ぐらいんどこあせーるすまん

Sleep, Money, Food, and Extreme Music. かわいいテロライザー。

1/5 @新宿Blaze
TROLLFEST
ENSIFERUM

1/12 @恵比寿LiquidRoom
BORIS
SLEEP

1/13 @下北沢Garden
FRIENDSHIP
MUTOID MAN
NEPENTHES
SLEEP

1/14 @新代田Fever
DISGUNDER
ENDON
MUTOID MAN

1/19 @渋谷RubyRoom
BUTCHER ABC
ANOTHER DIMENSION
UNHOLY GRAVE

1/21 @高円寺StudioDom
PINWORM PUELLA
GRIND d.c.p.s.
NAPALM DEATH IS DEAD
WHILE THE CITY BURNS
MORTIFY
腐肉
THE MEN'S TOILET

1/29 @渋谷クラブクアトロ
MUNICIPAL WASTE


2/10 True Thrash Fest 2018 @江坂Muse
ABIGAIL
HYDROPHOBIA
EXCUSE
RIVERGE
BLOOD FEAST
SACRIFICE
RAZOR


2/11 True Thrash Fest 2018 @江坂Muse
FASTKILL
ROSEROSE
EXCUSE
RIVERGE
AT WAR
SACRIFICE
BLOOD FEAST
HIRAX

2/12 True Thrash Fest 2018 @江坂Muse
RIVERGE
ROSENFELD
SABBAT
AT WAR
HIRAX
RAZOR
TANKARD

1.SDI @江坂Muse
2.INFEST @西横浜ElPuente
3.BRUJERIA @さいたまスーパーアリーナ
4.EMPEROR @さいたまスーパーアリーナ
5.FULL OF HELL @新代田Fever
6.CRADLE OF FILTH @さいたまスーパーアリーナ
7.SLAYER @さいたまスーパーアリーナ
8.GOD MACABRE @浅草GoldSounds
9.ALICE COOPER @さいたまスーパーアリーナ
10.MESHUGGAH @さいたまスーパーアリーナ
11.CRYPTIC BROOD @浅草GoldSounds
12.MDC @新大久保Earthdom
13.WALTARI @恵比寿LiquidRoom
14.TESTAMENT @
15.ARCTURUS @下北沢Gardem
16.DEVOURMENT @渋谷宇田川Garret
17.1349 @下北沢Garden
18.THE DILLINGER ESCAPE PLAN @恵比寿LiquidRoom
19.CHURCH OF MISERY @渋谷Cyclone
20.ECCYMOSIS @新宿WildSide
次点.ENDON @新代田Fever

年間ベストアルバム30選です。
ヘヴィメタル~ハードコア(広義の意味でのメタル)限定です。
参考になれば幸いです。



 

1.MORBID ANGEL / Kingdoms Disdained
674301
フロリダのデスメタルの帝王の6年ぶりのアルバム。Steve Tucker復帰により『F』『G』『H』の雰囲気が戻り100%ピュアデスメタルに。ギターソロが少なく、わかりやすいメロディもなく、凄く速いわけでもない、とっつきにくさMAXの粘っこいひねくれコズミックホラーデスメタルで何回も聴きたくなる中毒性と難解さを兼ね備えた怪盤。右と左で全然違うリフを弾くのは『G』に近いか。何物も寄せ付けない貫禄が戻ってきた傑作。


2.KREATOR / Gods of Violence
613204
全てのスラッシュメタルの中でもライブで最新作の曲をやってあそこまで盛り上がるバンドっていないんではなかろうか。今作も傑作記録更新のスピード、ヘヴィネス、メロディが完璧に洗練された傑作。北欧寄りになっているのは相変わらずでも前作のあざとさをもっと自然に溶け込ませて完成させて孤高の存在に。壮大で荘厳な雰囲気と激しさが非常に巧く溶け合っててそこらのメロデスすらも寄せ付けない内容に。


