2015年07月09日

MISIAってアジアの救世主

昨日はMISIAの星空のLIVE爾帽圓辰討ました。MISIAは7月7日の七夕で37歳に!Everythingをリリースした年がMISIA21歳!光陰矢の如しです。MCで、「やっと少しは上手歌えるようになったと」、謙遜にも聞こえましたが、歌って人生や心が浮き出るものだと感じました。声の芯が太くなり、深みを増し熟成された歌声に成長や進化を感じました。それに比べて、自分は何が成長したのだろう?

未発表曲「花」にも涙しました。こんな名曲が世に出ていなとは。あなたの思い、心、蒔いた種は一番良い時に花を咲かす!そんなメッセージでした。

何故か清水ミチコがゲストで登場。仲良しみたいです。替歌三曲も歌いました。初めて生で聞きましたが、なかなかの芸人でしたよ、笑!

新曲の「流れ星」、「あなたにスマイル」も覚えて帰りました。元気をもらって帰りました。
MISIAの本名は、伊藤みさき、MISIAはメシアとアジアの造語って知ってました。知らなかった人は覚えておいてね。



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2015年06月26日

最強の商人より

私は今日から、新しい人生を始める。
私は良い習慣を作り、その奴隷となろう。
私は今日という日を心から愛を持って迎えよう。
私は成功するまで頑張り抜く。
私はこの大自然最大の奇跡だ。
私は今日が人生の最後の日だと思って生きよう。
今日、私は自分の感情の主人になる。
今日、私は自分の運命を支配する。
私は世間を笑おう。自分自身を、世間を、成功を、失敗を、「これもまた過ぎ去ってゆく」
今日、私は自分の価値を100倍にする。
私は今、行動する。



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2015年06月25日

ジョコビッチの強さの秘密

もうすぐ、ウィンブルドンが始まる。錦織選手の状態が気になりところだが、今日の話はジョコビッチについて!

彼はセルビアの出身、11歳の時、コソボ紛争が起き、空爆のため、暗い防空壕で78日間過ごしたという。

だが、彼はテニスを諦めなかった。あえて空爆の跡地を選んで練習したという。同じ所は爆撃しないと考えて!

戦場でもテニスを諦めなかったメンタルの強さに、誰が勝てようか?強さの秘密がわかったような気がした。


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2014年08月12日

油断しちゃダメ、

先週は米国のイラク空爆でグローバルで株安が進みましたが、今週は反発上昇へ。イラク情勢もどう判断したらよいかもわからず、ただ売り材料に使われたとの声さえあります。楽観論が強いことは確かです。

ただ、イラク情勢は甘くみない方が良いとの見方もあります。個人的にも、軍事行動を避け続けてきたオバマが、空爆に踏み切ったのですから、人道支援は建前!本当はイラク情勢がかなりヤバイのでは?と疑っています。

油田を過激スンニ派、イスラム国に奪われのを阻止との見たかもありますが、どうも奪われてヤバイのは、水資源なんだとか。

地名は忘れましたが、大事な水資源、ダムを奪われると、イスラム国の勢力が止めらないほど強まるらしいのです。

マスコミは米国の軍事行動ばかりを気にしていますが、火種は中東全体に広がっています。過激スンニ派を抑えられないと、大統領選挙が終わったトルコが介入する可能性、すでに三万の兵を動かしているサウジアラビア、空爆に参加しているとも言われるシリアなど。

そして、イラク国内ではシーア派のマリキ政権が退陣を迫られ、抵抗しているものの、新政権樹立の可能性が高まっています。内外からの信任を失っており、米国の空爆は新政権の樹立を支援する意図もあるようです。

イラクだけの問題だけに止まらない、情勢悪化のリスクは高まってます。だからこそ米国は空爆を続けると宣言しているのでしょう。イラクでゴタゴタが強まれば、プーチンさんも動きやすくなりますよ。

一旦は下げ止まった株式市場ですが、油断は禁物です。

最後にもう一つ、油断できないのが、13日に発表される日本のGDPです。予想ではなんと7.1%のマイナス!1-3月期プラス6.7%の反動は大きく、数字によっては激震が走るかもしれません。

まー日刊ゲンダイでお盆が危ないと記事になってるくらいですから、どうかと思いますが、世界的に景気減速が意識されるなか、導火線に火をつけるキッカケになりはしないか、心配です。

この夏、油断は禁物です。


neoiio at 19:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!相場 

2014年07月15日

シンガポールから世界を見る‼︎

この一年、国内ばかりを旅していたので、久しぶりに海外に出てみました。今回の行き先はシンガポール。幼少期を過ごした第二の故郷です。社会人になって度々出張には赴いてはいたものの、ゆっくり?観光したことがなかったのです。

おそらく私が住んでいた1980年代から人口は移民や出稼ぎ等を含め、倍増しているはず。それにしても、人が多い、店が多い、若いパワーに圧倒されました。そして日本の高齢化や硬直化をマジマジと感じました。

シンガポールがよいのは、淡路島程度の国のなかに、世界が見えることです。世界の人口の3割を占める中国、インドの世界を感じられる都市であり、アラブ街からはイスラム世界、金融街からは欧米世界が観光するだけで感じることができます。

日本では、中華街に行ってもそこは日本人の街であり、東北に行っても方言があるだけで、日本人の街です。

シンガポールのような多国籍国家では、各民族の文化、常識が混在し、ぶつかり合わない微妙な距離を作っています。

狭い国土のなかに、それぞれ集まる場所があり、ショッピングモール一つ見ても、世代別や民族別に使い分けられています。観光の際は良く調べて下さい。

最近誰もが知るマリーナベイサンズエリアには、ローカルなシンガポール人はまず行かないそうです。聞こえる言葉は、中国語、韓国語、日本語、ロシア語など、シンガポール英語は全然聞こえてきません。

しかし、ありゃ〜どえらい凄い建物です。何故か部屋がアップグレードし48階のシティビューだったのです。ブギスの風水ビルで買ったPi xiuの効果か?その部屋からは、"ザ シンガポール"が一望できるばかりか、シンガポールのすべてを感じることができました。右には貿易港、中央に金融街、マーライオン、ショッピングモールが。そして滞在することで、そのパワーを戴くことができるかもしれません。どうも島のエネルギーが集まるように設計されているように感じました。

そうでなければ、あれだけの規模のビジネスをサンズが投資するはずはないと思います。ショッピングモールからは安価な品、サービスを提供する店は既に消えており、フードコート以外はリアルリッチ使用です。

ホテルに泊まってみると、その価値は高いと感じるはずです。確かに、チェックインやプールが混雑しており、騒がしい感は否めません。立地も便利とは言えません。しかし、あのプールは最高だし、宿泊客のテンションの上がり方を見ると、満足度は高いと思います。みんながハッピーな場所って、素敵でしょ!

注意としては、6ヶ月前から予約して部屋が3階だった芸能人もいるようですから、部屋がどこになるかは、貴方の運と財力次第です。

話はワキに逸れましたが、シンガポール経済では、貿易、金融、観光が産業の柱で、政府はインフラ、税制、移民政策などを的確にコントロールしています。政治の安定、治安の安定がリアルリッチをこの国に招き入れています。タクシーのウンチャンがそう言ってました。山もなく逃げる処がない、またエレクトリックアイが至る処を監視しています。

確かに東京は、更に成熟した都市であり、細やかさにおいてはシンガポールを凌駕しています。改善したといえど女性のオシャレ度も。ただ、東京は沙汰な多様性を受け止めるだけの寛容さではかなり劣っているなと感じました。おもてなしの精神で、カジノを作って、ハンパないリアルリッチは呼べても、多様な文化、移民、異質なものすべてを受け入れ、消化する力はないでしょう。

こんなことを感じながら、プールサイドで100年予測という本を読んでいました。人口動態の悪化で行き詰まった日本が2020年代には、混乱した中国、ロシアに進出するシナリオ。とりあえず日本がこのまま痛みなく成長軌道入りするのは難しく、また中国がこのまま経済、大国を維持できる可能性も低いとの見方には同意できました。

一方、若いパワーに溢れ、多様性があるシンガポールは、当面安泰、いかなる政治経済の変化にも対応できる国だと、再認識しました。物価も上がりローカルシンガポール人には住みにくくなっていることは確かですが、それ以上の富と活気が流れ込む仕組みを政府は提供出来ています。

アベノミクスにおける規制緩和、法人減税など、改革の歩みは鈍い鈍い。とろとろしてるうちに、シンガポールは更に先を進むでしょう。30年でこれだけ発展した私の第二の故郷の次の30年が楽しみです。

最後に、私のお勧めはボタニクガーデンです。オーチャードの先にある植物園で、昨年出来たガーデンズ バイ ザ ベイとは別物です。ガーデンシティーと呼ばれる意味も納得でき、特にラン園には素晴らしく波動の高いエネルギーが満ちています。是非足を伸ばしてみて下さい。








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2014年07月09日

オルセー美術館館展

オルセー美術館館に行ってきました。






マネに始まり、ミレーの晩鐘、何度観ても素晴らしい。素朴ながら尊厳に溢れる傑作!

そして、カイユボットの"床に鉋をかける人々" がありました。労働者を描いた彼は、お金持ち出身、印象派を資金面で支えたことが思い出されました。

続いて歴史画、裸体コーナーへ

セザンヌの"牧歌"は、セザンヌらしい色使いが素敵。なんとカバネルのビーナスの誕生まで出展されてました。

やはり、印象派の風景画が好きです。よって風景画の部屋は最高でした。パリのオルセーの印象派のフロアー同様、青い壁紙で見やすくなっています。秀作ばかり、セザンヌ以上にピサロやシスレーの作品も素敵です。シスレーの"洪水のなかの小舟"が気に入りました。

また、さすがモネと思わせる1枚、"かささぎ"と出会う。雪と影の色使い、構図も絶妙。彼の睡蓮はもちろん好きですが、雪や雲も大好きです。

続いて、静物画コーナーへ!「りんごひとつでパリを驚かせたい」と意気込んだセザンヌ。今回の出展では、"スープ入れのある静物"は是非見てもらいたい作品です。りんごより、色使いが好きなのです。












大作が集まっているのが、肖像画の部屋!19世紀後半、王族貴族からブルジョア、庶民へ対象が移っていきます。ここでもモネに唸らされました。衣装の色、質感、薔薇の花瓶もきてます。

近代生活の部屋には、また私の大好きなモネがありました。感激。"サン=ラザール駅"です。汽車からの煙、駅の屋根、奥に浮かぶパリの街、ただ素敵です。この絵をみると、また出発だな、と意識を新たにできます。他にも、モノクロ感のあるドガ、バレエの舞台稽古、も良い作品です。ただ、一箇所、首が変です。

最後の部屋は、再びマネ。円熟期のマネ、病魔に苦しみ、左足を切断、51歳で亡くなっています。亡くなる前の年に書いたロシュフォールの逃亡、荒い筆蝕の美しさが際立つのみならず、命を燃やし尽くした凄みがありました。

とにかく好きな作品ばかりで、初日にしては空いており、ゆったり見られ、大変満足でした。

パリのオルセー美術館は何度行っても、飽きません。特に好きな印象派を集めてくれた今回の展示会。印象派が好きな方は必ず唸るはずです。ぐ、ぐぐぐ、素晴らしいと‼︎


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2014年07月08日

トイレからのメッセージ

我が家の一階のトイレに、超訳「ニーチェの言葉」がおいてある!

何気なく、めくって見てみるのだが、必要なメッセージを貰えることも多い。

今朝もぴったりのものが、飛び込んできた。ご紹介します!

高まるために捨てる

 人生はそれほど長いものではない。夕方に死が訪れても何の不思議もない。だから、私たちが何かをなすチャンスは、いつも今この瞬間にしかないのだ。
 そして、その限られた時間の中でなにかをなす以上、何かから離れたり、何かをきっぱりと捨てなくてはならない。しかし、何を捨てようかと悩んだりする必要はない。懸命に行動してうちに、不必要なものは自然と自分から離れていくからだ。あたかも、黄色くなった葉が樹木から離れ去るかのようにだ。
 そうしてわたしたちはさらに身軽になり、目指す高みへとますます近づいていくことになるのだ。



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2014年07月07日

ブログ再開!!

2010年ぶりのブログ再開となります。

7月に6年ぶりの転職となり、これまで書いていた社内限定のブログをこちらで継続することにしました。

継続は力なりで、ブログ書きの習慣により、自然と好奇心、質問力、情報収集力、更には構成力、展開力が高まり、営業や転職活動において、大きなプラスとなったと感じています。

何から書き始めようかと思ったのですが、社内向け最後のお別れブログが消されてしまったので、記憶ベースでの再現から一歩を踏み出そうと思います。

7月に退社となるのですが、気づいたら6年の在籍。あっという間でした。

しかし、100年に一度の金融危機の時期を平和なメガバンクで過ごせたのはかなりのラッキーでした。2005年に為替トレーダー業務から撤退したことに続き、2008年前半のリーマンショックが起きる前に、邦銀系へ転職できたことは、人生における最良の選択の一つであったと思います。

前職(正式にはまだですが・・)では、外資系時代よりも、海外出張や英語での交渉機会が多く、グローバルな仕事をさせて頂きました。そもそも外資系からの転職組は皆無で外を向いて仕事をする人材も少なかったのです。そして、リーマンショック後の欧米金融機関のドタバタ(吸収・合併、リストラ)において、様々なトラブル処理、交渉、チームマネジメントなど多くの刺激的な仕事をさせてもらえました。笑っちゃうくらい多くの見聞を積み、普通では会えない方々にお会いでき、美食にも恵まれました。

先進国だけでなく、ブラジルやベトナムなどの新興国にも出張することができ、時には白タクでぼられそうになったり、ゲイに言い寄られるなど危ない場面もありましたが、ヘリでLNG施設を視察したり、テキサスのヘッジファンドからプライベートジェットが迎えにくるなど、今思うと恵まれた体験ばかりでした。ご同行頂いた関係者、留守中に支えてくれた部下に感謝です。

保守的な邦銀系の運用会社において、私の奔放なキャラは明らかにフィットしていませんでしたが、6年間も在籍できたのは、ちょっとした奇跡です。頂いた経験以上の貢献は意識してきたつもりですが、最後は営業職に異動となりましたから、出過ぎた杭はやはり打たれる組織だったのでしょう。いろいろ物議ばかりを醸し、ご迷惑をお掛けしました。

ただ、こんな感じで奔放にできたのは、そもそもブランドとか安定とかに執着がなく、いつでも、どこでも、生きていけるという根拠のない自信と思い込みがあったからです。内弁慶でなく、社外など業界での立ち位置を大事にスキルを磨くこと、進歩することに邁進した結果なのです。目指すのは、終身雇用でなく、むしろノマドであり、日本に半分、海外に半分で資産運用業務に長く携わることです。

人生において、思考しないこと、イメージが湧かないことは、現実とはなりません。妄想だって、現実化することはよくあります。もちろん個人差はありますし、少々のコツもあります。仕事においても、目指さないことには、達成もありません。私は、大学生時代に教わった"Think Globally, Act Locally!"と言葉を大事にしています。世界規模の大きなことを思索しつつ、足元では、行動を生き方の基本にすえることで、地についた言動、着実な成果を目指すことに重きを置いています。

今回の転職で6社目となります。転職は、常に現状からのステップアップを可能にするアクションであり、やりたいこと、一緒に働きたい人がいる場所を選んできたつもりです。どうしても自分のキャリアをどう見せるかが重要ではあるのですが、同じキャリアなら信頼できる人、知っている人を採用する傾向は強く、人脈や人のご縁が大事になってきます。

今回の転職は、ヘッドハンター経由の案件で、先方に知り合いも皆無で、これまでの仕事上の関係も薄かったなか、評価を貰えたことは、とても嬉しいことでした。ただ、知り合いはなしとはいっても、業界は狭いもので、どこかで情報というものは共有され、人の縁が陰で助けになったのかもしれません。

次の仕事は、スイスの運用会社で運用部の所属となります。インベストメントディレクターというオルタナティブのプロダクトマネジャー的なポジションです。ヘッジファンドやPEなど非伝統的資産の運用モニタリング、デューデリ、商品開発に携ることになります。機関投資家向けビジネスとなり、これまでのリテール中心から一歩踏み出すことになります。

これまでの様々な運用キャリアを活かせる仕事が見つかり、やはり中途半端なジェネラリストではなく、引き出しの多いスペシャリストを目指してきて正解でした。時代は変化しており、日本的なジェネラリストの価値は下がります。特に中途半端なぶら下がりサラーリンマン、中間管理職のスキルは、情報の標準化、人員の余剰、ITでの代替などにより、邪魔者でしかなくまります。すでに、若者はそのウザさを肌身で感じているはずです。価値の低い人材が大きな組織にしがみつき、リスクはとらない、わが身わが部署を守り、それが弊害となり生産性が低下する。そして、金融マンとしての価値のみならず、人間性をおとし、仕事を取り上げられ、給与を下げられ、強制下山のみ終盤戦、悲しい限りです。どんなに威張ってもそんなものです。

現実を直視し、会社や上司に従うことこそが安全で堅実で必要であるとの信念から、早く目を覚ますべきです。投資信託と同じで、中期的な安定キャリア(運用)を目指すなら、機動的なキャリア・アロケーションやスキル(資産)の分散が必要です。日本株ファンドやJ−REITのみの運用って、リスク高いと思うでしょ!

