2011年12月12日

お散歩>お召し列車用編成E655の迎撃に行く。

 えー。お召し列車用編成のE655が団体専用臨時(団臨)で走るっていうんで、迎撃に行ってきました。

 当初は取手〜藤代の間の踏切で撮るつもりでいたんですが、タッチの差で乗るつもりだった列車を取り逃がし、取手駅から歩くと踏切に到着する前にE655に行かれてしまう可能性が出てきまして。しょーがないんで「陽のあたりが微妙なんだよなー」とか普段は考えもしないようなことで悩みつつ(=^_^;=)、藤代駅での駅撮りに変更。

 なんで陽のあたりなんかを気にしたのかっつーと、なんかコレ、露出がえらいむずかしい車輌だという噂は聞いていたせい。しかしどんなふーに露出が難しいのか事前にはよくわかってません。あんましわかろうという意欲もなかったし。んでもまあなんだ、写真の原理から考えても「ダイナミックレンジの上と下との間におさまっていれば後処理でどうにでもなるはず」なわけで、まあそういう姿勢ってのも写真をナメてかかっていると言われたら申し訳ございませんとあやまるしかないんすけど(でも口先だけ。反省はしない)、とりあえずためし撮りをして上と下を見てみる。そういえば藤代駅構内で写真を撮るのってはじめてだなぁ。

nd206996 - 2011/12/10 10:56
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
上りホームの上野側端から上野方面を望む。
 
 で、普通に上も下も、わりと狭いD200のダイナミックレンジにおさまることが確認できたので、露出違いモードは解除して、絞りもシャッタースピードも固定で枚数を稼ぐことに。今回は、通過する一瞬勝負なんで、ダイナミックレンジは広いけれども連写性能に劣る常用機のS3Proは出さない(笑)。
 そうこうしているうちにやってきました。
 
nd207001 - 2011/12/10 10:58
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
団体専用臨時列車(団臨)として運転されたお召し列車用編成E655。先頭はクモロE654-101。
nd207021 - 2011/12/10 10:58
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
同上。
nd207028 - 2011/12/10 10:58
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
同上。
nd207034 - 2011/12/10 10:58
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
同上。
nd207035 - 2011/12/10 10:58
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
団体専用臨時列車(団臨)として運転されたお召し列車用編成E655。末尾はクロE654-101。
nd207037 - 2011/12/10 10:58
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
同上。
nd207046 - 2011/12/10 10:58
JR東日本 - East Japan Railway
常磐線 - 藤代駅(茨城県取手市宮和田)
同上。
 
 はー。そういうことね。
 なんていうかこう、要するに「ぴっかぴっかに磨き上げられているため、反射がきつくて、どう撮ればいいかわからない」っていうシロモノだっていうことらしかった。まあ光りものって撮るのむずかしいし、しかもコレってばでかい上に動いているからどう反射が来るかわかんないし。現実問題、写真を見ても「で、結局何色だったの?」って感じだし(=^_^;=)。
 でもまあ、後処理のせいもあって、なんとなく「こんな感じ」てのはわかるレベルにおさまったんじゃなかろうかと。

 しかしなんだ。今回はお召し車輌を抜いた5輌の短い編成だったせいもあるんだろうか、音は静かだし、艶はあるものの基本線地味な色合いだし、なんかえらい存在感のない列車だなあというのが実感で。
 んで、なんか手はないかとか思ったのよね。で、「君が代のミュージックフォーンを鳴らして走る」とかってのを思いついたんですけど、君が代をミュージックフォーンにヘッドアレンジしてみたらなんか珍走団(暴走族のことです)にしかなんなくてさ(=^_^;=)。いやあ、君が代をミュージックフォーンにアレンジすると珍走団になる(珍走団にしかならない)って、けっこう新鮮な驚きがありました(=^_^;=)。まあ別にお召し列車って存在感をまき散らかして走る必要があるもんでもないし、これはこれでいっか、というあたりがとりあえずの結論。

