぁというような感じの人です。
息子たちは困りごとは抱えながらも、まぁそれなりに毎日学校に通えているのだけれども、母のほうはもうちょっと何とかしてやりたいのに方法がわからないと言います。
一緒に話していた子どもと学校に関わることなら私と一位二位を争うKさんが「ケース会開いてもらったら?」と言いました。
その言葉に「あ〜、あったなぁそういう会、もう今はそんなのないよ〜」ってなって。
10年一昔とはよく言ったもので、我々発達障害の母の会が大活躍していた時代はもう本当に一昔前となりました。
あの頃学校には発達障害に対応するものは何も無かった。
『発達障害』という言葉がまず教員に知られてもいなかったのだからね。
今は、人数は足りてはいないが支援員は各学校にいます。
特別学級は名前を変え支援学級となり、知的障害級にプラス情緒障害級の二学級がある小学校がほとんどになってきて。
我々が難しい我が子たちをどうやったら教室で静かに授業を受けられる状態に持っていけるのかと必死で療育の先生に聞いたり文献を見あさったりして、こんな風に書いた図を作ってみてはくれませんか?こういう声かけを口頭だけではなく書いて伝えてやってはもらえませんか?と担任に掛け合っていた声の大きさ表だとか、片付けの時間割みたいなものが、今や当たり前に教室の壁に貼ってある。
「クラスにひとり何だかわからないが扱いづらい子がいてどうしていいのかわからない」の担任の嘆きの声は消え「クラスに数人は発達障害のある子がいます。研修で教わってきたようにマニュアルに添って対応していきます」と、若い先生も年配の先生も一応みんな変わってきた。
持ち物の写真撮ってカードにして持っていったり、あっちの病院こっちの訓練所と調べまわったり、困ったって電話がかかってきたら飛んでいったり、今のお母さんはしなくていいのよ〜ってKさんに伝えたら、「へぇ〜いい時代にはなってきたんだね」と。
でも懐かしいよね、必死で子育てしてた自分も誇らしいよね、って話しました。

先日、すご〜く久しぶりに平日に休みが取れた旦那が、思い立って長男次男が小学生の頃と同じように突撃一人参観日に行ったそうです。
長男次男の頃は学級崩壊なんかもあったりして、母の会メンバー以外にも色々な親御さんが出入りしていた小学校も、今や親が学校に入ってくるなどという日常ではなくなっていて、ちょっと危険な香りのする外見の旦那がドアをがらっと開けて顔をのぞかせると、職員室はこれは何事かと急に色めきたったらしい。
「どなたなのか知ってる先生いるか?」とまる聞こえのささやきで教頭が聞いて、「はい!私わかります」と手を挙げた唯一次男の頃からいらっしゃる先生のおかげで職員室は落ち着いた。
「通報されるかと思った」って旦那は大げさに言ってますけど。
その旦那を知ってた先生に連れられ娘の教室を見に行く間「そういえばあの頃はよく来られてましたよね〜今はどなたもないですね、どの学級も落ち着いてますし」と言われたそうです。
平和でありがたいような、学校との関わりが薄くて寂しいような。

嫌だったかな?と思った娘のほうは、なんと大喜び
「いいなぁお父さん来てくれて」「一人で突撃参観日ってかっこいい」と友達に言われたから。
こう言う子どもたちの気持ちを知ると、やはりもう少し学校には関わるべきかなとも思いますね。
子どもたちがどんな大人になろうと、自分はしっかりと、楽しく子育てをしてきたなって振り返ることの出来る18年間の思い出を持っていられたら、幸せだと思いますよ、Bさんも。がんばれ!





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2017年06月14日

打ち込み始めた長男

「長男と全然話してないなぁ」って旦那が私に言うので、長男に「全然話してない」って父さんが言ってますと私から伝えました。
自分から電話でもラインでもしてみたらいいのに、わざわざ私を間に挟んで言わせる。親父の威厳とか、そういったものでしょうかね?
で、長男がビデオコールしてきました。
一通りの前置きトークの後、無言でカメラに向けて差し出した長男の両手の平
全ての指の付け根の皮がむけてベロベロになっている。
「わ〜」とこちらで画面を見ていた親子三人が思わずハモったら、自信ありげに「デッドリフトでね、ふふっ」と。
デッドリフトとは、多分重いバーベルを持ち上げたり下ろしたりする動作のことだと思われます。
長男は本当は美しい筋肉を作り上げるボディービルをやりたいわけですが、大学のウエイト部がパワー系なため、まぁ一回くらいそういう大会にも出てみようかってことで、どんどん重いのを持ち上げていこうと頑張っているようなのです。
まぁ「へ〜〜」てまたこっち3人はハモりました。

電話をきった頃に次男もやってきて「兄ちゃん何だって?」って言うから「こうこうで手の皮が剥けてもやってるみたいよ」って話したら、次男が「良かったねぇ」と。
「ねぇ〜」ってまた3人ハモって、今日はすごい息が合ってて怖いんだけど。
そんな風に何かに打ち込んだことのない人です。
危ないことには近づかず、辛くなったら逃げ、無理も努力もしない。
また、そんなチャンスにも恵まれない人生でした。
その長男が、痛くても辛くても負けずに頑張れることを見つけ、そしてそれを一緒にやれる仲間に出会えたこと、これはもう本当に喜ばしいことで。
私には、この時点でもう家を出て行った目的が果たせたような気さえする。
弟も妹も兄のことを母と同じような目線で見ていたから、兄の手がベロベロで超痛そうなのに「良かったねぇ」なんてコメントになるんだろうと思います。
ただ学校は、無理しないで結構休んでるみたい・・・