別に転職を推奨しているわけではないのですが、ノマド的はサバイバルを頭の片隅に置いておくべきだと言いたいのです。未来あるやる気のある若者は、できるならグローバルで、会社にも社会にも価値を提供できる人材、いや人財を目指して欲しいと思います。

現在のスキルやキャリアは問題ありません。何を目指すかと、何を目指さないかです。やりたいことができるよう、大きなビジョンを持ち、行動を生きる基本としましょう。リスクテイクや心の労働に労力を費やし、敷かれた線路を下るのではなく、地図なしに、自分のなかの暗闇を見つめ、自分らしく自由に働きましょう。

社内ブログの原稿は消されましたが、心に火が残っている方々に何らかのメッセージが伝われば幸いです。

とにかく6年間に感謝です。いろいろありがとうございました。 2014年7月7日。






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2010年02月24日

カーニバルに向かって強さを取り戻したブラジル株

  ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルで2月14、15の両日に優勝を争ったサンバ行進の審査結果が発表されました。打楽器隊を先導する女王役に史上最年少の7歳の少女を選んだチーム「ビラドウロ」は最下位となりました。ビラドウロをめぐっては性的なシンボル役に子供は不適切との声が上がり、法廷論争に発展。14日のパレードでは少女が緊張のあまり泣きながら行進、採点も伸び悩んだようです。一方優勝チームは、故マイケル・ジャクソンさんのそっくりさんが登場するなど「神秘」がテーマの「チジュカ」。マイケルの威光はブラジルでも発揮されたようです
  サンバの評価はさておき、経済面でいいますと2016年の五輪決定後のカーニバルでは、期間中に前年を10万に上回る73万人の観光客数を市の観光局は見込んでおり、便乗値上げも例年以上となっています。事情が違った今年、ブラジルの経済成長と通貨レアル高もあいまって、パレードからホテルの宿泊料金まで、ありとあらゆるものに目玉が飛び出るほどの値段が付けられたようです。リオの2大高級ホテルの1つ、海岸沿いの壮麗なコパカバーナ・パレスは最も安い部屋でも1泊5000ドル(約45万円)ですが、全室が予約されていたそうです。景気の良さを裏付けるものだと思います。
   景気の熱がカーニバルの熱につながり、カーニバルの熱が、再び景気の熱につながったのか、ブラジル株もカーニバルに向けて反転をみせました。リスク回避の動きが落ち着いてきたことに加え、やっとブラジルの経済成長の強さに再び世界 の目が向けられたようです。海外投資家のリスク許容度は依然引き続き移ろいやすい状況です。ただ、好調な経済指標と良好な決算と明るい業績見通しを背景に、中期的なブラジル株への投資は継続し、再び株価は上昇基調に回帰すると見ています。
  根拠の一つ目は、ブラジルのファンダメンタルズの強さです。2月に発表になった経済指標をみると、ブラジルの経済回復は徐々に活発化していることがわかります。2009年12月の鉱工業生産は前年同月比で+19%、失業率は6.8%に低下、更に1月の雇用者数は+18万人と1月としては過去最高の増加数となりました。また、小売売上高は10月から3ヵ月連続で前年同月比+9%前後となり、2010年は2009年以上の内需拡大が期待されます。
  二つ目の根拠として挙げたいのは、好調な企業業績と成長性です。2月9日に発表された、時価総額でブラジル最大の銀行、イタウ・ウニバンコ・ホールディングの2009年10−12月期(第4四半期)決算は、同国の景気回復を受けて融資需要が拡大したことにより、前年同期比72%増益となりました。続いて2月11日に鉄鉱石生産大手、ヴァーレの決算発表があり、第4四半期の決算は、前年同期比30%増益となりました。鉄鉱石の輸入大国である中国経済の拡大を受けて需要増の見通しが示されたことや、需給が逼迫化するなか2010年の年次鉄鉱石価格交渉で優位な合意が見えてきたことなどから、今後の利益改善への期待が高まっています。この他、決算発表ではありませんが、ブラジル石油監督庁によると、ブラジル最大の時価総額を誇るペトロブラスが探鉱を加速させています。探鉱の加速による新たな油田の発見への期待が市場で高まっています。加えて、掘削・生産の進歩が今後の成長性につながることなどの魅力的なバリュエーションを評価し、大手証券会社は投資判断を引き上げました。
   このようにブラジルを代表する大企業が良好な経済環境を生かし躍進を続けています。特に原油、鉄鉱石価格の上昇など商品価格の上昇により業績改善が見込まれる資源・エネルギー銘柄。そして、内需拡大が融資需要を押上げ、収益成長が著しい金融銘柄が、ブラジル株式全体を牽引していくと見ています。
   カーニバルでの多大な出費にも関われず、世界中から集まった旅行客は、「色鮮やかなパレード、美しい女性、すてきな音楽」に替えがたい価値を見出したようです。それは、世界中の投資家が、複雑な制度、税制などのブラジルコストと呼ばれる面がありながらも「ブラジル経済の強さと成長力、企業の高い収益性と成長性」に投資価値を見出しているのと似ています。カーニバルの熱はブラジル経済の熱でもあるのです。


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2010年02月03日

2010年の農産物・畜産物市況、そしてブラジルのアグリビジネスに注目!

 暗雲立ち込める年明けの相場となりました。中国の金融引き締め姿勢の強まりと、米オバマ大統領による大手金融機関向け規制強化への動きが嫌気され、商品市況は年初から軟調な動きとなっています。リスク回避志向が強まったことで、一部の商品からは投機資金が逃げ出したようです。そのなかで、2009 年のほとんどの期間で他のセクターに出遅れた畜産物などは、良好な環境が評価され注目度が高まっています。

  農業・食料については、新興国の都市化や人口増加などを背景にした中長期的なテーマとして捉えられがちなのですが、2010年は出口戦略などから景気回復の持続性に不透明感が強まるなか、短期的な注目度が前倒しされる可能性があります。
    なぜなら、農業・食料は景気サイクルに影響を受けにくい、という特徴があるからです。景気動向よりも需給動向から影響を受けやすいのがこのセクターです。例えば粗糖は、年明け1月に29年ぶりの高値をつけました。アジアを中心とする潜在的な需要の増加に加えて、昨今の天候不順の影響から世界的に供給不足が拡大しているとの観測に反応しま した。また、畜産物では、価格低下圧力による赤字が数年続いたため、生産者は家畜を処分してきました。そのため将来の供給が制限され、豚肉と生牛の価格に上昇圧力をもたらしています。このように、需給バランスが供給サイドに有利になっている農産物、畜産物セクターには、引き続き価格上昇圧力がかかるとみています。

   さて、この粗糖や畜産物の輸出量が世界一位の国はブラジルです。資源大国として認識が高いブラジルですが、2010年は農業大国としての存在感を強める年になるかもしれません。ブラジルには日本の国土の三倍の耕作可能な土地が残されており、初耳の意外感もあるかと思いますが、世界最大の鶏肉会社も牛肉会社も、ブラジルの企業なのです。これらは強すぎた通貨レアルの調整を対外輸出の追い風にして、更なる躍進が期待されています。IMG_1334                                                       

 


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ブラジルの大空を翔けるカーニバルの翼

 2月には南半球のブラジルで世界最大のお祭りとも言われるリオのカーニバルが盛大に行われます。カーニバルの起源は旧ギリシャ・ローマ時代の春を祝う儀式といわれ、その後、中世になってカトリック教会の感謝祭の時期に教会行事に組み入れられるようになり、17世紀頃にヨーロッパからブラジルへ伝わって今日の姿に発展したといわれています。
  そのカーニバルの国であるブラジル株式市場は2009年の1年間で82.7%(ブラジルボペスパ指数)と大きく上昇しました。特に住宅関連などの内需銘柄の躍進が目立ちましたが、加えて日本ではなじみの薄い航空会社銘柄も大きな上昇を見せました。ボペスパ指数に採用されている2大航空会社の株価上昇率を見ると、タム航空が100.2%、ゴル航空が163.2%に達しています。最近日本ではブラジルのインフラセクターへ投資が注目を集めていますが、道路、鉄道インフラの整備が遅れているなかで、航空業界への注目が更に高まると考えます。

   ただ、航空会社というと、日本では別な意味で注目されています。実はブラジルにも同じような混乱がありました。ヴァリグ航空という国を代表とするフラッグキャリアと呼べる航空会社が、格安航空会社の台頭によって2005年に破綻、ゴル航空に買収されるという歴史があったのです。ブラジルでは既にこのような航空会社の整理、再編を経験しており、財務体質は改善しています。

  さて、ブラジルの航空業界に注目する根拠の一つが、国内での旅行者数の増加です。2009年の国内線の搭乗客は前年比17.65%増加しました。これは2005年以来で最高の増加率です。ブラジルでは実質所得の増加が著しく、中間所得者層が5割を超えてきたことで、国内旅行が活発化しています。もともと人口が約1億9,000万人と多い国です。加えて2014年のワールドカップでは、国内12ヶ所が開場となるため、国内移動の機会が爆発的に増えることが予想されます。

  次にお話ししたいのは、ブラジル航空会社の国際線への拡大についてです。特にタム航空は、南米各国や欧米へ路線を拡大して成長を続けています。最近の動きとしては、ブラジルの中堅航空会社であるパンタナル航空の買収を発表、国際線のマーケットシェアを8割以上確保しています。大きく遅れをとっているゴル航空も近年では国際線にも進出し、最近ではフランス‐KLM航空やスペインのイベリア航空と共同運航便協定を結ぶなど、国際線でも知名度を高めています。これらの動きは経済成長著しく、投資案件が増えているブラジルへ、海外からのビジネス旅行の増加が見込まれること、2014年のワールドカップに加え、2016年にリオデジャネイロでのオリンピックの開催を控え、世界中からの旅行者の増加を見込んでのものです。

   このような背景のもと、ブラジルの経済発展の一翼として、ブラジルの航空会社は今後も大空を羽ばたき、成長を続けると考えます。今年もタム航空やゴル航空は約70万人も集まると言われるカーニバルの開催地リオデジャネイロに大勢の旅行客を運んでいることでしょう。サンバのリズムに乗ってさらなる高みへ翔け昇れるか、今後の成長に期待しましょう。



2010年01月05日

ブラジル 虎となって千里を走る

  新年明けましておめでとうございます。2010年は寅(とら)年です。日本の相場格言では「虎は千里を走る」と言われ、相場上昇の年だそうです。ただ、千里を走りそうなのは、日本よりもむしろ地球の反対側に位置するブラジルのようです。
    その理由は単純明快です。虎の遥か前方には、大きな大きな獲物が見えているからです。それは、2014年のサッカーワールドカップであり、2016年の夏季オリンピックの開催です。魅力的な餌を前に、走らない虎はいないでしょう。歴史を遡ると、東京、ソウル、北京など多くのオリンピック開催国で大きなイベントという餌を前に、経済が虎のごとく躍進し、株価上昇が起こりました。
    もちろん、今回の虎・ブラジルには課題も多くあります。獲物にたどり着くための道を確保する必要がありますし、千里を走るだけの体力が必要となります。具体的には、鉄道、道路などインフラ整備、および治安の改善などが急務です。実際に、両イベント開催都市のリオデジャネイロには2本の地下鉄しかなく、車の多さと渋滞の酷さは目に余るものがあります。
    一方、ブラジルには課題を覆い隠すほどの明るい材料が多くあります。結論からいうと、これらの課題は経済発展とともに解決されるとみています。その一つ目の根拠は財政、国力面です。ブラジルは2007年には純債務国から純債権国へと転換しており、それに伴い外貨準備高も積み上がっています。対外的な信用力も高まり、海外からの直接投資も増え、財政・資金面では大型のインフラ整備を可能にできる状態にあります。
    二つ目の根拠は豊富な資源、神様からの恵みの多さです。ブラジルは、鉄鉱石をはじめとする鉱物資源、そして大豆やオレンジ、コーヒーや牛肉などの農産物に恵まれています。また近年の豊富な深海油田探索の成功や、エタノールなどバイオエネルギーの生産拡大により、ブラジルはエネルギー輸入国から輸出国へと変貌を遂げています。このように幅広い種類のコモディティ供給力に加え、増加する人口、広大な土地など数多くの「資源」をブラジルは持っています。
    そして何より、三つ目の根拠は、資源産業の戦略的統合による国際競争力の向上です。ブラジルの資源企業は、神からの恵みに胡坐をかくことなく、開発から販売に至る供給網を買収や企業提携により進めてきました。しかも国内での統合に留まらず、多国籍企業との連携、買収を積極化し、技術・資金を吸収した結果、極めて競争力の高い産業複合体を作り出したのです。
   大規模なインフラ整備計画に向けて、特に鉄鉱石・鉄鋼分野では産業複合体の成長が著しく、その中心は資源大手ヴァーレであり、鉄鋼大手ゲルダウなどです。
  この複合体の担い手として、鉄鋼最大手のアルセロール・ミタルや高い鉄鋼技術をもつ新日鉄など、世界的な鉄鋼メーカーを上手く巻き込んでいます。また、エネルギー企業でも、ペトロブラスは油田探索からガソリンスタンド経営まで手がけており、このモデルの好例と言えます。2008年には日本の南西石油を買収し、アジアでの販売網の拡大を目指しています。さらにアグリビジネスでも、ブラジルの関連企業はただの農業生産にとどまらず、広くバイオビジネスまでの事業を複合的に担っています。例えば大豆を食用だけでなく化学材料として多様な用途で扱い、生産、加工、流通までの市場を支配しようという動きが出ています。
   このようにブラジルは、政府の経済対策により財政面で大きく改善し、加えて単なる資源輸出国でなく国内に産業複合体を形成し、国力を蓄えつつあります。かつ消費国から供給国への変貌、外資の導入、多国籍企業を巻き込んだサプライ・バリュー・チェーン(供給付加価値網)の拡大により、更なる飛躍が可能な状況にあります。もちろん、インフラ整備における計画主体は政府ですが、その担い手として産業複合体の存在は大きいと考えます。
   20世紀において、ブラジルは恵まれた資源を政策的に上手く経済発展に繋げられませんでした。しかしながら、体力が充実し、資源複合体の形成が国力を押し上げてきたことで、21世紀のブラジルは千里を走る虎となり得るでしょう。
    そういえば2003年以降ブラジルを引っ張り、資源複合体を育ててきたルーラ大統領は虎というより髭モジャモジャのライオンの風貌です。次期大統領選挙では、ライオンの後継者といわれる女性候補より、野党党首が虎のような勢いで優位に立っています。どうやらブラジルから目が離せない2010年になりそうです

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2009年12月04日

インド発の「ゴールドラッシュ」

 11月の初め、インドの中央銀行であるRBI(インド準備銀行)がIMF(
国際通貨基金)から金を購入した、との報道に、市場は色めき立ちました。IMF理事会は去る9月、途上国向け融資の原資確保のため、保有する金準備403.3トンの売却を正式決定していましたが、インドは今回、そのうち約半分の200トンの金を購入しました。金が名目価格では史上最高値圏に上昇しているタイミングで、総額は約6,000億円。金額もさることながら、有力視されていた中国やロシアを差し置いてインドが買い手となった、という事実が耳目を集めたのです。
  この報道のあと、金相場は高値を更新し、1オンス1,100ドル台まで上昇しました。今月のコラムでは、金相場の今後を見る上で強気となる根拠を、?米国への信頼低下、?各国中銀の更なる金購入の動き、そして?将来のインフレ懸念、という三つのポイントで整理してみました。これらを通じて、金が持っている強さ、他の商品市況の上昇をも牽引する可能性を示してみたいと思います。

 今後も金相場に強気な根拠その?は、米国への信頼の低下です。雇用情勢が低迷し、需要回復への不透明感が漂う米国で、景気刺激策の延長が求められています。米国債の更なる増発、赤字拡大に対する懸念がドル安を招き、代替としての金が選好されています。各国中銀はドル建てで保有する外貨準備資産の価値下落
を避ける必要があり、ドル離れの受け皿としての金買いを進めています。オバマ大統領による先日のアジア歴訪は、米国債の継続保有を訴えかける「各国の中央銀行詣で」と目されています。急落を阻止するカギをアジアや新興国に握られ
難局のドルに対し、さりとてユーロや円が新たな基軸通貨に成り代わる未来も想定し辛い状況下。上述のインドによる金購入がドルへの不信任票として認識され、米国の焦燥が募る一方で、金相場の騰勢が強まっています。

  根拠その?は、インド以外にも金購入を狙っている中央銀行が控えている、という点です。規模ではインドの200トンに比べて地味ながら、インドに続いてモーリシャス中銀、およびスリランカ中銀がそれぞれ2トン、10トンの金購入を発表しました。IMFによる金準備の売却はこれまで、金相場の潜在的な下方圧力とみられてきました。しかし、ここにきて各国中銀による買いが優勢となっています。従来、欧米の中央銀行は準備資産に占める金を数十パーセントと高位に保有している一方で、中国やロシア、インドなど新興国の金保有比率はわずか数パーセントにとどまっています。なかでも2兆ドルを超えるまでに外貨準備を積み上げてきた中国は、ここ数年で大幅に金の積み増しを図っています。今回は中国を出し抜いた感のあるインドは、引き続き金購入の意向を示しています。加えてロシアやアジア新興国、あるいはドルペッグからの離脱を目論む中東諸国など、各国の公的部門による金購入の勢いが加速する局面を迎えています。

   そして、根拠その?は今後の各国「出口戦略」への危惧です。現状をみると、市中への貨幣流通量の低調さや貯蓄傾向の強まりなど、必ずしも金上昇がインフレを想起させる状況にはありません。しかし、米国を中心に未曾有の低金利・財政拡大政策が推進されるなか、中期的なインフレへの懸念は次第に高まっています。100年に一度の金融危機に対する金融・財政の大盤振る舞いの帰趨については、誰にも予想が出来ていません。政府・中央銀行によって大量供給された金融の蛇口の締め具合、その舵取り次第で、将来のインフレのリスクが急速に意識される可能性があります。こうした市場に根強いインフレ懸念が、金相場を中期的に下支えする構図です。

    このように、インドをきっかけとした「ゴールドラッシュ」から推察される
結論は、今後も各国中銀はドルへの信認を低下させ、ドルが一段と下落する余地を危惧し、中銀による金の吸収が増えるというものです。そして、中銀による金の購入が更なるドル相場の軟化を招くというスパイラルなのです。さらに、各国中銀の出口戦略次第でのインフレ懸念も加味されます。
  このような背景のもと、商品市況では、金相場の上昇が原油など他の商品を押し上げるという展開が続きそうです。インドはもともと金への信仰が強く、民間の金消費は世界一と聞きます。おそらくインド人所有の「金」も価値が上昇しているはずです。デフレ傾向で世界に出遅れ気味の日本にこそ、「ゴールドラッシュ」が必要な時かもしれません。


2009年10月31日

モンゴルに眠る資源を掬い投げ

 雄大な大草原に広がる牧歌的な風景。衣装や音楽、そして今や「横綱の名産地」として日本を席巻する、相撲などの伝統的な文化。古の大帝国に想像力をかき立てられる悠久の国・モンゴルが、新たな「宝の山」として注目を集めています。日本のおよそ4倍の国土の80%を草原が占め、南部に世界第4位のゴビ砂漠を配するモンゴルには、数多くの地下資源が眠っています。ただ、素晴らしい宝物が眠っているだけならば、コンゴやザンビアなど、世界にはほかにも有望な資源埋蔵地域はあります。資源開発、特に新興国での成功には三つのポイントが揃う必要がある考えます。それは、?鉱山の高い品質とコストに見合う埋蔵量、?開発国の政治的安定、信頼性、政策的支援体制など政治的な側面、?資金調達力など金融環境の安定を背景に資源開発会社の体力面です。今回のコラムでは、モンゴルの3つの宝の山と開発状況を紹介することで、その潜在力、将来性の高さを説明していきます。

