2007年02月22日

建物を所有するリスク

本日は技術士協同組合の不動産研究会の打合せがありました。各分野の技術士のメンバーで構成される不動産監査の研究会です。

その際に、建物を所有するリスクについての話が出ました。建物を含めて不動産を所有するということは、地震の多い日本では非常にリスクがあります。大きな投資をした建物が、もし大地震が起きて壊れてしまうと、その投資は意味がなくなってしまいます。下手をすると巨額な借金だけが残る可能性があります。

例えばヒューザーの開発した耐震偽装マンションの購入者は、投資した資産のうち建物分はほとんど価値のないものになってしまいました。多くのこの購入者は巨額の借金が残ったわけです。しかし、旧耐震基準でつくられた建物などの、ヒューザーの耐震偽装マンションより耐震性能が劣る建物も多くあることも事実です。もし東京に大地震が起きれば、そのような多くの建物は倒壊する可能性が高いと考えられます。そうなると、建物の価値は無くなり、かつ壊れた建物を解体撤去する費用まで負担しなければならなくなります。

現在でも旧耐震基準の古いマンションが、値段が安いというだけで購入する人が多くいます。しかし、そのような建物を所有するということは、非常に大きなリスクを同時に所有することになるのです。

建物を購入する際には、その建物の土地の地盤評価と、耐震性能をまず確認することが重要であると思います。



nekoinemo at 23:58│Comments(0)TrackBack(0)住宅購入ノウハウ | 中古住宅の買い方

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