2012年02月15日

訃報>土浦駅の富久善分店の駅弁

 メイルで教えてもらって新聞で裏を取った情報ですが、土浦駅の駅弁調製元・富久善分店が、廃業した模様です。2012年2月15日づけ茨城新聞朝刊が報じました。

茨城新聞 2012年2月15日朝刊
 土浦駅弁110年の灯消える 大観愛した「うな丼」業者廃業
 (2012年2月15日16:12閲覧)


※閉店した富久善分店のホーム売店
 (この写真はウソです。東日本大震災で休業していたときの写真。
  リンク先に弁当の写真などがあります)

 記事は、すでに「廃業した」と報じていますが、廃業の日付については明記はありません。まあ、さみだれ的に休業が増えて最終的に廃業、というような流れなんじゃないだろうか、だから明確な廃業日付が決められないんじゃないだろうか、とか思いますが、これは想像です。

 なんかこの記事、よく読むと横山大観が贔屓にしていたのは説田商店の駅弁であり、今回廃業したのは富久善分店であり、さらに富久善分店の前に富久善時代というのがあって、そのあたりの経緯がごちゃごちゃしていてよくわかんない記事になっているんですが、うーん、要するにまあ富久善分店の関係者のコメントは取れず、周辺のコメントで構成したらこうなった、ということなんでしょうね。富久善分店のみなさんはいまごろ温泉にでも社員旅行に行っているのかもしれない。
 土浦駅の駅弁の歴史あたりもまとめるとなったらいまがラストチャンスということになるのかもしれませんねえ。おれはやんないけど、誰かやりません?

 んで、常磐線の駅弁ですが、水戸駅の3社(太平館芝田屋鈴木屋)が壊滅、いわき駅の住吉屋が廃業、日立駅の海華軒が撤退、原ノ町駅の丸屋弁当部が路線の震災による長期運休のため駅弁も長期運休、とまあさんさんたる状況になってしまいました。で、今回富久善分店が廃業、と。
 ゆううつなネタですけど、とり急ぎのご報告でした。

   *

 で、常磐線の駅弁壊滅の危機ですけど、いちおう口直し情報。まあ世の中そこそこ良くしたもので。
 一時期は「常磐線からNRE以外の駅弁が消滅するのではないか」という心配もされたわけですが、その後いわき駅では、いわきが出自のシーフードレストランメヒコが「ウニピラフ弁当」と「カニピラフ弁当」を発売、また水戸駅では地元の北のしまだが駅弁に参入し、とりあえず「壊滅」という状況は避けることができています。
 「メヒコ」にせよ「北のしまだ」にせよ、駅弁は主力商品ではないわけで、公式webを見ても駅弁の情報がぜんぜんなかったりするあたり、そこそこ時代の移り変わりを突きつけてくるものがあったりしますけどね(=^_^;=)。

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