僕は「おかか」が好きです。

コンビニに「おかか」しかなかったからって、皮肉で書いているわけではありません。

ほんと、ほんと、本当に「おかか」が最高。

子供の頃からの大好物で、
金のなかった学生時代を思い返してみると、牛丼屋や5食パックのインスタント麺以上に、「おかか」のお世話になっていた。

スーパーの特売でストックしておいたパックのカツオブシに醤油を垂らして湿らせるだけで万能のオカズに変身してしまうのだ。
炊きたてで熱々の飯にまぶして食ってもうまいし、
うどん、そば、パスタ、100均の乾麺を茹でたヤツを器に移してオカカをまぶして食うのもうまいな。飽きてきたら、マヨネーズや七味、刻み海苔をのせたりしてアレンジすればいい。

さて、コンビニのオニギリといえば、高校時代に同級生であったK島君のことを思い出してしまった。このK島君には、コンビニオニギリの海苔に対して独特のコダワリがあった。

コンビニオニギリの海苔といえば、ネット上でも「直巻しっとり派」か、「後巻ぱりぱり派」とで議論が交わされるのであるが、K島君は、「直巻しっとり派」、「後巻ぱりぱり派」のどちらも認めてはいなかった。

K島君曰く、
「直巻しっとり派」は、海苔がペトペトして気持ち悪くて食えねえんだよ。
「後巻ぱりぱり派」は、海苔がパリパリして口の中に張り付いて気持ち悪いんだよ。

K島君の話を聞いて、僕はK島君に対して
「もう、お前、コンビニでオニギリ買うなよ」と言ったのだが、なぜか毎日のようにコンビニのオニギリを買ってくるのであった。

そして、昼休み前の4限中盤が過ぎたあたりからK島君は挙動不審になる。
斜め後ろの席にいた僕からは丸見えだったのだが、周りから目立たぬように膝の上でコソコソとオニギリのフイルムを剥がして海苔を巻きつける。そして、満足そうにオニギリを机の中にしまう。フイルムを剥がし剥き出しになったオニギリを机の中に直にしまうのだ。これを毎日、オニギリ3個で3回繰り返すのだった。

昼休みになって、K島君の机の中を覗き込むと、
「やーめーろーよー!取るなよー!」
そして、K島君は時計を見ながら
「あと8分してから食うんだよ」
と、言った。。

その後、K島君に聞いた説明によると、オニギリには海苔を巻いてから食べるまでに適切な時間があるということだった。さらに、K島君の研究によるとコンビニよって適切な時間が異なるというのであった。

「セブンは30分で、ローソンは40分でー。」
「ファミマは15分だから、急ぐ時はファミマな。」

K島君の説明を聞いて、一瞬だけ感動してしまったけど、こいつバカだなあって思いました。
K島君の説明を一緒に聞いて感動していたT君は、後に化学実験室から略奪してきたアルミホイルでオニギリを包み、ライターで炙ると海苔の香りが増すという技を編み出したことを得意げに語っていた。


僕はね、コンビニオニギリの海苔に、こだわりはないけれど、税込で110円とか、120円くらいの安くてチープなオニギリが好きなのです。オカカや昆布みたいな。
150円くらいする高級食材の入ったヤツはダメ!高級食材を使ったオニギリは、具が中心に偏り過ぎていて、なかなか具が出てこなかったりするのが気にいらない。

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僕は、こだわりがないので、海苔を巻いたらすぐに食べる。

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うっがーー。




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おりゃ、
僕の長年の研究によると、昆布とオカカは、一口目から具が出てくる確率が非常に高いのである。
鮭と明太子はダメだ。
ツナは、まあまあの確率で、一口目から具が出てくるのだが、ツナの端っこは味が薄くてオカズ力が低いんだよな、、


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オカカをたっぷり入れた海苔弁が食いたい。