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絵本というのは、「自分で読むもの」なのでしょうか?

それとも、「読んであげるもの」なのでしょうか?


それは、「自分で読むもの」でもあり、「読んであげるもの」でもあると思うんですね。

ただ、「どちらが大事であるのか?」であるかと聞かれれば、迷うことなく、


「絵本は読んであげるものである」


ってことを答えたいと思ってます。



「絵本を読む・読んであげる」というのは、「文字を覚える・言葉を覚える」っていうようなものであるのと同時に、いや、それ以上に、


「自分が大好きな人の体温を感じながら、その大好きな人の声で物語を感じる」


ってことだと思うんですね。

大人からすれば、絵本を読むっていう行為は、「10分間かけて、子供に本を1冊読んでやる」っていうだけの行為かもしれません。

でも、子供からすれば、「自分がその世界に入り込んで同時体験している大スペクタル物語を、パパやママなんかの大好きな人と共に旅立つ!」くらいの実感のあるものだったりします。

そして、そのナレーションを担当してくれるのは、自分の好きな人です。

自分の好きな人の声で、その物語は進行していきます。



例えばね、最近見た、ジブリやピクサーやディズニーの映画の声やナレーションを自分の両親や配偶者や親しい人が担当していたと想像してみたら、どうですか?

ちょっと気恥ずかしいかもしれませんが、どこか嬉しい気持ちになったりするところを想像できないでしょうか?

子供の頃に見た映画やアニメの声を、自分が好きな人が担当していたとしたら・・・?

想像してみると、何か照れくさいけど、嬉しい気持ちが湧いてきたりしませんか?

それは、その声が、話と喋りの上手いプロのアナウンサーや声優のような滑らかさはないとしても、世界中の誰よりも美しい暖かさを子供に伝えてあげることにもなっていたりもするからですね。

「絵本を読んであげる」というのは、「子供に、好きな人の声で物語を語ってあげること」を、もっとも自然に行うことのできる方法論だと思うんですね。


自分の好きな人の声で、物語を読んであげること。

自分の好きな人と一緒に、絵本の世界を楽しむこと。

自分の好きな人の体温を感じながら、絵本の世界を旅すること。


それは、「1人で本を読む」という行為とは、全く別物であると思うんです。

同じ1冊の絵本を読むとしても、「1人でとある物語の文字情報をインプットする」ということと、「大好きな人と一緒にその世界を共有しながら体験していく」というものでは、全く性格が違います。


物凄く極端に言ってしまえば、「好きな人と絵本を読む」ていう行為は、「好きな人とディズニーランドに行く」ってのと同じような感じじゃないですかね?

どれだけディズニーランドが好きな子だって、「1人で行ってくるからチケット代だけちょうだい」っていう子はいないですよね。(笑)

ディズニーランドは大好きだけれど、好きな人と行くから楽しいわけです。

好きな人がいなければ、楽しくないわけです。

でもそこで、「おっきくなったから、絵本はもう1人で読めるでしょ!」って感じで、「もう、ディズニーランドも1人で行けるでしょ!」って言い放つのは、酷なことですよね。



絵本は「読んであげるもの」だと考えています。

親御さん方からすれば、「疲れているのに、またそれかよ・・・。」って思うこともあるかと思います。

でも、大丈夫です。

それは、いつか終わりますから。

いつか、というか、結構あっという間にその期間は終わります。

そして、この先、もう2度と「ママ、絵本読んで!」って言われることはありません。

今だけです。

なので、その「2度と帰ってくることのない絵本を読んであげられる時間」を楽しんで頂ければと思います。










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