2012年01月18日

お散歩>上総一ノ宮・玉前神社 〜 神社と死穢のビミョーな関係

 年末だっつーのに大掃除もしないでお散歩です(=^_^;=)。

 今回は突然のように「いすみ鉄道の鳥塚社長の手腕をみにいこーぜ」という話が持ち上がり、そういうわけで房総方面へ。アプローチは千葉東金道路→東金九十九里道路とたどって大原から。
 ところが、九十九里道路を降りるところでトイレのために一宮休憩所に立ち寄ったところで、さっそくの脱線(=^_^;=)。
 

s3p73682 - 2011/12/31 09:07
千葉県長生郡長生村一松丙
九十九里有料道路・一宮休憩所。ドライブイン風の休憩設備。
 
 「一宮休憩所って、上総一ノ宮ってことだよね?」
 「だろ」
 「上総国の一宮があるってことだよね?」
 「だろ」
 「寄っていこーぜ」

 という流れで、上総一ノ宮へ。
 上総一ノ宮といえば、総武線〜外房線の直通列車の終着駅だったりもするわけで、車内で寝ていたらなんかとんでもないところに連れていかれた記憶があったりもしますが(=^_^;=)、まあ馴染みがない駅名じゃありません。そうかそういえばそういう駅名なんだから神社があるはずなんだよなあ。
 行ってみたらありました。「玉前神社」というところだそうです。
 

s3p73707 - 2011/12/31 09:25
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。門前町の通り。まっすぐいくと上総一ノ宮駅。背中方向に玉前神社。
s3p73718 - 2011/12/31 09:26
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。街灯。商店名などははいっておらず、すべて「いちのみや」の札がかけられています。
s3p73704 - 2011/12/31 09:24
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。石造りの塀。さすがは一宮で、寄進者には江戸在住者の名前も多く見られました。上総国と取引があった商工業者もたくさんいた、ということなのでしょう。
 
 なんせ大晦日です。初詣の迎撃準備もいよいよラストスパートってところ。
 
s3p73715 - 2011/12/31 09:26
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。門前から入口を見る。一の鳥居は朱塗りの明神鳥居。
s3p73727 - 2011/12/31 09:27
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。初詣客を迎え撃つ準備が進む境内。はー、おれフライドポテトの屋台ってのがあるんだということをはじめて知りました。
s3p73729 - 2011/12/31 09:28
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。参道に設けられた茅の輪。後ろ側、2列目の鳥居は石造の明神鳥居。
 
 元旦のWeblogの記事の冒頭のっけにいたドラゴンさんですが、あれがこの玉前神社の手水場のドラゴンさんでした。手水場も、大量の初詣客をこなそうということらしく特設のものが作られていて、レギュラーの手水場はお休みになるようでした。
 
s3p73754 - 2011/12/31 09:31
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。参道屈曲部を曲がったところ。両側に初詣対応の臨時手水場が設けられていました。右側裏手にレギュラーの手水場があります。
s3p73758 - 2011/12/31 09:32
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。レギュラーの手水場。
 
 拝殿本体にいく前に周辺をご紹介。
 
s3p73792 - 2011/12/31 09:36
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。参集殿。バンケットみたいなものらしい。鉄筋コンクリートの二階建てだったかな、の大きな建物ですが、崖地にあるため、境内側からは平屋に見えるっていうか、サイズは把握しづらくなっています。
s3p73791 - 2011/12/31 09:36
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。招魂殿。おれが大嫌いで、ついでに蔑視している国家神道は靖国神社系。とはいえ、建立は国家神道が咲き誇っていたの1923年(大正12年)であり、当時に向かって「建てるべきではなかった」とか言うのはくだらないイチャモンにしかならないし、かといってじゃあ今から壊すとなるとそれもまたいろいろ厄介ごとが起きるのがわかっているしで、むずかしいところだ。やぱ国家神道の後遺症ってでかいわなぁ。
s3p73812 - 2011/12/31 09:40
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。脇参道と脇社。鳥居は石造の明神鳥居。
s3p73824 - 2011/12/31 09:43
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。なんかのご神木でしょうか。周囲には「はだしで歩こう」という玉砂利を敷いたドーナツ状の道が作られていました。普段は拝殿・神殿のまわりに「はだしの道」てのがあるらしいんだが。
s3p73830 - 2011/12/31 09:44
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。山車庫と山車。
s3p73776 - 2011/12/31 09:35
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。奉納殿。拝殿前広場に面しています。
s3p73782 - 2011/12/31 09:35
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。売店。拝殿前広場に面しています。
 
