米中経済対立が激化、株式の極端な乱高下、原油、鉄鉱石の需要減への懸念もあり、
仮想通過、金、プラチナ等の貴金属への投資が増えている。
しかし、これもピークと判断されれば多くが利益確保で売りに転じるだろう。
これ以上大きく値を上げる事は無いと思われ、今買えば大きなリスクが伴う。
中国共産党が仮想通過への規制を強化すれば、中国人民が一斉に売りに出す。
そうなれば大暴落するだろう。
中国共産党は、抵抗勢力の活動資金を枯渇したいと考えている。
抵抗勢力は、新自由主義と資本主義に傾倒していると分析しているだろう。
金相場も、中国政府がアメリカとの駆け引きから意図的に売り誘導する可能性もある。
中国人民がマネーゲームに興じる事が、中国共産党に逆風となると考えるだろう。
中国全土に反共産党デモが起きないかを憂慮している筈だ。
指導者達は、人民が裕福になれば、次は自由と権利を求める事を判っている。
むしろ貧困に向かえば、中国共産党の重要性を再認識するだろうと。
ところで、世界中が豊かになれば人々は飽食に向かう。
当然、世界中で農産物は不足し奪い合いとなる。
中国人民が欧米並みのライフスタイルに憧れ、コーヒー依存に向かっている現状であり、
世界のコーヒー豆収穫量減退と、急激な需要増に対し供給側は応じられなくなる。
これを想定し、経済的な貧困国はコーヒー栽培に尽力すべきだが上手く行かない現実もある。
大豆、コーヒー豆等の先物は、長い目で見れば期待できると考えられる。
いずれコーヒーは高価な嗜好品となり、毎日何杯も飲めない時代となるだろう。
大豆も家畜の飼料、食品の原材料としての消費量は莫大である。
それに加えて、世界中の異常気象が供給不足に拍車を掛ける。
世紀末を描くSFには、富裕層が金や宝石、紙幣を大量に抱え安住の地を求めてさまようも、
旅先で出会う人達に有力情報提供、水や食料品との交換の対価として提示するも、
そんな価値の無いモノは要らないと、断られる描写が多く見受けられる。
水すら貴重で、コップ一杯分けてもらう事もままならない。
食料と水を他力本願で自給自足できない者は死あるのみ。
経済発展一辺倒だった国家は、いずれ歪みが修復不能なレベルまで拡大し、
衰退に向かい崩壊するだろう。
農産物の重要性を見つめ直す時代に向かっているのかも知れぬ。
世界の人口が増加し、多くが飽食へと向かう流れには大きな歪が潜んでいる。
中国は、アフリカ大陸を支配下に置き、大西洋側からアメリカに圧力を掛ける野望を持つ。
しかし、アフリカ大陸の過酷な気候、環境に於いて、農産物を大量生産する技術は持たない。
日本ならば、降雨量が少なく砂漠化が進むアフリカでさえも、各分野の先端技術を駆使し、
農産物の大量生産を成功させる可能性は高い。
日本の優位性は、不可能を可能とする知恵と工夫が出来る事なのだから。