  まず、ゴビ砂漠の南部、中国との国境近くにあるオユ・トルゴイに、1つ目の宝の山があります。共同開発者である英豪資源大手が「世界最大規模の鉱床」と評価するこのオユ・トルゴイ鉱山は、銅3,600万トン、金1,400トンを埋蔵すると推定されています。今後の探査によって推定埋蔵量が大幅に増え、採掘が数十年間にわたる可能性もある模様です。カナダの鉱山会社が2000年に探査を開始し、数年にわたる交渉を経て、2009年10月、開発プロジェクトがモンゴル政府と晴れて正式合意に至りました。専門家の分析によると、オユ・トルゴイ鉱山の本格開発は、今後モンゴルのGDP(国内総生産)を3割も押し上げられる力がある、とのこと。これはものすごいプロジェクトです。そして政府が34%の権益を握るこの開発プロジェクトは、経済成長に向けてのモンゴル国民の熱い視線を集めています。
 そのオユ・トルゴイから程近いモンゴル南部に、2つめの宝の山、タバン・トルゴイ鉱山があります。世界最大級の石炭鉱山と評価され、60億トンを超える石炭の推定埋蔵量を抱えています。これは、世界全体の石炭生産量一年分を十分に賄えるほどの莫大な量です。加えて、タバン・トルゴイ鉱山は製鉄の原料となるコークス用炭を高い比率で含んでおり、その点でも世界中の注目を集めています。電力向けの一般炭に比べ良質で高値で取引されるコークス用炭は、新興国の経済成長などを背景に需給逼迫の状態が続いています。現在、欧米資源メジャーや日本の商社など複数の企業がタバン・トルゴイ開発プロジェクトに名乗りを上げており、モンゴル政府との交渉を経て、今後の開発進展が大いに期待されています。
  3つ目の宝の山は、ウラン鉱山です。IAEA(国際原子力機関)によると、モンゴルでは未探査の地域に、世界最大のオーストラリアを超える139万トンものウランが眠っている、と報告されています。世界的な原子力の再評価を受けた各国の原子力発電所新設の動きを受けて、原料ウランの需要期待が高まり、ウラン確保に向けた争奪戦が始まろうとしています。ロシアとモンゴルの合弁会社の設立が最近報じられ、日本の商社も合弁事業への参加を進めています。ここでもモンゴル政府は積極的に動いています。

  以上の3つの宝の山が有望で、かつ政府からの協力体制も強いことが分かって頂けたと思います。また、冒頭に挙げた最後のポイントの「資源会社の財務的な体力」については、鉱山開発の再開が示すとおり、今年に入ってからの金融の安定、景気の回復、商品価格の上昇を背景に体力が急速に回復しています。
 資源開発成功のすべてのポイントが整いつつあるモンゴルでは、これら「世界最大級の資源」を懐に、新しい技術を持った数多くの企業が日夜、開発競争を繰り広げることが予想されます。鉱山開発には採掘や加工技術はもちろん、道路や鉄道、電力網など周辺のインフラ整備に巨額の投資資金が必要とされ、関連産業にとってのプラス効果は計り知れません。
  銅や金など産業の基盤となる非鉄金属に加えて、主要エネルギー源である石炭、そして再評価される原材料ウラン。全ての開発が軌道に乗る将来に向けて、モンゴルでは「三役そろい踏み」の華々しい土俵が築かれていきそうです。そして、世界中のどこかで、「次なるモンゴル」を求めての資源ビジネスは脈々と展開されていきます。資源争奪戦・モンゴル場所、しばらくは目が離せない展開になりそうです。



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2009年10月04日

「黒いダイヤ」石炭の輝く日

今からちょうど300年前、1709年にイギリスで産声を上げたコークス炉は、後の産業革命の礎となる歴史的な築造物でした。石炭を蒸し焼きにして不純物を取り除いたコークスは、高温で燃焼効率が良いことから、製鉄の原材料として不可欠なものとなりました。このコークス製鉄法の確立による鉄鋼の大量生産と、同じく石炭を用いた蒸気機関の発明による動力革命とが相まって、産業の機械化・近代化がもたらされたのです。以降、石炭から石油への「流体革命」が起こる第二次世界大戦後まで、石炭は「黒いダイヤ」と呼ばれ世界の主要エネルギー源としての一時代を築きました。そんななかでも、日本人の記憶には、厳しい労働環境と環境悪化の象徴としての石炭産業があります。それは炭鉱の悲哀としていまだに映画やドラマで登場し、石炭をダイヤと比喩する人は今や皆無と言えるでしょう。

しかしながら21世紀にはいり、新興国の急速な経済成長と環境問題への意識変化を背景に、代替エネルギーばかりか、天然ガスや原子力などエネルギー源の多様化が避けられないなど、状況は大きく変化しました。石炭を取り巻く環境も、我々の気づかないようなところで変化が起きています。その変化を認識すれば、石炭が今後「黒いダイヤ」としての存在感を取り戻していくストーリーが描けるはずです。

まず大きな変化として挙げたいのが、環境負荷を低減する新しい技術、CCT(クリーン・コール・テクノロジー)です。環境対策のための技術革新が近時実を結び、石炭の未来に花を開こうとしています。石炭は燃焼時、石油や天然ガスに比べて単位発熱量当たり多くの二酸化炭素を排出するほか、硫黄や窒素などの不純物による汚染の悪影響が、地球温暖化防止へ向かう潮流におけるネックとなっていました。これらの問題を解決し、その主力となる石炭ガス化複合発電(IGCC)は、石炭を高温高圧によってガス化しガスタービンで発電、同時に高温の廃熱を用いて蒸気タービンでの発電を行う技術です。これによって石炭の鉱物質や硫黄分などを除去できるほか、高温により燃焼効率を高めることが可能になります。さらには、石炭燃焼で排出される二酸化炭素を分離し、地中などに回収・貯留する技術(CCS)の実用化が、二酸化炭素削減の切り札として期待されています。日本や米国での実証研究が進む中、かつて低効率が指摘された中国でも、これらクリーンな石炭火力発電に関する技術導入が着々と図られています。

次に挙げたいのは、需要見通しの変化についてです。IEA(国際エネルギー機関)の「世界のエネルギー見通し2008」によると、2030年までに需要の絶対量が最も伸びるのが石炭であり、電力源としては引き続き最大の地位を占めています。また、石油のエネルギー需要全体に占めるシェアが低下するのに対し、石炭は29%に拡大する見込みです。さらに、中国・インド2国が世界の石炭消費増加量の85%を占める、とのこと。これら新興国における原材料集約型の経済活動が、先進国並みの高消費活動へと移行する際には、エネルギー需要が爆発的に増大する可能性をはらんでいます。とりわけ経済成長著しい中国では、景気刺激策、インフラ投資推進を背景とする電力需要・鉄鋼需要の伸びが、一般炭・原料炭など石炭需要増加を後押ししています。こうした自国消費の増加を受けて、2009年上半期には前年同期比2.2倍を輸入するなど、中国は今や石炭の純輸入国となっています。また同様に、石炭火力発電が7割を占める新興国インドでも、内需拡大に伴う旺盛な石炭需要が見込まれています。

最後に、変化ではなく石炭の基本的な長所について触れさせて頂きます。石炭は、埋蔵量が豊富で、石油や天然ガスなどに比べて産出地域に偏りが少ないのです。可採年数は百数十年間と他のエネルギーよりも長く、地政学的リスクも少ないことで、価格面でも安定供給が可能な点が石炭の存在感を約束しています。
現在、世界の石炭生産・石炭消費は中国・米国の2国によるシェアが過半数に達しています。IEAによると、世界全体の発電電力量において石炭火力は約4割を占め、天然ガスや原子力を抑えて最大の発電電源です。うち、中国と米国それぞれの石炭火力の割合は、8割と5割。エネルギー消費大国である両国とも、今なお石炭を基幹電源として依存しています。この点からも、安定供給が可能という石炭の強みは大きいと言えます。

このように、最大の課題とされていた環境対策を新技術でカバーし、需要の伸びと安定供給が見込める石炭への注目度は高まると考えます。世界が持続可能なクリーン社会を目指し、多様なエネルギー供給のあり方を模索する現在。新興国での伸びゆく需要とクリーンに生まれ変わる新技術を武器に、石油やガス、原子力、再生エネルギーとの競合のなかで「黒いダイヤ」石炭が再び輝く日は、そう遠くないかもしれません。


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2009年09月21日

資源大国ブラジル「空飛ぶ富豪」の野望

ブラジル経済の中心地である、サンパウロには、「空飛ぶ富豪」と呼ばれる人たちがいます。日常の移動手段はヘリコプター。自宅からビル屋上のヘリポートに上がり、オフィスや商談へと、まるでタクシーのように乗り回します。誘拐・強盗の危険や劣悪な交通渋滞を避けるためであるとか、サンパウロの空を飛ぶヘリコプターはなんと400機を超えるそうです。

そうした「空飛ぶ富豪」たちの多くが、石油・ガスなど資源会社のオーナーであり、特に最近増えているのが、バイオ燃料エタノールで財を成した人たちです。今回は空飛ぶエネルギー富豪のビジネスを追いながら、金融危機後の世界でリーダーを目指すブラジルの野望を追ってみたいと思います。

世界的な金融危機の荒波は、ブラジルをも襲いましたが、その試練をブラジルの富豪たちは、ヘリコプターを手放すことなく、新たな資源発掘代替エネルギー事業の拡大とで乗り切ろうとしています。

ブラジルは鉄鉱石の生産が世界第1位(2007年)など鉱物資源の国のイメージがありますが、最近の注目は原油採掘です。ブラジルの「空飛ぶ富豪」のなかで最大の資産家といわれるエイキ・バチスタ氏のビジネスにおいても、所有の鉱山会社による原油採掘事業が急拡大しています。大規模油田での原油生産の成功を見込み、1年程前に上場した彼の会社の株価は、年初来でほぼ2倍に上昇しています。

ただ、原油採掘は一個人、一企業の話ではなく、国家の将来を左右するものとなりつつあります。かつては石油輸入国だったブラジルは、水面下5,000〜7,000メートルの深海で「プレサル(岩塩層下油田)」開発に成功。これにより有力な石油輸出国に転じる可能性が高まったからです。この油田での試験生産が今年5月に始まりました。未調査の鉱区もあわせると、ナイジェリアなど中堅産油国並みの埋蔵量になるとの見方もあり、ルラ大統領も興奮を隠せません。この油田を「神からの祝福」、更には生産開始日を「第二の独立の日だ」と語ったほどです。

これを機に世界中から脚光を浴びたことからも、興奮が理解できます。同年5月石油需要が急増する中国は、このプレサル開発の可能性に飛びつくように、100億ドルの融資を決め、石油探索などでも合意しました。また、米国輸出入銀行が4月に決めた20億ドルの融資額を2倍余りに拡大する公算も高まっています。さらに、日本からの出資も増えています。具体的には6月に海運会社や商社がブラジル石油会社向けのドリルシップ(水深鉱区掘削船)事業(約8億ドル)への出資を決めています。

ブラジルがすごいと思われることは、化石燃料の輸出体制を整えつつあることに加え、代替エネルギーの分野での躍進が約束されていることです。驚くことに、ブラジルは1980年代から国策、つまり国家戦略としてバイオエタノール生産に取り組んできたのです。四半世紀の努力の甲斐あって、今大きくエタノール事業は花開いているのです。バイオエタノールの成功は、ブラジルの雇用と所得の大幅な増加をもたらしました。この成功ストーリーは、「空飛ぶ富豪」の増加の理由も三段論法で明快に説明してくれます。?所得の増加が?車の増加を生み、?道路渋滞よりヘ
リコプターに乗る「空飛ぶ富豪」が増えてというのです。どうやらこの成功ストーリーは持続的なものになりそうです。ブラジルには、エタノールの原料となるサトウキビを収穫する広大な農地があります。開拓可能な農地
が、日本の私たちには想像もつかないほど広大であるとのことです。そして、エタノール関連企業は、国家レベルでの輸送インフラの整備に加え、中産階級の台頭によるブラジルの自動車の増加により、売り上げを伸ばせる環境にあるからです。さらには、ポスト石油社会を模索する、アジア、アフリカなどからの投資も急増しています。エタノール生産がブラジル以外に広がれば、ブラジルのエタノール関連企業の商機が広がる展開が予想されます。

このようにブラジルは深海油田の可能性とバイオエタノール事業の拡大を武器に躍進を続ける見込みです。現在の資源価格の上昇「第二幕」を演出しているのは、4兆円の経済対策を受けた中国の資源調達といえますが、その裏で世界から資金を集め、供給サイドで存在感を強めているのはブラジルなのです。それもそのはず、中国の成長に必要な糧をバランスよく提供できるのは、資源・農業大国ブラジルをおいて他に見当たりません。中国とブラジルは地理的な位置関係に加え、消費大国・生産大国という意味でも、コインの裏表の関係なのです。

ブラジルでは今後、2014年のワールドカップの開催に向けて、道路・鉄道網などのインフラ整備が進められます。もしかすると、リオデジャネイロでのオリンピック誘致にも成功し、その速度を加速することになるかもしれません。そうなれば「空飛ぶ富豪」がヘリコプターの使用を減らす日が来るかもしれません。ただ、世界のリーダーを目指しているブラジルの富豪たちは、ヘリコプターから降りても、今度はプライベートジェットに乗り換え、世界中を飛び回るようになりそうです。なぜなら、彼らには海から、そして大地から「神の祝福」を受けているのですから。


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2009年07月31日

原子力ルネッサンスとハルキスト

  1980 年代という舞台背景が好まれてか、村上春樹の長編小説「1Q84」(全2 巻)が話題を呼んでいます。発売からまだ1 ヵ月足らずで、累計150 万部に迫るハイペース。また同じく1980 年代の象徴ともいえるスーパー・スター、マイケル・ジャクソンが急死したことも加わり、最近1980 年代へのノスタルジー(郷愁)が高まっているように感じます。あの時代の日本には、特別な上昇エネルギーがありました。1970 年代の石油ショックから立ち直り、バブルへ向かって経済が加
速した時代に対して、日本人の多くが思いを募らせていてもおかしくはないでしょう。

  さて、今回のテーマは1980 年代へのノスタルジーの高まりではありません。ただ序奏として、その興隆の背後で起きた悲劇を思い起こしていただき、それ以降、世論の高まりを受けて原子力の平和的活用が積極性を欠いてきたという事実に触れたかったのです。具体的な悲劇とは、1986 年に起きた旧ソビエト連邦のチェルノブイリ原発の大事故です。あれから約四半世紀を経て、事故を教訓に技術革新による安全性の向上が図られてきました。加えて、新興国の成長加速と環境への世論の後押しという新しい材料が重なり合い、この呪縛から抜け出す動きが急速に強まっています。この動きは時代の要請であり、
原子力の再評価は今後本格化すると考えます。主題に「原子力ルネッサンス」というやや大げさな言葉を使ったことには、それなりの根拠があるのです。
その根拠には3 つのポイントがあります。

  まず一つ目は新興諸国での人口増加、成長加速による需要増大への対応です。残念なことに、成熟した先進諸国では、1980 年代にあった上昇エネルギーを感じることは難しくなっています。しかし一方で、ここ数年の中国を中心とした新興諸国の興隆は著しく、金融危機後も強い成長エネルギーを失っていません。都市化が進む中国では、年々夏場の電力不足に苦しんでおり、それを補うために1 ギガワットクラス(ギガ=10 億)の原子炉を30 基程度建設するといわれています。また、インドでも原子炉が30 基は必要だとされています。

  二つ目のポイントは、先進国を中心とした地球温暖化防止の動きです。原子力発電(以下、「原発」)による二酸化炭素排出量は、石炭や原油、天然ガスなど火力発電の約20 分の1 から40 分の1 です。風力や太陽光など再生可能エネルギーの普及が思うように進まないなかで、原発は温室効果ガス排出削減のための切り札となっています。こうして原子力の復活を望む世論が高まり、いよいよ「原子力ルネッサンス」が現実のものとして形を見せ始めています。それは各国エネルギー戦略の転換に繋がっています。グリーンニューディール政策を進める米国は、クリーンエネルギーの促進を進める一方、新しい原子炉を約30 基建設することを決めています。日本でも、麻生太郎首相が6月10 日、2020 年までの日本の温室効果ガス排出量削減の中期目標を「2005 年比15%減」と決め、環境と経済を両立させつつ、原子力開発に全力をあげて取り組み、長期目標を実現させたいとの声明を出しました。

  三つ目のポイントは、資源ナショナリズムへの対応です。新興国を中心に国家戦略として資源の囲い込みが進むなど、エネルギー外交が積極化しており、資源輸入国にとっては大きな問題となりつつあります。つまり、長期的に持続的なエネルギー供給確保が緊急課題となってきたといえるでしょう。特に、欧州では、昨年天然ガスの安定的供給がロシアの政治的意図、および投資不足により、十分保障されていないという厳しい事実に直面し、これが政策の大転換のきっかけとなりました。即ち、代替エネルギー源の確保が進まないなか、かつての「脱原発国」イギリス、スウェーデン、イタリアが次々と原子力発電所の新設にむけて動き出しています。
  結論としましては、新興国の成長を背景にしたエネルギー需要の拡大、世界規模での地球温暖化対策、資源ナショナリズムへの関心の高まりのなかで、世界的に原子力の再評価が進む蓋然性が高まっていると考えます。そして、上述のように原発が増設され、稼動が進むと、原料のウラン需要も大幅に増加すると見込まれています。OECD(経済協力開発機構)とIAEA(国際原子力機関)の予測では、ウラン需要が2006年の年間約6 万5000 トンから、2015 年には同8万3000トン程度まで増加するとしています。また、市場もこれらの動きに気付いたためなのか、春先からウラン価格は急騰し、4 月の安値40 ドルから6 月には50 ドル半ばまで30%超の回復を見せました。
  「原子力ルネッサンス」の動きは、ウラン会社にとってプラス材料であるばかりか、原子炉建設の技術力、人材に強みを持つ日本にとっても大きなプラス材料です。今の日本にとって必要なことは、浮揚感を求め1980 年代のノスタルジーに浸るより、現実を踏まえ、成長戦略、エネルギー問題に対して、日本の強みを生かした抜本的対策を練ることではないでしょうか。例えば、原子力を日本の輸出産業の柱にするなど・・・。 

  余談ですが、村上春樹の作品への傾倒は、よくモチーフになる、現実とは違う“別の世界”にトリップ(出奔)できる点にあると聞きました。トリップの結果(?)か、村上春樹好き、いわゆるハルキストには独身の男性が多いそうです。しかし、現実を離れていては何事も解決しません。日本の政治も、政権闘争など内輪のワールドに浸ってばかりいて、世界の現実から遊離していると、国際社会からますます置いていかれるのではないかと心配です。個人的には村上春樹の大ファンなのですが・・・・!



