弱者やマイノリティへの配慮は必要ですが。。。
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学力に関しては
中学1年生でドロップアウトし
落ちこぼれとなったおっさんです
高校は偏差値30台
卒業後は主に日給月給の土木作業員として働き
飯場暮らしを経て一時はホームレス寸前
何とか国家資格である土木施工管理技士を取得し
正職員となったものの
半年間休みなし
月の残業300時間
上司から毎日浴びせられる罵声
超絶ブラック企業の正職員だったわけで
毎日20時間ほど労働していたりするので
1日の食事が5食になったり
その食事もコンビニ弁当ばかりで
あっという間に体重は15kgも増え
20代にして高血圧となりました
過度な睡眠不足で車を運転中
記憶が飛んでいる事も有ったりで
このままでは早死にする
と本気で考えていました
30歳で
その生活から抜け出そうと
医療系の専門学校の夜間学部を受験し
奇跡と思えるような合格
ブラック企業を退職し
専門学校の学生となりました
そしてこれも奇跡的に
留年することなくストレートで卒業し
国家試験も一発で合格
釧路市内の総合病院に就職も決まりました
やっと
荒んだ生活から抜け出すことが出来る
やっと
明るい未来を思い描くことが出来る
と思ったのも束の間
誰もが知っている市内の総合病院でしたし
学生時代に実習でお世話になった事で中身も少し垣間見えましたし
待遇が悪いわけはない
と考え
条件など聞かずに
面接→内定
となりました
が
基本給16万円
(当時34歳でした)
と聞き愕然としました
採用の職種以外の社会経験は一切給与に反映されず
21~22歳の新卒の方々と同じ待遇だったのです
当時
第一次安倍政権で
就職氷河期世代を対象に
再チャレンジ
とかやっていたんです
おっさんが就職した医療機関は
独立行政法人で
国に準ずる待遇で
行政のトップが
再チャレンジ
とか言っているのに
34歳で基本給16万円
その世界では
34歳の新卒はマイノリティで
そんなマイノリティへの配慮は
一切無かった
という事です
誰もが20代前半くらいで医療職になるんだから
新卒の基本給は16万円
34歳の新卒?
そんな落ちこぼれなんて想定していないわ
何才だろうが新卒なら基本給16万円でいいべさ
といった感じですかね
34歳
妻有り
子無し
の一家の大黒柱
16万円の基本給で
奨学金の返済も有りますし
専門学校生時代に臨床実習中の生活費を義父から借りたのでその返済も有りますし
妻にパートに出て貰い
それでも
贅沢など無縁の生活でした
マイノリティを想定せず配慮が無い
そんな時代だったのでしょう
でも
競争の激しい第2次ベビーブームに生まれ
バブル崩壊後の就職氷河期世代の最初期の世代で
落ちこぼれるのは全て自己責任
と徹底的に刷り込まれていたので
おっさんの転落人生は中学生時代に勉強しなかった事が全てだった
と自分の責任として捉えていました
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時代は変わり
マイノリティ
弱者
への配慮が当たり前となってきました
ハラスメント
というワードも定着し
耐え忍んでいた弱者が救われる事となりました
学校でも
生徒が落ちこぼれるのは生徒の自己責任だけではなく
教える側の問題でも有る
と認識されるようになりました
何とも
良い時代になったように思われ
こんな時代に育ったなら
おっさんの人生も少しは変わっていたのかもしれない
そう思う事も有りますが
さて
長文になりました
続きます
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