3.THE LURKING FEAR / Out of the Voiceless Grave
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AT THE GATES、GOD MACABRE、SKITSYSTEM等のメンバーが集まったスーパーバンド。メロデス要素は隠し味程度に爆走スピードナンバーで正統派デスメタル的に攻める内容。わかりやすいアグレッションだけではない奥の深さも。Adrianのツービートは本当に独特でカッコいい。


4.CRADLE OF FILTH / Cryptoriana - The Seductiveness of Decay
660655
UKブラックメタルの大御所でありブラックメタルを商業的に成功させたバンドの一つであるにもかかわらず、売れ線には走っていないのが好印象なバンド。ノルウェーともスウェーデンとも違う湿ったメロディに予測不能の曲展開、Dani様の自在なヴォーカルワークに魅了されます。高速パートの切り替えの上手さとそこに乗るリフが絶品。


5.FULL OF HELL / Trumpeting Ecstasy
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パワーヴァイオレンスにノイズをまぶしたスタイルで人気を上げていったバンドが、もうノイズに頼らなくてもすげぇのは作れるって感じに超絶ハイテンション高密度グラインドで攻めてきた痛快作。リフの密度も前作までの5割り増しで濃ゆい。デスメタル要素もありながら、やはり肝はドラムの気持ちよさかも。一番ヒットする速度のブラストビート。


6.IMMOLATION / Atonement
622323
デスメタルのレジェンドがロゴを戻しての新作。前作のわかりやすい単音トレモロ、前々作のオールドスクールと4th以降の奇怪さの融合、それからさらに姿を変え、不協和な変則展開でじっくり攻め込む内容に。一発ではわかりづらいかもしれないけど深淵にハマっていく魅力がある作品。ドラムパターンも輪をかけて複雑で面白い。


7.DARKEST HOUR / Godless Prophets & the Migrant Flora
622324
SumerianからSouthern Lordへ移籍できるバンドって世界でこのバンドだけだと思います。前作の歌ものメタルコア路線から一気にラフで獰猛なハードコアサウンドに。しかもニュースクールでなくもっとオールドスクールなものに近い感じ。メロディは減退してもカオティックな雰囲気がまた上手い。メロディックデス+クラストって具合で驚きの内容。


8.SUFFOCATION / ...of the Dark Light
644223
ブルータルデス勢からもリスペクトを集めるデスメタルの猛者。ドラマーがチェンジして芯の図太い音になりつつもMike Smithを意識したドラミングで安易にテクニカル方面へ走らない塩梅が素晴らしい。曲はいつものSUFFOCATIONの高密度サウンドで文句なし。前作よりそれ以前よりかも。


9.WOLFBRIGADE / Run With The Hunted
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スウェディッシュDビートを代表するバンド。一本調子になりがちなクラストサウンドをリフやメロディの工夫でここまで聴かせるように変化させるとはと驚きの出来。ここぞというときにフック満載でツボに刺さる。北欧的なフレーズも彼らならでは。


10.CODE ORANGE / Forever
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ニュースクールハードコア~ビートダウンハードコアの可能性を推し進めた革新的作品。ビートダウン、デス、シューゲイズ、エモ等様々なジャンルを雑多にそして上手くまとめ上げたサウンドで自然さと不自然さのバランスもいい。何も考えず楽しめるし考えながらも楽しめます。


11.DESULTORY / Through Aching Aeons
648166
スウェーデンのデスメタルの中でも個人的に特にお気に入りのバンド。前のめりな勢いのあるドラムは相変わらずで、カッチリまとまっているサウンドプロダクションでもそれは際立っています。2ndほど露骨でないリフのメロディの入れ方のさじ加減も絶妙で、とにかく北欧好きなデスメタルヘッドなら間違いなしの一作。


12.WARBRINGER / Woe to the Vanquished
628860
もうベテランと言ってもいいスラッシュメタルバンドのドラマーが復帰しての新作。前作の雑多で煮え切らない感じからスラッシュ方面に舵を切っての痛快盤。そこに自然にブラックメタル要素を入れてくるように進化したのだから、もう迷いなくやっていくのだなと分かって嬉しい気も。DEMOLITION HAMMERが好きという気持ちも伝わる。


