ヨーロッパの古くからの考えで、猫が高所から落ちてもくるりと回転し、
脚から確実に着地できる理由は、9つの魂を持っているからと言われる。
つまり、猫は潜在的にナインセンシズの力を秘めている動物なのだろうか。
しかし、世界広しと言えども、その力を発現させる猫の出現は奇跡に近いだろう。
もし発現すれば、人間の言語、判断、心理を理解し、
物事の先を見通し、最善の判断と行動を取る事が出来るだろう。
しかし、9の魂が全て発現しても9を越える事は無いだろう。
例えるとすれば、モンハンの優秀なオトモアイルーのような存在だろう。
残念ながら、シャム猫かぼちゃはオトモアイルーでは無く、
自分にキッチンしてもらうアイルーだった。

自分の考えではあるが、崇高なる達の場合、
8を越えた時点で9は10と表裏一体なのだろう。
9はダークサイド系であり、それを得て10が可能となるのだろう。
9が10に含まれる理由は、唯一不安定な段階が9であり、
9だけでは8の限界を越える事が出来ず、8.1~8.9に留まり9に至らないのだろう。
つまり、安定化させる為には10までの到達が必須と考える。
だから、8を越える事は非常に困難だと語るのだろう。
第一宇宙速度、第ニ宇宙速度、第三宇宙速度に例えると、
8が第一宇宙速度(地球周回)とすれば、9は第ニ宇宙速度(地球離脱)である。
しかし、太陽系を離脱する為には10の第三宇宙速度が必要で、
第ニ宇宙速度よりも更に莫大なエネルギーを必要とする。
その速度差も大きく、現状のロケット推進では到達不可能なレベルとなる。
スイングバイを何度も繰り返し、物理的な法則で加速する必要がある。
バージョン10とはこのような事を意味するのだろう。
10を越える可能性に言及していたが、そのレベルは天の川銀河を離脱するレベル。
11、12(12が最終段階で限界値と考える)が存在するのならば、
10に対して桁違いの能力となるから神の領域か。
これは、マグニチュードが1つ上がると、エネルギー量が桁違いとなる事と同じ。
ちなみに、計算上の第三宇宙速度以上の離脱速度。
第四宇宙速度(天の川銀河離脱速度は約300km/s)
第五宇宙速度(銀河団離脱速度は約1000km/s)
第六宇宙速度(異次元、異時空へ入る為の宇宙の離脱速度は光速以上)
遠い銀河系から地球に来る事は、距離の問題以前に速度の問題もあり、
何世代にも渡り、移住可能な星を探しながら宇宙を旅するとしても、
300km/s以上の速度が出せなければ所属銀河を周回するだけであり、
銀河団を抜け、別の銀河団に向かう為には1000km/s以上の速度が必要だ。

ところで、今日は何故か覚醒して眠れない夜。