2008年04月28日

バリ旅行

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久しぶりにバリに行ってきました。気がついたらテロ以降初めての神々の島への旅行でした。天気にも恵まれ、ハワイとも違う柔らかい波動を感じてきました。

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以前来たときにはなかったオーシャンプールがお気に入りとなりました。

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朝焼けとアグン山、毎朝散歩とジムとテニスでリフレッシュ!

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最終日はスパへ!インド洋を一望できるだけでなく、なかなかのパワースポットでした。そこからの夕日も素晴らしく!パワーをいっぱい貰ってきました。

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neoiio at 12:17|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!旅行記 

2008年04月17日

波動ナビ的 日光ひとり旅

山仏堂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりのブログです!お休みを頂いたので、前から気になっていた日光に行ってきました。そもそも日光山は、奈良時代に勝道(しょうどう)上人によって開山されたという関東最大の宗教的霊場で、パワースポットであるとは聞いていましたが、凄いパワーに満ちていました。

766年日光開山の祖「勝道上人」は四方の神、青龍、朱雀、白虎、玄武(東西南北)の守護する霊地と知り、献燈会の会場の日光山輪王寺の前身となる「四本龍寺」を建立したそうです。

また、日本では、高い山は古来から神として崇められてきまこともあり、鎌倉・室町時代には、日光山も主峰は三つの山として信仰されていたようです。

男体山は御神体であり、大己貴命【おおなむちのみこと】であり、千手観音【せんじゅかんのん】であり、男体権現【なんたいごんげん】でもあります。

女峰山も御神体で、田心姫命【たごりひめのみこと】であり、阿弥陀如来【あみだにょらい】であり、女体権現【にょたいごんげん】でもあります。

太郎山も御神体であり、味耜高彦根命【あじすきたかひこねのみこと】であり、馬頭観音【ばとうかんのん】であり、太郎権現【たろうごんげん】でもあります。

山と仏と神が一体で、しかも男体山は父、女峰山は母、太郎山は子の家族として崇められました。

このように、勝道上人が開かれた神仏習合【しんぶつしゅうごう】の宗教観が関東の一大霊山「日光山」を栄えさせたようです。徳川時代からのイメージがつよいのですが、意外と歴史は古いのです。


日光連山

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、今までなぜあんな東京(江戸)から遠い山の中に徳川家康は祀られているのだろうと思っていましたが、日光がパワースポットであること以外にちゃんと理由があるようです。

家康の遺言には、「遺体は駿河の久能山に納め、葬儀は江戸の増上寺にて行い、位牌は三河の大樹寺(先祖代々の菩提寺)に立て、一周忌を過ぎて以後、日光山に小さき堂を建て、勧請(かんじょう)せよ。神に祀られることで関八州の鎮守になろう・・・」と、あります。

この意味するところは、家康を祀る東照宮は聖なる北極星が位置する真北から江戸に「気」を送り、不死の山である富士山越しに配置された久能山東照宮と、位牌のある大樹寺は、豊臣秀吉の西からの「気」をしっかりとガードする配置になっているわけです。

これだけだはなく、日光東照宮や江戸城を取り囲むあらゆる配置は「気」の流れ、すなわち「風水」を考えてあります。

東照宮の参道は、真っ直ぐに江戸城に繋がっているし、家康が眠る宝塔は真後ろに北極星を仰ぐ事ができ、天帝の座に繋がっているそうです。

家康を中心に全ての星が巡る仕掛けになっているわけで、徳川家に脈々と受け継がれる、風水の思想によって、風水都市大江戸が作られたことがわかります。

このような壮大な宇宙観があったからこそ、徳川家は家康の死後も260年余の永きに亘って天下を治めたのだという説明には、なるほどと納得させられました。

うんちくはここまでにして、東照宮にいくなら、やはり早朝がベストです。前日に全ての社寺を回りましたが、人、特にアジアからの外国人の方が多く、落ち着きません。この地の素晴らしい波動を感じるなら、人のいない早朝に限ります。

東照宮



 

 

 

 

 

 

東照宮なども彫刻も建築物も素晴らしいのですが、パワーを感じるのはやはり二荒山神社です。夫婦杉、三本杉など素晴らしい杉の巨木が立ち並び、清清しい気持ちになりました。

二荒山神社

 

 

 

 

 

 

 

ちょうど4月13日から17日まで、弥生祭なるものが行われていました。これもなにかの縁で呼ばれたってことでしょうか? 巫女さんが早朝から祭りの準備をしていました弥生祭。       

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから、少し奥に足を伸ばすことになるのですが、是非訪れて頂きたいのが、滝尾神社です。この神社は、820年に僧空海が滝尾の霊区を拓いて女峰山を拝し、田心姫命【たごりひめのみこと】を奉祀した御社があります。

山道

 

 

 

 

 

 

 

 

二荒山神社の脇の行者堂を登っていくと、行者堂という建物があります。修験行の出発地点です。ここから、女峰山、男体山へ向かうそうです。私も思わず山道に踏み込んでしまいました。静けさのなかに、鶯の鳴き声が響き渡り、とても癒されました。迷子にならないうちに戻りました。

もどってくると、このあたりで、朝日を向かって瞑想中の方がいらっしゃいました。わかる人にはわかるエリアです。そこを下った山道が上の写真なのですが、もっとも強い氣を感じた場所でしたので、載せてみました。ここをまっすぐ進むと、白糸の滝があり、その奥に滝尾神社があります。下の写真がそうです。

滝尾神社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日光は、社寺まわりだけでも素晴らしいのですが、温泉に入ることもお勧めです。ホテルの温泉以外にも、やしおの湯にも浸かってきました。2日間で10時間近く歩いたわりには、疲れが残りませんでした。自然からパワーを貰ったのと、温泉で氣のめぐりがよくなったからでしょう。

寂光の滝

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉で元気がもどってきたので、頑張って寂光の滝まで足を伸ばしました。滝が近づくにつれ、どんどん気を感じることができました。次回は、男体山にある二荒山神社の奥社の登り、奥日光も堪能していと思います。確実のパワーアップできた旅行でした。

日光心

 

 

 

 

 

 

 

 

行き当たりばったりの旅行でしたが、気の向くままに、自分の足で歩き、美しい空気を吸い、美しい建造物、自然を見て、川や滝など水の音、鳥の鳴き声など聞き、太陽、温泉の暖かさ、日光に流れてくる氣を感じるなど、5感のすべて使って旅行を満喫することができました。あと、不思議なことに二荒山神社の裏で2頭の鹿に会うことももできました。そして帰りに龍の絵をお土産に買って帰りました。5感どころか6感ぐらいまで刺激され、自分の心と対話するいい機会となりました。見つめるべきは自分の心だったようです。

 



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2008年02月22日

メキシコの赤い月

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メキシコ市で観測された皆既月食で赤く見える月です。地球の大気で屈折した太陽光で完全には消えていないように見えています。日本では皆既月食はみられませんでしたが、昨日、今日の月はとれも綺麗でパワフルでした。月にも太陽と同じように日の入り日没のような時間があり、月が昇り沈む時間が日々1時間以上ずれていきます。数日前は、昼に登り白くみえた月が、今日は夕方からの登場です。昼間の月って意外に気がつかないものです。

我が家では今晩、石たちが月の光で浄化されます。



neoiio at 00:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!日記 

2008年02月07日

旧正月

相場はなかなか落ちついてくれません。

5日に欧米で発表されたマクロ経済指標が相次いで市場予想を下回ったことから景気減速懸念が高まり、大きく調整する展開となりました。

欧州で発表されたPMI(購買部協会指数)ユーロ圏サービス業景況指数が大幅に低下した一方、米国で発表されたISM(全米供給管理協会)非製造業景況指数は、2001年の同時多発テロ以来の低水準となりました。

また、米国ではモノライン(金融保証会社)に対する信用格付けの格下げの可能性が高まったことも、懸念材料となりました。

続いて6日のアジア市場でも、香港ハンセン指数は5.4%、日経平均は4.7%下落するなど、世界的に株安が連鎖しました。

不安定な状況は続きそうですが、アジア市場は、香港、中国などが旧正月で休場となり、静かな展開となりそうです。

今日は旧正月です。

旧暦1月1日は、通常雨水(うすいと読み、二十四節気の一つ、毎年2月19日頃)の直前の新月であり、1月22日ごろから2月19日ごろまでを毎年移動します。今年は今日2月7日です。

なんとなく、日本人がもともと使っていた旧暦、太陰暦のほうがしっくりくるはずです。月の周期ですから。

もう一度、今年の方向性、目標設定を見直す日にしたいと思います。

 

 

 

 



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2008年02月04日

バランス好転?

 1月にアメリカは合わせて125BPの利下げをしたわけですが、ここ2週間で米のMSCIインデックスが10%強、S&P米国REIT指数が16%弱の上昇となっており、市場が米金利の低下から好影響を受ける市場を物色していることが窺えます。
 
また、米国の金融緩和、それに伴うドル下落は、商品価格を支え、新興国の通貨、株式市場にとって良好な投資環境の再構築に役立っています。新興国の株式市場にとっては今後支えになるでしょう。
確かに1月の雇用統計は予想を大きく下回り、米金融保証会社(モノライン)の格下げ懸念やこれから出てくる欧州金融機関への不安など、マイナス材料が多く残っています。
ただ、市場はこのような米国経済の減速・金融機関の資本毀損からくるマイナスの影響よりも、米財政出動、金融緩和から生じるプラス面に目を向けはじめたようです。
悪材料を織り込んでしまったのか、明るい材料に目を向ける余裕ができたのかは、しばらく様子を見る必要がありますが、当面の底は見たような気がします。
3月、4月が更なる底となる可能性もありますが、とれあえず落ち着いた月になることを祈っています。
 
久々に今日の言葉
"難しい仕事から始めなさい。簡単な仕事は勝手に片付いていくだろう" デール・カーネギー (著述家)

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2008年02月01日

ダボス会議

1月23日から27日の5日間、スイスで世界経済フォーラム、通称「ダボス会議」が開かれました。毎年この会議には注目しています。参加された方の報告を読み終えましたので、いくつか感じたことをまとめてみます。

まず、いつも主要テーマに注目するのですが、今年は「協調的イノベーションの力」でした。昨年は「移行する力の均衡点」で、実際に2007年は先進国からエマージング諸国へのパワーシフトが生じ、その結果、世界経済が直面する様々な課題は、もはや先進国だけでは対応できなくなっている。

今年のテーマはシフト、あるいは分散した力を再び集結させ、各国が協調して世界の経済・金融市場の安定確保に努め、地球温暖化策、資源対策を推進させようというメッセージが込められたものだとか。

個別トピックでは、世界経済の見方が分かれるなか、特に米国経済がリセッション回避できるかどうかでは、見方が分かれるも過半数が回避されるとの見方だったようです。米国の政策対応については前向きに評価さえており、米国経済がバブル後の日本のように長期低迷に陥ってしまうとの悲観論は聞かれず、中長期な米国及び世界経済の楽観論は崩れていません。

また、米国経済の減速と、エマージング経済の堅調さが共存する、いわゆるデカップリングの可能性については、かなり意見が分かれた模様。

面白いのは、米国人はデカプリングが成立しないと主張する一方、エマージング諸国の人は成立すると主張する傾向があり、特にアジア地域の地位が向上しているという同地域の人々の自信の高まりがここに表れているようです。

今後の国際的な政策協調が議論され、金融政策のみならず、財政政策の協調の必要性に注目が集まりました。国際協調については各国間の足並みは未だ揃っていないが、それを真剣に話し合う気運が高まるきっかけを作ったという点で、今回のダボス会議は意義深いものだったと言えよう。

もうひとつの目玉は「水不足問題」です。「水」という名の付くセッションは昨年一つもなかったが、今年は6つ設けられ、水不足問題は地球温暖化問題よりもっと複雑で解決が難しいという共通認識が高まった。さらにこの問題は、経済成長、人権、健康、安全、治安を脅かす大きなリスク要因でもあり、これを解決するには、強い政治的意思、市場メカニズムの導入、技術革新などが必要で、いずれも地球温暖化対策と共通している点も指摘された。



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食品危機

中国の農薬入り冷凍餃子が世間を騒がしています。表面に出て来ない食品危機も進んでいます。1月末にNYタイムズでマグロの水銀の記事が掲載されたいました。依頼があり、記事を和訳したので、ここでも載せておきます。

  このレポートは、去年の10月に、マンハッタンを中心としたニューヨーク市のお寿司屋さんやニポン食レストラン20店舗で、ニューヨーク・タイムズの記者がマグロの握り寿司を買って回って、それを専門の研究者たちに分析してもらった結果が明記されている。分析を行なったのは、ロバート・ウッド・ジョンソン医学大学の環境医学教授のマイケル・ゴッチフェルド博士と、ラトガーズ大学の生命科学教授のジョアンナ・バーガー博士だ。その結果、20店舗すべてのマグロから、基準を超えるメチル水銀が検出された。

  現在、「E.P.A(アメリカ合衆国環境保護庁)」で定めてる「大人1人あたりのマグロの安全摂取基準」は「1週間にマグロの赤身のお寿司を6貫」だが、これらの店舗のマグロのお寿司だと、この基準を大幅に   超えるので、1週間に6貫も食べたら危険だって言っている。その上、これは20店舗のうちの15店舗の話で、残りの5店舗に関しては、さらに大量のメチル水銀を含んでいたので、あまりにも危険だということになり、食品医薬品局が法的な措置をとって、その5店舗のマグロをすべて排除させた模様。

この分析をしたゴッチフェルド博士は、ニュージャージー州の水銀特別対策本部の元議長で、水銀中毒になった患者の治療も行っている博士だが、彼が、「マグロを排除しなかった15店舗のお寿司でも、1週間に6貫どころか、3週間に1回でも危険で、誰も食べるべきではありません」と述べている。

更に、ゴッチフェルド博士は、「今回のサンプルはニューヨーク市で集めましたが、これはニューヨーク市だけが特別なのではなく、どの地域で検査しても同じでしょう」とも言っている。

マグロに含まれているメチル水銀は、人間の成長過程の神経系を破壊する恐れがあるため、2004年には、子供と妊婦に向けて、カンヅメのマグロの消費量を制限するようにと、食品医薬品局と環境保護局が警告した。この時点では、カンヅメのマグロだけを制限していたが、そのあとの検査で、お寿司のマグロのほうが、カンヅメのマグロよりも遥かに大量のメチル水銀を含んでいることが分かった。過去数年の研究によって、こうしたメチル水銀が、成人の心臓疾患や神経系疾患を引き起こす原因になっていると考えられる。毒物学者で、食品医薬品局の危険評価チーム長であるマイケル・ボルガー博士は、「前回の警告から4年も経過したので、新たな制限を出すために、現在、調査と研究を進めているところです」と語った。

今回、法的に排除できる基準値、1ppm以上のメチル水銀が検出されたのは、マンハッタンのレストラン、「NOBU NEXT DOOR (ノブ)」、「Sushi Seki (寿司関)」、「Sushi of Gari (ガリの寿司)」、「Blue Ribon Sushi (ブルーリボン寿司)」、「Gourmet Garage (グルメ・ガレージ)」の5店舗なんだけど、もっとも高濃度の1.4ppmが「Blue Ribon Sushi」で、もっとも低濃度の1.0ppmが「NOBU NEXT DOOR」だった。しかし、法的排除を受けなかった残りの15店舗も、0.8ppmだの0.9ppmだのってのが何店舗も並んでおり、とても安全とは言えないだろう。そして、「Gourmet Garage」のオーナーのアンディー・アロンズ氏は、「しばらくはマグロを扱わないようにするけど、マグロを扱わないわけには行かないから、できるだけ水銀の少ないマグロを探すつもりだ」って言っており、「Blue Ribon Sushi」のオーナーのエリック・ブロンバーグ氏に至っては、「クロマグロが他のマグロよりも高濃度の水銀を持ってることには気づいてたので、小さな子どもを連れた親には、『子供にはマグロは1個か2個しか食べさせないように』と伝えていた」と述べている。
このブロンバーグ氏が言ってるように、このレポートでは、おんなじマグロでも、キハダマグロやビンナガマグロと比べると、値段の高いクロマグロのほうが、遥かに多量のメチル水銀を含んでるって言ってる。それは、たくさんの魚を食べることによって、それらの魚の体内にあった少量のメチル水銀が、マグロの体内に蓄積されていき、一番体の大きなクロマグロは、一番多くの魚を食べて成長し、よって、一番多くのメチル水銀が蓄積されるからだ。
2007年度のニューヨーク保健省の調査では、他の地域よりも日本食レストランやお寿司屋さんが多く、マグロを食べる機会も多いニューヨーク市民は、血中の水銀濃度が、アメリカの全国平均値の3倍だったと報告してる。そして、ニューヨーク市民の中でも、もともと白人よりも魚を多く食べる中国系をはじめとしたアジア系の人たちの血中濃度が高く、さらに、その中でも、高額所得者たちが、飛び抜けて高かったそうだ。これは、お金持ちのアジア系の人たちは、マグロの中でも、値段の高いクロマグロ、つまり、もっとも水銀濃度の高いものを好んで食べてるからだと分析されている。

「E.P.A」で食用魚の水銀について研究してるケイト・マハフェイ博士は、今回のマグロのお寿司の高濃度の報告を受けても、別に驚かなかったと言う。それは、ニューヨークに限らず、アメリカの多くの都市部では、妊娠してる女性や赤ちゃんに母乳を与えている女性、そして、子供には、マグロ、メカジキ、サメ、ハタなどをはじめとした水銀濃度の高い食用魚を食べないようにと警告をして来たのにも関わらず、大量の危険な食用魚が消費され続けてる事実を知ってたからだ。そして、それは、多くの専門家たちが口を揃えて言い続けてるように、政府による警告が、十分に国民に行き届いていないからだと書かれてる。
ハーバード公衆衛生大学院の環境衛生の助教授、フィリップ・グランジャン博士は、「水銀の摂取量を抑えるためには、食物連鎖の中で、できるだけ小さな魚を食べるべきです。魚の体内の水銀濃度は、食物連鎖によって蓄積されて行くのですから」と述べ、食物連鎖の頂点にいるマグロの危険性を訴えている。そして、ゴッチフェルド博士は、「私は、お寿司は日常の食べ物ではなく、ほんのタマに食べるものだと考えています。そして、お寿司を食べるにしても、お寿司にはいろいろな種類のネタがあるのですから、マグロ以外を選択すべきでしょう」という考えを述べている。

