店長のちょっとまじめなお話

2017年07月15日

あっという間の気がしますが、振り返るといろいろなことがあります。
9年あると、年齢の10の位の数字がひとつ増えたりしますしね。
猫たちもそうですが、わたしたち人間も年を取ったなーと思います。
学生さんだったお客様が、就職して引っ越すことになりましたと
ご報告くださったことも何度もありますし、
ご結婚された方、ご出産された方、転勤された方もたくさんいらっしゃいますし、
出会いあり、別れあり、みなさまそれぞれにいろいろな変化がおありだったことでしょうね。
ずっと変わらず通ってくださり、共に年を取っていけるのもうれしくありがたいことです。

猫カフェ業界もすっかり変わりましたね。
当店が京都初として始めた頃は猫カフェ自体新しくて珍しいものだったので
猫がいる中で飲食するのは不潔だとか、雑種で安くあげたとか、
猫が年寄りになったら捨てるんじゃないかとかいろいろ言われましたが、
最近はそんな根本的な批判を受けることはなくなりました。
今や猫カフェは掃いて捨てるほどありますし、ウサギやフクロウカフェなどもあったり、
始めた当初は考えもしなかった外国人観光客が来られる、
どころか、はじめから外国人観光客をメインターゲットにした猫カフェまであるみたいで
隔世の感があります(笑
猫カフェが増えすぎて、もはやニーズの方が追い付かないんじゃないかと思ったりします。

当店は、以前にも書きましたが、今いる猫たち1代でやめるつもりです。
なので、今後猫たちが亡くなって数が減っても、新しい猫を補充する予定はありません。
年齢的にもシニアですし、これからどんどん老いていくことを考えると、
店自体は細々とのんびり営業する方向で考えています。
なので、メディアなどへの露出もお断りしたり、
普通に今後も営業していくんだったらありがたいであろうお話も、
申し訳ないけれどお断りしたりしています。
加藤由子さんの「猫とさいごの日まで幸せに暮らす本」にも書かれていた
「ともに暮らす幸せは最期を看取る幸せで完結する」は
まさにそのとおりだと思います。
これからも一緒ににゃんこたちを見守っていただければ幸いです。

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nekokaigi at 12:42コメント(14) 

2017年06月30日

当店の猫たちが不治の病気や老衰でいよいよ弱ってきたとき、
どういう基準で動くかというのはある程度考えています。
自分で食べない、水を飲まない、となったら、
強制給餌や点滴などで強制的に栄養をつけない、と決めています。
それは、この本からの知識です。

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この本は、ちょこさんのリンパ腫が再々発して、
「残る治療は抗がん剤しかない、でもいずれガンは抗がん剤に対して
耐性を持ってくる」と岐阜大学動物病院の腫瘍科という
おそらくガン治療の最先端であろう獣医さんに言われ、絶望して、
ならば、せめて最期の時を安らかにしてあげたいと思い買った本です。
もちろん人間用の本なんですが、同じ生き物である以上、
猫にも当てはまると思います。
これらには、自分で食事ができなくなった時、胃ろうなどで無理に
体を生かすことは、苦しい時間をいたずらに延ばすだけであり、
飲まず食わずの方が、意識がもうろうとし、脳が麻酔のような物質を出すので
枯れるように穏やかな死を迎えると書いています。
「食べないから死ぬのではない、死ぬ時が来たから食べないのだ」と。
その時がくれば、感情的には無理に口に食べ物を入れたくなるかもしれませんが、
猫たちを苦しませないため、ぐっとこらえてこれは守ろうと思っています。

安楽死については、たぶん私には、やると決断できないのではないかなと感じています。
ただ、いろんな方のブログなどを読むと、長く苦しんで死んだ猫を看取った方は、
「安楽死というものを完全否定していたけど受け入れるべきではなかったか」とか
「安楽死させないことは自分が悪者になりたくないというエゴだったのではないか」と
書いてる方もいらっしゃって、実際に経験した方がそう思うなら、
始めから完全否定せずに、決断する勇気も持つべきなのかなと思ったりします。

日本人の安楽死に対する考え方はこんな感じの方が多いと思いますが、
たまたまオーストラリア在住の日本人の方が書いているブログを見つけまして、
その方によると、オーストラリアでは、飼っている犬や猫が食べない、動かない、となると
獣医さんが安楽死を勧めるそうです。
それが普通だそうです。
その方は自宅で看取ることを決断したそうですが、周りの人には
「猫が苦しむのを見ても平気なの?」と言われたそうです。
感覚の違いにびっくりしましたが、それもまた愛の形なんだろうと思います。
何をすべきと思うか、何をすべきでないと思うか、
動物本人の意見を聞くことができないだけに、悩むことは多いですが、
愛情をもって判断するのであれば、どれも正解だと思います。



nekokaigi at 22:04コメント(4) 

2014年12月30日

今日で2014年最後の営業日となりました。
今年も当店の猫たちを可愛がってくださってありがとうございましたm(_ _)m
Today is this year's last business day.
Thank you so much for your love and support!