13.FRIENDSHIP / Hatred
FREND_2017_NEWS
国産パワーヴァイオレンスの新星の待望の1st。ビートダウンするパワーヴァイオレンスという最近のムーブメントを究極的にまとめ上げた作風。デスメタル的なリフからスラッジ要素まであらゆるヘヴィネスを内包。1stEPより2ndEP寄りの速い作風で、徹底的にこだわり抜いたサウンドプロダクションとともに漆黒の暗黒グラインドを演奏しています。


14.PARADISE LOST / Medusa
658250
UKゴシックの2年ぶり作品。前作でデスヴォイスを導入し始めたけれど今作はさらにデス/ドゥーム要素を増幅させた陰鬱な内容に。メロディも光るけれどとにかく重い、それでいて美しいところが流石。1stとはまた違ったアプローチでこれもいい。


15.POWER TRIP / Nightmare Logic
616921
新たなトレンドになりつつあるクロスオーバースラッシュの起爆剤になり得そうな2nd。とはいってもハードコアの要素よりも真っ当なスラッシュを野蛮にしたという印象の方が強い。演奏は上手いしカッチリしているのでどの層も聴けるバランスなはず。フックがあって爽快。速いだけで聴かせるわけではないのもいい。


16.ENDON / Through The Mirror
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ノイズを次のレベルまで押し上げている国産エクスペリメンタル。ノイズが支配していてもクリーントーンのギターと超激情的な発狂ヴォーカルで美しい仕上がりになっているのが凄い。どこかブラックメタルを思わせるところもあり、これは日本だから生まれたのかなというバイオレンスな空気も絶品な一枚。


17.SPECTRAL VOICE / Eroded Corridors of Unbeing
663545
ドゥームデス期待の新星。diSEMBOWELMENTを基調にしつつ、プレフューネラルドゥームなデスメタルサウンドが奥深い一枚。どんどん深淵に落ちていくような感覚と光が差し込むようなメロディで中毒性の高い内容に。BLOOD INCANTATIONとほぼメンバーが同じ。


18.UNDERGANG / Misantropologi
655294
デンマークのデスメタルバンドの4th。前作までにあったINCANTATION色をぐっと抑えてAUTOPSYあるいはゴアグラインド的なノリを取り入れたロウデスメタルな作風で素晴らしい。元ネタへのオマージュも感じさせつつこれがデスメタルだっていう気合も感じられて初期デスメタルの面白さを再認識できる作品。


19.INCANTATION / Profane Nexus
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もう変化なんてすることのない地獄直行デスメタル。トレンドになっていようが構わずの独自路線で、邪悪デスメタルリフが一発でそれと分かる内容。今回はフューネラルドゥーム的な雰囲気もある曲も収録。前作より遅いけどこのバンドに速さはあまり関係ない気も。


20.MUTOID MAN / War Moans
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CONVERGEやCAVE INのメンバー在籍。ドゥームもスラッジもカオティックもポストもハードコアの要素を濃縮したサウンド。大体速い曲なのでとっつきやすい魅力にも溢れています。ハードコアナンバーに歌もの要素とプログレスラッジを思わせる音色を足した意欲作。


21.BUTCHER ABC / North of hell
677273
遂に出た日本産ゴーリーデスメタルグラインド1st。オールドスクールなデスメタルをベースに、フィンランドのグラインドロックやドイツのゴアグラインドに通じるダンサンブルなノリやすさを加えたこのサウンドこそこのバンドの魅力。CARCASS的のツインヴォーカルでさらにキャッチー。それでも超ヘヴィ。オマージュも盛り盛りなニヤっとする要素も上手い。ロウチューニングで低音が蠢く感じはやはりフィンランド的かも。