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2017年05月10日

5月病になったときのために

連休で長男が帰省して来ました。
もう何度か行き来した覚えのある道順であろうに、やっぱり緊張して新幹線の時間の3時間ほど前に東京駅に到着してしまったそうです。
「暇で困ったよ〜」と言いながらも、家族用のお土産と妹には大好きなトトロのぬいぐるみを選んでくれていました。
一人で食べる食事はやはり味気ないのか、こちらにいる頃には自分で考えて色々なもの作って食べていたのに、今はただ豚か鶏肉を焼いて食べるだけだと3キロやせていました。
でも、ウエイトトレーニング部に入部したことで、家でやっていた時とはまた違う筋肉の発達の仕方をしていて、下半身はやたらごつくなっている。
都会に出て行くのだからと、何着か買い揃えてやったちょっとお高いパンツ類はもう入らないのか?似合わないのか?ジャージしかはかない人になっていた。
でもおしゃれジャージってその辺のジーパンとかよりも高くつくでしょ?まいったな。

「気負って行ったけど、案外大丈夫だった」と自信気に言い、「まだ一回しか休んでいない!」とも。
はぁ〜やっぱりもうすでに一回休んでんのかと思う一方、まぁこの人にしては頑張ってるほうなのかなとも思える。
「洗濯がなかなかできない」のが困りごとだそうで、文系学部は授業少なくて時間があるって言ってたのになんでかなと思ったら、「朝7時から洗濯機回すのはやっぱり面倒で」という。
私が朝にしか洗濯しないから、それをずっと見てきた長男は洗濯は朝しかしちゃいけないと思い込んでいたってのがおかしくて。
「時間空いてるときに何時でも洗っていいんよ、そのために部屋干しのポールも買ってあげたのに」って教えてやったら唖然としてた。
そんなことも、一つ一つ一一人暮らしをしなければわからなかった勉強だよね〜って笑った。
朝起きれば朝ごはんがあって、服は洗濯籠に放り込めば綺麗になって返ってきて、それを全部自分でやらなければならないってことはわかって行った筈だけど、簡単に出来ると思っていたことがけっこう大変なようで、そういう話を聞くとやっぱり一人暮らしはさせるもんだなぁって。

「勉強をするために行ったのだから」とやる気のなっかたバイトも、「仲良くなった友達と海外旅行をする話をしているからお金を貯める」と意欲的になっていたり、「何も持たないまま就職活動するのは怖いから」と授業とは別に資格を取る講習に出てみたり、自分の考えをしっかりと持って成長してくれているようです。
がんばれ。

地元の友人たちとも何度か会い、美味しいものもいっぱい食べて充実したゴールデンウイークを過ごして、今の自分の生活の場へと帰って行きました。
駅まで送っていく車の中「4月は気を張ってたじゃろ?ここで岡山に帰って気持ちが緩んで。」
「こっからが長男の正念場だと思うよ」と伝え「高校に入ったときも5月がきつかったよなぁ、またあんな風に気持ちが落ち込むことがあると思う。その時には『あぁこれは5月病だ』と思いなさいよ、5月病は6月になったら治るって経験者なんだから、わかってるよね?」って暗示にかけてやりました。
ほかの人の5月病は6月に治るのかどうか知りませんが、長男のは前治ったからね。
おとなしく「そうだね」と母の言葉を聞き入れていましたよ。





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2017年04月24日

好スタート

長男から届いた入学式の写真
そこには地元の幼馴染たちといる時と変わらない笑顔で、新しく出会ったばかりの友人4人と共にポーズをとっている長男がいた。
妹がそれを見て「ほっとするわ」と。
全く同感です。
とにかく、勉強よりも自炊よりも何よりも頑張って欲しいと願っていた友達作り
落ちましたが推薦で受けた大学は、上品というかお洒落というかまぁそんな感じで、田舎育ちの長男では気後れしていまい中々馴染めないのでは?という雰囲気であったので、合格できなくてちょうど良かったなと。
本人は一般入試でもそこを狙おうとしましたが、母は第二志望であった今の大学のほうを強く推しました。
都会なのに何となく岡山と似ている街の感じが暮らしやすいように思えたし、入学式より前に行われる学生たちに友達を作らせるために計画されたイベントにものすごく魅力を感じたからです。
そりゃぁ名前の通った大学に行くほうが就職だとか、その後の人生だとかには有利なのかもしれません。
でも、長男の場合はとにかく毎日学校に通うこと、無事に卒業することが最大の目標
入れたって出られない大学ではしょうがない。

