万年筆おやじの備忘録

「猫ぺんクロノRC」における改造大魔王の妄想と暴走の記録

<お知らせ>
ブログ内検索は右の「記事検索」を使って興味の有る文言を検索してみてください。
きっと興味の湧く面白い記事が見つかるかと存じます。ごゆっくりどうぞ。

師匠からご指摘があり・・・「注意喚起」のための情報です。
<<取り扱い注意>>・・・<<危険情報>>・・・<<万年筆破壊>>
このブログで扱っている事例や実験は極度に加工・改造した万年筆で行なうことがあります
その場合無改造の物で同じことを試した場合おそらく壊れてしまうものと考えられます。

マビートット&スワン 14C LF




オノトが好評なので・・・古い英国製の万年筆を紹介しています。

オノトの最大のライバルはコンウエーでもバーナムでもなく・・・。

当然、古い社歴を誇るマビートット&スワン でしかありえませんね!

アメリカで生まれたマビートット社は後にイギリスに移転してきますが・・・。

確かな製品作りには評価が高い会社ですね。

マビートット&スワン 
CIMG6350



















筆記サンプルの右側を書いたのが・・・マビートット&スワン 14C LF

実は、このニブはステノグラフという事であるが・・・えらく硬いニブであります(泣)。

マビートット&スワン 
CIMG6352



















モットルドラバーのLFなので1920年ごろの品物ではなかろうか?

マビートット&スワン 
CIMG6353



















この万年筆最大の特徴は・・・・。

マビートット&スワン 
new_CIMG6358













この、金属上ベロが備わった・・・エンペラーもどきの万年筆。

マビートット&スワン 
new_CIMG6359











ペン芯は普通のペン芯が付いているのでこの上ベロの効果はどうなんでしょうか?

マビートット&スワン 
S20170115_0001



















マイクロスコープのリアルな画像・・・いいね!

マビートット&スワン 
S20170115_0002



















で、このニブはステノグラフと軸に刻印がある万年筆です。

マビートット&スワン 
S20170115_0003



















ステノグラフにしてはかなりの硬さでフレックスには筆圧が必要です。

マビートット&スワン 
S20170115_0005



















ペンポイントの様子です。やっぱり、「ス」が入っています。

マビートット&スワン 
S20170115_0007



















筆記面に「ス」の影響はなさそうですが・・・・。

マビートット&スワン 
S20170115_0009



















キャップクリップの様子です。

さてさて、貫禄のあるスワン型のクリップとエンペラーのような上ベロに正直ビビった方は。
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「更新2 PILOT ヘリテージ91<F> その27



ペン爺の味方」は・・・最近ではいろいろ詰め込みすぎたので・・・。

原点回帰して・・・趣味のペン習字みたいなゆるいものにしたい。

「書順」だけになりましたが、また、しばらく、お付き合いください。

さて、メインの万年筆は本日、12月21日からPILOT ヘリテージ91<F>に変わりました。

CIMG6347



















自分でセレクトした万年筆だから下手な文字は書けないので今日も必死です。
「貨」から「禍」までの6字が今日の課題です。
「過」と「禍」はバランスとりが難しいので正直難かしかった。

お手本

CIMG6349



















手本です・・・良く見比べてください~~。

<<おまけ画像>>

CIMG6354



















英国製のマビートット&スワンの両ベロ式のような万年筆。

古い両ベロとは違う近代的な両ベロ?上ベロはエンペラーのような万年筆にビビった方は。
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WAGNER 表定例会@水道橋 反省会 




