2006年09月28日

紹介>銚子電鉄

 千葉県のミニ私鉄、銚子電鉄です。

 銚子電鉄は、銚子駅と外川駅を結ぶ6.4キロのミニ私鉄。1913年に観光目的で開業した銚子遊覧鉄道(銚子〜犬吠)がベースとなっているが、当該鉄道は1917年には廃線となっており、1923年に仕切り直して別会社が建てられ再開通した。再開通にあたり、外川まで延長されています。

 ガキんちょの頃に少なくとも一回は乗ってます。が、そのときには写真は撮ってません。2軸単車の客車が外川駅の側線に止まっていたような気がするけど、気のせいかもしれません。
 その後は長い間縁が切れまして。バイクツーリングで銚子方面に行ったことは幾度もありましたけれど、その頃は写真はお休みしていたもので、やっぱり写真がありません。初日の出を見に行ってあの強烈な道路の渋滞を目の当たりにしてめまいがくらくらしたこともあったっけなあ。いや、そりゃもうすごいんですぜ、犬吠埼方面はもう車でいっぱいで、これ以上車を入れないための封鎖線として銚子電鉄の線路が使われてましてね、踏切という踏切に警察官が立ってるんだもん。

 再訪したのは1999年になってからで、確かイルカウォッチングに誘われていくことにしたのではなかったかと思う。

 ネタ違いにはなるが、せっかくだからイルカウォッチングの紹介もしとく。
 イルカウォッチングは、外川漁港にある銚子海洋研究所というところがはじめたもの。銚子駅ではイルカが出迎えてくれますし、銚子電鉄の車内には中吊り広告があります。ついでに犬吠埼のお店にはイルカウォッチングというお菓子も並んでおります。
 最初に行った頃は漁船を借り上げてやっていました。これはまあ、特にトイレが仮設であるほか、雨避けはあるけど密閉キャビンじゃなくて冬季には寒さが厳しいという問題がありました。その後、都会モンに迎合した新造船(=^_^;=)を就航させていて、まあフツーのデートコースないし家族レジャーとしても使えるものになりました。それがいいことかどうか、おれの判断ではビミョーですけど。
 んで、どの程度見れるかですけど、研究所の説明では「遭遇率85%」とのこと。んで、は見られます。サンプルはCANON/EF75-300ISでお手軽に撮ったもので、実は枚数も10枚くらいしか撮ってません。そんくらいしか撮ってなくてこうですからね、「野生動物ウォッチング」としては異例のパフォーマンスと言えましょう。ま、それが良いことかどうかは、おれの判断ではビミョーですけど。

 んで、そのときに久々に銚子電鉄に乗り、それ以降、もう一回イルカウォッチングとあわせわざ、銚子電鉄のみを目的に2回か3回、訪問してます。

 では本題の銚子電鉄。


銚子電鉄> 外川駅と1001 [direct]

 え〜。設備は、基本的にかなりボロいです。いまどき冷房化率0%というのもすごいです(笑)。とはいえ、電車の塗装は妙に派手なもので、なんか「厚化粧」というイメージ。駅舎も、停留所レベルのものは置いといて、風情のある古い駅舎は外川駅だけですね(詳細後述)。なんつうか、一時期観光目的での中途半端なリニューアルが行われたのが諸悪の根源ですわね。
 というわけで、「昭和の風景に会える」みたいな要素はないです。ただ、そこはかとないわびしさみたいなものを感じることはできましょう(ホメてねーな(=^_^;=))。

 んじゃ、もろもろ。ここ数年行ってませんので状況が変わっていたらごめんなさいですが。

・駅舎
 ある程度の規模で古い駅舎というと、外川駅笠上黒生駅あたりか。あまり駅舎っぽくはないような気がしますが、海鹿島もまあまあでした。あ、あと仲之町駅もあったか。ここはしかし濡れ煎餅の箱が積んであってあまり駅としては機能していないような(=^_^;=)。
 対極のいかにも観光地な駅は、銚子駅観音駅犬吠駅あたり。停留所クラスでも、君ヶ浜駅という謎の観光地駅があります。

