2006年04月15日

紹介>公衆電話・電話ボックス

 街のアクセサリ、公衆電話と電話ボックスです。

 丹頂型と呼ばれるやつの写真は持っておりませんで(クリーム色をしていて頭部が赤いプラスチックになってるやつですね)、どこかに生き残っていないかなあと思ってました。思っていてふと気づいたら、その次に出てきたアルミフレームの折り戸のやつすら減ってきていることに気づき、それどころか公衆電話そのものが携帯電話の影響を受けて激減しはじめてしまって。だいたい、いつでも仕事先のやつとかにつかまってしまうという理由で10年以上も携帯電話から逃げ回ってたおれですら持ってる時代になっちゃったわけだからなあ。

 公衆電話や電話ボックスそのものはまぁ、それほどヴァリエーションがあるわけではないわけですが(いや、ま、観光地とかの特徴ある電話ボックスについては、それなりにヴァリエーションはあるんですけどね)、こんだけ減ってくるとそういう「パーツとしての資料」だけがあってもしょうがないだろうという感じがしてきちゃいます。つまり、どういうところに電話ボックスや公衆電話が存在していたのかという資料になるような写真を残しておかないと、って感じかな。
 実のところ、16136枚時代に作った一枚目のディスクには「公衆電話・電話ボックス」という区分はありませんでした。その後、そう考えるようになりまして、既存写真からそれらが写っているものを抜き出して、区分を新設しました。現在では、気が向いたら撮っておいて付け加えるようにしています(このあたりは、もしも2枚目のディスクが出せるようならば、1枚目の写真を取り込んでまとめて扱えるようなデータファイルを添付することで解決するつもりです)。
 同じ場所で撮った写真を見比べると、確かに電話ボックスの数が減っているというような変化がわかるものがあります。たとえばこれ(2台以上)これ(1台に減少、だと思う)。「最近、公衆電話なくなったなあ」というのは、印象だけじゃなくて実際減っているということのようだった。まあ、そんなもんはNTTのリリース類を見ればわかることではあるけれど。

 赤電話とかピンク電話とかも、見かけたら撮っておこうと思っているのですけど、現存してるものがどのくらいあるんだろうか。ちょっと気づくのが遅かったかもしんない。


公衆電話・電話ボックス

 なお、細かなこと。
 雪が降らないところの電話ボックスは、そのほとんどが陸屋根(平たい屋根)になってます。対して積雪地では、雪を落とすためなのでしょう、屋根に傾斜がつけられています。片流れのものやとんがり帽子のものなどのヴァリエーションがありますが。
 ときどき温暖地でもとんがり帽子つきの電話ボックスがあったりしますが、こういうのは部品をどこから調達してくるんでしょうかね?(別に無駄だとかあかんとかいうつもりはない)

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この記事へのコメント
続けて2回のトラックバック有難うございます。
(まとめて1回のレスですみません。)
クリーム色の電話ボックスは丹頂型と言うんですか。懐かしいですがさすがにもう見ませんねェ。
最近ほんとに電話ボックスが少なくなっていますね。
Posted by ふなくち at 2006年04月15日 02:06
 ふなくちさんいらっしゃいませ。TBダブってしまっていたら申しわけない、最近LivedoorBlogは調子悪くて(と思ってチェックしたら、変電所の方がほんとにダブっていた。ほんとすみません(=^_^;=))。
 たぶんレトロを売りにしてるテーマパークとかにいけば丹頂型もあるんでしょうけど、そういうのを撮ってもなあ、みたいな。どこかに忘れ去られたようにして存在している丹頂型、残っていませんかねえ・・・。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年04月15日 02:16
猫が好き♪さん、こんばんわ。Kai-Wai散策のmasaと申します。先日来、トラックバックを頂きまして、ありがとうございます。また、お礼に参りますのが送れ、大変失礼いたしました。
僕のブログは資料にはなりそうもない写真ばかりで、とても、これだけ膨大な写真によるデータベースを構築なさっていらっしゃる方からトラックバックいただけるようなものではありませんが、これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。
Posted by masa at 2006年04月15日 05:05
猫が好き♪さん、こちらにかきこみするのは、はじめましてかも!

昔の公衆電話、σ(^^)も見るとなつかしさから撮ってしまいますよ。↓のものは、とある温泉旅館で見かけたものです。そこは、携帯のアンテナも立たないため、やっぱり外部との連絡を取るには公衆電話は欠かせないためかと。電話ボックスもそういうところにあるかもしれないですね。例えば人里離れた無人駅の前とか。

http://park3.wakwak.com/~mominoki/cgi-bin/album/album.cgi?mode=detail&no=10
Posted by なみなみ at 2006年04月15日 11:23
 あ、masaさんこちらでははじめまして。
 とはいえ、うちんちは基本的に「広く浅く」でしかありませんから。Kai-Wai散策blogは場所を発見するセンスが面白いなあと思って拝見しています。たとえば先日の新宿区荒木町のやつ、荒木町ってどこなんだろうと思って調べてしまいました。そしたら以前にしばらく仕事をしてた会社のそばだったり。ああいう場所があることに、おれは気づいていなかったのだなあ、ううむそれはまずいなあ、なんて。
 こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年04月15日 14:56
 なみなみさんいらっしゃいませ。
 なんかこう最近、携帯電話のキャリアは各社、日本全国とにかく通話可能地域として塗りつぶすことに血道をあげているような気がしてならない今日このごろです。雪山で遭難して携帯電話で救助要請をした、なんて話もあったような。どうなっちゃってるんだろうと思いますけどねえ。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年04月15日 15:00
丹頂型のボックス、気になって調べてみたらこんなの出てきました。
 ttp://e924.hp.infoseek.co.jp/town/post01.html
 復刻じゃなくて現物であれば貴重なものだと思います。黄電話、青電話なんかもほぼ絶滅ですよね。
Posted by ジモティ at 2007年01月09日 01:27
 ジモティさんどうも!
 おお、こんなもんが残っていますか。横田基地沿いの16号線、というだけだとまだけっこう絞込みがむずかしいですが、んでもまあ距離にすりゃせいぜい数キロですね(滑走路が4000メートルくらいですし)。
 あのあたりは米軍ハウスなどもそろそろ絶滅の危機に直面しているはずで、一度行かなければなあと思ってはいたのですが。近々に八高線とからめて出動を考えてみたいと思います。
Posted by 猫が好き♪ at 2007年01月09日 21:37
 
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