CHAIN-TENSIONER_TOP
あけましておめでとうございます。
ネオファクトリースタッフのなかじんです。

新年1発目のブログには自分の車両で起きたトラブル、
『カムチェーンテンショナーの破損』について
初期症状や破損原因、破損した状態など、詳しく説明させて頂きたいと思います。
TC88を所有されている方の参考になればと思います。

ちなみに破損時の走行距離は約27,000kmでした。




私の所有するサンタクロースカラーのハーレーは2004年式のFLHRS(TC88)です。
TC88と言いますと、持病と言っても過言ではないパーツが純正採用されております。

それがこれ。
CHAIN-TENSIONER_1
カムチェーンテンショナーです。
ここがまあ壊れると言われております。
案の定私の車両にも遂にその時が訪れてしまいました。


★初期症状★
「今までこんな音したかな?」程度の小さなメカノイズのような音が、
何処からか『ヒューヒュー』と回転数が上がって行くにつれて聞こえるようになります。
→恐らく、この時点で破損はしてはいないがテンショナーはほとんど無い状態だと思われます。
削れたテンショナーの樹脂に金属のチェーンがハマっていて発生した音ではないかと私は思います。
その後約1000km程乗りましたが、
音はあまり大きくはならず多少の不安はあったものの心配はしていない程度でした。

※ここで不安に思い対処をする事をお奨めします。


★★破損の瞬間★★
しこりを残しつつ、ある日往復約200kmのツーリングへ。
高速道路を走行し、パーキングへ。風を切る音と排気音が落ち着いてきたと思ったら、
エンジン付近から異音が発生しておりました。
回転数の上昇に合わせ『ララララ』と金属と金属同士が接触していると分かる程の大きな音。
音は走行を重ねるに連れて大きくなり、ツーリング後半ではアイドリング状態でも判る程でした。
→恐らくこの時点でテンショナーの先端の樹脂が破損。
樹脂を支えていた金属のボディは常にテンションが掛かった状態ですので、金属同士が接触。
大きなメカノイズを出し始めたのだと考えられます。
チェーンが外れなかっただけでも良かったと思うべきでしょうか。

※精神衛生上宜しくない異音がエンジンから聞こえ、不安に襲われます。
ツーリングどころじゃなくなりますので初期症状の段階で手を打っておく事をお奨めします。



これが破損までの一連の流れです。
異音はテンショナーが破損した瞬間に金属同士が接触し始める為格段に大きくなり、
発する音も変わるので直ぐにわかると思います。

その後何とか自走で帰宅。後日カムカバーを開封しました。

恐る恐る開けてみますと・・・ガビーン。
CHAIN-TENSIONER_2
やはり破損しておりました。
金属同士が擦れ合ってますね。
残ったテンショナーの一部と金属のボディが上手く支えてくれていたおかげで
チェーンが外れる等の大きな損傷には繋がりませんでしたが、
万が一チェーンが外れてしまっていたら・・・と、考えるだけで身震いがします。
CHAIN-TENSIONER_3
本来ソラマメ程あるテンショナーの樹脂部分は8割ほど行方不明です。
何処へ行ってしまったのでしょう。
CHAIN-TENSIONER_4
ありました。ですが新品状態と比べ比べ明らかに見つかる破片が少ない。
恐らくですが割れたテンショナーがギア等に噛み砕かれ粉々に。
至るところにテンショナーの破片が飛び散ってます。
これがエンジン内部を泳いでいたと思うと・・・恐怖。


それでは対処を。
早速カムプレートやシャフトなどを取り外して洗浄します。
出来る限り破片を取り除き、組み直します。
「近いうちにギアカムしたいなあ!」と、考えつつ
今回は予算の都合上新品のテンショナーに取り替えるのみで済ませました。

せっかくばらしたのでシャフトの振れも測っておきました。
CHAIN-TENSIONER_5
振れはあまり無く許容値内でした。
振れが大きいとテンショナーの破損にも少なからず影響を及ぼすと聞いていたので一安心です。
組み直すと異音は綺麗さっぱり消えてなくなりました。


なお、TC88のテンショナーには対策品として、
『テンショナー油圧化キット』や『ギアカム化キット』などがリリースされております。
テンショナーにご不安を感じておられる方にはお奨めです。是非一度ご確認下さいませ。
L012505
商品番号012505 583GE イージースタートギアカムコンプリートキット 99-06y BT

L021781
商品番号021781 TC88 カムテンショナー油圧化キット 01-06y TC


●まとめ●
よく、テンショナーの破損は
「乗り方次第でかわってくる」と言われております。乗り方もそうですが、
「エンジンを動かす頻度」「暖気時間」が大きく関係していると思います。

私場合、
2週に1度程度しかエンジンを掛けなかったこと。
また、ご近所付き合いも考慮し
エンジンを掛けたらあまり暖気をせず直ちに走り出し、
あまり回転数を上げずに走行する事で走りながら暖気をするという方法を取っておりました。

なのでオイルが完全に下がった状態でエンジン始動、
始動後直ちに発進する事が多かった為テンショナーの寿命を縮めたのだと思われます。


●最後に●
エンジン始動後はしっかりと暖気を行い、
久々にエンジンを掛けるとなったらもう少し長めに暖気。
十分にオイルを循環させてから発進する事をお奨めします。
もちろんエンジンオイルの交換もマメに行う事で寿命を延ばす事にも繋がるかと思います。

何を当たり前な事を言っているんだと思われるかと思います。
単純な事ではあるのですが、これらをしっかり行える環境を作るのは少し難しいかもしれません。
ですが確実に寿命は伸びると思われますので、是非行ってあげて下さい。



以上になります。ご参考頂けましたら幸いです。
それでは面白いブログをUPできますよう頑張りますので、今年一年も宜しくお願い致します。

なかじん

ここもクリックお願いします!!ここをクリックお願いします!!

↑ブログランキング参加中↑このブログを応援して頂ける方はクリック願います!

sale_150
APMより4速プロクラッチ互換モデルが登場!これで4速純正orリベラのリプレイスに!BDL4速にも!


sale_150
AVONタイヤが再入荷しております!!即出荷可能、チャンス到来!!



NEO FACTORY
http://www.neofactory.co.jp/



ブログパーツ