
「水曜どうでしょう」が好きなわたしのために、行き当たりばったりの
旅を企画してくれた?と思ったのは、大きな間違いだった。
連れていってくれたのは、わたしが大好きな場所。
見覚えのあるところに着いた瞬間、今回の旅はすべてがきっちりと計画
されたものなのだなぁということに改めて気がついて、わたしはそれだけで
嬉しくてたまらなくなった。
遠い昔、ジョン・レノンも滞在したことがあるというその部屋は、
佇まいがとても静かで、時代を経ても色あせない美しさを秘めた
とにかく素敵な素敵なところだった。
目にするもの、口にするもの、全てがあたたかくて、この日を
プレゼントしてくれた大事な人に、心からありがとう、と思った。
そんな30歳のはじまり。
きっと楽しいことがまだまだたくさん起こりそうな、そんな予感がしている。




