喪中の挨拶
2015年12月12日
スポンサード リンク
喪中の方へのご挨拶として寒中見舞いとして出すのがマナーです。
寒中見舞いは「松の内」を過ぎてから(「いつから」という疑問がありますが、具体的には1月7日以降、1月15日以降とする地域もあります)1月下旬頃までを目安に投函するのが一般的とされています。
「寒中見舞い」は暑中お見舞いと同じ季節の挨拶です。こうでなければならないという形式はありません。歴史のある風習でないため、明確に確立されていないのが実態となっているようです。
年賀状のマナー・挨拶のマナーとして、知っておきましょう。
「寒中見舞い」のマナーとしてある程度は、使われる言葉や文例は決まっています。知人・友人といえどもフォーマルな文体が無難です。年賀状とは別で落ち着いたデザインで仕上げます。画像などは白黒でなくても問題ありません。
むしろ、あまり派手すぎないように、落ち着いた雰囲気でまとめます。写真やイラスト画像も問題ありません。正月をイメージする写真画像(初詣や日の出など)、千支など年賀状で使われる素材はNGです。「冬」や「早春」をイメージする風景画像(花、草木)、他には、動物(愛犬&愛猫)、家族や子供の写真などを入れることは、問題ありません。あとは、出す相手(友人・親戚・ビジネス)しだいでしょうか。
不幸事があったわけですから、「新年おめでとう」というイメージではないはずなので、相手を思いやれば、年賀状でなく、寒中見舞いという挨拶状になるのは、理解できることでしょう。
デザインと文面は少し工夫して少し落ち着いたトーンのものがいいわけです。
寒中見舞いは、余った年賀状を使用しません。官製ハガキか私製ハガキで出します。「拝啓」などの頭語や「敬具」などの結語は不要です。文例も別のページでご紹介します。(年賀状のマナー)
あまったハガキは、懸賞に出したり、手数料を払えば郵便局で通常の官製はがきに換えてもらえます。