22.MASTODON / Emperor of Sand
629963
プログレスラッジの先駆け的なバンドの注目作。前々作からの歌もの路線を引き継ぎつつ、ヘヴィな要素も組み込まれていてバランスも良い。前作が好きな人は気に入るはず。ドラムの手数も前作より多め。聴きやすさと奥深さの両立が素晴らしい一枚。


23.MEMORIAM / For The Fallen
627694
BOLT THROWERとBENEDICTIONのメンバーからなるスーパーバンド。ドラムが5thまでBOLT THRPWERで叩いていた人で、一発で彼だとわかる重く堅くそれでいてカッチリしていないドラミングが感涙もの。曲自体はBOLT THROWERより地味にも聴こえるし速いパートもありでバラエティがあるとも。それが中毒性のあるサウンドになっている一番の理由だと思います。


24.OBITUARY / Obituary
627451
もうサウンドが変わるわけもなく。もはやDonaldのドラミングの粘りとタメの効かせ方は過去最高レベルに。そのグルーヴで放つミドルテンポなデスメタルの気持ちのよさと気持ちの悪さはピカイチ。Johnのヴォーカルも粘っこくて最高。曲展開はここ数作と同じでシンプルに、演奏だけで聴かせる力はやはり凄い。


25.VALLENFYRE / Fear Those Who Fear Him
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PARADISE LOSTのメンバーがやっているデスメタルバンド。クラストもドゥームも盛り込んだドヘヴィなデスメタルで構成も見事。クラスティに荒々しくなったASPHYXという印象も。HM-2系のバズソウサウンドも魅力的。


26.WOLVES IN THE THRONE ROOM / Thrice Woven
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DEAFHEAVENにも影響を与えたUSブラックメタル。アンビエント系ではなくブラックメタルの作風。DEAFHEAVEN的ポストブラックの香りも交えつつ、コールドな正統派ブラックの要素が強い作品に。耳当たりの良いプロダクションもいい。


27.ENSLAVED / E
664572
プログレッシブブラックメタルの孤高のバンド。寒さの感じるフレーズはしっかり残しつつ、温かさも感じる優しい音遣いも。わかりやすいブラックメタルパートはほとんどないものの、ここ最近のトレンドを踏まえたような音で興味深い内容に。新任キーボーディスとの歌も前任者に寄せていて凄い。


28.LICH KING / The Omniclasm
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スラッシュメタルの爽快さに焦点を当てている一枚。個人的にはMUNICIPAL WASTEやIRON REAGANよりもフックがあってグッと来たかも。スラッシュメタル好きなら聴いて損はない作品。リフが強ければ強い。


29.NECROT / Blood Offerings
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トリルやタッピングを使ったリフや単音トレモロでデスメタルの真ん中を突き進む内容の傑作。ブラスト導入以前のデスメタルの色を残している内容で、オールドスクールなデスメタルが好きならば必ずヒットするであろう作品。


30.PALLBEARER / Heartless
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注目を浴びているドゥームメタルバンドですが、今作は過去以上にギターが歌っている作品。もはやメロディックドゥームとでもいうべき甘く優しく包み込むサウンドはやはり魅力的。前半に長尺曲を持ってこないのも聴きやすくてとっつきやすい印象も。


次点.PRIMITIVE MAN / Caustic
664818
凶悪ノイズスラッジの新作。ブラストもたまに使ってはいるが基本激重激遅な修行サウンドに。ひたすらフィードバックノイズの超絶ナンバーも凄まじい。暴力的な印象を振りまきつつ、HM-2的なスウェディッシュデス風ギター等の使い方も良い。INDIANやLORD MANTISが好きな方にもオススメ。





過去の年間ベスト

2016年、ベスト+感想

2015年、ベスト+感想

2014年、ベスト+感想






録画してたウルトラマンジードを見たら見事に特撮にハマってしまいました。ギンガSの途中から見なくなってたので数年ぶり。ついでに仮面ライダービルドと宇宙戦隊キュウレンジャーも見てみたら凄く面白い。これはまたDVD/BD収集とかまた沼にハマっていく感じですかね…。主題歌もいいのばかりだしCDも欲しい。動画配信サイトも登録しちゃうかな…?しかしキラキラプリキュアアラモードもハマってやっとニチアサデビューできた感じ。もう観てる間は楽しくてしょうがないです。では今月のおすすめを。





