夕方の夢だが、おかっぱが赤青混在の色鉛筆をたくさん握りしめていた。
自分が何に使うのかと尋ねると、絵を描くと言う。
二色しかないけどそれで絵が書けるのかと聞くと、
「赤さえあれば色は付く、青は消せるから先に使うよ」と言う。
自分が「青は消せるのか?消しゴムでは消えないぞ」と言い、
ついでに「色鉛筆は赤色以外作るのを止めると言ってたぞ」と言うと、
おかっぱの顔がみるみる青ざめてその場に固まった。
目を見開いて「ほんとうか?」と言うので、「ああ、ニュースでな」と冷たく答えた。
おかっぱは慌てた様子で走り去った。
自分は青も継続生産と聞いていたが、わざと意地悪で言ってしまった。
赤ら顔が急に青ざめたので笑いをこらえていた。
青が無くなると下書きできなくなると思って慌てたのだろうか。
自分もひどいことしたなあ、と少し反省した。