「何回もおごってやっただろ!!」
って言って、自分の思い通りにことを進めようとしたおっさんがいましたね。
「あれしてやった・これしてやった・これだけ貢献した」ってことを自分で言って、「だから〇〇をしろ」ってことを言ってきた人もいました。
私は恩着せがましいことを言われるのが大嫌いだし、それによって「〇〇をしろよ!」って言われるのも大嫌いなので、「だったらカネを返します。」って言いたくなりますね。
流石に言ったことはないですが、そういう人とは距離を起きますね。
「これこれをしてやったんだから、〇〇をしろよ!」ってことを言うのってね、善意でもなければ、優しさや思いやりでもなく、「取引」なんですよ。
取引であるなんてことは一切言っていない、極めて卑怯な取引。
私のようにシカトしてスルーする人ならいいでしょうが、「そう言われれば確かにそうだし・・・。」って感じで従ってしまう人もおおいでしょうが、そういうことをする人は嫌われますね。
そりゃそうです。その人が善意っぽい感じでしてくる全部が、その後の取引材料になって、自分を優位にするための人質みたいなものになると思えてしまうわけですから。
私が尊敬する人は、まだ若い頃、相当に高級な焼き肉を大人数におごった後に、
「お前らがいつかカネを稼げるようになったら、若いやつにおごってやったらいいよ。」
ってことをサラッと言って帰って行きました。
そういう人のためだったらね、人はいくらでも働くわけです。
「人に恩を着せる」っていう方法論は、やり方としては下の下だし、そもそも「取引内容を一切説明せず、相手からの了承も得ずに取引を締結する」という卑怯なやり方なので、一切オススメしません。
するんだったら、「今から焼き肉おごるけど、代わりにこの先、俺の言うことを聞けよ?」ってことをハッキリと言っておくべきですね。
「え?じゃ、いいです。」
って言われるでしょうが。
「人に恩を着せる」というのは、それくらいろくでもないやり方だと思いますよ。
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