ゴリノート。

人生を3gだけ気楽にする、小さなたくさんのエピソード。

2017年02月

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買ったまま積ん読して放置してある本が山程あるので、ちょっとずつ消化中です。

これも、一体、何年、放置してたんだ?っていう本ですが、面白いという評判だったので、ひそかに楽しみにはしていました。

で、昨日、夜中の3時頃に、トイレに起きた後、微妙に眠気が覚めていたので、「ちょっとだけ読むか・・・。」って思って手にしたら、そのまま朝まで読みきってしまいました。

作者の横山秀夫さんが、群馬県の地方紙・上毛新聞の記者だった時に起きた、御巣鷹山(実際は御巣鷹山じゃなくて、高天原山の尾根らしい)の日航機墜落事故にまつわるお話。

読むまではね、記者だったということから、墜落現場の凄惨な様子や、自衛隊、警察、消防などの働きぶりや大変な様子、遺体の収容場所になっていた体育館での阿鼻叫喚な絵図なんかが描かれているのかと思っていたんですが、全然違いました。

基本的に、新聞社の責任者であるデスクを中心にした、社内での人間関係や、「マスコミとは報道とは何か?」っていう問い、家族・特に自分と息子との関係などを絡めながら進んでいくお話。

大変読みやすい文章であり、お話も魅力的であるので、「あと少しだけ・・・、もうちょいだけ・・・。」って思いながら読んでいたら最後まで読みきってしまったわけです。

個人的にはね、主人公の子供の頃のエピソードに絡めて、息子との関係が上手くいかないところや、病になってしまった友人の息子とのエピソードなんかが大変沁みました。

痛みや傷のお話なんかだと、全然共感出来ずに感情移入出来ないものも多いわけですが、この作品のお話は、私の胸が痛くなってしまうほどのリアリティを提示してくれるものでした。

以前読んだ「半落ち」は、オチはあれでしたがお話としては面白いものでしたし、多分、どっかに未読で積ん読されている「第三の時効」もあるはずなので、そっちも読んでみたいと思います♪





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良い曲。

沁みる。






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