HAEMORRHAGE / We Are The Gore (Relapse)
663840
スペインのゴアグラインドバンドの7th。ドラマーがチェンジしています。それの影響か今作は過去最大にドラムのキレが凄まじく、スピード感マシマシに。ヘタウマだった前任者より一打一打がハッキリしており、ある意味機械的に。そのため、21世紀以降のカッチリとしたグラインドコア風味が強まっています。2ndの凄まじい勢いとはタイプは違えど、今作は聴いていて爽快感があります。ヴォーカルのリズミカルで若干ファニーな雰囲気もしっかり盛り込まれていてこれぞHAEMORRHAGEという感じ。BUTCHER ABC的なロウな音遣いも出ていて、ゴアグラインドの醍醐味が味わえます。独特のノリの良さもあり。とにかく今回はしっかり引き締まっています。リラプスのリリースするグラインドコアなどが好きな方はぜひ聴いてみてください。


EXHUMED / Death Revenge (Relapse)
664965
カリフォルニアのゴアメタルバンドの6th。初期メンバーRoss Sewageが戻ったためボーカルの掛け合いが懐かしい感じです。ですが曲自体は前作の延長線上。どっちかというとカッチリしている感じです。しかし今回は前作で抑えめだったスピード感が戻ってきており爽快感が増しています。全体的にテンポが速くなりました。ブラストビートの頻度も増え、4thと5thの中間といった感じに。そして前作で目立っていた泣きのメロディのギターソロもしっかりと導入。今作はリフにもメロディを感じるところも特徴的。過去にも時折顔を出していましたが、今回本格的に北欧メロデス風のリフを取り入れている曲もあります。そういう意味でもCARCASS~IMPALEDのゴアメタルの王道を感じるところも。初期のグシャグシャ感はなくとも高品質なグラインドデスメタルで素晴らしい出来。IMPALEDファンには特にオススメです。


ENSLAVED / E (Nuclear Blast)
664572
来日ライブも素晴らしかったノルウェーのプログレッシブブラック/ヴァイキングメタルバンドの14th。ブラックメタルの多様性を体現しているバンドというか、非常にノルウェーらしいプログレッシブブラックメタルバンドです。初期のブラスト全開の猛吹雪サウンドから冷たさや湿り気はそのままに多様な音楽性を混ぜ込んだ音になってきた彼ら。今作は前作『In Times』に比べるとかなりプログレッシブな要素が強くなっている気がします。ストレートなアグレッションは少な目で(しっかりと存在はする)、優しく包み込むような繊細な音遣いが前面に出ています。どこかMASTODONやBARONESSが好きな方にもアピールできそうな優しい音使いも。ブラックメタルの枠を超えるというよりこれがブラックメタルの懐の深さなのかも。新しいキーボーディストのも前任者に寄せた歌を聴かせ、よくこんな人を見つけてきたなという気も。聴いていくうちに染み渡ってくる作品。


PRIMITIVE MAN / Caustic (Relapse)
664818
コロラド州のスラッジメタルバンドの2nd。前作が30分台だったのに対し今作は60分以上。とてつもなく厭世的なノイズスラッジワールドが展開されています。酩酊感もありつつ、もっとドローン的な空気感に焦点を当てている雰囲気で一曲も長くなりました。スウェディッシュデスを彷彿とさせる歪みのギターもよく合っていていい感じです。この歪みで繰り出されるノイジーなスラッジはとにかく重くて殺伐としています。強烈なフィードバックノイズパートをひたすら聴かせる曲も収録されていて地獄感もアップ。そういった要素はまさに原始人というような凶暴さが表れています。時折現れる重いブラストビートもいいアクセント。前作が好きな方はマストですし、SEVEN SISTERS OF SLEEPやLORD MANTISが好きな方も気に入るのでは。