今のところ、大学選びは成功であったようです。
学校側の思惑どうりイベントで出来た最初の友人との関係のおかげで、ほかの人にもす〜と話しかけることができる自信がつきました。
誰でも笑う鉄板ネタとなってしまった『大学まで徒歩2分』であることも、本人はとても気楽だそうで。
朝勉強しに行って、家かえって昼食べてまた夕方から部活しに出かけて行ってと、高校の頃では考えられないくらいに学校に気軽に行けます。
先日弟が長男の学年の進路の先生だった方と話す機会があり「長男はちゃんと大学行ってんのか?あいつ何か言っちゃぁすぐ学校休むから」と言われてきたところです。
担任でもなく選択している科目でもないあまり関わりの無い先生からそんな風に思われていたと言うことは、職員室では長男は休む男だと知れ渡っていたと言う事だろう。
母まずまずのショック それが現実なのだけれど。
まぁそういうことなので、学校に行くための引っ掛かりを少しでも少なくしておかねばならないのです。
楽しいって思えることが、めんどくさい嫌だなって思うことよりも少しでも上回り、気持ちが落ちて家から出たくなくかることが無いように。
好スタートで始められたから、私の清々しさも倍増なのかもね。















neko_yuta at 06:20|PermalinkComments(0)

2017年04月22日

使命は果たした。

あの感動的な別れから3週間
ばったりと出会う知り合いたちから「お兄ちゃんいなくなって寂しいでしょう」と言われますが、自分でも不思議なほど寂しさはないのです。
むしろ、清々しい毎日かも
きっと、長男を毎日学校に送り出すことは私の中のすごく重要なことであったのだろう。
口では「少しぐらい休んだって」「学校なんか行けなくたって」なんて言い、とっても心の大きい寛容な母のふりをしていたけれど、本当の私は、やっぱり、どうしても『子どもを毎日きちんと学校に行かせることが出来るお母さん』でいたかったんだ。
誰にも一言も責められたことなどないが、長男を学校に行かせる全責任は私のあるのだと無意識に自分を縛ってきた。
夜更かし癖のある長男が夜中にトイレに行く音を聞いては目覚め、またこんな時間まで起きてる、朝起きられないのに、頭痛いって、休もうかって言うに違いない、なんて馬鹿な子なんだろう同じことばかり、って一人腹を立て眠れない日がいく晩あったろうか。
大体、長男は眠らないのではなく、眠れないだったのに。
そのことはちゃんと知っていた。
夜になると不安になるんだ、昼には大丈夫って思ってることが布団に入ってから思い出され、どうにかしようと勉強してみたり調べまわってみたりしてしまうんだとよく言っていたんだから。
だのに、規則正しく毎日同じ時間に起き、同じ時間にご飯を食べさせ、同じ時間に眠らせるということが、長男を産み母になってからの私の一番大切にしていた子育ての基本であったから、
それを守らない息子にいらだち、注意ばかりしてずいぶんとお互い窮屈に暮らしていたのかもしれない。
現に妹が「兄ちゃん晩御飯のときに兄ちゃんの席にパソコン置くから、Skypeしながら一緒に食べよう、そしたら寂しくないよ」ってやさしさからくる言葉をかけた時「え〜やっと自由な時間にご飯食べられると思ったのに」と本音が出た。

勝手なもので、目の前にいなければ、長男がどんな生活をしていようとイライラしない。
大学生だからそんなもんだって、心から言える。
でも、彼を自宅から通う大学生にしていたら、絶対にそんなこと思えなかったろう。

長男は一人で進み始めた。
もう私は、あの子を学校に行かせるという使命を果たしたのだ。



neko_yuta at 09:48|PermalinkComments(0)

2017年04月19日

今生の別れ

無事に送り出してきました。
ぎっくり腰→引越し&観光のために休みを使いきっていた私は、今日までめいっぱいで働いていたもので、今頃になってあの劇的な別れのシーンを思い返し綴っておきます。

引越し初日は妹・母と本人の三人で。
相当な倍率の狭き門を努力の甲斐ではなく、単に実家が遠いという理由で当選できた学生寮の鍵をもらい、ついに長男一人暮らしの始まりです。
実家からの荷物が届き、近所の大型店で電化製品も買い揃え、何となく長男の明日からの生活風景が見え始めたところで、次男と父もはるばる4時間半の行程にて合流。
んじゃぁ最後の晩餐に行きましょうよと、バスで少し行ったところにある大きな駅の近くの料理屋へ
父は寂しさのせいでしょう、ずっと何だか平常心ではなく、ここでもちょと飲みすぎました。
名残は尽きませんが、まぁそろそろと店を出て、長男が来た道を帰るために乗るバスのバス停へ向かいます。
バスロータリーは地下道をくぐった先に円形に作られています。
「じゃぁ」と手を上げ長男はその地下道に降りていきました。
「ばいば〜い」って、この時には難なく明るく別れたのですが。
まぁバスが出るまで待とうかってことになり、長男がどのバスに乗るのかなぁって目を凝らして待っていたら、道を挟んだちょうど真向かいに長男がいるのを見つけた。
向こうは気づいていない。
初めての駅のはずなのに、えらく自信ありげにすっと立っている。
あんなに大人びた顔をしていたかな、もう都会の人みたいだねなんて田舎に帰っていく4人でひそひそ話していたら、長男がこちらに気付いた。
ここに残る一人と、ここに一人を残していく4人が向かい合う、バスが行きかう道路を挟んで。
この家族を隔てる3mの距離が、誰かがわざわざ我が家のこの時のために作り上げたのではないかと思えるくらいにドラマチックにクライマックスを演出
姿は見えるけれど、話し声は聞こえない距離
『バスまで12分もあるけど』って長男からラインが来た。
じゃぁこっちチームはもうホテル帰ろうかってなって『じゃぁね〜』ってラインを送り返して、みんなで手を振った。
そこで妹が泣き出した。
「兄ちゃん、兄ちゃん」ってバスと涙に邪魔されて、見えたり見えなくなったりする兄の姿を必死で探して「兄ちゃん、兄ちゃ〜ん」って。
人生8年しか経験してないこの子にとっては、いくら説明しても本日この時が兄との今生の別れでなくしてなんであるのか?としか思えないらしい。
続いて、本当は一番自分が辛いことを誰にも悟られず隠し通してきたつもりの父さんが、「がんばれよ〜〜〜〜〜」って大きな震える声で叫んだんだ。
都会の喧騒にもバスのクラクションにも負けないくらいの、応援団長みたいな大きな声で。
届いたのかな?長男が少しうつむいたので、私は妹の手をぐっと引っ張って反対方向に歩き出しました。
本泣きの父と、もらい泣きの次男が後ろからついてくる。
「これからは、、、4人だね」と妹がつぶやいて、、、つづく

