海上自衛隊の現役艦艇の名称から、その命名基準が読み取れる。

全通甲板を持つヘリコプター搭載護衛艦DDHは、旧国名の名称。
全通甲板以外のヘリコプター搭載護衛艦DDHは、山岳名。
イージス護衛艦DDGは、山岳名。
汎用護衛艦DD、DEは、気象、自然現象、河川名。
潜水艦SSは、以前は潮が付く名前だったが、最近は架空の動物。
その他艦艇は、半島、島、海峡、水道等。

ちなみに、赤城は山岳名なのでイージス艦迄にしか使われないだろうが、
先代赤城が殊勲艦であり、その名称が非常に重く使いづらいのだろう。
ならば、初の基準排水量1万トン超えのイージス艦が建造される迄待つか、
複数のヘリを搭載できる超大型イージス護衛艦を建造するかだ。
種別記号DDGHとすれば、巡洋戦艦から航空母艦へ改装された赤城へ繋がる。
名は体を表すのことわざもある。
何の実績も功績も無い先代艦名を安易に大型護衛艦に採用すべきでは無い。
汎用護衛艦の倍以上となる、多額の費用、国民の税金で建造された事を念頭に、
その都度、相応しい名を慎重に選ぶべきである。
同型艦としても、大戦時の先代同型艦から採用する事の無い様にして欲しい。
命名規則、規定に従って防衛大臣が命名するものとされているが、
命名会議に立ち会うであろう防衛大臣も、採用案を提示された時点で、
総理大臣にも意見を伺うべきであり、重要な案件と捉え熟慮すべきだ。
防衛省から提示された案に深く熟慮する事無く、拒否、再考を促す事の出来無い、
国家防衛に関する知識を高めようとしない政治家は防衛大臣には不適格だ。

防衛省上層部による、単なる名前のシリーズコレクションであってはならない。
兵器をモチーフとしたゲームのコレクション感覚とも思えて来る。
他国の軍事関係者は、最新護衛艦の進水時、艦名の由来を調べるだろう。
その名に於いて、最新鋭艦を侮る事は出来ないと思わせる必要もある。
防衛上、軍事的抑止力向上に僅かでも貢献する名を選ぶべきである。