昨日の2017年1月14日(土)はWAGNER 表定例会@水道橋でありました。

P1141683



















今回の案内看板はこんな感じであった。

さて、今回のWAGNER 表定例会@水道橋は新年会のようなものになるのだろうと・・・

しかし、ペン芯の件で紙様とすこしもめているので油断は禁物である・・・(笑)。

さてさて、自分の職責は調整士なので調整の報告が中心となります。

① プラチナ センチュリー#3776<SF>

主訴 文字が掠れる→力を入れずに書いても掠れないようにしてほしい。

P1141672



















ご本人曰く右から左に丸を連続して書くと掠れるとのこと・・・。

なるほど!筆圧を抜いてやってみればそういう現象は起こります。

そこで、できるだけ筆記時に万年筆をひねらずに紙に対して平行に移動していただく

ようにアドバイスして、フローをほんの少しアップしておきました。

万年筆は許容の範囲を超えるひねりを与えると当然、掠れてしまいますね。


② プラチナ センチュリー#3776<UEF>

主訴 文字が掠れる→力を入れずに書いても掠れないようにしてほしい。

P1141673



















①の依頼主さんなので・・・同じアドバイスをして捻り注意ということで・・・。

低い筆圧に対処するべくフローを少しアップして書き味調整しておきました。

書き味は<UEF>としては、良い方だと思います。

P1141674



















さて、調整が終わった段階で英国のブラックバードのLFを見せていただいた。
非常に状態の良い物でビンテージの魅力にあふれたものですね。
ニブは珍しいスタブ調のブロードでタテ太、ヨコ細の線が書けます。

P1141675



















ブラックバードはマビートットのもう一つのブランドで、ペン芯、.首軸、胴軸、キャップすべてに

ブラックバードの刻印が入り当時からの製品管理に責任と誇りを感じさせるものなんですね!

P1141676



















もう1本WAHLのエボナイト軸のLF。

P1141677



















カラーエボナイトに目が奪われがちでしたが・・・・・。

P1141678



















な、なんと!18Kってめずらしくないですか・・・!

正直、私は初めて見ました。18Kの横にある楕円の刻印は不鮮明で読み取れませんでしたが

きっと、WAHL社の18Kのメーカーズマークではないかと思っています。

new_P1141671






































きっと、米国内での販売ではなく、フランス輸出向けの物だと想像しております。

珍しいものを見せていただき有難うございました。また、よろしくお願いします。


ここで、神様の勉強会が始まったので・・・そちらに参加しました。

テーマは戦前の「セーラー万年筆」ということで、1911年の創業から始まります。

あまり知らなかった部分として、セーラーさんは真似っこの天才か?

とりあえず、W社のセーフティー、P社のDUO(レッドドット付)、極め付きはWE社の

ドリックのプランジャー・・・すべてのアイデアを吸収していったのであります。

知らなっかった!


<<<ここで、昼食のため退出(笑)。>>>


③ モンブラン #142

主訴 ペン先ザラザラ→細いままで、滑らかに、また、ニブ位置修正 。

何時も珍しい万年筆を見せていただける”Tさん"の依頼品。

P1141679



















1950年代のモンブラン#142ペン芯はフラットフィード、ニブは本来バイカラーであったが

磨いているうちに銀色が取れて金一色になってしまったという物。

元々<M>だったかの太いニブを誰かの調整で<F>相当に細められたもの?

削った工具はどうも粗い番手のリューターのような工具で削ったものと推測される物であった。

国内ではほとんど見かけない特殊な調整方法であると思いました。

もう一つの課題、ニブ位置修正はご本人がペン芯とペン先を本体から一度引き抜いてしまったので

正規の位置へ戻してほしいとのこと。ついでにペン先とソケットの位置関係を水平位置から垂直位置へ

変更しておきました。この位置が正規のソケットの位置関係であります。


④ モンブラン #144 

主訴 インクフローが悪い→<EF>のほそいままでフローを良くしたい。

P1141680



















ペン芯がプラスチック製なので1980年代以降の物なのか?

プラスチックペン芯なので多少は安心して引き抜けました。

カートリッジフィラ―なのでペン芯は前方へ引き抜くしか方法がないので

細いペン芯はいつも恐怖と隣り合わせです・・・(笑)。

無事に調整出来て良かった!