neko_yuta at 17:20|PermalinkComments(0)

2017年03月27日

あと4日

巣立ちの日が刻々と迫っています。
一人暮らしに必要なものを買い揃え、荷物をまとめ、着々とこの家を出て行く準備が進んでいる。
本人はどんな気持ちなのかな?
妹は「あと何日かでお別れなんて考えたくも無い」と一番寂しがっている。
弟は、兄の使っていた自分よりも広い部屋への引越しのことばかり夢見ている。
父さんは、何かにつけ「これが最後の父さんの焼き鳥で」とか、「もう寿司なんか食べれんぞ」とか食べ物のことをよく言ってるなぁ 
母は、長男が一人暮らしをする心配や寂しさなんかよりも、本当に配達指定日に引越しの荷物が着くのだろうか?ってことが心配で心配でたまらない。
今しがたゆうパックで送るために郵便局に行ったら、複数割引だの持ち込み割引だのですごいお得なことになって、もうそんな割引いらないから配達員の待遇を改善してあげてよって思ったもの。

今は最後の過保護に、長男が好きだったもののレシピ集を作っている。
とにかく体を大きくしたい長男にとって、自炊は必須だから。
そして、学生寮のあのせま〜い台所に分厚い体の長男が立ち、頑張って鶏肉を焼いている様子を想像する。始めはきっと焼きすぎてぱさぱさにするだろうなぁ、まずいのを誤魔化すためにマヨネーズをいっぱいかけてご飯と一緒にほおばっている姿が目に浮かぶ。一人きりの部屋で、動画でも観ながら。

まさか、こんな日が来るだなんてね。
あんなに小さくて弱弱しくて怖がりで、何をするにも不安でしょうがなかったあの子が。
「あれも買っておかないと不便じゃない?」って母が言えば、「大丈夫だよ、そんなのどこででも買えるから」って言い返してくる。
「大丈夫だよ」って「心配ないよ」って何度も何度も何度も言い続けて大きくしたあの子のほうから、「大丈夫だよ」って。
本当に大きくなったなぁ  
何か、涙出てきた・・・・今日もう終わり。






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2017年02月16日

一日に6食

自由参加の補習なんて行かなくて当然です。
だって長男は家で一人でいる時間が大好きなんですから。
なんて思えるようになったのも、学校でインフルエンザが大流行していたから。
「家から出ないことが安全」と言う彼の意見を取り入れてしまいました。
「休みます」の電話をかけなければならない苦痛も無いので。

推薦入試で進路が決まった子以外は、受験本番に向け毎日登校し、補習に加え自主学習などもして一日を高校で過ごしている人間のほうが多い。
残り少ない級友との時間も大切であろうし。
友達も自分の居場所も出来たはずの高校だけど、やっぱり一般的な人とは感覚が違うんでしょうね。
「もう終わる関係の人たちと意味も無く過ごしても時間の無駄だ」みたいなことを言います。
仲良くなった数人が何度も誘ってくれたクラスのライングループにも頑なに入りませんでした。
だから何となく話をしたりした級友なんかとは、今後連絡をとることなどないし、その必要も無いと。
寂しいような気もするが、現実的で理知的であるような気もする。
ラインなんてものが無く、子供が個々に電話番号を持っていなかった時代には、それが当たり前のことだったのだものね。

