『激辛に対して謙虚になろう』が、最近の僕が掲げたスローガンである。
無理して辛い物は食べないぞ。

カップヌードルの新商品、CHEESEメキシカンチリBIGですが、真っ赤なパッケジーから如何にも辛そうな印象を受けますが・・・。

メキシカンチリとは?
ひき肉とトマトの煮込み風・・・って、ことは?
パッケージが赤いのはトマトの赤さを表現していると考えていいのだろうか?


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買い物カゴへ入れるのを躊躇しながらも、カップを手に取り眺めまわしてみた。
パッケージのどこにも、辛いとか、激辛とは書かれていないけれど・・・。
謎は深まっていった。

『伝統的なうまさ!チリコンカルネ味』とは?チリコンカルネとは?

結局、よくわからないことだらけであったが、
思考回路をフル回転させることで『これは買いだ!』という結論へと考えが終息した。

メキシカンチリ、、
メキシカン・・・メキシコ・・・
メキシコといえば!チワワ。

そうだ!!

チワワを愛でる人たちが激辛を嗜好するはずがない。
もしもだ、愛するチワワが激辛な料理を間違えて舐めてしまったどうするのだ。カラダの小さなチワワにとっては致命的なダメージになりかねない。そんな危険なモノを食卓にあげるはずがないのだ。

だから、これは辛いはずがない。
だから買う。

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フタを開けると、スパイシーな香りが・・・
本当に辛くないのかと少しだけ不安になった。

辛いモノは、基本的に嫌いじゃないのだが、自分ではコントロールのできない不意打ち的な激辛が嫌いなのだ。


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・・・・
お湯を注いでから3分後にフタをあけると、

お湯を入れる前に、
「どうして豆腐が入っているのだろう?」と不思議に思った白くて四角い塊は、チーズであった。
麻婆のようなものを表現しているのだと思っていたのはチーズであった。

考えてみれば、CHEESEメキシカンチリにチーズではなく豆腐が入っていたらおかしいと気が付くはずなのであるが、辛さを警戒するあまり思考が偏っていたことに気がついた。

いい感じにとろけたチーズがうまそうだった。

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チーズですよ。

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香りはスパイシーではあるが、苦手なタバスコ系の刺激臭は感じられなかった。
ほんの少しだけ安堵して、カップの縁に口をつけてスープを口に含んだ・・・、、

まったく辛くない。辛くないどころかマイルドな味わい。

これはカップヌードルのレギュラー商品のチリトマトですね。チリトマトヌードルの香りを強くして、チーズで味わいをマイルドにしたら、こんな感じになるだろう。

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こんちくしょう、さんざん、ビビらせやがって、たいしたことねえじゃん。

この味だったら、具はダイスミンチではなく、チリトマトヌードルに入っている味付け鶏肉がよかったな。


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チリトマトヌードルは、ときどき食べている。
この『CHEESEメキシカンチリBIG』を買うよりも、チリトマトヌードルをオススメしたい。

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トマトの味が濃厚に感じられてうまい。
それに、

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粉チーズとガーリックパウダーをたっぷり振ると最高にうまいのだ。

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