2006年03月24日

紹介>日立電鉄

 日立電鉄です。全線歩いてます。
 茨城県は常北太田から大甕(おおみか)を経て鮎川までの18.1キロを結んでいました。1928年から1947年にかけて順次開業。2005年3月いっぱいで廃止になりました。
 もともとは魑魅魍魎なあちこちから寄せ集めた旧型電車がいっぱいいましたが、その時代には訪問していません。「鉄道のある風景」には、その時代のものは廃車体をいくつか見てまわった程度しか資料がありません。その後、営団地下鉄銀座線流れの車体に日比谷線流れの足回りを組み合わせた車輌の大量導入が行われ、雰囲気が一変。また、駅も無人化に伴い古い駅舎の多くは取り壊されてしまっていました。

 県都水戸の周辺路線ではありましたが、なんか不思議なルートというか、あんまし一般的な動線ではないルートを通っていたというあたりが不運だったんでしょうか。日立市を中心として見ればわからないでもないルートだったのですが、そしたらこんどは日立駅までは届いていないのがネックで。
 訪問しはじめた頃にはかなり存続に積極的な展開であり、区間列車の投入なども伴うフリケンシーサービスの充実などの施策をはかっていましたが、末期にはもう完全に諦めてる感じでした。まあ、不便にすることで廃止ショックをやわらげようという政策だったんでしょうねえ。いちおう引継ぎ会社として手をあげた会社もあったんですけど、行政側に見事なくらい全くやる気がなく、その申し出は実りませんでした(財務資料を請求されて「ありません」と答えたらしい。それが引継ぎ会社を公募する側のやることか)。

 歩いたのは、最初は1999年で、廃止の話は全く出ておらずまだ積極策を取っていた頃ですね。その後、廃止の話が出てから、いちおう全線を歩いておこうと思い断続的に行きましたが、全線歩きが終了したのは廃止の10日前でした。
 まあ、それなりに沿線風景の記録としてはまとまっているんじゃないだろうかと。


日立電鉄> 大甕駅に停車中の旧塗装編成3025+3023
日立電鉄・車輌

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今年3月末、77年の歴史を閉じた茨城県の日立電鉄。 その廃止を惜しんで車輌を購入する「剛の者」がいる。 日立市の鉄道模型の専門店「電車くん」の経営者、大内裕司さんがその人。 10月に同店を開業したばかりだが、日立電鉄の歴史を残すべく車輌購入を決意。 店舗....
日立電鉄、旧車両保存へ【厄年ぶろぐ】at 2006年03月24日 23:06
もうすぐ廃止になっちゃいますね、日立電鉄。 昨年の夏に訪れた時はまだまだ静かでし...
日立電鉄【東京西郊日誌】at 2006年03月29日 20:49
 そういうわけでWinDIAを久々に動かしたら、なんか大昔に作ったものが出てきた(出てきたわけではない。ずっとそこにあったのだが)。その中からひとつ出してみる。日立電鉄1998年12月8日改正。  日立電鉄、2005年に廃線になっちゃいました。おれが最初に行ったのは1999...
WinDIA>日立電鉄・1998年12月8日改正【鉄道のある風景weblog】at 2006年07月12日 23:25
 なんかこう、ものすごく焦点が定まってない項目なんですよねえ。ま、実は半分くらいが常陸太田の市街地の写真だったりするんですが、それ以外はばらんばらん。日立電鉄沿線を歩きながらぽつぽつ撮った写真があるんだけどまとめようがなくて「風景:日立電鉄沿線」なんてい....
紹介>風景:日立電鉄沿線【鉄道のある風景weblog】at 2006年09月15日 21:26

この記事へのコメント
 現地からの情報。
 しばらく留置されていた車輌群ですが、ついに全部重機の餌食となってしまったようです。最終期車輌のうち保存されたのは模型屋さんが買い取った旧色の一輌のみということになってしまいました。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年07月19日 01:21
 
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