たぶん、中学生の夏休みの以来だから数十年ぶりにハンガーノックというのを体験した。
中学のときは夏休みに空手道場と部活にプールと食事を忘れてはしゃぎまくって、部活中のグラウンドでパタリと倒れたんだったな。あの頃、僕は厨一だった。

うん、不思議に思われた読者がいるかもしれないが、「全身同時多発痛風なだれ発作」を発症するとトイレが大変なんだよ。寝返りするのにさえもヒーヒーいっているのに…

小さいほうならば、ゴミ出しのためにまとめておいたペットボトルでなんとか出来るけどね、大きい方はどうにもできない。
人間の尊厳を守るための野生の勘に助けられて暴発ンコタレといった悲惨な事態は免れてはいるのだが、ヤバイかもと思ってから一時間以上もかけてトイレにたどり着き、さらに便座に座るまでに数十分…ほんとに嫌になる。Amazonへと成人用オムツの発注を本気で考えたほどだ。でも、オムツて…

それで動かせないカラダに対して、暇をもてあました頭脳を駆使て考えた結論は『口から水分や固形物の摂取を控えればトイレの頻度を抑えることができる』であった。
実際に結論を行動に移し、先週からほとんど食事を摂っていなかった。

そして昨日の夕方、いくらか痛みは和らいで来たように思える。これならば少しぐらいカラダを動かしたほうが良いのではないかと馬鹿なことを考えて、久しぶりに玄関から外に出た。
ゆっくりとだが、鎮痛剤が効いてか思っていたより歩けるじゃんと数十メートルを歩いたところで、くらあ~っと目眩がしてしゃがみ込んでしまった。再び立ち上がろうとしても、脚にチカラが入らない。脚だけじゃない、全身からチカラが抜けていく。
ふと、まぶたが重く感じて目をとじたらスーッと意識を持って行かれる感じがした。ここで思い出したのだが「これって厨一時代のアレレじゃん」
慌てて腰のポーチバックからプロテインバー(チョコ)を取り出して囓ったのだが、パッケージに印刷された『低GI』の文字が恨めしかった。チャッチャと血糖値を上げろヤーってんだい。それから自販機で甘ったるいミルクティーを買って飲んだりしながら、ゆっくりと帰宅したのだが、帰宅すると22時半を過ぎていた。体感だと午後6時から1時間くらいだと思っていたのに4時間も…これは地球外生命体によるキャトルミュートレーションかもしれない。
記憶を辿ると、くらぁ~と目眩で座り込んだときが怪しい。あれは地球外生命体が搭乗したUFOによる攻撃であって、その後、UFOにさらわれた僕はいくつかの人体実験を受けてから記憶を消されて…

今、右の足首を動かすとズキリと痛みがはしる。謎の金属チップを埋め込まれたのか!?

そんなことより今日は絶対に、すき家の牛丼をたべるぞ!

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