・車輌
 メインに使われているのが、元営団銀座線の1000型と元伊予鉄道の800型700型も使われているんじゃないかと思いますが、おれは走ってるのを見た記憶がありません。元鶴見臨港の300型はもう客扱いはしないようです。
 他にオープン客車の澪尽し号、銚子電鉄の顔みたいになってるアルゲマイネの超小型電気機関車デキ3があります。
 それから、笠上黒生駅に100型が放置プレイ中。状態はきわめて悪いんですが、こいつの台車は雨宮板台枠の骨董品なんですよねえ。

・設備類
 架線設備が、釣架線を持たないトロリー線のみのものです。木製架線柱もあるし、トロリー線の吊り具もなかなか古典的なものです。
 また、ちょっと前まで腕木式信号機が使われてもいました。その痕跡が残っていたりもしますね。観光鉄道なんだから色灯式になんかしないで腕木式で粘ればよかったのに、と思いますが。

・副業
 副業でも有名です。濡れ煎餅は、銚子電鉄からブームになったものだと思う。それ以前は、煎餅はぱりぱりしたものでしんなりした煎餅なんか見向きもされていなかったような。あちこちに発送・販売もしておりまして、そのおかげで仲之町駅の待合室はこんなことになってたりします。ラムネやビールも売ってます。まあ、そのくらいはあたりまえっちゃああたりまえだけど。観音駅では、たいやき・たこやきも売ってますね。観音駅なんてなあ、駅前に出ている駅名票がたいやきに占拠されててこうなんですもん(=^_^;=)。

 まあなんだ。銚子ってのは派手な観光地ではないにせよ、東京日帰り圏内だし、古くから利根川水運で栄えた町でもありますし、現在でも日本有数の漁港だったりもしますし、それなりに見所はいろいろあるところです。あんまし鉄分を濃密にしないでのんびり散策したりってのも楽しい。
 いやあ、逆にまあそういうわけで、おれ的にはなんかあまり鉄的気合がはいらないところになっちゃってたりもするわけですが(=^_^;=)。

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千葉県銚子市/JR総武本線・成田線・銚子電鉄≫次は仲ノ町駅 総武本線の終点、銚子駅 駅前にはロータリーと 大通りがある 改札を通って ホームへ ホームは1〜3番線。1番線で特急しおさい 東京行きが出発を待っている 2、3番線ホームの先には、銚子電鉄の乗車口...
銚子駅【駅は世界】at 2006年09月28日 01:18
 友人より電話あり。このあいだの嵐で鹿島灘に座礁した船が何隻かある、せっかくなので見に行こうぜ、という誘い。車を出してくれるという。んで、話に乗る。いやあ、別にこう他人の不幸は蜜の味って感じなわけじゃないんですが、いちおうこの手の有りネガもおさえておきた....
本日のお散歩>成田線と難破船【鉄道のある風景weblog】at 2006年11月13日 00:38
 つい先日紹介したばっかしだったよーな気がする銚子電鉄なんですが、なんかややこしいことになっているようです。要は「金がない、助けてくれ」ということなんですが。詳しくは以下をご覧下さい。 ・銚子電鉄公式ページ  「電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってくだ....
ぬれ煎餅を買おう!〜銚子電鉄へ緊急支援の呼びかけ【鉄道のある風景weblog】at 2006年11月19日 23:18
 今回の更新ネタは3件で、かなり性格が違うんでそれぞれ紹介。第一弾は銚子電鉄沿線観光案内でイルカウォッチング。やっぱ銚子そのものが元気になるのが一番だろうと思うんで。銚子電鉄の終点・外川駅から坂を下ると外川漁港、そこからイルカウォッチングの船が出ています。...
更新>銚子電鉄観光案内・外川のイルカウォッチング【鉄道のある風景weblog】at 2006年12月02日 00:45