じゃぁ毎日家で一日中何をやっているのか?まさか勉強漬け?
いやいや、それがもうねぇ すごいんです。
『一日に6食食べる』が、センター試験が終わった日に掲げた彼のスローガン
大学に入ったら本気でボディビルダーになるつもりです。
朝ご飯→筋トレ→軽食→じっとして栄養を身に付けねばならぬ時間についでに勉強→昼ご飯→筋トレ
と言うような生活です。
どんどん大きくなっていきます。
入学式のためのスーツはいったいどんなサイズを買ってやればよいのかと悩みます。
もう大人なのに、中学入学の時のようにどのくらい育つかわからないからと大きめサイズを買わねばならないのでしょうか。
うあぁその前にもしかして!卒業式に制服が入らなくなってるんじゃないのだろうか・・・・
ほかの家族は受験生の長男のために、家庭に病気を持ち込まないように一生懸命マスク着用、うがい手洗い必須で気を使っていると言うのに、本人はいつもタンクトップ一枚で「筋肉は発熱するので寒くない」と鳥肌を立てながら暮らしています。

何でこんな風になったのかしらと思いつつも、食べろ食べろとがりがりの少年に言い続けた日々は遠い過去であり、何であれ自分の目標を持って毎日がんばっている息子を見るのは幸せであるなぁと感じています。
「体に肉が付いたら、やっぱり元気だね」と私がつぶやいたら「元気なのは学校に行かなくてもいいからじゃろう」と毒舌ばあちゃんがつぶやきを重ねてきた。

neko_yuta at 08:24|PermalinkComments(0)

2017年01月26日

負けない心

落ちたときのショックで立ち直れなくなって、と受験生母先輩が推薦入試に落ちた娘のことを話していた。同じ大学になんてもう一般入試でも絶対に入れない・・・と希望をなくし集中して勉強もできなくなって志望校にはいけなかったそうだ。

うちの長男の場合は、推薦入試で落ちたことが功を奏した。
中学時代、部活をしていないので試合などもなく、高校受験では安易に近くの余裕で合格圏内の学校を選んだ長男は大きな失敗をしていない、そのせいで今回の大学入試ってものも今までのようになんとなくやってたら何とかなるんじゃないか?って感じでいた。
その甘い考え方をぶち壊してくれたのが推薦不合格の通告
「このやろう俺を落とすだんなて〜くそ〜絶対に一般で受かってやる!!」って、今までに見たことのない姿で勉強し始めた。
合格発表から二日間は一日に6時間くらいやったかな?
三日目には案の定飽きて「俺勉強向いてないわ」と言ったけれど、それでも学年一位の勉強量の少なさを職員室に呼ばれてまで怒られていたあの人が、毎日2〜3時間こつこつやるようになった。
岡山は雪で交通網が乱れる事もなく、無事に受けて帰ったセンター試験では、自分の過去最高の点数を出し、高校に帰って自己採点してみると文系では校内一位の成績であった。

小学生の頃には、小さな失敗を親や先生が助けてやれるうちにたくさんさせてやりたいと思い、色々な経験をさせてきた。
辛いできごとがおこれば、ゆったり話を聞き、受け止め、一緒に考えてきた。
その小さな積み重ねがあったから、大きな失敗に負けなかったのかもしれない。
長男の心はしっかりと成長している。

二次試験まで一ヶ月
彼の敵はもうインフルエンザだけである。強敵だけど・・・



neko_yuta at 11:31|PermalinkComments(0)

2016年12月15日

受験シーズン突入

12月の始めに第一志望の大学に受験に行ってきました。
日曜日ののんびりした時間出発だし、駅に行ってから新幹線の切符買えばいいやって呑気に構えて行ったら、その日は丁度年末に帰省や旅行する人たちが買いたい早得切符の解禁日
みどりの窓口は超混んでます。
スタート地点から、長男の決めた行程に一時間も遅れが生じてしまった。
大誤算、参ったなぁ・・・って思ったけど、初一人旅への緊張を超えた緊張で、もうこれ以上はないという精神状態だったため、本人はそれほど焦らない。
まぁ本日は大学の下見して、宿泊先の叔父さんとこまで行けばいいだけなのだからね、暗くなってたら迎えに来てもらってもいいしなんて誤魔化しながら一緒に列に並んだ。
母の見守りのもと、一人で新幹線の切符も買えて、新幹線の中で食べるお弁当も買って、まだちょっと早いけど改札で別れた。
案外自信ありげな足取りで「じゃ」って颯爽と行っちゃったから、残された妹の方は急激に寂しくなって、泣き出した。

うちの長男は歓待してくれる小さないとこ付きの叔父さん家に泊めてもらえるから、わいわいお正月みたいに盛り上がってドキドキする間もない試験前の一晩を過ごせるけれど、ほかの受験生たちは初の一人ホテルの夜を体験してるんだなぁって、大変だよね。

妹はまだまだ何かの拍子で涙ぐんで「にいちゃ〜ん」とか言ってる間に、目的の駅に着いたと連絡が来た。「僕は無事です」と。
翌日受験を終え帰宅した顔は晴れ晴れとしている。
すげ〜やりきった!って感じ。
でもちゃんと胃が痛くてご飯は食べられないんだけど。

