2006年04月01日

紹介>高松琴平電鉄・志度線

 高松琴平電鉄の3路線のうちのひとつ、志度線です。
 1911年から1913年にかけて順次開業。当初は東讃電気軌道という会社でした(1943年に戦時統合で高松琴平電鉄に)。瓦町と琴電志度を結ぶ12.5キロ。

 四国に仕事でいった時に一日半ほど時間を作って訪問。というか、相手方の事情で2件の用事の間に一日半ほど空いてしまったのですなあ。二度出かけるよりは泊まる方が安いということで空き日程を使って訪問。高松琴平電鉄って思ってた以上に巨大な私鉄でございまして、3線を回ろうなんぞと欲張った結果、ゆっくり休日のはずだったのがなんかえらいハードな休日になってしまいました。はぁ。
 志度線は最初にまわったところなので、まだ元気はつらつ。さすがにそのスケジュールでは「歩こう」って気にはなれませんで、一日乗車券を使いつつ気になった駅で降車し、気が向いたら歩くという感じでした。しかしなんだ、12.5キロなら歩いても3時間ちょいだったんだな。
 そういうわけで、あまり丁寧には撮影できていません。

 志度も高松も港町であり、基本的には海沿いの路線なんですけど、八栗山や屋島があるため、沿線風景はけっこうヴァリエーションに富んでいます。海辺を走ってるのは原〜房前のあたり。そこからは内陸にはいってしばらくのどかな風景を走り、高松近辺では市街地の中を抜けるという感じ。とりあえず3線をまわることを優先してしまいましたが、まあ、もうちょっとのんびり回りたかったなあ。また車輌は、旧車もいるのですが、それは朝夕の造結用であり、あまり走行しているところは見ることができませんでした。ここらへんはしょうがないです。
 えー、四国はほとんど行ったことがないところだったし、高松琴平電鉄もはじめてでしたので、路線のせいなのか場所のせいなのかはわかりませんが、いろいろと見慣れた風景とは違うところがありました。もっともっと時間が欲しくはあったものの、楽しい訪問ではありました。


高松琴平電鉄・志度線> 房前〜塩屋の海岸沿い

・関連
 <高松琴平電鉄・長尾線
 <高松琴平電鉄・琴平線
 <コトちゃん> 高松琴平電鉄のアイドルキャラクター

 <屋島ケーブル

 おまけ。沿線でかなり規模の大きな木造建築物の廃墟を発見。なにやら地元では心霊スポット(笑)としても有名な病院跡だそうですが、なかなかいい感じの建物でした。



 おまけのおまけ。
 徳島で、翌日の琴電訪問に備えて購入した本。2003年の出版であり、その後退役した車輌もあってすでにデータはだいぶ古くなっているようですが、過去を懐かしむという意味も含めて考えればまだまだ役立つかと。


琴電−古典電車の楽園―讃岐に生きる大正浪漫のオールドタイマー

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この琴電屋島駅は、高松琴平電気鉄道志度線のほぼ中間の駅になり、無人駅です。先日の旧型電車まつりの時にこの志度線にも旧型車輌が走っていたので駅撮りできればラッキーかなと思っ
琴電屋島駅【Novelty Weblog】at 2006年04月02日 18:10
 高松琴平電鉄の路線のひとつ、琴平線です。  1926年から1927年にかけて瓦町〜琴電琴平間の全線が開通(現在は直通運転をしている高松築港〜瓦町の築港線は1948年に開通)。高松築港〜琴電琴平は32.9キロ。  四国に用事があったときに既出の琴電の他2路線(志度線・長...
紹介>高松琴平電鉄琴平線【鉄道のある風景weblog】at 2006年09月22日 01:03

この記事へのコメント
はじめまして。
TBありがとうございました。
自分は昨年の旧型まつりの時に初めて琴電を訪れましたが、時間の関係で長尾線へ行けず、志度線も琴電屋島までしか行けませんでしたので、次回訪れる時は志度線も終点まで行ってみたいと思っています。

そして、遅ればせながらこちらへのTBを承認させていただきましたので、ご確認よろしくお願い致します。

今後ともよろしくお願い致します。
Posted by BYRD at 2006年04月02日 18:17
 BYRDさんいらっしゃいませ。今後ともよろしくお願いします。

 いやあ、琴電はどういうところなのかよくわかっていないままなんとなく出向いただけだったんですよ。いや〜、予想外に巨大な私鉄で。おれも「まわりきれねーよ・・・」というためいきをつきました。なので、ひととおり回りはしたもののだいぶ見落としがあります。
 長尾線は、沿線もなかなか面白かったです。アーケードを持つ商店街が2つみつかっていますし。そのあたりもまたおいおい。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年04月02日 20:56
 
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