⑤ モンブラン#042
主訴 字幅が少し太い→フローは良いまま細く

あ!モンテローザの画像を撮りわすれました。

ペンポイントは結構大きく立派な物が付いております。
今回は、スリット調整で細字化を狙い、スリットを閉め込みました。
結果、締めすぎて。もう一度微調整、少し戻してみたところ良い塩梅になりました。
大幅に字幅の変更が.希望の場合はペンポイント研削を選択しますが。
ほんの少しという場合はこのような調整で対処しています。

⑥ モンブラン#252

主訴 <OM>なのに細い→OMの太さに。

P1141682



















ペンポイントを見たところ馬尻傾向が強く、特に縦線が太くは書けず変な状態。

引っかかりを気にしすぎたためペンポイントの角々を削り過ぎている状態です。

ペンポイントの接紙面積を増やして、形状も<OM>にふさわしい状態に復活。


⑦ パイロット カスタム・ヘリテージ

主訴 プレラは鉄ペンなのに書き味良好・・・なのに金ペンのカスタムの方が書き味が悪い。

→納得がいかないのでザラツキを取って滑らかにしてほしいい。

あ!画像撮り忘れました。透明軸のカスタム・ヘリテージでニブはシルバートリムの物。

実はこのニブは「ペン爺の味方」の先代の万年筆であり、現役のメイン万年筆でもあります。

パイロット・カスタムの5号の銀色のシルバートリムの物なので素材的に悪かろうはずがないので・・・。

きっと、フローが渋すぎて筆圧があがり、その結果書き味が悪く感じているのかも?

ペンポイント研磨とフロー調整を適切なものにしておきました。

⑧ エボ屋さんの鏡花

主訴 ペン先を細くしてもらったがゴリゴリ感がある→線は細いままで滑らかに。

とっても綺麗なエボ屋さんの青色のカラーエボナイト。キャップの天冠を見てみたら

渦巻6個でつくり方はWATERMANと同じだと思いました。

機構はインク止めなのでかなり趣味に走った万年筆ですね!

ペンポイントを見ると段差を発見!これがぐりぐり感の原因かも?

段差を解消してペンポイントを研磨して良い書き味が復活したものと考えます。

今日の調整は3時頃で終わりでした。

あとは、師匠のここだけのお話・・・・。

その後は、N御大の講義が始まった。

いくつかの興味深いお話がありましたが・・・これでお開きです。


P1141684




















さて、これにて、昨日のWAGNER 表定例会@水道橋 反省会 を終わります。

沢山の調整依頼をいただきありがとうございました。

また、よろしくお願い致します。

さて、あんまり知られていなかった「セーラー」の戦前の製造万年筆に正直ビビった方は。
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「更新2」PILOT ヘリテージ91<F> その26



ペン爺の味方」は・・・最近ではいろいろ詰め込みすぎたので・・・。

原点回帰して・・・趣味のペン習字みたいなゆるいものにしたい。

「書順」だけになりましたが、また、しばらく、お付き合いください。

さて、メインの万年筆は本日、12月21日からPILOT ヘリテージ91<F>に変わりました。

CIMG6315



















自分でセレクトした万年筆だから下手な文字は書けないので今日も必死です。
「架」から「菓」までの6字が今日の課題です。
「家」と「華」はバランスとりが難しいので正直難かしかった。

お手本

CIMG6316



















手本です・・・良く見比べてください~~。

<<おまけ画像>>

P1141671



















新発見?・・・今日の本稿は昨日の定例会の反省会です。

調整依頼された会員さんに見せていただいた珍しいワールの18Kニブに正直ビビった方は。
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WAGNER 表定例会@水道橋  WATERMANのペン芯



本日2017年1月14日(土)は水道橋でWAGNERの表定例会に行ってきました。

画像や、記事はすべて仕込みなので悪しからず(笑)。

S20170111_0012




















実は本来はモットルトラバーの美しさをアピールする予定でしたが・・・。

急に紙様から難題を突き付けられて、焦っております。


あの、ウーターマン型と呼ばれる3本インク溝上に空気溝のペン芯は・・・。
1884年の特許にもとずいて造られたと思っていたけど・・・なんか変?。
1884年の特許の図面のペン芯のインク溝は2本溝で空気溝の位置も違うようです。
おっしゃられるのは、その通りで・・・あの図面のペン芯は見たことはありません。

