1979年の映画があります。
エミリー・ブロンテ役にイザベル・アジャーニ(美しすぎでは…)、
イザベル・ユペールがアン役という魅力的なキャスティング。
私はこれをかなり昔、こちらのテレビで偶然に見たことがあるのですが
自分の知る限り2度と放映されることはなく、DVD化もされてません。
我が家では幻の映画とまで呼ばれている作品です。
しばらく前からブロンテ姉妹の生涯をテーマにしたグラフィックノヴェルに
取り組んでいる家人が、この映画をどうしても見たい!!とのたまわれ
例の如く「どうにかネットで見つけてこい!」のお言葉が下りました。
VHS版なら日本にあるんですよね。中古がヤフオクなどに出てます。
でも、オークションで落札しこちらに転送してもらう手間や今使ってる
DVDプレーヤーを取り外して古いビデオデッキを設置する面倒を考えると
なんだか、いやものすごく頭が痛い。
そこで、イタリアと日本以外でDVD化されてる国があるかもしれないと
ググってみる。この検索作業は、Wikipediaの映画ブロンテ姉妹の項を
見ることであっさり解決しました。Wikiよ、ありがとう!
なんとスペインとスウェーデンにはあるらしい(*_*)。
世界でスペインとスウェーデンだけ。なぜだろう。不思議。
まずは地理的にも気分的にもイタリアに近いスペイン版から探します。
結構すぐ発見→LAS HERMANAS BRONTE。
ちょっと値引きされて、13,22ユーロとお手頃価格。
見つけたよーー!といさんで家人に報告したところ…
(家人)スウェーデン版はどうなの?探した?
(私)えー、スペインのDVDでいいじゃない。字幕だってスペイン語のほうが
わかりやすいでしょう。
(家人)スウェーデン語のやつ面白そうだから、探して。
(私)面白そうって(~_~;)。あ、そうですか。ブツブツ
これがちょっと大変でした。ブロンテ姉妹 DVD スウェーデン版 とか
英語でググッても出てこないんですよね〜。
そこでグーグルスウェーデン(ていうかスヴェリエ)に行き、姉妹なんて
スウェーデン語知らないので単にBRONTE、DVD、そして監督の名前を
キーワードに入れてみると、やっといくつか出てきました。ふう。
この検索結果ページ、記号か暗号で書かれてるみたいでしたね。
唯一わかるのがBRONTEとDVDとTECHINEとアラビア数字、ですから(笑)。
吟味のしようもないので、トップにあるショップをクリック。

おおお、ブロンテ姉妹コレクション豪華boxスウェーデン版。
確かにこっちのほうが面白そうだわ。DVD5枚入りですってよ、奥さま。
サマンサ・モートンが演じるジェーン・エアまでありますよ!
↑このあたりは、なーんとなく雰囲気と英語名でわかったのです。
ロマンチックなボックスの装丁に家人は興奮。では早速購入いたしましょう!
この値段らしき数字(149krってユーロでいくらだろう…)の横にある赤いボタンを
押せばいいのね、きっと。スウェーデン語で「買う」はKOPって言うんだ。ふーん。
これまでの経験からちょっと予想はしてたのですが、ボタンを押すと画面はやはり
ログインページに切り替わりました。ユーザー登録してないと売ってくれないのです。
スウェーデン語なんてちっともわからないから登録できないよと家人に訴えるため
ここで一時停止。
これまで何の努力もせず、人に指図ばっかり出してた彼、相変わらずのんきに
そんなもの、名前、住所、メールアドレスとか世界共通の形式だろうから
ちっとも難しくないだろうに、などとおっしゃる。
さらに、言葉がわからないからと尻ごみしちゃいけない!逃げたらダメ!とか
余計なお説教までしてくる。
外国語ひとつも知らないくせにエラソーにっ!と怒りたくなるのを抑え
(精神衛生のため、くだらないことで怒らないようとりあえず努力してます、ハイ)
まあそれも一理あるわなと、再び画面に向かいます。
幸い、ネットには簡単な翻訳をしてくれるサイトがあります。
間違った入力したくないので、位置からして絶対「ファーストネーム」の意味で
あろうという単語も、いちいち翻訳にかけ確認しながら慎重に。
名前、住所、郵便番号までは順調だったものの、その後すぐに挫折しました。
パーソナルナンバーというものを入れる項が出てきたのです。
ついでにこれも調べてみると、スウェーデン国民に与えられるIDナンバーとか。
うーん、イタリアで言う税務登録番号?それともIDカードの番号か?
無理だろうなと思いながら、自分の持つ上記のイタリア番号を入れてみました。
ビー。
って音は出なかったけど、見事に拒否されました。
赤字で、正しい番号を入力してくださいと言われました(推測ですが)。
ユーザー登録失敗。
振り出しに戻り、検索ページから別のショップを選びます。
次のショップにリンクされているスカンジナビア以外のEU市場向けサイトに飛び
DVDを探したところ、ありました。
英語表記です。値段もユーロです。ああ、ほっとする。
わけのわからない異国から我が家に戻って来たような安心感(笑)。
おっと、気を抜いてはいけない。鬼門のユーザー登録が。
ここでまたできませんでした〜、だと笑い話のネタになるかもですが
外国からも簡単に登録できることが判明いたしました。
そしてようやく購入!先ほど拒否されたショップより倍以上するのですが仕方ないですね。
あとは手元に無事届くか、やきもきしながら待つだけです。
ネットでDVDを買ったというごく当たり前のことなのに、ダラダラ長い
文章になってしまいました。読んでくださった方、ありがとうございます。
実はこの映画のDVDを探しているコアなファンもいらっしゃるようなので
少しでもお役に立てればと思い、詳しく書いてみました。←言い訳
[お断り]
Bronteの最後の"e"は、実際は上に傍点がふたつつくウムラウトです。
文字化け防止のため、これをはじめアクセント記号はすべて省略しています。
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