この記事へのコメント
こんばんわ、半分通りすがりのようなものです。

700系ですが、去年行ったとき
思いっきり通常運用についていましたよ。

車内は恐ろしくボロボロ。
窓枠は腐って落ちそうになっていましたorz

100系はもっとひどく、ニセスチール?の車体が
どんどん腐って既に4分の1ほど
崩れていたような・・・
脇の扉なんかも落ちていましたね
Posted by みらがし at 2006年09月28日 21:24
 みらがしさん、最近の様子どうもありがとうございます。
 700は、けっこうまとまったスタイルをしているのでぜひ走ってるのを見たいのですが、まだ・・・という感じで。まあ初日の出とかの日に出かければいいんでしょうけどねえ(=^_^;=)。
 101は崩落しはじめちゃいましたか。あ〜あ。まあ、車体の方はもう無理だなとは思っていたんですが、台車は由緒正しいしろものなので、いっしょくたにまとめて屑鉄にしちゃうというのは避けてほしいなあと。雨宮板台枠なんてもう数えるほどしか現存していないのですし。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年09月29日 01:42
6〜7年前は、ぬれ煎って、誰かのお土産とか、
おせんべい屋さんでみかける程度だったんですけど、
職場の最寄り駅(JR某駅)のKIOSKに「銚電のぬれ煎」って売っていたんですよ。
「辛口」と「甘口」と2種類ありました。
試しに一度買ってみたら美味しかったので、
その後何度か買っていたんですけど、ある時、
スーパーで売っている事に気がついて、こんなところまで
「銚電のぬれ煎」って進出しているのだ・・・って、
驚いた覚えがありますよ。
Posted by わら ☆ at 2006年09月30日 20:23
 いやあ。銚子電鉄は、なんか売上高だか儲けだかでも、運賃より濡れ煎餅の方が大きいらしいですから。あそこは鉄道会社が副業で濡れ煎餅を作ってるわけじゃなくて、濡れ煎餅屋が副業で鉄道やってるらしいですから。
 ・・・ある意味、なんか究極の楽しい職場のような気もしてきたり(おい)。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年10月01日 01:59
TBありがとうございます。

環境の時代です。鉄道を残すことは大切だと感じております。この運動をネットで広めたいですね。
Posted by TSK at 2006年11月20日 19:26
TBありがとうございます。

濡れ煎餅でどこまで救えるのか、単価が低く疑問もありますが、みんなで買えば何とかなりそうな気もしますので、ドンドン買いましょう!
Posted by ちろ at 2006年11月20日 20:50
 TSKさんちろさんどうもです。
 あいや〜、今日テレビ朝日が夕方のニュースで扱ったらしいんですよ。で、なんか仲ノ町駅の注文受け付け電話がお亡くなりになっているとか、Webがやたら重いとか。昨日から今日にかけてオンラインショップの注文番号が1000進んでるとか。
 社員の家族や近所のひとまでかき集めて増産体制にはいっているらしいのだけど、だいじょうぶなのかな。社員のみなさん無理はしないでね(=^_^;=)。
 だからどうすりゃいいのかはよくわからないんですけどねえ。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年11月20日 22:41
TBありがとうございました。

銚子電鉄が厳しいとは知りませんでした。
私は地元千葉ですので、是非存続させたいですね。

先日、新京成のイベントで銚子電鉄の濡れ煎餅が打っていましたね。

Posted by kazewoukete at 2006年11月20日 23:46
 kazewouketeさんいらっしゃいませ。
 とりあえずまあ、銚子電鉄を扱っているblogのみなさんに状況をお知らせしておこうと思いまして。いやあ、実はつい先週銚子には行ってきたんですが(=^_^;=)、タッチの差でこのアナウンスを知りませんでした。701という車輌がいつもとは違う場所にいたので「どうしたんだろう」と思っていたのですが、こういうことだったとは。
 まあ、銚子電鉄の濡れ煎餅はわりとあちこちで売っていますし(銚子電鉄製じゃないのものあるわけですが)、見かけたら買うとかいうのはわりとやりやすい支援策です。「通販もあるでよ」とかいうのは、なんか上記のような状況で、あんまし大声でふれて回らないほうがいいのかなあ、みたいなことになっちゃってますけど(=^_^;=)。
Posted by 猫が好き♪ at 2006年11月21日 00:19
 
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