UNSANE / Sterilize (Southern Lord Recordings)
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USのジャンクロックバンドのおそらく9th。言うことなしというか、変わらずにいる強さを感じます。説明不要とさえ思えるほどのスラッジ以前のジャンクサウンド。ブルージーな要素も含みつつ、不愛想なほどにシンプルかつ強力なノイズロックを聴かせます。喉がはち切れんばかりのボーカルもいつも通りながら素晴らしい。歪んでいるけど歪みすぎていないのがポイントかも。25年以上も続けているブレのない音。スラッジ/ストーナー系が好きならハマると思います。MELVINSなんかが好きな人は絶対にオススメ。メタルと言い切れるのか、ハードコアまで行っているのか、そのあいまいな線上にいるのが孤高さを物語っています。相変わらずの血まみれジャケットも併せてこれぞUNSANEな10曲入り。国内盤も出て、これは来日も期待アリ…?



2017年10月のおすすめ

2017年12月のおすすめ



今更になってキラキラプリキュアアラモードを見ています。実はプリキュア通してみたことがないのです。周りのデキる人たちはみんな見てる気がするのでここらでちょっと見てみるのもアリかと。キュアショコラが好きかな。うーんでもこれ見ると過去作も見たくなるな…。まぁ二月までには追い付くだろうのでゆっくり楽しむことにします。





THE LURKING FEAR / Out of the Voiceless Grave
662562
AT THE GATESのTomas LindbergとAdrian Erlandsson、GOD MACABREやBOMBS OF HADESで元UTUMNOのJonas、DISFEARのAndreas、SKITSYSTEMのFredrik Wallenbergによるスーパープロジェクト。この面子なら意外とクラスト系のハードコアになるんではないかとか思っていたのですが、正真正銘のデスメタルバンドです。歴戦の猛者が集まってのプロジェクトなので内容に偽りなしのクオリティ。ほぼ全編にわたって高速2ビートの突撃型デスメタルになっていてメロデス成分は隠し味程度。このAdrian独特のリズム感の2ビートを曲ごとに微妙に速度を変えてメインのリズムにしているので、こういうものが好きな方には堪らないでしょう。AT THE GATESと比べるとリフの密度や、激しさ速さにステータスを振り切っているところでかなり差別化が図られています。Tomasのヴォーカルは一発でそれと分かるもので、メロディックデス系統にハードコアの荒々しさをまぶした個性的な味。単音トレモロの邪悪リフにスローパートの不気味な雰囲気はこの国ならでは。スウェディッシュデスのHM-2バズソウサウンドではありませんが、正統にその部分を継承しているところも多いので、とりあえずデスメタルヘッズはチェックしてみてください。爆走2ビートが聴きたい方は問答無用です。


NECROPHILE / Awakening Those Oppressed
661507
国産レジェンドデスメタルの驚きの1stアルバム。日本のデスメタルでも最古参のバンドです。初めてUSツアーをした日本のデスメタルバンドということで、国内外からの注目も大きそうです。数年前から活動を再開し、Grind Bastardsコンピでは新曲も披露しました。このアルバムには初期の名曲や最近の曲まで網羅していて、ライブでおなじみの曲が遂に音源で聴けるという内容になっています。最近の曲はグラインドコア的なスピード感を取り入れていて、ブラストビートを全面的に導入。初期の曲などはブラスト一歩手前の高速ビートなど、その時代を反映しているスタイルになっています。オールドスクールなデス/スラッシュ系の物が好きな方にはマストな内容で、SADISTIC INTENTや初期DECEASEDを思わせる雰囲気も。ギタリストがANATOMIAではドラムで、ドラマーがMESSIAH DEATHではギターだったのもちょっと面白いところ。とにかくメンバーがMULTIPLEX、TRANSGRESSOR、MESSIAH DEATHに在籍していたというだけでも凄さが伝わるかと思います。オールドスクールなデスメタル好きは絶対必聴!