次の日くらいまではすごくテンションが高くて、これで合格してないわけないだろうみたいな。
こんな状態で不合格だったらどうなるんだろう?って怖くなるくらい。
でもその次の日には真っ暗な顔して一言も口を利かなくなった。
そのまま3日、妹が「兄ちゃん怖くて話できない」って辛がる。
周りの友人たちがガンガン不合格を出していくのを見て、推薦ってそんなもんかって思ったり、三者懇談で「センターでいけるぞ」と上げられたりして気持ちが落ち着いてきて、またセンターの過去問に取り組んでみたりし始めた。
そして今日、合格発表
受験した当初には、「その日は休む」って言い張ってたのに、早い時間に勝手に起きてきて登校していった。
今日の長男ならば、残念な結果でも乗り越えてくれそうな気がするんだけどなぁ
希望的観測か・・・





neko_yuta at 13:30|PermalinkComments(0)

2016年11月08日

緊張してみよう

推薦入試まで一ヶ月を切りました。
先週までは第一関門の『志望理由書』の作成で相当に頭を悩ませておりました。
書くことは思い浮かび箇条書きまでは持っていけるのだが、指定の字数内でどこまで書いていけばいいのかどうかで思考がストップしてしまい、中々書き始められない。
毎晩3時を過ぎる頃まで部屋に電気がついていて、朝は朦朧とした状態で起きてきて無理やりに登校です。
毎日下書きを担任に見せ添削してもらわなければならないことになっているので、休まずに行けます。
土日には模試もあったのに、10月は欠席なしでございます。すばらしい。

どんどん受験への準備が進み気持ちが不安定になっていく中で、それでも体調をあまりくずさずに生活できるようになったことが、母としては本当に喜ばしい。
胃薬も整腸剤も下痢止めも飲んでません。
筋トレのやりすぎで胸がテーピングだらけなのだけが今の不調
この時期に勉強じゃなくて筋肉のトレーニングをしすぎることの意味は不明ですが。

受験に行く行程の話を早目から詰めることでいったん緊張を高めて、一人で新しいことをしなきゃならないことのドキドキを前体験させられるかな?と思い、細かく話し合ってみました。
夏にオープンキャンパスに行ったときとは道順が変わるので、前入りした日に当日通る駅のホーム、乗降場所などを確認に行くこと、切符の買い方、それらの行動にかかる時間を計ってみることなどを事細かに想像
何かを見るときメモる時は突然真ん中で立ち止まらない、迷った気がしたら悪化する前に恥ずかしがらず駅員に聞く、自分も一緒に歩いている気持ちになって、引っかかることを出来るだけつぶしておきたい。
最近ではこんなに長男の行動に立ち入ることなどなくなっているので、小学生の頃のようでなんだか母は懐かしい気持ち、「つまづきそうな石を先回りして全部拾っておく行動」よくやってたなぁ。
長男のほうは想像以上に緊張感疑似体験が大成功で、「緊張するからあんまり言わないで」と言っている。緊張させるために言ってんだよ! 
そのうちすご〜く不安な顔になってきて、「そんなんでどうするのよ、母さん付いていったほうがいいの?」って冗談で聞いたら、素直に「うん・・・」って言う。
「平常心でいられる自信が無い」と。
まぁみんなそうよ、初めてづくしのことなんだからさ。

でも何を言おうと今回は絶対について行かないよ。
その後一人で生活できるのかどうかを試せるいい機会だし,自分の力でやってみないといけないときだと思うしね。
準備はしっかり手伝ってあげるから、がんばっておいで。







neko_yuta at 10:55|PermalinkComments(0)

2016年10月05日

父の愛の呪縛

長男の気持ちは今とても揺れ動いています。
もしかしたら、関東の大学は『行けたらいいなぁ』って遠く思うくらいの存在であったのかもしれない。
都会に住んで、なりたい未来のために学業以外のことも色々と体験して学んで、ちょっと垢抜けた雰囲気になりながら一人で立派にやっていけている自分を想像して、夢を見ていただけだったのかも。
だのに、母に騙されたように入会した塾が思いのほか肌に合い、自分でも笑っちゃうくらいに成績が伸びて、夢だった志望校に手が届いてしまうかもしれない状態になっちゃっているのだ。
このままだと俺は本当に一人暮らしをしなければなくなるのか・・・なんて感じなのかな?

私はもうすっかり吹っ切れているので、行き先がどこになろうと長男の思うようにやってもらえばいいと思っているが、旦那はまだまだ自分のそばから離したくない気持ちマンマン
長男の欲しがる筋トレグッズを、自分も使うからと言う名目でどんどんと買い揃える。
先日届いたけんすい器なんか、一人暮らしの狭いアパートになんかもう絶対に置けない大きさで、長男がうれしそうにぶら下がるたびになる軋み音が「お前はこのすばらしくトレーニンググッズのそろった家から本当に出て行けるのかなぁ〜?」って旦那のささやきにさえ聞こえる。

そうそう、最近の長男は、まじめにきちんと会社に勤めるが、服を脱いだら実はボディビルダーだったという大人になりたいことになってます。
高校入学当初はガリガリだった薄い胸板は、今ではアイロンをかけ忘れたカッターシャツでもピーンと張ってしまうくらいに分厚く、腕もTシャツが捲り上げられないくらいに太くなっています。
正直あんまりムキムキマンすきじゃないけれど、たくさん食べるようになって15キロも体重を増やしたことや、毎日毎日辛い筋トレを誰も強制していないのに続けてきた努力はすごいと思う。
運動部の子たちが引退して体が貧相になっていく中、ひたすらに体を大きくしている長男はクラスの中でも目立つ存在となり、「初心者が20キロのダンベルを買うのは重過ぎでしょうか?」なんて相談がきたりして、ジミーズ(地味男子)たちのカリスマ・筋トレのパイオニアなんてあだ名まで付いているらしい。
でも体力面と精神は相変わらず弱いんだけどね。
見た目と同じようには育ちません。やはりちょこちょこ欠席してます。