以上



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2008年01月31日

7700億円損した男

彼の面白いコラムがいっぱいありましたので、集めてみました。

1.転落の奇跡

【コラムニスト: Michael Lewis】
    1月30日(ブルームバーグ):誰かが他人に72億ドル(約7700億円)の
損失を与えたとすれば、人々はその人物について知りたくなるのが自然だし、
その人物はある意味で普通ではないのだと思い込みがちだ。750億ドル以上の
株式をこっそりと買い入れ70億ドルをふいにするには、ある種の才能が必要な
はずだと。

    だが熱心なジャーナリストの取材にもかかわらず、われわれが知るジェロ
ーム・ケルビエル容疑者(31)はごく平凡な学生だった。そうした彼を孤独な
連続殺人犯のように扱ったり、あるいは読者獲得のためか、米国の俳優トム・
クルーズ にそっくりだと伝えるメディアもある。平凡な若い男性についての
事を面白くしようとする努力は分かるが、彼を知るという「旧友」の証言に惑
わされることになる。それに、彼の悲しげなやつれた表情を写し出した顔写真
はトム・クルーズとは似ても似つかない。

    フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラルで、ケルビエル容疑者の上司が
不正を突き止める今月18日まで、誰も彼を特別だとは考えなかったし、実際、
彼はそうではなかった。

    英投資銀行ベアリングズを1995年に破たんさせたニック・リーソン氏ら
多くのローグ(ならず者)トレーダー同様、ドラマの主人公は本当に薄っぺら
だ。さえない人間こそが、興奮を覚える異常なことができるのだ。普通のこと
に面白みを見つけることができない人は、楽しみを知る人に比べ、うわべのス
リルに執着してしまうものだ。そのスリルが、欧州の株価指数先物に750億ド
ルを投資することだったりする。

    ケルビエル容疑者について語ろうとすれば、それは邪悪な天才ではなく、
自分ではどうにもならない状況に置かれた凡庸な若い男の物語となるだろう。
彼は自分自身がそうした状況に直面するとは全く想像しなかったが、物語は幾
つかの段階を経て進んでいったに違いない。

                               第1幕

    その第1幕の始まりは恐らく、株価指数の価格差で差益を得る裁定取引を
担当していたケルビエル容疑者の真のトレーダーになりたいという願いだ。仕
事を通じ相場観を養った彼は、ある日、確信を持って買い注文を出し、本来な
ら裁定取引を解消するのに必要な売り注文を出さなかった。こうしたささやか
な反抗は、隠すのに苦労することもなかった。

    だが、容疑者はすぐに衝撃的な損失を出し始めていることに気付く。そし
て第2幕が始まる。相場は下落し続けているが、彼はさらに安い値段で買い注
文を出し続ける。いずれは相場が反発し、損失は消えてしまう、と。彼は半狂
乱になって、1日のすべてをそうした賭けと損失の隠ぺいに費やす。

                              ファンタジー

    「相場が戻りさえすれば、収支はとんとんになるし、誰にも分からないは
ずだ」と考えたケルビエル容疑者は今や、本当に「物静かな一匹オオカミ」と
なる。誰かと話す時間などない。彼の頭の中はカネ、カネ、カネでいっぱいだ。
心の奥底では間違った行いをしているという思いが去来し、夜も眠れない。以
前は、セーヌ川沿いの散歩や、薄くマスタードを塗ったバゲットにカマンベー
ルチーズを乗せて食べることを愛していたはずだ。しかし、もう食べ物どころ
ではない。

    恋愛に思いをめぐらしていたこともある。だが、今の彼の心の中で最も遠
い位置にあるのがセックスだ。彼はフランス人であることをやめ、米国人にな
りつつある。

    完全に自由だという、奇妙で間違ったはかない感覚が彼を包み、彼の心は
自身が置かれた現実を全く受け入れることができず、ファンタジーを生み出す
ために残業を続ける。誰かに見つかる前に死んでしまうことや、テロリストが
ソシエテ・ジェネラルを爆破することを空想するのだ。
    ある晩、パリの歴史と威厳が帰宅途中の彼をとらえる。600億ドルの株式
買い持ち!ソシエテ・ジェネラルの時価総額を上回る額だ。誰もこのことを知
らないし、これからも誰にも分からないだろう。巨額損失を出し続けることさ
えできるのだ。数カ月ぶりにぐっすりと眠ることができた彼が目覚めると、待
っていたのは、もちろん、とらわれの身となることだ。

                                犠牲者

    その後に起こることは、これまで起きたこと以上に真実味のないものとな
る。ケルビエル容疑者を全く知らない連中が、彼をあたかも知っているように
書いたり、話したりする。そうした連中は容疑者の母親や親戚、学生時代の教
師に電話をかけ、面識のない容疑者について詳細に語る。実際に彼を少しでも
知っていたり、本当にコメントする資格のある人が沈黙を続けるのとは対照的
だ。

    今年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に集まった世界の大物
たちは、米サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)危機に加え、
ケルビエル容疑者が起こした巨額損失事件を心配し始めた。だがこうした人々
は、容疑者が事件の本質ではないと理解することはない。ケルビエル容疑者自
身は今、天才でもトレーダーでもなく、事件の犠牲者だと感じているのだ。幾
らか奇妙ではあるが、実際に彼はそうなのだ。
(マイケル・ルイス)

    (ルイス氏はブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラム
の内容は同氏自身の見解です)

2.転落の奇跡 別の切り口

【記者:Heather Smith、Alan Katz】
    1月29日(ブルームバーグ):フランスの大手銀行ソシエテ・ジェネラル
に不正トレーディングで49億ユーロ(約7700億円)の損失を負わせたとして
仏当局の本格捜査を受けているジェローム・ケルビエル容疑者(31)は、同行
での存在感を示すのに苦労していた。

    鉄工員と美容師の両親の息子として生まれたケルビエル容疑者はリヨン第
2大学で最高学位を受けたものの、ソシエテ・ジェネラルの多くの幹部やファ
ンドマネジャーが学んだエリート養成の高等教育機関グランゼコールの出身
ではなかった。

    パリのジャンクロード・マラン検察官は28日、ケルビエル容疑者について、
「他の同僚と同じくらい価値ある人物だということを示したかった」と指摘、
「自分が成功し、金融の天才だと誰もが認めるようになると本当に信じていた」
と述べた。

    同容疑者は警察の事情聴取に対し、後方支援業務、いわゆるバックオフィ
ス部門から約2年前に昇進する形で異動なった後、徐々に含み益を増やし昨年
末までに30万ユーロのボーナスを得ることを目指していたと語った。不正取引
発覚は、世界の金融市場が混乱し、ソシエテ・ジェネラルがリスク管理を強化
したことがきっかけだった。

    ルノー・バンルアンベック判事とフランソワーズ・デセ判事は28日、ケル
ビエル容疑者を背任、コンピューターシステムへの侵入、文書偽造で正式調査
の対象とした。同容疑者は、身柄は釈放されたものの、パスポートを取り上げ
られ、国外に出ることとソシエテ・ジェネラルとの接触やトレーディングへの
関与を禁じられた。

    ケルビエル容疑者の代理人、クリスティアン・シャリエールブルナゼル弁
護士は、同容疑者について「窃盗犯ではない。善良な人物だ」と述べた。

                             「目立つこと」

    マラン検察官によれば、同容疑者は警察に対し、認められた範囲を超えて
ポジションを積み上げるのはトレーダーにとって珍しいことではないと述べ
た。自らがソシエテ・ジェネラルの時価総額を上回る総額500億ユーロのポジ
ションを積み上げる取引に関与したことを認めたという。

    同検察官は、ケルビエル容疑者の目的は自身の金もうけのためではなく、
銀行のために利益を上げ、経営陣に存在感を示すことだと説明。同容疑者は
2000年からほぼ6年間在籍したバックオフィス部門で得た知識を悪用、同僚の
パスワードを使うこともあり、偽造文書で裏付けられた架空取引で実際の取引
を隠していたという。マラン検察官は「トレーダーとして目立つこと」が同容
疑者の目的だったとしている。

    ソシエテ・ジェネラル法人・投資銀行部門のジャンピエール・ムスティエ
最高経営責任者(CEO)は27日の記者団との電話会議で、ケルビエル容疑者
が「トレーダーになるための普通の過程」を踏まなかったことに言及した。同
行は通常、大学で数学や金融の学位を取得した人物を最初からトレーダーとし
て採用する。

    同CEOによれば、ケルビエル容疑者はバックオフィスでの「素晴らしい」
働きが認められトレーダーに昇進。同行のダニエル・ブトン会長は、同行が150
年間続けている昇進を促す方針に沿ってトレーダーになったとしている。

    ムスティエCEOは、ケルビエル容疑者が欧州の株価指数先物を専門に扱
うトレーディング部門「デルタワン」で働いていたことを明らかにした。相場
の方向に賭けるのではなく、わずかな価格差で利益を稼ぐ裁定取引を担当して
いた。

    ソシエテ・ジェネラルが不正取引を突き止めた今月18日時点では、ドイツ
のDAX指数とダウ・ユーロ50種株価指数を中心とする同容疑者のポジション
は14億ユーロの損失だった。同行は、欧州株が下落する中でのポジション解消
を余儀なくされたため、35億ユーロの追加損失を被った。


3.ならず者達のその後

【記者:Peter Robison】
  1月25日(ブルームバーグ):姿を消したローグ(ならず者)トレーダー。
対応に追われる銀行。何が起こったのか分からずとまどう株主。

    ニック・リーソン氏が14億ドル(約1500億円)の損失を残して消え、世
界中で行方捜索が繰り広げられてから10年余り、トレーダーが上司には理解で
きないような複雑な金融商品を操る現代の金融の世界で、こうした展開は珍し
くなくなった。

    仏銀ソシエテ・ジェネラルに銀行業界で史上最悪となる49億ユーロ(約
7750億円)の損失をもたらしたジェローム・カービエル氏(31)は、未承認の
取引で巨額損失を出したトレーダーとしては、1994年以来で少なくとも7人目
だ。こうしたトレーダーは、ある者は損失を隠し、ある者は捜査を妨害し、そ
の多くは服役した。

    当時28歳だったリーソン氏が1995年2月に英投資銀ベアリングズのシン
ガポール支店から姿を消したときには、たった1人のトレーダーが233年の歴
史を持つ英最古の投資銀行を破たんさせたという事実がセンセーションを巻き
起こした。リーソン氏が服役中の3年半に物した著書「ローグトレーダー(邦
題:私がベアリングズ銀行をつぶした)」は映画にもなった。
    以来、住友商事や大和銀行、アライド・アイリッシュ銀行が未承認取引で
やけどを負い、数十億ドルを失った。あまりに頻発するので、今はアイルラン
ドに住むリーソン氏に、最新の不祥事について分析を求める電話を取捨選択す
るためにエージェントを雇っているほどだ。

                             日常茶飯

    AFP通信によると、同氏はソシエテの事件について有料で2件のインタ
ビューに答える予定だ。同氏は既にBBC放送のインタビューに応じ、「不正
トレーディングは恐らく金融市場で日常茶飯事だと思う」と語ったという。

    ソシエテの発表によると、カービエル氏は欧州の株価指数に連動した先物
で、許可された上限を超えたポジションを密かに組んでいた。

    カービエル氏についてまだ、あまり多くは知られていない。リヨンの経営
大学院には2000年の卒業者の中に同氏の名前がある。ソシエテの従業員名簿に
載っている写真は黒っぽい髪でまじめそうな表情だ。ソシエテの外部広報担当
者イブ・メサロビッチ氏は「物静かであまり人付き合いをしなかった」と話す。
トレーダーになるのはカービエル氏の夢だったという。
    ノワイエ仏中銀総裁は記者会見で、容疑のトレーダーは逃走したと語った。
カービエル氏の弁護士は、同氏が解雇されたため出勤はしていないが当局の取
り調べには応じると述べた。

    ソシエテによると、カービエル氏は2007年初めごろから始めた不正取引で、
個人的に利益を得たわけではない。2000年から勤めるソシエテでの年俸は10
万ユーロ未満だった。

                          トレーダー気質

    ワシントンのブルッキングズ研究所の客員研究員マーティン・マイヤー氏
は、業務の性質から、トレーダーという職業には競争心が強くリスクに積極的
な人間が集まる傾向にあると指摘した。

    大和銀行でニューヨークの国債トレーディング責任者として11年間未承認
取引を続け11億ドルの損失を出した井口俊英氏は、服役中の1997年に米誌タ
イムとのインタビューで、「銀行から金を盗むつもりはなかった」と語った。
1995年に発覚した大和銀行の事件の翌年、今度は住友商事が主任銅トレーダー
の浜中泰男氏の未承認取引による26億ドル損失を公表した。市場で「ミスター
銅」として知られた同氏は禁固8年の判決を受け、1998年から05年まで服役し
た。
    アライド・アイリッシュ銀行の米在勤トレーダーだったジョン・ラスナッ
ク 氏は、取引を5年以上隠し続け6億9100万ドルの損失を積み上げた。同行は
2002年にこの損失を発見し、同氏は現在7年半の刑期で服役中だ。

    リーソン氏は5年前にアイルランドのギャルウェイに移住し、サッカーク
ラブの経営者になった。収入を補うため、夕食会や会議で講演したり、新聞に
論評を書いたりしている。24日付けの論評では、米サブプライム(信用力の低
い個人向け)住宅ローン危機を契機とした金融市場混乱はさらに拡大すると予
想していた。

4.でも彼は別の意味で人気者?

 [パリ 27日 ロイター] 
仏銀行大手ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)(SOGN.PA: 株価, 企業情報,
レポート)の巨額損失問題で不正取引を繰り返したとされる元トレーダー、ジェローム・ケルビエル氏(31)が、インターネット上で思わぬ人気を集めている。

 同氏の名前が不正取引の容疑者として明らかにされた24日時点で、ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)のフェースブックで同氏の友人として登録されていたのは11人。容疑者として名前が報じられた24時間以内にその数は1人に減っていた。
 一方、フェースブック上では、それまで無名の存在だったケルビエル氏の偽のプロフィールが3つ作られたほか、21のサポートグループが登場している。

 あるグループは「ジェローム・ケルビエルはノーベル経済学賞を与えられるべきだ」と主張。27日朝までに世界中から1209人のメンバーを集めた。また「ジェローム・ケルビエル・ファンクラブ」というグループには865人が参加している。

 今回の事件について、アナリストや銀行関係者は仏金融業界の評価悪化を危惧(きぐ)
する一方、ネット上では事件をめぐってフランスの週35時間労働制などを皮肉る傾向が多く見られる。

 いくつかのサイトでは「ケルビエルは朝の9時という早い時間から仕事を始め、夕方5時や5時半になってもデスクにいて、ランチも1時間半しか取らないことで有名だった」というジョークが出回っている。



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2008年01月22日

泣きっ面に蜂

 18日にブッシュ米大統領が、景気後退を回避する目的で、最大で総額約1500億ドル(約16兆円)の「緊急経済対策」を発表しましたが、
市場では、この対策の規模、内容とも米景気後退を防ぐには不足との懸念が広がりました。
   米国市場は休場でしたが、世界経済の成長減速への懸念が広がるなか、株式市場への不安感が急速に広がりました。
昨日の急落は、これまで世界景気を支えてきた新興国も、サブプライム問題を引き金にした米景気減速の影響から免れないとの見方が広がったことが最大の要因です。
  中国本土の銀行が米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連投資に対して全額を評価損として計上する必要があるとの懸念が広がったことで、
アジア株が大きく下げ、欧州株、ブラジル株の大幅安を誘いました。
21日のドイツのDAX指数、フランスのCAC40指数、英国FT100指数は5%〜7%程度の下落となり、ブラジル株でもボベスパ指数は6.6%の下落となりました。


   為替市場では、世界的に株安が続くなか、投資家のリスク回避行動が続きました。高金利通貨や新興国通貨の軟調地合いが続きました。

ドル円は105円台、ユーロ円も156円台から152円台へ急落しました。


 ここまで来ると、協調の利下げに併せて、財政の協調出動も視野に入って来たものと思います。確かに今日は再度FEDの緊急ミーティングの噂が出ています。

 一方、Bnak of china が(重大発表サブプライムで巨額損失という噂)という話で、株取引サスペンドになってます。

 まだまだ受難の時期は続きそうですが、明るい話を待ちたいと思います。


  今日の言葉
 
"発明するために必要なもの、それは豊かな想像力とごみの山です"

      トーマス・A・エジソン(発明家)


  今日出勤時に聞いた親子の会話 子供は幼稚園かな

  子供 : ままー おっきな家にすんで、お金持ちになりたいな!

  はは : そーう!(苦笑い)

  子供 : お金 いっぱいもってってこまることあるの!(かなり無邪気に)

  はは : 困ることはないけど、ほどほどでないとね!

  子供 : なんでー

  はは : いっぱいもってると人から恨まれたりするからよ

  子供 : ふーん

   このあとどんな会話が進んだかは知りませんが、興味深い会話でした。



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2008年01月21日

米景気対策空振り

米国政府の景気刺激策への期待から上昇したアジア株は上昇しました。

しかし、発表された景気刺激策の規模に失望し、欧州株、米国株は一時の上げ幅を失い、マイナスとなりました。

減税を柱とした米景気刺激策の規模はGDPの1%程度で、所得税減税、設備投資への減税も含み、1400億ドルから1500億ドル規模になる模様。
市場はもう少し大胆な対策を期待していたようで、規模が不十分との見方を強めました。また具体策にも欠けSIVのプランもないとの見方が強く不評です。
これを受け、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)やバンク・オブ・アメリカ(BOA)、ワコビアを中心に金融株が売られ、S&P金融株指数は1.8%安。
年初来19%の下落。2003年9月以来の水準。BOAは金融保険株の投資判断を引き下げた。経済成長の失速と損失拡大の可能性が理由だとか。
欧州でも金融株が売られ、ドイツの保険会社、アリアンツ(−5.8%)と、オランダ最大の金融会社、INGグループ(5.7%)はここ4年余りで最大の値下がりとなったほか、
仏銀行大手のソシエテ・ジェネラル は2002年以来の大幅安(8.2%)。

一方ブラジル株は、これまで売られてきた大型資源株を中心に反発、ボベスパ指数は0.82%上昇しました。

景気対策空振りで、資金は商品と債券に向かいました。
下落が続いていた商品市況ですが、景気対策の発表を受けて反発。資源関連株もエクソン・モービルやシェブロンなどに買いが入り、アルコアやUSスチールなども上昇しました。
また債券市場では米2年債は大幅利下げ観測の高まりから2.33%まで一時低下しています。これは2004年9月以来の低水準を更新しています。
10年債は先週に一時2003年以来の水準に低下。
為替市場では、景気対策も空振り、投資家のリスク回避の動きが継続し、エマージングマーケット、特に高金利エマージング通貨のアンダーパフォームが目立ちました。

今日の言葉
"友人のみならず敵を見て、その人を評価すべし"
                  ジョセフ・コンラッド(作家)

雪は降りませんでしたね!