 さて、と。おれ、基本線としては明治時代以降の天皇がクローズアップされてきた時代には好感を持ってない。天皇制に実用性を求めるなんて粋じゃないでしょ、って感じなわけ。だもんだからお召し列車ってのもどうでもいい感じなんですけど、それはとにかく。いやあ、そんなおれにとってみても、こないだまでのお召し列車ってあったじゃないですか20系客車をベースとしたお召し専用車輌をはさんだ客車編成、しょーじき、あれは理解を絶するしろものだったんすよね。
 お召し列車って「天皇の移動のために使われる列車」という位置づけから、どっちかっつーと「諸外国の元首などのうち鉄ヲタ傾向を持つやつが来日したときに接待用に走らせる列車」という位置づけに変わってきていたではありませんか。そしたらそれなりの車輌でないとあかんという気がしてたわけですよ。それが旧客(旧型客車)であってもそれはいっこうにかまわないんだけど、旧客なら旧客で「贅を尽くした旧客」であるべきだと思うし、編成美とかってのも大事でしょう。ところが旧お召し列車って、骨董品ではあるかもしれないけど、どう考えても美的ではない寄せ集め編成で、「これが日本を代表する国家元首用の専用車輌です」って言われても「・・・しょぼい」としか言いようがない感じでなあ。
 んで新しいお召し列車を作るとかいうから、どう振るのかなあ、というあたりには興味があった。技術立国日本!とか叫びながら未来志向で突っ走るっていう手もあるだろうし、エキゾチックジャパン狙いで伝統芸能系でいくという手もあるだろうし、どういくつもりなのかなーと。雑誌なんかで見た限りでは、この新お召し列車って前者狙いっぽいような気がしてた。
 ところがまあ、案外、後者の要素も強いものだった。そして、それなりにいいバランスでまとめたかな、という感じ。

 とまあ、そんな感想を抱いた、E655の迎撃だったのでございます。



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この記事へのコメント
どうも。
あの列車、交直両用だったんですね、って今時珍しくないのでしょうか?
Posted by 仕事中の at 2011年12月24日 13:05
 仕事中の さんどうもです。
 交直両用車は、技術的にはもうしごく当たり前のものになっていますが、場所によっては珍しいかもしれません。たとえば静岡だと交流区間が近所にありませから直流車ばっかしだし、北海道だと逆に近所には直流区間がありませんから交流車ばっかしとなります。
 この新お召し列車ですけど、「どこでも走れるように」ということを念頭に置いて作られたため、交直両用はまあ当然として、ディーゼル機関まで搭載しているあたりがなんともで。ディーゼル機関で自走はできませんが(機関車で引っ張ります)、サービス電源用にディーゼル発電機を搭載しているんですね。さらに架線が低い区間にもはいれるようにということでパンタグラフの取り付け位置を下げてあるとか、わりとわけわかんない仕様になっていて、面白いです。
Posted by 猫が好き♪ at 2011年12月25日 19:19
技術的には当たり前、場所によっては珍しい、というのが面白いですね。さらに、発電機とパンタグラフまで。ありがとうございました。
Posted by 仕事中の at 2012年01月09日 11:11
 場所によって珍しいというと、鉄道がらみだと、路面電車なんかも今となってはそんな感じではないだろうかと思います。
 路面電車がある場所のドライバーはある程度は路面電車との付き合い方を知っていますが、そうじゃないところのドライバーはぜんぜん知らない、みたいな文化的な差を感じることがあります。また、注目してみているせいかもしれませんが、路面電車がある場所でも、付き合い方の文化って違いますね。やたらぞんさいなところもあれば、それなりに共存共栄がちゃんと成立しているところもあり、みたいな。
 まあ、お召し列車ですから、それなりに技術の粋を集めてきっちり作るってのは、必要でしょう。そういう意味でも、「先代のお召し列車は、あれはいったい何だったんだろう」とか思うわけですけど。
Posted by 猫が好き♪ at 2012年01月11日 20:36
 
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