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毎年のように、「おかげさまで今年も猫たちは大きな病気をすることもなく・・・」
と書いていたのですが、今年はちょこさんがリンパ腫というガンの一種になってしまったことが、
やはり一番大きな出来事でした。
久しぶりに死の悲しみを思い出し、
いずれたくさんの死の悲しみを味わわなければいけないことに恐れを感じ、
たくさんの猫を引き取って猫カフェなんてするんじゃなかったとか、
猫を商売道具としか見ない人の方が猫カフェを経営するのに
向いているんじゃないかとか、考えました。
でも、とらのママさんのお店に行った時に、
「猫たちみんな幸せになった」と言ってもらったり、
お客さんにすごく楽しかった、よかった、と言ってもらったりして、
やっぱり、これでよかったと思えるようになりました。
ちょこさんのことを気にかけてくださる言葉をいただいた時は、
本当にうれしかったです。
不安をシェアして、軽くなるような気がしました。
ちょこさんのことを心配してくださったみなさま
本当にありがとうございました。

ちょっとしんみりした感じになってしまいましたので
明るい軽い話題も書いておきたいと思います。
今年は、外国人のお客さんが過去最高に多かったです。
2008年に店をオープンしてから、少しずつ増えてきた外国人のお客さんが、
2011年の震災を期に、一気に来られなくなったのですが、
2011年の後半くらいから今年まで、倍々ゲームのように増えてきました。
当店のフェイスブックに「いいね」をしてくださっている方々も、
外国人の方も多いのですが、フェイスブックの管理画面に
市町村別「いいね」の数ランキングというものがありまして、
当店のフェイスブックページにいいねを押している人がどこに住んでいるかを
市町村別に多い順にランキングしたものなんですが、
1位が京都市で、2位が大阪市、まあこれは順当なあたりかなとは思うのですが、
3位がシンガポール、4位が台北市、5位が香港、6位バンコク(タイ)
7位メルボルン(オーストラリア)、8位にきてようやく大津市です。
ありがたいのですが、日本人の方にももうちょっと増えてもらいたいなーと
思ったりします(笑


12月31日と1月1日はお休みさせていただきます。
1月2日11時から新年の営業をさせていただきます。
来年もよろしくお願いいたします。




nekokaigi at 12:01コメント(6) 

2014年07月23日

当店もオープンしてまる6年、ということで、当店のにゃんこたちもみんな約6歳になり、
もう、若い!という年でもなくなってきたわけですが、
当店では「引退年齢」みたいなものは決めておりません。
病気や老衰などで、「もう店内にいさせるのは無理かな」と思われるまで、
店内にいさせるつもりです。
というのも、うちのにゃんこたちは、幼い時に当店にきて、
お客様と一緒に成長してるので、最後ギリギリまで、
お客様と一緒に見守っていきたいと思っているからです。

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6年前に、とらのママさんから猫たちをいただいたのは私共ですので、
最後まで面倒を見る責任を負っているのは私共だと思っていますが、
お客様と共に飼っていると思っています。
ですので、できるだけ、わたしたちと、にゃんこと、お客様が、
同じ時間を過ごせるようにしたいと思っています。
一緒に飼っているつもりですので、にゃんこたちに関しての重要なことは、
必ずお伝えするつもりです。
例えば、どのにゃんこかが命に関わるような病気をした場合には、
必ずこのブログでご報告します。

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ただ、にゃんこの引退を決めた後は、お客様のどなたかに
引き取っていただくことは考えておりません。
みんな、私共の家で余生を過ごしてもらうつもりです。
持家の戸建ですので、引き取るのに問題はありません。(住宅ローンは残ってますが笑)
ですので、にゃんこの体調的に、もう店内にいさせるのは無理と判断するまでは、
(それまでに私共人間側の諸事情で当店を辞めざるを得ないことが起きた場合は別ですが)
店内にいてもらうつもりです。

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ちょっとしんみりとしたお話になってしまいましたが、
私共の考えを知っていただきたくて、ちょっと長いお話を書かせていただきました。
もちろん今は、おかげさまでみんな元気、健康ですので、どうぞご心配なく!

nekokaigi at 14:00コメント(8) 

2011年12月31日

今年最後の営業が無事終了いたしました。
今年一年も、たくさんのお客様にいらしていただき、
にゃんこ達にはもちろん、私たちスタッフにまでたくさんの愛を頂戴いたしまして、
本当にありがとうございましたm(_ _)m
にゃんこ達と、みなさまと共に、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

ではここで、今日で退職いたしましたさなえちゃんから
みなさまへのメッセージを預かっておりますので、掲載させていただきます。

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お客様へ

2011年も幕を閉じようとしています。
皆様には、ご多忙の中にも、新たな年に向かい、
希望を見出しておられる事と思います。

さて、私事ではございますが、
ねこ会議を本日で退職させて頂くことになりました。
11月に挙式を済まし、来春には、赤ちゃんが産まれる予定です。

皆様には、大変ごひいきいただき、ねこ共々可愛がって頂いたこと、
とても感謝しております。
お蔭様で、毎日楽しく働かせて頂く事ができました。
有難うございました。
皆様との思い出は、これからの人生に掛け替えのない大切なものとなりました。
これからも、ねこ会議に変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

それでは皆様良いお年をお迎え下さい。


さなえ

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今日まで、さなえちゃんがお世話になり、本当にありがとうございました。
お餞別をいただいたみなさまも、本当にありがとうございました。
さなえちゃんの名刺は、1月以降もお渡しできますので、
ご希望の方はどうぞお申し出くださいませ。

最後になりましたが、来年2012年が、みなさまにとってよい年になりますように、
心からお祈りいたしております。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。



nekokaigi at 20:15コメント(6)トラックバック(0) 
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