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2008年01月18日

ばたばたの一週間

日経、香港株は反発したものの、再び悪夢が待っていました。


昨日は米証券大手メリルリンチが2007年10-12月期決算で、サブプライム・ローン問題に絡み、

市場の予想を上回る115億ドル(約1兆2000億円)の評価損を計上したと発表しました。

加えて経済指標では、昨年12月の米住宅着工件数が14.2%減となり16年ぶりの低水準に落ち込み、

更にフィラデルフィア地区連銀業況指数は−20.9と2001年10月以来の低い水準となり、予想以上の景気の落ち込みを示しました。

またバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の下院予算委員会での証言では、「景気の下振れリスクが一段と高まった」と指摘、

政府の景気対策を支持したうえ追加利下げの意向を示しましたが、発言は市場予想の範囲と受け取れられました。


米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連の損失が止まらず、世界経済の減速懸念が拡大するなか、リスク資産を回避する動きが継続しました。

米国や欧米を含む先進国の景気が予想以上に悪化するとの不安感が拡大し、世界的に資源株の下げが目立ちはじめました。


欧州株は3日続落。鉱山・自動車株への売りが目立ちました。

昨日参加したリーマンのセミナーでは、一月末から出てる欧州金融機関の決算がさらに相場を下押しする可能性があるといっていました。

特に英国の保険会社がやばいとも、ここまで米国金融機関の損出しだけが報道されてきただけに、怖い気がします。

日本株への欧州投資家からの売りがすごいのも、これが原因で、決算対策だとか!


さすがに、相場のボラティリィティーを示すVIXインデックスも7月と11月につけた高値ゾーンに迫ってきました。

こうした環境下、為替市場では、リスク回避の動きが強まり、クロス円の売りがきつくなってきました。

榊原さんも95円までドル円が下がると・・円ブルの見方が増えていますね。


また商品も世界景気が減速するとの見方が強まったことで、ピークアウトしそうです。

依然に載せた金のチャート、やなり波高き線は天井を示唆していました。

過剰流動性、金余りの状況が続いているなか、これまで受け皿だった商品市況が調整した場合!お金はどこにいくのでしょうか?

株式は当面だめそうですし!国債への資金シフトしか思い浮かびません。

米国ではすでのリセッションを織り込む形で2年債が2.40%まで下落。現状の政策金利が4.25%なのにです。とうとう欧州でも、向こう一年で60bp近くを織り込むに至っており、年初からの変化は50bpに達してます。英国では現状115bpまでの利下げ幅を織り込んでいます。どこまで織り込めるかわかりませんが、ここまで経済指標が悪いと底がみえません。


とここまで朝書いて そのままに!


お昼に、米・景気対策骨格表明との報道があり、日経はマイマス300円以上だったのが、プラスになって引けました。

 「ブッシュ米大統領は18日、月内の取りまとめに向けて検討している景気対策の骨格を表明する見通しだ。個人、企業への緊急の減税が柱になるとみられ、税制の決定権を握る議会との合意も近づいている。住宅市場の不振や年明けの原油高に加えて、17日の株価急落も踏まえ、景気てこ入れに強い意志を示して不安の解消をめざす。」


気持ちほっとしていますが、問題は米国時間です。


今日の言葉

 "自らの虚勢につまずくのが一番の転落だ"
   アンブローズ・ビアス (ジャーナリスト) 



neoiio at 09:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!相場 

2008年01月17日

リスク資産回避へ

米国経済がリセッションに向かっているとの懸念が広がり、アジア株にも影響がでてきました。

日経はご存知のように、昨日は468円安の13504.51まで下落、香港ハンセン指数も大幅安。ハンセン指数が2001年の米同時多発テロ以降で最大の下げとなるなど、アジア株は軒並み下げました。

香港ハンセン指数 −5.37%、H株−6.56%、上海総合指数−2.81%、インドNIFTY指数−2.28%、韓国総合株価指数−2.4%、台湾加権指数−2.96%、シンガポールST指数−3.46%


また、昨日中国人民銀行は預金準備率を50bp引き上げ、15%としました。。インフレの抑制に真剣であることの現われと窺えます。

国内金利の上昇に伴い介入資金の不胎化コストが上昇している中、中国当局は金融引き締めのツールして引き続き預金準備率操作を選好するとみられます


欧州株も続落し、2日間の下げ率は昨年8月以降で最大となった。終値としては1年4カ月ぶりの安値。原油・金属相場の下落を背景に資源株が売られたほか、

米インテルの売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことから半導体株も下げが厳しいです。


米国株も続落、S&P500種株価指数は1年2カ月ぶりの水準に下げました。インテルが15日夕に発表した1−3月期(第1四半期)の売上高見通しがアナリスト予想に届かなかったため、

ハイテク株を中心に売りが優勢になった。原油価格の下落はエネルギー株の売りを誘いました。

ただ、JPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴが発表した2007年10−12月期(第4四半期)決算で利益が予想を上回ったため、主要株価指数の下げは限定的でした。

米連邦準備制度理事会(FRB)が16日発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)は、11月後半から12月にかけての「経済活動は緩やかに拡大したものの、そのペースは一段と鈍った」と指摘。

また、12月の米消費者物価指数(CPI)は前月から伸びが減速。インフレが過去17年間で最も上昇した07年から鈍化していることを示唆した。

バーナンキFRB議長はは17日、景気見通しについて議会証言する予定。


ブラジル株も続落。ボベスパ指数は前日比1.89%下落。銀行、電力・ガス、通信は買われましたが、資源・素材株が大きく値を下げています。

原油価格は90ドルを割込み、ペトロブラスは前日比‐3.77%で引けています。また、リオ・ドセも同‐4%と両銘柄がボベスパ指数を押し下げる要因となっています。

世界市場でのリスク回避の動きが株価下落の主因です。ブラジル国内の2007年11月の個人消費は前年同月比+9.9%と市場予測の+8.8%を上回る結果となりました。

ただ、ブラジルの好調な経済を示す個人消費の発表も、現在の市場環境では投資を喚起するには至っていません。


債券相場では米債が下落。12月の消費者物価指数(CPI)と鉱工業生産が市場予想を上回り、連邦公開市場委員会(FOMC)の今月の利下げ幅が0.5ポイントを上回との観測が弱まりました。

一方欧州は上昇。ドイツ10年債利回りは7週間ぶりに4%を下回りました。

米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題で経済成長が減速するとの懸念が広がったこと、また金融機関が抱える信用関連の損失がさらに拡大するとの見方から、

世界的に株価が下落、これを背景に安全投資としての国債需要が高まりました。

加えて欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ルクセンブルク中央銀行のメルシュ総裁は16日、ユーロ圏の景気下振れリスクが高まっていると指摘。

彼はタカ派と見られたいただけに、衝撃を持って受け取られました。

これを受けて、ドイツ10年債利回りは10カ月ぶりの低水準まで低下しました。


為替市場では、ECBの要人からユーロ圏の景気下振れリスクが指摘される一方、米国の経済指標がドルを下支えたことで、ユーロの下落が目立ちました。

11月米対内対外証券投資データ(TICデータ)によると、証券投資関連の米国へのネット資金流入額は909億ドルと、先月に続いて堅調な結果となった。これは意外でした。


商品市況は全面安となりました。米景気減速懸念に加え、米エネルギー省の発表した石油在庫が予想以上に増加したことで、原油相場は続落。

4週間ぶり安値となり、一時は12月18日以来初めて90ドルを割り込みました。他、資源も下落。 これまでここだけは強いと思われていたところまでも失速を免れませんでした。

金▲2.9% 銀▲2.7% 銅▲2.1%


リスク資産の組み換えが進むなか、米国では追加的な景気刺激策の具体化が急ピッチで浮上しており、ブッシュ大統領はそれを巡って議会のリーダーたちとの緊急会議を開いているようです。

なにか意味のあるもがでてくるといいのですが・・・・・本日の日経はとりあえず、1%以上反発してスタートしています。


今日の言葉
 "形容詞に関して。疑わしい時は、削除せよ"
                 マーク・トウェイン (作家)


 



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2008年01月16日

底割れ

もともとアジア時間から、シティの決算が市場予想を下回るとの観測で、アジア株は全面的に軟調地合いとなっていました。
日経平均は14000を割れ、とうとう上海株も腰折れしました。

その後欧州で景気後退を示す指標や決算発表が続くのです。


英RICS住宅価格指数は12月-49.1%と11月の40.6%から大幅悪化、BBGの予想平均-45.0%も下回り、92年のリセッション以来の低水準となりました。

 

また英小売り大手のテスコは年末商戦が予想を下回ったことを明らかにし、株価が4ヶ月ぶりの安値に!英高級ブランドのバーバリー・グループも過去最大の下げとなった。

ドイツでも、通年利益見通しがアナリスト予想を下回ることを明ら独不動産大手のヒポ・リアルエステート・ホールディングは減益決算となり、

経済指標が欧州と米国の景気低迷の兆候を示したことが材料視されました。


そして、懸念されていたシティの10-12月決算は市場予想の最悪をも下回る内容に・・・・・・
 
サブプライム関連損失が235億ドル(約2.5兆円)に達し、最終損益が1998年に合併して誕生以来初めて98億ドル(約1.05兆円)の赤字に転落、資本増強と40%の減配を発表しました。

また、CEOはカンファレンスで住宅価格はここからまだ▲6-7%下落するとの見方を示し、住宅建設株も大きく売られました。シティは▲7.3%、本日発表メリルは▲2.9%、明日発表JPは▲5% など。
また、朝方発表された小売売上高も「劇的減速」。 小売売上高はGDPの約7割を占めるだけに注目されているが、米国のリセッションを裏付ける内容となってしまいました。
前月比▲0.4%とコン(±0%)を大幅に下回り、昨年6月以来初めてマイナスに! 建設資材は▲2.9%とサブプライム問題のあおりをもろに受け、2003年2月以来で最大の落ち込みです。
年末商戦の数字も予想より悪いようです。全米小売業協会(NRF)によると、2007年の年末商戦(11-12月)は前年同期比+3%と予想の4%を下回り、2002年以降で最低の伸びとなった模様。
これを受けて景気後退懸念から資源株も下落。 原油▲2.4%、金▲1.6%、銀▲2.7%、銅▲4%

そして為替市場では、ドルも売られ、対円では106円台に。リスク回避姿勢が強まるなか、クロス円も大崩となりました。
金利市場では、今月末のFOMCで75bpsの利下げが行われる確率は42%、50bps利下げ確率は58%となっています。1984年10月2日以来、FOMCの利下げ幅が一度で50bpsを上回ったことはありません。

ブラジル市場では、ボベスパ指数は3.67%の下落となり、ほぼ1ヶ月ぶりに60,000台を割り込みました。また、リスク回避行動が強まり、円が全面高となる一方、
高金利通貨や新興国通貨が軟調となり、ブラジル・レアルは対円で2.4%近い下落となりました。


朝から日本株も3%近く売られています。

シティグループなど、欧米の大手金融機関がサブプライムローン問題で巨額の損失を計上するなか、日本の金融機関の間でも、

三菱UFJフィナンシャル・グループで保有する関連商品の損失が当初の発表のおよそ2倍に膨らむことが明らかになるなど、今後損失が一段と拡大する公算が強まっています。

 

今日の言葉
 "人は自分が信じるところのものになる"   アントン・チェーホフ (劇作家)

 

相場がお先真っ暗なのですが、日経金融で取り上げられた2008年の投資テーマをまとめておこうと思います。

1.地球温暖化、2.代替エネルギー、3.新興国インフラ整備、4.資源高、5.ポストBRICs、
6.水資源、7.北京オリンピック、8.アフリカ、9.有機EL


サプライズなものが一つもないのが残念です。

サプライズといえば、現在日経新聞で連載されているグリーンスパンによる私の履歴書が、なんと彼の著書、「波乱の時代」の抜き書きなんだとか!

な、なんともお粗末!



neoiio at 15:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!相場 

2008年01月15日

IBMの好決算が歯止めに!

1/11(金)は、東京市場でも話題となったメリルの追加評価損で買い手が引っ込む中、 欧米株式市場は大幅に下落しました。
米国時間には、前日引け後に出たアメックスが悪決算で▲10%下げたほか、ティファニーが昨年の売上見通しを下方修正し▲11%、コーチも▲7%するなど悪材料が続出しました。


東京が休日だった14日、アジア株は世界景気の鈍化で需要が落ち込むとの観測を背景に、香港株は石油関連銘柄を中心に8週間ぶりの安値まで下落しました。

一方、まったくこれに同調することなく、上海株ははぼ3ヶ月ぶりの高値を付けています。

欧米市場の下落は、ドイツのSAP(経営ソフトウエア最大手)と、米IBMの好決算により歯止めをかけられました。また、先週のバーナンキによる大幅利下げ発言も下支え材料となりました。

セクターでは、ドル安やインフレ懸念を背景に金価格が連日で高値を更新し、ついに900ドル台にのせた こともあり、素材株も堅調です。

なぜ、IBMの好決算を見て、ここまで相場が反発したかというと、IBMは非常に多国籍企業の代表で、とても多様化しているため、IBMが好調であれば誰もが好調とみることができるからです。

更に言うと、米景気が減速しているとしても、世界の他地域での消費がこれを吸収できると市場参加者が考えたからです。


為替市場が大きく動いています。

米"早期"大幅利下げ観測が強まるなか、米CNBC(ウェブサイト)により「米シティグループの損失が最大240億ドル(約2兆5,930億円)の評価損を計上する可能性がある。2万人の人員削減を行う見通し」と

報じられたことから、早朝から円買いドル売りが加速、一時107円37銭と昨年11月26日以来の円高水準をつけました。
ドルは対主要通貨に対して全面安となった。一方で、米IBMの10−12月期決算の暫定集計が市場予想を上回ったことから、米株が上昇しトドル売りに歯止めがかかりました。

最後に投信情報です。
投信は先週は新設が40億、既存純設定が270億、分配金の確定が625億で、ネットはマイナス315億と、極めて鈍い動きとなっています。

1月4日に年越えカレンダー要因で500億ほどの純設定があったので、かろうじて月初来のネットはプラスですが、本日250億ほどの分配金の確定が見込まれており、ほぼフラットとなってしまいそうです。

今週は目立った新設もなく、来週以降の新興国向けのファンド、特に現地通貨建て債券のファンドにどれほどの資金が集まるかに掛かっているようです。

 

今日の言葉

        "ゆっくりと急げ" アウグストゥス(ローマ皇帝)

 お正月にローマの番組を見られた方もいるでしょう!この言葉は偉大なるローマ帝国の初代皇帝の座右の銘と言われています。

 拙速にも巧遅にも傾きすぎず、平静な中庸でもって両者を兼備すべしという、とても凡人には難しいことです。簡単にいうと、「慌てず急いで正解に」でしょうか?

 アウグストゥス自身はカエサルほどの人望も軍事的才能も無く、体も弱かったようです。しかし、この言葉が象徴するように、バランス感覚に優れ、更に人を見る目才能に恵まれていたようです。

 最も愛され、最も嫌われ、最後は暗殺されたカエサルに学んだことで、協力者をうまく使うとともに、元老院からも敵視されずに皇帝として統治することが出来たのでしょう。

 彼の最後の言葉は、「私は人生という喜劇を演じきった。私を喝采で送ってくれ」です。



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2008年01月11日

注目の要人声明は、タカ派?ハト派!

アジア時間には、前日米国株が反発して戻ってきたのに、日本株、香港株ともに軟調となりました。
上海株だけは続伸し、2ヶ月ぶりの高値となっています。こちらは鉄鋼値上げを背景に、鉄鋼株の上昇が相場を牽引したようです。

欧州では、ECBは予想通り政策金利を4.0%に据え置き、BoEも政策金利を5.5%に据え置きました。
注目されたトリシェ総裁の会見では、前回の理会以降の状況の悪化を受けて景気下振れリスクに対する言及が前回に比べて増加しましたが、
その一方でインフレに対する懸念が引き続き強いことが確認されました。
また、トリシェ総裁は質疑応答セッションで、今回の理事会でも引き続き利上げが議論されたことを示唆し、市場では予想よりタカ派的だと受け止められました。
(BoEは政策変更を行わない場合には声明を発表しません。)

もう一つの注目、バーナンキFRB議長の講演で、「経済成長をサポートし、景気の下振れリスクに適切な予防措置を提供するという観点から、
大幅な追加的措置を講じる準備が出来ている」と述べ、1/29-30日のFOMCでの50bp利下げをサポートしました。

市場では大幅利下げへの期待が高まり、米国株は続伸しました。
加えてウォールストリート・ジャーナルが、バンカメがカントリーワイド買収で交渉中と伝えられると金融セクターが牽引しダウは一段高。上げ幅は一時200ドルに迫りました。
カントリーワイドは51%高と急伸。バンカメも上昇しています。

ブラジル市場では、ボベスパ指数は前日比1.35%のプラスで3日連続の上昇となりました。

注目のバーナキン議長の議会発言で米国金利の50ベーシス追加利下げの可能性が高まり米国株式が続伸、ブラジル株式も続伸して引けました。

為替市場では、金融政策関連のイベントが為替相場の動向を主導しました。

ECBの政策金利据え置きは予想通りで、市場に与える影響も限定的だったが、トリシェ総裁の会見が予想よりもタカ派的だったことを受けてユーロは上昇。

NY時間にはバーナンキFRB議長のハト派的な発言を受けて1月FOMCでの50bp利下げ観測が高まり、USDが売られました。

利下げ期待の高まりを背景に米株が上昇し、NY引けにかけてキャリートレードが活発化、「米ドルも円も弱く、クロス円上昇」の展開となり、

ドル円が109円台のレンジにとどまった一方で、ユーロ円は162円台まで上値を伸ばました。


今日の東京タイムには、以下のニュースがでてます。日経は14000円割れが目前です。 ノックアウトがいっぱいだとか!

米ニューヨーク・タイムズ(NYT、オンライン版)は11日、米証券大手のメリルリンチが住宅ローン関連投資で150億ドル(約1兆6400億円)の評価損を出す見込みだと報じた。損失額は当初見積もりの2倍に近く、同社はこのため増資を計画しているという。

 

今日の言葉
 "人は答えを見つけうる問いのみに耳を傾ける"
            フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)


皆様良い週末を!



