ル・マン24時間耐久レースは、当初1位2位を独走中だったトヨタ車だったが大きく後退。
一台がメカトラブルでリタイヤ、一台が車両火災でリタイヤ、
残る一台もリタイヤは免れているが後方順位に位置していると報道されていた。
不運としか思えない原因、アクシデントが立て続けに起きた。
3台参戦させ、その3台全てに大きなアクシデント。
社長が現地に訪れていたから、今回は勝ち戦と踏んだ上だったのだろう。
現地入りしたと同時にアクシデント続出だったのは皮肉な事だ。
莫大な資金と人員を投入し、最高の品質管理をして臨んでいる。
しかし、後半に故障した。
24時間のレースだから、技術力と品質管理がモノを言うと思えるが、
どうやらそうでもないようだ。
運を味方に付ける何かが欠けていてもダメなのだろう。
自分もレースをしていたから感じているが、一人の神懸かり的な天才技術者が
携わっているだけで勝率は格段に上がる。
技術者の人数だけでは計れない、所詮多数であっても無勢に等しい。
いつの時代も、一騎当千と云われる人物の存在がモノを言う。
その一人の力が他に伝播するのだろう。
マツダが過去ル・マン24で勝利したが、その時にもそのような人物の存在が
居たのだろう。
投入する資金だけでは決して勝てないだろう、
勝利の女神が微笑まない限りは。
他から優秀な人材を、たった一人引き抜くだけでも流れは大きく変わる。
全ての良い流れを引き寄せ、ライバル達には逆風ばかりが吹く。
企業にとって、飛びぬけて優秀な社員達こそが財産で、
経営者の慢心から、それら優秀な人が出ていくような状況に陥れば衰退が始まる。
辞めて行った奴らの代わりは探せば何とでもなる、
それなりの報酬を用意さえすれば、と言い放つ経営者は愚か者だろう。
ちなみに若い頃の一時期、マツダのロータリーエンジン車に乗っていたから、
マツダのル・マン24勝利に歓喜した記憶が蘇る。