先日は、なんとなく納得のゆかない豚キムチを食べたのであった。
あんなもんじゃないだろ、中華東秀の豚キムチ…
ずっと前から中華東秀では豚キムチ丼ばかりを食べていた。美味いことは、美味いけれど、特別に気に入っていたというわけでもなく、ただ、店舗や作り手による味付けのブレが大きい中華東秀のメニューの中にあって、比較的に安心できるメニューだと信じていたからである。
それなの…
あんなブレブレな豚キムチを食わされるなんて、納得がゆかない。
どうしても、諦めきれない、中華東秀の美味しい豚キムチを食べさせやがれ!
ネチネチ執念深く、神奈川県内にある先日とは異なる店舗へと向かったのであった。
既に僕の中では注文が決まっていた。家をでるとき、いや、前日…いや、この前、納得のゆかない豚キムチ定食を食べ終えたときから決めていた。
以前にも、豚キムチを食べたことのある、あの店に行こう。そして、今度は豚キムチ丼を食べよう。
店内に入り、カウンター席に腰を下ろし、目の前へとやって来た、ふくよかな体型の女性店員に口頭でオーダーを伝える。
ぼ「豚キムチ丼を。」
ふ「ハイ、肉野菜炒め」
えっ?ぜんぜん違うだろ?
ぼ「いえ、ブタキムチどん」
ふ「チャーハンセット」
おい、すっごい聞き違えだぞ!
ぼ「ぶーた、ぶ、た、き、む、ち、どん!」
ふ「にーく…」
ぼ「違うよ、ぶた、ぶたキムチ!ぶた、ぶた!このブタ!よく聞け!」
ふ「ひ、ひぃ~ブタ…」
以上、僕が中華屋の店員に向かって「ブタ!」と叫んだ話である。
いくら忙しい時間帯であったからと、あそこまでの聞き違えは酷い。思いがけず、なんだか、僕が悪者のような状況になってしまった。
これで、肉野菜炒めとか、チャーハンセットが出て来たら食わないで帰るぞ。
絶対に金も払わない…料理には絶対に手を着けない、黙って席を立って、出口へと向かう。
…などと、考えているところに運ばれてきた。
このブタ!
ぶーたーきーむーち、
どーん。
まずは、中華スープを口に含み、この時点での味付けの傾向を探る。
ちゃんと、醤油ベースの中華スープの味がする。この前の、心が荒み、使用している水道水から出汁を取っただろ!と毒づきたくなるような薄味でなくてよかった。
いや、ほんと、誇張でなく、中華東秀では何度も怖くなるくらいの薄味になんども遭遇している。 それでも周りを見回すと、他の客は普通に食事していたりして、亜鉛不足?味覚が壊れた?変な病気?自分の体調が不安になるんだよ。
そして、豚キムチ丼。
これ、これ、これこれ!
これが中華東秀の豚キムチ丼…
こんなもんだったかな。この前よりは赤いけれど、いや、画像を何度も見比べてみると、盛り付けられた食器と店内の照明の影響のような気がする。
この前の豚キムチ定食が黒い皿に盛り付けられていたのに対し、この豚キムチ丼は白い皿、さらに白飯の上に盛られているので、赤色が栄えて見えるような気もする。
![[画像:466678b5-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/4/6/466678b5-s.jpg)
久しぶりに食べたけど、中華東秀の豚キムチ丼って…
正直に現状を書いてしまったら、誰もがドン引きするに違いないほど、度を越して豚キムチの研究にのめり込みまくっている豚キムチマニアの僕からすると、豚キムチのようで、豚キムチじゃない、豚キムチっぽい美味しい何かである。
系統だてて分類するのであるならば、
餃子の王将、天下一品から提供される正統派豚キムチの対局に位置する独自創作系豚キムチとなるだろうか。同系統には、日高屋のバクダン炒めが分類されている。
![[画像:eb5734fa-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/e/b/eb5734fa-s.jpg)
この、中華東秀の豚キムチ丼、
おいしー!
ここ2ヶ月ほどかけてジワジワとのめり込みつつ、ほぼ毎日のように豚肉とキムチを炒め続け、これまでに書きためた豚キムチ研究ノートも、気がつけば4冊めとなった。
こんな僕からいわせてもらうと、
中華東秀の豚キムチうまいよー!
何がうまいって、オレンジ色の脂と飯の相性が最高なんだよ、
なんじゃ、こりゃ!なんて、前のめりに身を乗り出すくらいうまい。
![[画像:56f18850-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/5/6/56f18850-s.jpg)
まあ、僕にいわせると、キムチが致命的にダメ過ぎる。これって、本当にキムチ使ってる?
…なんて、いいつつ、
![[画像:78bedd59-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/7/8/78bedd59-s.jpg)
なんだよ、なんだよ、
ものすごく悔しいんだけど、うまいんだよ。
ごはんに、オレンジ色の油をまぶしながら食べると、なんだか全てを許せる気持ちになれる。
もしも、僕が肉野菜炒め定食やチャーハンセットを注文したのに、店員のミスにより豚キムチ丼が運ばれてきても許せる。だぶん。
菩薩か観音さま、向きによっては聖母のような表情で、残さず平らげ、ちゃんとお金払って帰る。はず。
![[画像:2b5ee136-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/2/b/2b5ee136-s.jpg)
ごはん、足りないぞ~
![[画像:43c5958c-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/4/3/43c5958c-s.jpg)
あんなもんじゃないだろ、中華東秀の豚キムチ…
ずっと前から中華東秀では豚キムチ丼ばかりを食べていた。美味いことは、美味いけれど、特別に気に入っていたというわけでもなく、ただ、店舗や作り手による味付けのブレが大きい中華東秀のメニューの中にあって、比較的に安心できるメニューだと信じていたからである。
それなの…
あんなブレブレな豚キムチを食わされるなんて、納得がゆかない。
どうしても、諦めきれない、中華東秀の美味しい豚キムチを食べさせやがれ!
