2009年11月11日
UNDER HEAVENS BARパーティ
『かの王の居城は 歓楽に溺れし都を出て 雷の門をくぐり、
その左手にヒンノムの川。ゲヘナの炎の燃えし 川の対岸にある。』
2000年3月、浅草は吾妻橋のたもとに輝く アサヒスクエアAにて
UNDER HEAVENS BARパーティが開催されました。
本編の11巻に収録されている内容とほぼ同じです。
と、いっても本編をステージ化したのではなく、
ステージのコミカライズですね。こっちの方が先なのです。
やっと本編が舞台にリンクするわけですね。
いやーでももう、ほんと大変です。魔界のイベント(;´Д`A ```
すごく楽しい分、落とし穴もいっぱいで。
本番どのセクションもハプニングに継ぐハプニング。
みんなよく乗り切ったなぁ。。。
写真は 麗しのアスモデウス閣下ですw
私は何をやっていたかというと、リンダという大役を預かっておりました。
単行本をみていただければわかりますが、
ラスト、第六王子の干渉によって閣下の居城は大ピンチに陥ります。
その局面を好転させるきっかけを作るのがリンダなわけで。
仙界(まあ、妖精界ですね)と魔界を繋いで助力し、ディオを奪還する。。。
というのが今回のお話。
ものすごい重要な役です。
台詞は『ディオさん!』の、一言しかありませんでしたが、
とにかく今まで私が体験したイベントの中では1、2を争う過酷な物でした。。。。。
と、いうのも。。。。
本番。(写真は会場内。後方よりステージ側を撮った感じですかね。)
会場の後方にある大きな柱に布を巻いて、
その中にリンダ@夢来鳥は仕込まれました。。。。
布一枚隔てた50センチ向こうにお客さんがいらっしゃるわけであります。
リンダの出番は二時間半の公演の一番ラスト。
開場時間も含めると三時間半は固唾を飲んでじっとしてなきゃなりません。
今回のお話に関しては、こんな所に潜んでるなんて
バレたら一貫の終わりです。
ま、でも本番始まってしまえば、会場はやや暗くなるし、
みんなステージに意識がむくのでそれまでの辛抱。
布を隔てたすぐ隣りにお客さんが立っていたって私は柱。。。。
そうつぶやきながら襲い来る睡魔と激戦。
そう。じっとしてると眠くなるんです!
身体を動かしたりほっぺをバシバシ叩いたりとか出来ないし。(; ̄Д ̄)
何度も意識が遠のいて、はっと気がついては 傾いた身体を起こし。。。
みたいな。
何度柱から転がり出そうになった事か。
がくがく舟を漕いでる私を、上から舞監の敦司君が見守っててくれてましたが
ヒヤヒヤものだったみたいで。。。ですよね。
ああ。こんなことなら柱に縛り付けてもらえば良かった。
まあ、これも本番始まるまでの辛抱。。。
が。しかし。
本番当日ハプニングに続くハプニングで開演がすごい押したんです。川・ム・川ノ
お客さんの動きを見計らいつつホールスタッフが 柱@私に近付き、小声で
『開演かなり押しそうですが、トイレとか大丈夫ですか?』
たとえ大丈夫じゃなかったとしてもどうしようもないでしょ。。。
混濁した意識の中でそう思いましたが、『◯分押しです』
と言われる度に絶望的な気持ちになったのを覚えております。
しんどかったなぁ。。。
でも努力のかいあって(?)お客さんには気付かれずに本番。
閣下の呪文を唱えると、上から吊るされてた布がばさっと落ちて
リンダが出現するわけですが、
いきなり真後ろに現れた私にびっくりしたお客さんが
『うわああ!』と叫んでたのが印象的でした(笑)。