ってことで、俺はこの今まで以上に住み心地の良くなった家から出て一人暮らしなんかできるのかな?
母の作るたんぱく質多量のバラエティに富んだ料理を自炊で再現することは可能なのか?
二人で一緒にトレーニングしている時のあの父の幸せそうな顔を置いて本当に出て行けるのかな?
そもそも、俺一人で大丈夫のかな?
と、悩める日々です。
日は刻々と過ぎていきますが・・・

neko_yuta at 11:25|PermalinkComments(2)

2016年09月10日

自分で作った自分の居場所

今日は、眼科医も尻尾巻いて逃げ出すような極度のドライアイの私の目にも、うっすらと涙が浮かんだすばらしい日である。
有志で組んだ4人組バンドは、みな受験生であるがゆえ塾の集中夏期講習通いで忙しい中、時間の許される限りの回数をスタジオに通いつめ、技術・歌唱力についてはさておくが、チームワークであったり、バンドの目指す方向制であったりが練りこまれた感が心地よい仕上がりの、とても良い発表のできた文化祭であった。
「運動部出身のメンバーの顔が広いから」と長男に聞いていたので、けっこうな人数の観衆にはビックリしなかったのに、うちの一番の心配の種の長男が自作した何かのキャラを模した変なTシャツでメンバー中の最後に舞台に上がったときの「うおぉぉぉぉぉぉ」ってどよめき
その後に、今時の高校生には絶対にありえない玉置浩二と思いっきり漢字で書いてあるライブタオルをぱっと広げて見せた後に頭に巻いた時のこの日一番の歓声
当人からすれば、計算どうりに『うけた』なのかもしれないが、母は本当に相当に感動してしまったのである。
長男の言動を観ようとする人がいる。
長男の名前を呼んで応援しようとしてくれる人がいる。
一人二人ではない、たくさんいる。
三年かかったけれど、この子は自分の居場所を自分の力でここに作れたんだなぁってね。
うれしくてうれしくてうれしくて。
今日は、もう言葉がありません。
「酔っているから言うけれどね」と言い訳しながら、長男本人にもこの母の燃え上がるような感動をついつい伝えてしまいました。
きっと一人離れて遠い土地に行っても、この子は大丈夫だって思わせてくれる大切な一日でした。

neko_yuta at 21:08|PermalinkComments(0)

2016年07月27日

17歳、生まれて初めての塾へ行く

綿密な計画を立てて母動き、やっとマンツーマンの塾へ長男を入らせることに成功しました。
あまり偏差値の高くない自分の高校の中しか知らなかった長男は、しっかり勉強している他校の人たちと接っしたことでとても刺激を受け、自宅学習のやり方も時間もはっきりと変わってきた。
第一志望まであと一歩の頑張りが必要なこの夏休み、ぜひぜひ必死になって頑張ってほしい。
多額の費用を投じた塾にも結果を出して欲しいところです。

その塾の初日のこと
生まれて初めての塾
知らない場所、狭い教室、3年生のこんな時期に塾になんか入ってきてしまった自分への気後れ 
たくさんの不安に精神を圧迫され、また小さな頃のように『檻の中のくま行動』が出た。
先日の音楽スタジオへ行くときの興奮してのうろうろ行動とは違う。
夕食もろくに喉を通らず、早くから塾用のかばんを抱えあっちへ歩く、腕時計を見る、こっちへ来る、今度は壁掛け時計を見て、「時計狂ってるよ母さん、もう行かなきゃ」と叫ぶ、しかし母がまだ動かない、玄関のほうへ歩く、また呼びに戻ってくる、繰り返し。
せっかく自転車で行ける場所の塾を見つけたんだけれど、初日は無理だと送迎をお願いされていた。
自分のこと分かってるね。
車で送っていく途中「絶対に出発が遅れた、遅刻だ・・・初日から遅刻だ・・・最悪だ・・何もかも遅すぎた・・・」とぶつぶつ、ぶつぶつ。
何だかとても懐かしいなぁこの感じ、とても成長したように思えても、やっぱり根っこはしっかり残ってるんだなぁとの思いにふけり無言で運転し続ける母の後ろ、次の信号を過ぎればもう到着なことにも気付かずひたすらに焦り続ける長男
「ほら10分も早くに着いたよ、余裕でしょう?まだまだ何もかも余裕ありよ」と送り出す。
そんな言葉無視「行ってきます」車のドアも閉めずに行っちゃった。

帰宅して迎えまでの時間、次男と二人になったので兄ちゃん相変わらずだったのよと報告した。
「何でそんななのに遠くの大学行って、一人暮らししようなんて言うのか分からんな。母さんいなくて一人でどうする気なんかなぁ無理じゃろ絶対、母さん反対したらいいのに」って心配している。
「このまま家にいたら、ずっとあのままだと思うよ、自分もそれが分かってるから家を出ようとしてるんじゃないの?ダメになったらダメになったときに次のこと考えたらいいよ」
母も自分にそう言い聞かせて心配を打ち消してるんですよ。




neko_yuta at 10:49|PermalinkComments(0)