ネチネチ執念深く、神奈川県内にある先日とは異なる店舗へと向かったのであった。
既に僕の中では注文が決まっていた。家をでるとき、いや、前日…いや、この前、納得のゆかない豚キムチ定食を食べ終えたときから決めていた。
以前にも、豚キムチを食べたことのある、あの店に行こう。そして、今度は豚キムチ丼を食べよう。
店内に入り、カウンター席に腰を下ろし、目の前へとやって来た、ふくよかな体型の女性店員に口頭でオーダーを伝える。
ぼ「豚キムチ丼を。」
ふ「ハイ、肉野菜炒め」
えっ?ぜんぜん違うだろ?
ぼ「いえ、ブタキムチどん」
ふ「チャーハンセット」
おい、すっごい聞き違えだぞ!
ぼ「ぶーた、ぶ、た、き、む、ち、どん!」
ふ「にーく…」
ぼ「違うよ、ぶた、ぶたキムチ!ぶた、ぶた!このブタ!よく聞け!」
ふ「ひ、ひぃ~ブタ…」
以上、僕が中華屋の店員に向かって「ブタ!」と叫んだ話である。
いくら忙しい時間帯であったからと、あそこまでの聞き違えは酷い。思いがけず、なんだか、僕が悪者のような状況になってしまった。
これで、肉野菜炒めとか、チャーハンセットが出て来たら食わないで帰るぞ。
絶対に金も払わない…料理には絶対に手を着けない、黙って席を立って、出口へと向かう。
…などと、考えているところに運ばれてきた。
このブタ!
ぶーたーきーむーち、
どーん。
まずは、中華スープを口に含み、この時点での味付けの傾向を探る。
ちゃんと、醤油ベースの中華スープの味がする。この前の、心が荒み、使用している水道水から出汁を取っただろ!と毒づきたくなるような薄味でなくてよかった。
いや、ほんと、誇張でなく、中華東秀では何度も怖くなるくらいの薄味になんども遭遇している。 それでも周りを見回すと、他の客は普通に食事していたりして、亜鉛不足?味覚が壊れた?変な病気?自分の体調が不安になるんだよ。
そして、豚キムチ丼。
これ、これ、これこれ!
これが中華東秀の豚キムチ丼…
こんなもんだったかな。この前よりは赤いけれど、いや、画像を何度も見比べてみると、盛り付けられた食器と店内の照明の影響のような気がする。
この前の豚キムチ定食が黒い皿に盛り付けられていたのに対し、この豚キムチ丼は白い皿、さらに白飯の上に盛られているので、赤色が栄えて見えるような気もする。
![[画像:466678b5-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/4/6/466678b5-s.jpg)
久しぶりに食べたけど、中華東秀の豚キムチ丼って…
正直に現状を書いてしまったら、誰もがドン引きするに違いないほど、度を越して豚キムチの研究にのめり込みまくっている豚キムチマニアの僕からすると、豚キムチのようで、豚キムチじゃない、豚キムチっぽい美味しい何かである。
系統だてて分類するのであるならば、
餃子の王将、天下一品から提供される正統派豚キムチの対局に位置する独自創作系豚キムチとなるだろうか。同系統には、日高屋のバクダン炒めが分類されている。
![[画像:eb5734fa-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/e/b/eb5734fa-s.jpg)
この、中華東秀の豚キムチ丼、
おいしー!
ここ2ヶ月ほどかけてジワジワとのめり込みつつ、ほぼ毎日のように豚肉とキムチを炒め続け、これまでに書きためた豚キムチ研究ノートも、気がつけば4冊めとなった。
こんな僕からいわせてもらうと、
中華東秀の豚キムチうまいよー!
何がうまいって、オレンジ色の脂と飯の相性が最高なんだよ、
なんじゃ、こりゃ!なんて、前のめりに身を乗り出すくらいうまい。
![[画像:56f18850-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/5/6/56f18850-s.jpg)
まあ、僕にいわせると、キムチが致命的にダメ過ぎる。これって、本当にキムチ使ってる?
…なんて、いいつつ、
![[画像:78bedd59-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/7/8/78bedd59-s.jpg)
なんだよ、なんだよ、
ものすごく悔しいんだけど、うまいんだよ。
ごはんに、オレンジ色の油をまぶしながら食べると、なんだか全てを許せる気持ちになれる。
もしも、僕が肉野菜炒め定食やチャーハンセットを注文したのに、店員のミスにより豚キムチ丼が運ばれてきても許せる。だぶん。
菩薩か観音さま、向きによっては聖母のような表情で、残さず平らげ、ちゃんとお金払って帰る。はず。
![[画像:2b5ee136-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/2/b/2b5ee136-s.jpg)
ごはん、足りないぞ~
![[画像:43c5958c-s.jpg]](https://livedoor.blogimg.jp/nekofile/imgs/4/3/43c5958c-s.jpg)