帰宅後、とても疲れて座椅子で寝ていたようで、
首がガクンとなって我に返ったが、妙な夢だ。

「数発ぶち込んでやる、7までなら何とかなる、8を越えては手に負えんからな」と男が叫ぶ。
荒海を高速魚雷艇が大きくバウンドしながら猛スピードで突き進む。
まるで海の上を滑走してるようだが、これは前にも見た事のある光景だ。
艦名だろうか、ブリッジ内に英語筆記体でアリイスと読める銘板が貼られている。
しかし、この上下左右の激しい揺さぶられ方はモトクロス以上だ。
舵を取るのはクリント、イーストウッドでは無くあの男だ。
「今ブリッジから出るなよ、死ぬからな」と険しい顔で言う。
突然、船尾両端から交互に計4本の魚雷を発射したが、海上に落下する事無く、
ロケット噴射で斜め上方にミサイルのような速さで飛んで行く。
これはミサイル方式の魚雷か?と驚いていると、急上昇して雲の中に消えた後、
今度は雲の中から次々と急降下してきて海に垂直に突入した。
さっきの警告は、ロケット噴射の炎で焼け死ぬと言う意味だったと理解した。
そして艇はUターンし、陸方向に向かって帰還する様子。
あの男に「ここは何処?」と尋ねると、アメリカ西海岸だと返された。
「あの魚雷は不発なのか?爆発した気配はなかったけど?」と聞くと、
「仕込んで7以内で発動させるから、もう少し後だ」と。
「ところで最近さあ」と自分が言い掛けたところで、「ああ、今は皆忙しいんだ」と。