2007年11月05日

建設サービス産業の創出 1

地域の建設会社は非常に厳しい状況にあります。民間工事の比較的少ない地域では、建設会社の仕事は公共工事がメインとなっていました。かつては公共工事は利益率が非常に良く、公共工事をメインとする建設会社は利益率の良さを誇ったものです。

しかし、大手建設会社が関与した談合事件摘発を機会に、地域の談合組織の解体が進み、公共工事の入札が激化して、予定価格の70%台の低価格入札が問題となるようになっています。公共工事は発注総量が年々低下する利益率の悪い仕事になったのです。

公共工事で利益を得られない地域の建設会社は、一斉に民間工事獲得にシフトを変えて、ここでも熾烈なたたき合いによる受注競争を繰り広げています。今年の6月に改正された建築基準法の影響で、建設工事の着工は激減して建設会社の受注は大幅に下がるでしょう。このままでは、地域の建設会社は淘汰されてほとんど存続することが難しくなるのではないでしょうか。

公共工事を主体にしてきた地域の建設会社の弱点は以下のようなものがあります。
 _甬遒寮功体験からくる既成概念の呪縛
 ● 政治的な動きが重要
 ● 業界の横のつながりが重要
 ● 技術力と仕事の受注は結びつかない
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 ● 同じ考え方の社員の集団
 ● 異質な考え方を排除する傾向
 ● 同族経営

しかし、このような地域に密着した建設会社が滅びて、大手の建設会社、ハウスメーカーだけになると、地域に密着した建設サービスの提供は難しくなっていしまいます。地域に密着した建設会社のサービスは建物の維持管理には不可欠です。地域の建設技能を持った会社が生き残るためにはどうしたらよいのかを考えていきたいと思います。



nekoinemo at 06:59│Comments(0)TrackBack(0)企業理念 | 建物の維持管理

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