あの男が、自分に次を考察させようとヒントのような話をしてくる。
「俺の分析、調査によると、日本海の大和海嶺は直下のマントルが膨張気味だ」と言う。
「そんな事にも気付かず、この影響も考えずに次の予測しても無駄だ」、
「だから俺達は判るからこそ、お前には教えているんだ」と。
このタイミングで、きゆうの意味をもう一度尋ねた。
「言っておくが名では無く、衆の事だ」と。
この独特の海底地形ゆえに、大和海嶺は漁業資源の宝庫でもあり、
能登半島の北西方向、若狭湾の北に位置する。