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2008年01月10日

踏みとどまった株式市場

年初からの株安も、8日の新月の時間帯をもって反発するという美しいかたちとなりそうです。

まず、アジア株が下値をトライしたものの、プラスで引けました。

昨日の米株の下げの影響をうけていなかった欧州株の下げは仕方がないとしても、DAX(ドイツ株)で重要なチャート上のサポートレベル(7800)をぎりぎりで死守した感じです。

東京タイムから出ていたブッシュ大統領が景気対策として所得税を還付する戻し税を検討しているとの報道や、その後化学大手デュポンが利益見通しを上方修正したこと、
更にはベア・スターンズ(BSC) が昨年39%資産価値の減少した資産担保ヘッジファンドを閉鎖することが明らかになり、悪材料出尽くしと捉えられたことなど、なんとかプラス要因がかき集められました。
また、投資の神様バフェット氏のモノライン買収の話の蒸し返しもあり、これらをきっかけに自律反発狙いの買いや買い戻しが先行し、米株は上昇しました。
セクターでは、引き続きディフェンシブの医薬品・バイオはしっかり。指数が下げ続ける中で医薬品・バイオ関連には年初から資金流入が続いています。
昨日は反発狙いで下げの大きかったハイテク、金融、カジノなどにも買い戻しが入った模様です。

注目の商品市況ですが、NY原油先物は石油製品の在庫増加を背景に反落し、前日比▲0.7%となりました。
一方NY金先物は時間外取引で一時900ドルに迫り史上最高値を更新しましたが、利益確定の売りで上げ幅を縮小、前日比+0.1%となりました。
ただ、金先物のチャートを見ると、ピーク近しのサインが見えます。
酒田五法でも「波高きは天底の兆しなり」と言われるように、11月にトップをつけた時と同様に上髭長い線が確認されました。1月転換もありかと!

商品相場の転換は、即ち株式への資金回帰となり、為替市場ではドルが買い戻される流れとなるでしょう。

為替相場では、米株の反転などでリスク回避の動きが後退し、クロス円もぎりぎりのところで踏みとどまり、反発しました。ユーロ円は160円近辺がサポートです。
この他、豪ドル円の95円、カナダ円の108円などがここ半年のサポートです。ぎりぎりですが、踏みとどまっています。

本日は欧州では、ECBとEoEがレートアナウンスメントを行います。市場は、ECBの据え置き、BoEは利下げを4-5割織り込んでいます。ただ、それよりも総裁の声明に注目が集まるでしょう。
景気減速とインフレ懸念、この狭間に立たされているECBがどのようなトーンで声明をだすのか、かなり難しい舵取りです。
また、米国ではバーナンキFRB議長とホーニグ・カンザスシティ連銀総裁の発言が予定されています。次回のFOMCでの50BPの利上げがあるかどうか?彼らのコメントから市場は
ヒントを探すでしょう。

ブラジル市場のコメントを忘れていました。昨日のボベスパ指数は前日比0.96%上昇、出来高は約36億ドルでした。レアルは62円前後にまで戻しています。
昨日に続いてペトロブラスを含む素材関連や電力・ガスが高くなりました。引け後にテレマーによるブラジルテレコムの買収が発表されています。
経済指標ではブラジルの昨年12月の貿易収支は36億ドルの黒字で、事前予想(27億ドル)を大きく上回る結果となりました。
この結果、2007年通年の貿易収支は400億ドルの黒字と2006年の黒字幅465億を下回る結果となりました。
その要因は好調な内需を背景に資本材を核にした輸入の伸びで、2007年通年では前年比32%の増加でした。一方、輸出も好調でしたが、伸び率は前年比16.6%にとどまりました。
取引税の廃止に伴う銀行の法人税増税の件ですが、この増税政策は証券取引所や保険会社にも適用されるとのことです。
ただ、増税政策は下院での法案可決が必要で、今のところ野党は反対する意向です。今日の日経金融の世界の市場から〜「ブラジル市場に内政波及」ということで、この問題での株下落がテーマになっていましたが、ブラジルからのコメントを見る限り、この記事ほど深刻には捉えてないです。米国をはじめとする海外市場の影響のほうが大きい気もするのですが・・・  いかほど

"真実はそこにある。創り出さねばならないのは偽りだけだ"
                            ジョルジュ・ブラック (画家)

 



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2008年01月09日

おっぱっぴー

アジア株はまちまち、欧州株は5営業日ぶりに反発し、今年初めて上昇しました。
連日景気後退を示唆する経済指標で冴えない展開となっている米株式市場ですが、昨日は住宅市場の底入れを窺わせる指標がでたため2時半まではハイテク株にも買戻しが入って、堅調に推移。
しかしその後住宅金融大手カントリーワイドが破産申請するとの観測から一段安になったことと、通信大手AT&Tが電話やインターネットの不払いが急増しているとのコメントから
住宅恐慌が消費にまで直撃する懸念で、金融株や上昇していたハイテク株にも見切売りが加速、NYダウ平均は下げ幅を拡大しました。
一方債券市場では、リスク回避の債券買いで、利回りは下げに転じています。 10年債は3.77%、2年債は2.66%まで低下。

昨日調整した商品相場でしたが、全体的に反発、金は28年ぶりに史上最高値を更新しました。
米景気減速への懸念もある一方で、インフレ警戒も強く、インフレ代替の金買いも見られ、また、景気への不透明感が強い中、安全資産としての買い需要も強まりました。
原油相場は反発した。きのうは一時94ドル台まで下落、値ごろ感からの買い戻しも入り、明日発表の米週間在庫統計で原油在庫が減少するのではとの観測もフォローとなった模様。
2月限は一時97.50近辺まで上昇、終盤、株価が大幅に下落したことで伸び悩んだものの、96台を回復して通常取引を終えています。

今月の1月23〜27日に今年もダボス世界経済フォーラムが開催されます。通称ダボス会議といわれ、個人的にも毎年注目しています。
1年間の世界経済の諸問題を方向付ける重要なイベントと言えます。すこし情報が入ってきたので、紹介します。

ダボス会議では毎年主要テーマが設定されます。昨年は『移行する力の均衡点(TheShifting PowerEquation)』でした。

昨年のダボス会議では「環境問題」と「貿易問題」が大きな論点となり、

「先進国からエマージング諸国へ、資源輸入国から資源輸出国へとパワーシフトが生じており、その結果世界経済が直面する様々な課題は、先進国だけではもはや対応できなくなっている」

というのが強い問題意識であったとようです。

その後デカプリングという言葉がメジャーになったことを考えると、このテーマは的を得たものであったと言えます。

一方今年の主要テーマは、“The Power of Collaborative Innovation”です。『協調的革新の力』といったところでしょうか。

この主要テーマに関連して、事務局の資料には以下のような記述があります。「将来を見渡せば、複雑な事象、利害の対立、資源不足が、強いリーダーシップが欠如する中で

世界のアジェンダを推し進める際の最大の障害であり続けることが、直ぐに明らかになる。」 これを読んでも難解で分かりせんね。

ただ、今年のダボス会議では、米サブプライムローン問題を受けた金融市場の動揺、環境問題の2つが大きな論点になるはずです。先進国・エマージング諸国が力を集結させて、

世界の金融市場の安定確保に努め、地球温暖化対策を推進させようというのが今年の主要テーマの意味するところのように感じられます。

昨年の主要テーマからのつながりで考えれば、シフトした、あるいは分散した力を再び集結させ、世界が抱える難題に果敢に取り組もうという意思表示とも読めます。

今日の言葉
"経験は、優れた学校だが学費が高い"
        ハインリッヒ・ハイネ (詩人)

昨日テレビを見てたら美輪さんが、小島よしおと、オッパピーの競演をやっていてびっくりしました。

自分が嫌いな芸人を見下すように叱り飛ばすH先生と比べると、かなり寛容だなーと感心しました。彼には邪気がないとか!



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2008年01月08日

景気減速懸念で商品からも資金が逃避!

年初からの大荒れも一服、株、債券、為替は小動きとなりました。そんななか原油相場は3日大幅に続落しました。
世界最大の石油消費国である米経済先行き不透明感が強まる中、原油需要が減少するのではとの見方も強まりました。
一時100ドルを超えた原油価格も95ドル近辺までずるずると下げてきました。
金も軟調に推移。原油の下落につられ、金にも利益確定売りが強まりました。為替市場でドル が買い戻されていたことも、利益確定売りを誘ったようです。

年初から市場は米国の弱い経済指標を受けて、センチメントが改善できないなか、世界的な景気後退への危惧が強まっています。
ただ、指標の悪化が欧州や新興国にはまだ確認できていないなか、これ以上株価が下がるというのも考えられません。
商品まで調整したことで陰も極まってきた感じがします。

欧州では、ユーロ圏11月の失業率は7.2%となり、サブプライム問題が表面化した後もドイツなどで企業業績が堅調で、新規雇用が促進されているようです。
PMIやM3なども堅調で、欧州の心配はむしろインフレです。
昨日発表されたブラジルの鉱工業生産も、前年同期比6.7%の上昇で、市場予想(6.4%)を上回る結果となりました。
また、2007年12月の自動車販売額も公表され、前月比2.13%,前年同期比21.03%と猛烈な伸びを記録しています。いずれも好調な国内需要を物語る数字となっています。
このように新興国のファンダメンタルズは米国のそれといまだ逆行中です。今後出て来る中国の経済指標等が注目されますが、急減速するシナリオは描きづらくなっています。

もし今後米国以外の経済指標の悪化が確認された場合、今年の株式は悲惨なことのなると簡単に想像がつきますが、年初の暴落はこのシナリオを既にかなり織り込んだと思われます。
時間的はしばらくは底固めしつつ、米国以外のファンダメンタルズの行方の確認に時間を費やすでしょう。1月はヒストリカルで転換月となることが多く、もしここでだめなら4月が次の候補です。
2007年は先進国間での景況感格差が広がり、為替ではドルからユーロへのシフトが進み、金融政策もFEDが利下げへ、ECBが利上げという先進国デカプリングが起こりました。
2008年はすでにはっきりしてきましたが、先進国と新興国とのデカプリングが更に注目を集めるでしょう。サブプライムも米国の景気後退も、そんなの関係ねえーと言えるほど、
新興国に耐久力があるかどうか!グローバルマネーが過剰であり続けられるかどうか、試される一年です。

今日の言葉
        "海しか見えないから陸はない、と考える者は何も発見できない" フランシス・ベーコン (思想家)

 今日は2008円最初の新月です。なにか新しいことは始めるには最適の日です。海の向こうに必ずなにかあると信じて進んでいくことが大切かと!



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2008年01月07日

新年大荒れ

4日アジアでは、日本株が米国株下落+円高+原油高の三重苦状態を受けて暴落。一方、香港株は、商品相場が上昇するなか、商品関連株が主導し、ハンセン指数がほぼ4週間ぶりの大幅高となりました。

上海株も続伸し、2ヶ月ぶりの高値となりました。こちらも金属株が牽引しました。


欧州株は3日続落、年初3日間の下落率としては2000年来で最大となりました。やはり予想を下回った米雇用統計が材料となりました。


米国では、4日のNYダウ平均の下げ幅は250ポイントを超えました。景気後退懸念による米国の下げに引きずられ世界株安が続いています。

債券は買われているが、原油など商品市況は一服しています。
2日発表のISM12月製造業景況指数に続き、4日朝方12月雇用統計も景気の弱 さを示す結果となり、米経済がリセッションに陥るとの懸念がさらに強まりました。
ダウ平均は寄り付直後に1万3000ドルを割り込み、引けにかけて下げ幅をジリジリと拡大。
S&P500の年初から3日間の下落率は3.9%と、2000年に記録した同4.6%以来で最大。ダウの年初来3日間の下落率3.5%は1904年以来で最大です。
焦点はサブプライムよりも景気後退に移っているため、下げを牽引しているのは銀行より景気敏感な小型株やハイテクセクターです。
半導体セクターで連日の投資判断引き下げが実施されたことも相場の重しとなり、インテル、ヒューレットパッカードなどハイテク株が下げを主導。

ナスダックは6営業日続落。年初から3日間の下落率(5.6%)は1971年のナスダック市場開始以来で最悪のスタートとなっています。

ブラジル株も、米国株の下げの影響を受け、ボベスパ指数は2.95%の下落となりました。
国内では、ブラジル政府は昨年の暮れに発表したCPMF税の撤廃にともなう税収減を補う目的の税制政策をまとめあげました。
これは当初、政府が単に年間400億ブラジルレアルにのぼる歳入減を受け入れるだけとも噂されていただけにポジティブな展開です。
格付け機関は格付けの見直しはブラジル政府がCPMFの撤廃による税収減にどう対応するかにかかっているようですし。
また、海外投資家にとって重要な点は0.38%のIOF税は貿易関連の為替取引にかかるもので、海外投資家によるブラジル国内の金融、資本市場への投資にともなう為替取引については0%とされました。
この政策に関してのブラジル政府の意図は海外からの投資資金の流入を促進させることにあるようです。

為替市場では、弱い米雇用統計を受け、利下げ観測が強まり、ドルは下落しました。欧米株の下落を受けてリスク回避姿勢が強まったことから、キャリー取引の巻き戻しも進み、クロス円が下落しました。
ユーロ円は160円近辺まで下げ、11月以来のサポートされてきた水準が近くなっています。ブラジルレアルも対円では1%弱の下落となりました。

今日の言葉 
能率を上げろと命じるだけじゃ駄目。人々の力を最大限に引き出すには道具がいる" スティーブ・ジョブス (企業家)

その道具をおしえてくださいって感じですね! 人によって、目標、自己実現、金?だったりするのでしょう。

とれあえず年初は、目標設定のタイミングでしょう。まだ具体的な願望がない方、目標が明確化しない方は、この機会にきっちりと決めるべきです。

それは今決めないと1年はあっという間に終わってしまうからです。できれが1月8日の今年最初の新月の午後九時までに願いを宣言しましょう。



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2008年01月06日

ハワイ旅行記

ハワイ0712
昨年末にハワイに行ってきました。

素敵な写真がとれたのに、ブログのアップが遅れてしまいました。

今回は、ハワイ島、オアフ島、同じハワイ諸島とはいえ、全然波動の違うものです。

まずはハワイ島、四国の半分ほどの面積を持つ子の島!ハワイ諸島で最も大きな島で、ビックアイランドとも呼ばれており、ハワイを始めて統一したカメハメハ大王はこの島の王様でした。そして火山の島!!火の女神ペレ様が住む島です。

都会に住んでいると、自分が地球の上、大地の上に立っていることを自覚する機会もないし、自然の営みによって我々が支えれていることも忘れがちです。ハワイ島の波動はこのことをもっともはっきり感じさせてくれます。溶岩の大地を感じ、満点の星空、美しい海を見て、細胞が活性化しました。

ハワイワイメア渓谷

 

 

 

 

 

 

 

ハワイオーブ1初日は王家の楽園、ワイピオ渓谷へ!霊力(マナ)に守られた谷へ!今回の旅行なぜか動物の出会いが多く、この谷では一匹の犬がお出迎え、谷を案内してくれた。写真をみても自分の飼い犬みたいになついている。

ハワイ動物2

 

 

 

 

 

ハワイ動物1

 

 

 

 

 

 

 

黒い犬(勝手にマリーと名づけたが)に連れられ、川を渡り、道を進むと一匹の馬にあう。なんとも感動的な出会いで、すこしづつ私の方へやってきて、鼻でコツンを私の腕を押し付け、ご挨拶!優しい目が印象的で癒されました。過去性でご縁ありだったのかも!緑が本当に綺麗で、この谷では癒されました。

ただ、この谷に下りるには300メートルの断崖を降りる必要があり、4WDの車でなかった我々は大変な思いで帰りの坂を上がりました。

次の日はキラウエア火口までロングドライブ!

イキ火口をトレッキングして、有名なサールトン・ラバー・チューブへ行きました。江原さんが普通の人でもオーラが見えるとテレビで紹介したパワースポットです。私が気を集めて瞬間を写真に撮ったら不思議な光の玉が尾っぽつきで出現しました。不思議な場所で、いい氣が集められました。

ハワイオーブ2

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は女神ペレのすみかといわれるハレマウマウ火口です。一番力強い波動が感じられた場所でした。

ハワイハレマウマウ

 

 

 

 

 

 

 

ここからチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを走り、溶岩が流れ込む海に向かう。このあたり一帯パワースポットだ!運転をしながらもテンションが上がる。

しかし、今回以前見たようなとろとろの赤い溶岩は見られなかった。あとで聞いた話によると、2003年に流れが変わったという!とても残念な話だが、溶岩の上で焼肉を焼こうという、ばかげた日本のテレビ撮影の後、民家に近い危ないほうへ溶岩流のルートが変わったとか!ペレ様が怒ったとの地元のガイドさんが話していました。溶岩の欠片を持ち帰るとペレを怒りを買うというのも事実らしく、本当にそうなのだろう!同じ日本人としても恥ずかしい。

赤いラヴァは見られなかったが、見るよりも感じることが多かった。地球の熱、波動を感じ、エネルギーをチャージしてきました。

ここ以外にも、絶対的なエネルギーが集まる場所といわれるマウナ・ラニ、癒しのエネルギーがいっぱいのハプナビーチで、エネルギーをチャージしてきました。マウナ・ラニでは石のブレスが弾け飛び、やはり凄い場所でした。

今回絶対行こうと思っていたのが、マウナ・ケア!晴天率が世界でトップクラスとわれるこの山で、前回訪れたときは曇りで星もほとんど見えなかったからだ。

写真でもわかるように、今回も実は曇り、朝日を見るツアーに参加したものの、昔冨士山でみたご来光のような素晴らしいものではありませんでした。

それでも、大地と空がもっとも近づいているところ、地球のヘソとも言われるこの山頂のエネルギーはなんとも神秘的なものがありました。

昔、ハワイの王様は、霊力を強めるために、祈祷師だけをつれ、この山に登り、パワーを高めていたそうです。いまでも山頂には祭壇があり、ハワイの人達はこの山を本当に大切にしています。「この山を変えないで欲しい」と会うたびに頼まれるとガイドが言っていました。簡単で難しいことです。

晴天でなかったことは、前回よりも残念でなく、また来るように呼ばれていると感じました。ハワイ島は本当に世界有数のパワースポットと言えるでしょう。

ハワイマウナケア

 

 

 

 

 

 

 

 

ハワイ島では、生命の根源を感じ、エネルギーをいっぱいチャージ!