 で、本体拝殿なんですが・・・修理中でした(=^_^;=)。前回静神社のときにも書いたことですが、修理が終わってから再訪するとは限らないわけで。まあ、こういうのは出会いですから、拝殿を見られなかったのもそういう運命だったんだよってことで済ませるしかないんでしょう。
 
s3p73820 - 2011/12/31 09:41
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。拝殿前広場。
s3p73777 - 2011/12/31 09:35
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。拝殿。「平成の大修理」中だそうで、仮宮でした。
s3p73784 - 2011/12/31 09:35
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。拝殿脇の特設おみくじ売り場。
 
 拝殿裏の神殿。
 
s3p73786 - 2011/12/31 09:36
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。神殿。
s3p73798 - 2011/12/31 09:37
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。神殿。瑞垣の壁では「絵馬展」が行われていました。
 
 で、裏手に抜けて駐車場に戻る、と。
 
s3p73834 - 2011/12/31 09:46
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。駐車場から裏手。
 
 はい。で、ここからが玉前神社最大の見所となった「神社と死穢のビミョーな関係」です(=^_^;=)。

 神社の裏手に墓地があったんですね。
 でもってまあ、すでに幾度も書いてきたことですが、「神社は死穢を嫌うため境内には墓地がない」というのは俗説にすぎないものと思われます。江戸時代までは、神道の神社と仏教の寺院は必ずしも分化していなかった、というか一体となっていることが多いものでしたし、葬儀利権は仏教側が握っていて離しませんでしたから、結果として神社側にはあまり墓地が作られなかった。それだけの話であろうと、おれは考えています。そもそも「捨て墓」と「参り墓」がわかれていた時代、墓(参り墓)って別に死体がある場所じゃなかったんだしな。
 死穢云々というのは、おそらく明治時代以降に、「なぜ神社には墓地がないのか」を説明するためにでっちあげられた妄想でしょう。

 と・こ・ろ・がっ(=^_^;=)。
 

s3p73701 - 2011/12/31 09:22
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。神社に隣接する墓地。生垣の向こうは神社です。もともと別の敷地であったとは思いにくい。
s3p73695 - 2011/12/31 09:21
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。神社に隣接する墓地と立札(右側)。
s3p73698 - 2011/12/31 09:21
千葉県長生郡一宮町
玉前神社。神社に隣接する墓地のところにあった立札。深読みしすぎかもしれませんが、「墓地は神域ではない」と玉前神社は言いたいようです(=^_^;=)。
 
 配置はこうです。

 明らかに玉前神社の境内であったであろう場所、あるいは今でも登記上は玉前神社の地所かもしれないんですが、そこに墓地があります。神社に墓地があるのはたいして珍しいことじゃないし、世田谷の松蔭神社なんて吉田松陰の墓地を神社にしちゃったものだったりするわけで、まあいいんですが、どうも玉前神社は「墓地は神域ではない。墓地は神社の境内ではない」と言いたいように見えるんですね(=^_^;=)。なんかこう、神社ご自身がごく最近に作られた物語を信じてしまっているような気配があってなんだかなぁで(=^_^;=)。
 ていうか、ぶっちゃけ「神社境内はダメだが墓地は犬が散歩しててもいいということなのかっ」ていうかより具体的には「墓地にならば犬のウンコがころがっていてもいいとおまいは思っているのかっ」みたいな妙な違和感がございました(=^_^;=)。

 まあなんだ、格式の高い神社ほど国家神道の影響を大きく受けたわけでしょうし(なんせ宮司とかの給料を国が出していたんだからなあ)、大きく格式の高い神社ほど国家神道の呪縛に深くからまっちゃってる、ということなのかもしれません。神道もいろいろたいへんだぁ、とかためいきをつきつつ、お散歩は続きます



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この記事へのコメント
こんばんは。神社と墓地の関係、おもしろく拝読させていただきました♪

「墓地にならば犬のウンコがころがっていてもいいとおまいは思っているのかっ」

笑わせていただきました(笑)
Posted by わら ☆ at 2012年01月19日 00:30
 わら☆さんどうも。
 いやあなんていうか、普通に「犬の散歩はご遠慮ください」とか書いておけばしまいだったはずなのになんで「ここから先」とか「神域」とか余計なことを書いたかなあ、と思います。このお墓、おそらく氏子さんのお墓でしょうに。
Posted by 猫が好き♪ at 2012年01月19日 21:20
 
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