COME TO GRIEF / The Worst of Times
645610
GRIEFのメンバーによる一応新バンドのEP。スラッジ界では伝説となっているGRIEFが別名義で復活したと思えば、遅くて重い音楽好きにはたまらないものだと思います。その内容も素晴らしく、このままアルバムも出してほしいと思うような出来。曲的にはGRIEFというよりはどちらかというとNOOTHGRUSH的な殺伐スラッジになっています。この音はあの頃のスラッジを体感しているものならではのサグなサウンド。不穏な香りと暴力的な感触は残しつつ、トーチャー系スラッジと言われるほどのGRIEFらしさよりも聴きやすい方向に進んでいて個人的にはとても好み。4曲入りで20分未満なのも手軽なところ。パワーヴァイオレンス近隣のスラッジが好きな方には是非ともオススメします。曲名から伝わるコンセプトもここらならでは。


VALLENFYRE / Fear Those Who Fear Him
638511
MY DYING BRIDEやPARADISE LOSTのメンバーが在籍するデスメタルバンドの3rd。スウェディッシュデスを意識した音作りで、粗めの爆走感と重苦しさを同居させるスタイルです。ステッカーに書いてあるDeath,Doom,Grind,Crustという言葉がまさに音を表しています。スローパート中心の曲と爆走曲を同次元で演奏。クラスト由来の荒っぽさは攻撃的で且つ渋い。歴戦の猛者による完璧なドゥームデスアルバムになっています。基本的なアルバム構成はASPHYXによく似ているため、ASPHYXが好きな人は気に入るかも。ASPHYXと比べるとかなりハードコア寄りのリフが多いのですが。そういった部分も北欧デスメタルを受け継ぐ形でとても特徴的。BLACK BREATH等のデス系クラストが好きな向きにもウケると思います。もちろんENTOMBEDやGRAVEが好きな方にもオススメ。それらをさらにラフにしたような印象もあります。


BORIS / Dear
649536
国産先進的ヘヴィバンドの大文字での新作。アルバムごとに顔を変える変幻自在なバンドですが、今作は初期の路線を意識したようにも思えるサウンド。ドローン~スラッジ~アンビエントの感触が大きくなっています。浮遊するヴォーカルもまた独特の美しさが表れていて超絶ヘヴィサウンドにマッチ。
ポップさはほとんどなく、『Abusolutego』というタイトルの曲も含めて原点を見つめ直したように感じられる作品。ヘヴィドローンあたりが好きな人は気に入るでしょう。今作はかなりヘヴィミュージック好き寄りのアルバムです。


V.A.(SKELETAL REMAINS,COFFINS,RUDE,CARNATION) / Live at Asakusa Deathfest

浅草デスフェストでのライブの模様を4バンドそれぞれ4曲づつ収録したライブ盤。気鋭オールドスクールデスメタルの魅力を余すところなく収録した内容で、これは凄まじいです。ライブ盤とは思えないほどの超クリアな音質の音に驚き。どうやらRUDEのメンバーがそういった方面に長けているようで、それで実現したハイクオリティライブアルバム。特に凄いのがSKELETAL REMAINSで、20代にしてこの貫禄ある演奏というか、ライブでもここまで上手いのかと驚愕する演奏です。PESTILENCEあたりをもうちょっとUSデスに近づけたような緻密なサウンドはデスメタルヘッズ悶絶必至。COFFINSのドゥームデス+クラスト(Dビート)感覚のハードコアとの中間のスタイルも他のバンドと一線を画しています。RUDEはPESTILENCE+MORBID ANGELといった趣で、特にヴォーカルがMartinでギターソロがTrey Azagthothそっくりです。CARNATIONはスウェディッシュデスを継承するスタイルで、この中でも特に個人的には気に入りました。とにかく現行OSDMを追っているデスメタルマニアは絶対に必聴の素晴らしい企画です。


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2017年11月のおすすめ



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