きっと、神話時代だから残念ながら残っていないか?博物館が秘蔵?
だって、その当時の製造能力はルイス・エドソンが手作業で作っているもんだから
せいぜい、200本ぐらいだったと思います、翌年が400本ぐらいか?
だから、ごく初期には図面通りのペン芯が存在していたのかも?


以前まとめたウオーターマンの初期の沿革を書いてみました。

1884年 第一号 ねじり鉢巻のヘリ付きでプレーンなストレートホルダー
1885? 第二号 大きなヘリ付きのプレーンなストレートホルダー
1886年 第三号 ねじれ模様の胴軸にプレーンなストレートキャップ
      胴軸インプリント WATERMAN'S IDEAL PEN
1890年 ディップペン
1891年 胴軸インプリント WATERMAN'S FOUNTAIN PEN
1892年 テーパーキャップ
1893年 胴軸インプリント WATERMAN’S IDEAL PEN に戻る
1898年 六角軸とケーブルツイスト軸
1899年 コーンキャップ・アイドロッパー
      スプーン・フィードの登場
      胴軸インプリント WATERMAN'S IDEAL FOUNTAIN PEN,N,Y
                 PAT'D FEB,12  &  NOV,4,1884
あれ?ストレートホルダーが出てこないですが一号と二号のヘリ付きの後の出現と考えています。
1903年 グローブ印登場 WATERMAN'S グローブ FOUNTAIN PEN,N,Y
                 PAT'D FEB,12  &  NOV,4,1884,U,S,A
1905年 クリップの登場
1907年 後期グローブ  WATERMAN'S グローブ FOUNTAIN PEN,N.Y
                PAT’D,MAY 23,1899 & AUG,4,1903,U,S,A


きっと、1890年代にはフィッシャーフィードも2本インク溝が3本になりその上に空気溝に変化?。

new_CIMG6330











new_CIMG6328
















残念ながら、・・・私の持っているフィシャーフィードはきっと後期型?の3本インク溝その上に空気溝。

new_CIMG6329





WATERMAN'S IDEAL FOUNTAIN PEN,N,Y
  PAT'D FEB,12  &  NOV,4,1884

軸のパテントは1884年のFEB,12  &  NOV,4を謳います。

ペン芯の構造は10年もすれば進化してしまいパテントの図面とは違う物に進化したのではないか?




CIMG6345



















1899年になるといわゆるスプーンフィードのパテントを取得。

new_CIMG6344










ペン芯の裏にはWATERMANN'S  May.23.1899 と刻印があり図面通り。

new_CIMG6343








ほら、インク溝は2本でその上に空気溝の図面通りのペン芯が存在。


new_CIMG6338




軸刻印は見にくいですが・・・・・。

WATERMAN'S グローブ FOUNTAIN PEN,N,Y
PAT'D FEB,12  &  NOV,4,1884,U,S,A

CIMG6346



















1903年にはこのようなパテントを取得します。

new_CIMG6341













パテントは相変わらず2本インク溝ですが、現物は3本インク溝です。

new_CIMG6335




軸刻印は・・・・。

 WATERMAN'S グローブ FOUNTAIN PEN,N.Y
 PAT’D,MAY 23,1899 & AUG,4,1903,U,S,A

この時代には1884年のぺテントには触れず、1899年と1903年のパテントのみに言及。

だから、伝説や通説には多少の誤りはありますが後のたくさん流通した3本インク溝その上に空気溝は

ウオーターマン式ペン芯といってもさしつかいないと思います。

さてさて、あまり頻繁にはお目に掛れない古いWATERMANのペン芯に正直ビビった方は。
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