鶏肉を食べやすい大きさにカットする…

鶏肉と玉ネギ、出汁調味料を張った小鍋にて親子丼の具材をコトコトと煮込む。仕上げに溶き卵を流し込み、絶妙な加減でどんぶりに盛ったスチームライス(白飯)へとのせる。

「ほら食いな、こいつは俺の自慢料理で『カツ丼』て言うのさ」

昨夜、眠る前に読んでいたラノベなんだけど…
異世界に転移してしまった料理人である主人公が、異世界の住人に自慢の料理を振舞うシーンなんだけど…

直前まで絶対に親子丼を作っていたよな。絶対に?なぜ、親子丼がカツ丼になってしまうのだ。

「おい、出版社の編集者が手抜き過ぎるだろが!」
…なんて野暮なことを僕は語らない。

これが「なろう系小説」で語られる異世界チートってヤツなのか?親子丼を作ったのがカツ丼になっているとか新し過ぎるだろが!?

はいはい、説明しよう。
ここ数年にわたる読書傾向で、八割がラノベ及びネット小説が占めている。特に異世界転生(転移)なハイファンタジーでスローライフほのぼのスローライフに異世界グルメ無双って作品が大好きだ。