2016年07月06日

バンド結成

家から近いことばかりに重点をおいて入学を決めた今の高校には、長男の『高校生になったら一番やりたいこと!』だったギターを弾ける部活動や同好会がなかった。
それでも、高校生ぐらいになれば色んなところから集まってきてる色んなやつらの中に何人かは音楽に興味ある人いるんじゃないの?そんな子らと仲良くなれれば文化祭も楽しくなるよって言ってた1年生2年生の頃には、全然仲間見つけられなかったのにね。
やっぱり3年生が主役の今年は、みんな「何かしときたい」ってな気持ちになるのかな?秋の文化祭に向けての話が出始めてすぐに、バンドを組めるだけの基本的人数が集まったみたい。
けど長男の口から出るメンバーの名前を聞いていたら、あれ?それ1年生の時に弾けるやついるけど気が合いそうに無いとか、叩けるけどジャンルが違うとかって文句しかいってなかった人たちじゃんか〜となりました。
つまりあれだよね、長男に、少し自分とは考えが違う人でもあっても歩み寄ってみようという気持ちが芽生えてきたから集まれたってことよね?って言ってやったら、「ですね」って認めた。
そして、やっぱり仕切りたいのです。
練習日を決めたり、どんな曲をどういう順番で演奏するかを考えたり。
一応それぞれが違う楽器が弾けてバンドの形になってるとはいえ、アニメソングお宅とハードロック系と洋楽好きと古めの邦楽ロッカーと、この面子でいったい何やったらいいんだってよって最初は困惑気味だったけれど、「見てくれる人たちもみんなそれぞれに好きな歌違うんだから、聞き手の聞きやすい感じに新旧邦洋色々織り交ぜてやることで、結果筋が通るんだ」というところに行き着いた。
始めは誰か一人の好きなジャンルにバンドの傾向を揃えてかないとおかしいって思い込んでいたから、けど他のメンバーは何か我慢をしたままで練習していくってのは楽しくないしね。
楽しむためにやるんだから、みんなの自分勝手な『やりたい』をつぶさないまま、それでいてただただ訳わからない選曲でやってる風に見えないようにまとめていくんだ!って、いいね、それ。
そんな考え方持てたなんて、尊敬しますよ。
実際どんなふうになってくかは、これからだけどね。

廊下をうろうろ、ギターを背負ったまま階段を上がったり下がったり、やっと出発予定時刻がやってきて、初のスタジオ練習に出かけていきました。



neko_yuta at 15:03|PermalinkComments(0)

2016年06月27日

弟のほうが大きくなる説

ある日突然に次男の食欲が猛烈になりました。
運動大好きなのにあまり食べなくて、ウエストなんて65CMしかなくて、いつも「食べろ食べろ」と言い続けてきた食卓ともこれでおさらば。
特に食欲が盛り上がるのが昼食なのだが手持ちの弁当箱は普通サイズばかり、良いビック弁当箱を見つけるまでの間をしのぐため、いつものお弁当におにぎり&パンを追加する。でも「まだ足りないよ」だなんて、母は嬉しい悲鳴があがるわ。
そんな母弟の会話を横目で見ていた長男 次男がいなくなったら寄ってきて「頼むから弟の弁当を増やさないでくれ」と懇願
「俺より大きくなったら困る」んだそうです。
現在の身長差は2cm
高校3年生もう成長も止まったのでは?と思われる長男にとって、自分のほうが大きいお兄さんでいるためにはもう弟の成長を食い止める以外に方法は無いのであった。
ここでばあちゃんが「大体弟のほうが大きくなるもんよ、あきらめな」と言い放つ。
「中川家見てごらん」と。
中川家は確実に弟礼二がでかいです、でもそこのデータだけでそんなに自信たっぷりに言い放つ?って思ったので、目に付く二人兄弟をちょっと調べてみる。

兄のほうが好きな松田兄弟 龍平183cm翔太181cm  
体操池谷兄弟       幸雄166cm直樹164cm
演歌大御所      鳥羽一郎170cm山川豊178cm
石原軍団        渡哲也181cm渡瀬恒彦174cm
弟のほうがじじ臭い   はなわ175cmナイツ塙173cm
チェッカーズ    藤井フミヤ164cm尚之171cm
昔は仲良かったのに   若乃花180cm貴乃花183cm
弟お亡くなりになった 鳩山由紀夫177cm邦夫175cm

とまぁ、こんな感じです。
男兄弟、弟のほうがでかくなる説は立証ならず!
私ひまなんかしら・・・

そんな地味な闘い中の我が家の兄弟 今日は仲良く風邪で欠席です。
長男はもう病んでから6日になります。
下痢止まらず、頭痛と腹痛に悩まされ寝たきりウイダin生活 4キロ落ちたそうで。
悪い風邪流行ってるんで、皆さんもお気をつけて

neko_yuta at 11:27|PermalinkComments(0)