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2009年06月24日

飛鳥の神社と須雀の神社

adefb5cb.jpg宮狐は、土地の守部のお稲荷さんのお話です。
仲の悪い、玄狐と白狐の皇子たちが、
最終的には土地を守るため
土地に禍を為していた狗神を倒すお話でした。(^_^;)
こちらは玄狐の飛鳥が主人公だったんですが
コンプの増刊号で、好きなの描いていいよといわれたんで、
『宮狐』の続編『幼少草子』を描きました。
こちらは白狐の須雀のお話。
桜の樹のお化けが出てくるお話。。。春の増刊でしたw

実は両方ともモデルになってる神社があります。
飛鳥の方は宮城県の亘理にある『尊久老稲荷神社』。
小野篁が陸奥国の太守に任ぜられ、統治を通過の際 一童子が現れ
『予が居住は此の深山なり』と、指示したかと思うと、
忽ち黒狐に変じて走りさった。以来、祠を建てて『総黒稲荷』と、
称していたが後に『尊久老稲荷』と、呼ぶようになる——。
ネットで調べたら色々出てきました。
お社はまだ現存してるみたいです。
嬉しい……(ρ_;)

須雀は愛知県、名古屋市にある『斎山稲荷神社』。
日本武尊と宮簀媛命の伝説が残されているあたりでありまして
『武尊の崩後、尊が鳳凰と化して天翔りこの地に宿り給うた』
と云われがあり、鳳出宮とも称え奉ったのが神社の起源だそうです。
こちらも、色々調べましたら、まだ何とか現存しているみたいで
良かったです(ノ△T)
名古屋、集中豪雨とかあっていつも大変だから。
小高い場所に社殿があるので心配してました。
でも、こちらの神社は辿り着けない方が多いみたいですよ。(⌒-⌒)

そして亘理には、日本武尊が、白鳥に変じて舞い降りた泉の伝説が
あるそうな…………。(´∀`*) 


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