中国の外交政策部門の責任者は、アメリカ下院議長の台湾訪問が、
彼女の私的な行動であるとのアメリカ政府の発言に疑いを持っていた。
アメリカ、バイデン大統領も、中国、習近平国家主席との電話会談で、
あくまで彼女の私的な行動として納得させようとした。

中国、王毅外相は、カンボジア、フン・セン首相との会談で、
台湾問題に関するアメリカ当局の行動は偶然では無く、
周到に計画された茶番劇であると述べた。

当初、アメリカ国防総省と大統領府はペロシ議長に対し、
挑発的な訪問を止めるように諭しているジェスチャーをしていた。
いよいよ出発が迫ると、ホワイトハウスは関与していないと突然発表した。
中国政府の見解は、本当に訪問を止めさせたいのならば、
台湾訪問は大統領権限で阻止出来た筈で、出発間際に関与を否定したところで、
予めシナリオが作られ、アメリカ政府とは無関係の私的な旅行で済ませようとした。
しかも、私的な旅行を演じつつ、台湾へ立ち寄る事を直前まで隠していたと。
中国は報復措置として、台湾を取り囲んでの大規模な軍事演習を強行、
弾道ミサイルを多数発射して、民間船舶、航空機の運航に影響を与えた。
この騒動により、中国政府は台湾の経済活動に対する妨害活動を活発化させ、
アジア圏での工業生産と部品調達に支障が出るように仕向けるが、
これも全てはアメリカの安易な行動が原因で、アジア圏を緊張状態に陥れた結果だと。
今後日本も、工業用部品の調達に影響が出る可能性がある。
中国海軍が演習を常態化すれば、民間船舶は大きく迂回航路を取る事となる。

ロシア連邦安全保障理事会、ドミトリー・メドベージェフ副議長は、
アメリカ下院議長ナンシー・ペロシの台湾訪問は悪意のある挑発であり、
自らの責任逃れと腐心したアメリカ当局の暴発行為と述べた。
参考記事:世界はバイデン政権の愚かさに気付くべき