そして10年ぶりにオアフ島へ降り立った。

せっかくの休暇に買い物で人混みで疲れるのが嫌で、ワイキキは素通りしていたましたが、節目の10年ということもあり、今回は3泊しました。

ハワイ虹3なんのその人が集まるところにはエネルギーに満ちており、ワイキキビーチはなかなか素晴らしかったです。毎朝ビーチを散歩かジョギング、魔法の石にも見つけ、パワーを頂いてきました。

 

 

ワイキキ・ビーチのダイアモンド・ヘッドサイドに広がる、クヒオ・ビーチの片隅、ワイキキ交番のすぐ隣りに置かれている4つ個の石、それが「魔法の石」です。

ハワイの伝説によると、これらの石には16世紀にタヒチから来た4人のカフナによって、癒しのパワーが吹き込まれているそうです。
4人のカフナたちの外見は、背が高く男らしい体格であったようですが、立ち居振る舞いは、とても女性的であったと言われています。
彼らはオアフ島の人々にヒーリング(癒しの)技術を教え、
島を離れる際、これらの石に1ケ月以上もかけて、
治癒力と癒しのパワーを吹き込んでいったそうです。

「カフナ」とは、マナ(気のようなエネルギーやパワー)と知恵を伝えていく専門家。万能に秀で、祈祷や将来の予言、病気治癒など特定の分野で精神的および肉体的訓練を受けた、聖なる秘伝を保持し管理する人のことをいうそうです。

ワイキキビーチにいったら是非訪れてください。ワイキキビーチはこの石のおかげで全体が癒しのビーチであることがわかります。

そして、とてもびっくりだったのは、ダイヤモンドヘッドが凄いパワースポットだったことです。下の写真は、1時間ほどトレッキングしてゴールにある展望台からワイキキビーチを撮ったものです。

サンセット後の夕焼け雲の赤、マウナケア山頂の雪の白、ワイメア渓谷の緑と本当に素晴らしい色彩を目に焼けた旅でしたが、ここから見た海と空の青も忘れられない色となりました。

ハワイ青

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤモンドヘッドのクレーター内部がエネルギースポットだと紹介を見ましたが、展望台へと後一歩の海側で凄いパワーを感じました。海からエネルギーが吹き上がってきているようでした。ここです!ここ!見つけて下さい!

ハワイパワー

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん展望台からの景色も最高です!

ハワイダイヤモンドヘッド

 

 

 

 

 

 

 

 

ここを訪れてサイキックな力が強まったようなそんな気も・・・・・・!ヒーリング力もアップ???

オアフ島ではもう一箇所どうしても訪れたい場所がありました。それはマノアの森、そしてワイオリ教会です。

森の精って感じしませんか?神秘的な空間でした。滝まで1時間程度のトレッキング!滝のある場所より、中間地点の竹の森、巨木のある地点が素晴らしい癒しのパワーが集まっていました。

ハワイ森の精霊

 

 

 

 

 

下の写真にはまたオーブが!

ハワイオーブ3

 

 

 

 

 

 

 

 

さすが一眼レフ!ツインソウルって感じです!

ハワイ花

 

 

 

 

 

 

 

 

マノア森では浄化の雨が降り、ビショビショでワイオリ教会へ!とっても不思議な光の六角形?喜んでくれたのか、再来を!この教会のそばにあるワイオリ・テぃー・ルームは素敵な場所です。地元もマダム達がクリスマスプレゼントの交換をしていました。真夏のクリスマスってやなり変な感じです。

ハーブオーブ4

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の旅はどこにいっても虹、虹、虹!今回ほど虹と多く出会えた旅はなかったです。貼り忘れた虹の写真を載せます!

まずはハワイ島の虹から!どこまでも続く大地!その先にはいつも虹!

ハワイ虹1

 

 

 

 

 

 

 

 

ハワイ虹4

ホテルの部屋から見た虹!

 

 

 

 

 

 

そして最後にハプナビーチからみた夕日!2時間からサンセットを満喫しました。やはりハワイは最高でした!

ハワイ夕日

 



neoiio at 21:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!旅行記 

2008年01月04日

新年明けましておめでとうございます〜

年初から各市場大荒れです。

まず目立ったのは商品相場でしょうか?

原油と金が過去最高値を更新!原油は一時、1バレル当たり100.09ドルをつけ、金も868.89ドルまで上げました。

その他工業用金属や粗糖、小麦相場も軒並み上昇しました。

原油は米国の原油在庫が予想を上回る落ち込みを示したこと、ナイジェリアなどの政情不安に伴う需給逼迫感が背景にあったようです。

投機マネーは国際商品市況に流入し、一方米株式とドル相場が急落しました。


月初発表の経済指標により米景気の減速感が強まったことも米株安、ドル安を加速させました。

ISMが発表した12月の製造業景況指数は47.7に低下、今年1月以来の50割れとなり、03年4月以来の最低でした。

同景況指数で50は景気の拡大と縮小の境目を示し、これまで5年続いた米国の景気拡大期が終わったとの見方さえ強まりました。

個別銘柄では、半導体大手のインテルは過去約1年で最大の下げを記録。バンク・オブ・アメリカ(BOA)がインテルの株式投資判断を引き下げ、投資家は企業の技術投資が縮小するとの見方を強めました。


欧州株、アジア株も米株の動きにつられ下げましたが、特に個別の材料があるわけではなく、下げ幅も限定的となっています。上海株のように逆行高となっているものもあります。


一方米国債は上昇。米供給管理協会(ISM)が朝方発表した12月の製造業景況指数が予想以上に低下したことから今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まり、

2年債相場は約3週間ぶりの大幅な上げとなり、利回りは3%割れ、10年債利回りも4%割れとなりました。


ひどい動きとなったのが為替相場です。ドル円は年末の114円台から108円台に突入し、クロス円も軒並み下落しました。英国ポンド円なんて10円近く下げています。

弱い米経済指標を受けて、景気の減速感が強まり、更には利下げ観測が強まったことで、ドル弱気派が息を吹き替えしました。あの12月のドル買いはなんだったのか!


最もひどいのは休み明けの東京市場!日経平均haなんと616円安、4%の大幅下落となり、暗いスタートななりました。ただ、正月ボケでぴんときません!


最後にすこし明るい話を!

干支と相場ということで言えば、子年は過去の日経平均の平均騰落率は40%上昇と干支の中で最高。

更に、十干、西暦末尾が7の年が「アンラッキー7」であったが、8の年は、パフォーマンスが良いようです。七転び八起きを期待したいです。

また、ねずみは子沢山の繁栄を示し、物をかじる音が黄金の小判を数える音に似るといわれ、戊(つちのえ、末尾が8の年)は茂の字に通じ、植物の成長が絶頂にあることを表すらしく、2008年相場が実り豊かなものになることを祈りたいです。相場以外もそうありたいですね!


今日の言葉

"笑いは名誉よりも心を満たし、お金よりも貴重で祈りよりも心を洗い流してくれる"   ハリエット・ロックリン (作家)

年末年始のお笑い番組を見ながら、本当にそう思いました!!!

今年もよろしくお願いします。



neoiio at 12:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!相場 

2007年12月28日

光と影

パキスタンのブット首相の暗殺の衝撃は市場における地政学的リスクを一気に高めることとなりました。


アジア時間には、香港株は下落し、ハンセン指数が3営業日ぶりの反落となりました。

中国人民銀行が2008年の新規融資の上限を設定したと一部で報道されたことを嫌気し、中国建設銀行など銀行株が売られた。

また日本株も5営業日ぶりの反落となりました。住宅指標の悪化を背景に米国の個人消費の先行きが不安視され、自動車株、銀行株などが下落しました。

指標でも12月商工中金中小企業月次景況観測は予想よりも弱い結果となり、前月の46.9から44.5に低下。

これはを2003年5月以来の低水準。今回の結果は、2003年3月以来の水準に低下した11月景気ウォッチャー調査(先行き見通し)と共に、足許景況感の悪化が加速していることを示しました。


欧州株は3営業日続伸となりました。鉱山株やエネルギー株を中心に買いが集まりました。

ロンドンの商品市場では金属価格が上昇、ニューヨークの原油先物相場は1カ月ぶり高値を記録しました。


米国株は下落。この日発表となった耐久財受注額や新規失業保険申請件数を受けて景気の減速懸念が強まり、売りが優勢になりました。

地政学的リスクの高まりも株式相場にとってはマイナス材料となりました。


一方、米国債は5営業日ぶりに上昇。

サブプライム住宅ローンの返済遅延や債務不履行の増加が米経済成長を損ね、個人消費が減速するとの観測が背景。

またパキスタンのブット元首相が暗殺されたことから、安全資産への逃避として米国債の需要が高まったことも相場上昇につながりました。


為替市場では、米国の弱い経済指標に加え、政情不安が広がり、ドルが売られました。パキスタンのブット元首相の暗殺のニュースを受け、

逃避通貨としてスイスフランが買われました。一方円は113円台半ばまで下値を伸ばしましたが、意外と下値はしっかりでした。

米株は下落し、地政学的リスクの高まりから投資家のリスク回避姿勢を表すVIX指数は上昇しましたが、キャリートレードが大きく巻き返されることはありませんでした。また昨日、人民元は対USDで2005年7月の通貨制度変更以来最大の上昇率を記録しました。


ブラジル市場ではボベスパ指数は前日比0.8%下落して引けました。出来高は更に減って22億ドルでした。レアルは64.5円と昨日比ほぼ変わらずです。米経済指標の悪化と地政学リスクの高まりが相場のマイナス材料となりました。

最近売られ続けた消費関連が値を戻りましたが、逆に相場の戻りを支えた素材と金融が利食いの売りに押され値を消しています。

ペトロブラスはブット暗殺の報を受けた原油価格の上昇にもかかわらず、前日比1.1%値を下げました。一方、金融株は国内競争の激化とそれに伴うスプレッドの縮小で、売りが増えました。


投信情報ですが、10月の金商法施行以来、売りにくくなっていると言われる投信販売ですが、エマージングに限ってと言う感じですが、資金流入が確認されはじめました。

26日には大和AMさんのインド株ファンドが470億円集め、27日には日興さん/日興コーディアルさんの新世紀新興国株ファンド(ネクストBRICs)が706億集めました。

先月末のCSさん/東海東京証券のブラジルファンドが100億以下と冴えなかったことを考えると、販社の営業力の違いはあるにしても、今月末のこの動きを見ると、需要、センチメントも改善しつつあると言えるでしょう。

今日の言葉
"年をとることの素晴らしさは、くぐり抜けた時代の記憶が残ること"
                  マデリン・L・エングル (作家)

今年は、まさに「光と影」の一年だったような気がします。 

大まかに言うと、投資の世界における「光」とは、エマージング諸国の実体経済における成長加速であり、「影」はいうと、米国を中心としたサブプラム問題に端を発した先進国の金融危機です。

結果として、BRICSsの株の大幅上昇、商品高、ドル安、クレジット市場の調整、先進国の債券高など、各市場で変動が激しい相場が続きました。

影を光がカバーする形で世界経済はなんとか持ちこたえたようですが、このままデカプリングが続き、世界経済が堅調推移できるかが、来年のテーマとなりそうです。

社会的には格差社会の広がり、一部への富の集中が続きそうです。


新金商法以降、投信の世界でもお金が集まっているのはエマージング株、高金利通貨ファンドであり、光の部分に焦点を集めたものばかりです。

来年はBRICsに加えて、VISTAや中東、アフリカまで含めた新興国への期待が続きそうです。

先進国の金融危機はまだまだ底が見えない感じであり、政府系ファンドからの資本注入の報道をうけ、受け皿が見えてきたことで相場は明るさを取り戻してきましたが、大手以外にもやばいところは残っており、今後は弱いところは淘汰の道を歩みそうです。

また、米系金融機関の損だしの発表がかなり出ましたが、欧州金融機関からはさっぱり損だし報道がでてこないのが気になります。


来年度も光と影の綱引きの行方を慎重に見定めることが必要ですが、そのほかには米大統領選挙が最大の注目イベントです。

ヒラリー・クリントン氏の優位が伝えられていますが、よく考えたら、ブッシュ父、クリントン旦那、ブッシュ子、そしてクリントン妻となると、たった2つのファミリーが20年近くも

ホワイトハウスに席を置くという異常な事態ということに気がつきます。

大統領がただの天皇的置物になりつつあるという話もあり、それを担いでいる支配者層が内輪からしか置物を選べなくなっているとしたら、敵が増えているということか!

アメリカ中心に世界の覇権と富みを独占したきた構造は、中国、中東など違う覇権勢力によって変化が生じていることは確かです。

反キリスト教勢力ないし違った層が世界を動かし始めたということかもしれません。

今年の相場レポートも今日で最後になりましたが、ご愛読ありがとうございました。来年もマーケット情報のみならず変わった話も盛り込んでお役に立てるよう頑張ります。

皆様の新年、2008年が素晴らしいものとなりますように!



neoiio at 10:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!相場 

2007年12月27日

クリスマス休暇明け

アジアでは、香港市場がまだお休み、一方中国株は上海総合指数が6営業日続伸となりました。日本株の薄商いのなか続伸しました。

そして欧州市場も昨日まで休場です。今日は取引再開のようですが、年末は12月28日に ドイツは半日取引、12月31日は英国とフランスは半日取引、ドイツは終日休場です。

また来年1月1日も英国とフランス、ドイツは終日休場となり、ほぼ年末モードでプレーヤーが不在で本格的な動きは来年2日からになりそうです。


米国株は5営業日ぶりに売り優勢でNYダウは小幅高で終えました。エネルギー株が上昇したものの、ディスカウントチェーン大手のターゲットの売上高見通しや

住宅価格下落への懸念に押されました。

また、資産家ウォーレン・バフェット氏が複数の金融機関の株式取得を打診された上でこれを断ったことが明らかになり、銀行株に売りがでました。

ダウ採用銘柄では銀行大手のシティグループが値下がりトップです。


米国債は下落。米財務省が実施した2年債入札(発行額220億ドル)の落札利回りが市場予想を上回ったのが背景。今回の入札規模は2年債としては過去約1年で最大でした。

10年利回りは4bp上げて4.25%となりました。


為替市場では、薄い取引のなかユーロは対ドルで上昇しました。

休暇シーズンの米国の消費動向が弱かったとのレポートがその背景にあったようで、市場には依然として米国の消費意欲の弱まりへの懸念があるようです。

また英中銀が1月に利下げを実施するとの思惑が強まるなか、ユーロポンドは高値を更新。英国の12月住宅価格は三ヶ月連続して下落を記録しており、その状況は米国と酷似していることを表しています。

いくつかの米国の経済指標が弱い結果をみせたことでドル相場にとって売り材料となりました。

10月のS&PCaseShiller住宅価格は前年比5.7%下落との予想に対し6.1%の下落。

また12月のリッチモンド連銀製造業指数は+1の予想に対し-4となり10月、11月はまちまちの結果となっていたが12月は弱いものとなっています。

しかしすでに発表済の指標をふくめて第4四半期の景況を計ることは難しそうです。

昨日はキャリートレードが活発化したようで、ドル円はレンジながら、クロス円が上昇、ユーロ円は11月前半以来の水準に上昇しました。


ブラジル市場ですが、ボベスパ指数は23日比1.89%上昇して引けました。出来高は24億ドル。また為替もレアルは64.7円と昨日比1円の円安です。

クリスマス明けで市場参加者も少なく、出来高も細る中、大型株中心に値上がりが目立ちました。特にリオドセやペトロブラスは共に2%強上昇しています。

逆に値を下げたのは、消費と自動車関連銘柄でした。ブラジル株関連で2、3グッドニュースがありました。

26日付のブラジル紙エスタド・ジ・サンパウロ は、ブラジルの非政府系銀行で最大手、バンコ・イタウ・ホールディング・フィナンセイラ が数日以内に、

スペイン2位の銀行、バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)の中南米プライベートバンキング部門の買収を発表する可能性があると報じた。

同紙が情報源を明らかにせずに伝えたところでは、買収総額は最大10億ドル(約1140億円)に上る可能性がありようです、イタウ銀行の株価は2.13%の上昇にとどまっています。

もう一つは、サンパウロ州が、サンパウロ電力の民営化を再開するという報道です。これを受けて、同社株価は15.2%上昇しました。


今日の言葉
"物事は変化しない。変化するのは我々である"
     ヘンリー・デビッド・ソロー (作家)



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2007年12月25日

メリークリスマス

米国株:上昇。金利低下に加え、カナダで333億ドル相当(約3兆8100億円)の資産担保コマーシャルペーパー(ABCP)借り換えで合意が成立したことから、信用市場の見通しが改善され、主要株価指数は2週間ぶりの高値に押し上げられた。
銀行の借り入れコストが5営業日連続で低下したことを好感し、SLMやシティグループ、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)などに買いが入り、S&P500種の金融株は指数中で一番の値上がりとなった。またディスカウントストア大手のターゲットを中心に小売株も堅調。
S&P500種株価指数は前営業日比11.99ポイント(0.8%)上げて1496.45ポイント。ダウ工業株30種平均は同98.68ドル(0.7%)高の13549.33ドル。ナスダック総合指数は同21.51ポイント(0.8%)上昇して2713.50。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は11対3だった。アジアや欧州の株価も上昇した。

 カナダABCP借り換え
カナダの投資家はABCP約330億カナダ・ドルの借り換えで合意。8月以来事実上凍結されていたABCP取引の再開に道筋が付けられた。24日のNYSE出来高は約5億3700万株。今年最も薄い商いとなった。25日はクリスマスの休日で休場。24日はニューヨーク時間午後1時までの短縮取引となった。この日はドイツやイタリア、スペイン、スイスの市場も休場。一方、英国とアイルランド、オランダ、ベルギー、フランスは短縮取引だった。
S&P500種の金融株価指数は1.8%上昇。10指数のうち値上がりトップとなった。ダウ採用銘柄ではAIGが2.8%と値上がり首位。SLMは11%、シティグループは2.5%とそれぞれ急伸し、金融株の上昇に貢献した。

米国債:相場は下落。米国株式相場が上昇しため、安全資産としての国債買いが減少した3カ月物財務省短期証券(TB)利回りは8月以来で最大の伸びを記録。米メリルリンチが法人金融部門の大半を米ゼネラル・エレクトリック(GE)の傘下企業に売却すると発表したことが好感され、米国株が上げた。米国債相場の年間上昇率は2002年以来で最大となるもよう。連邦公開市場委員会(FOMC)がリセッション(景気後退)回避を目指し、住宅市場の落ち込みに歯止めをかけるべく来年も追加利下げを実施するとの観測が高まっているのが背景だ。キャンター・フィッツジェラルドによると、ニューヨーク時間午後2時13分現在、2年債利回りは前週末比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上げて3.24%。2年債価格(表面利率3.125%、2009年11月償還)は3/32下げて99 25/32となった。3カ月物TB利回りは前週末比31bp上げて3.28%。8月31日以来で最大の上げ。財務省が実施した3カ月物TB入札(発行額200億ドル)の落札利回りは3.28%だった。10年債利回りは4bp上昇して4.21%だった。
米証券業金融市場協会(SIFMA)の勧告により、この日は2時までの短縮取引だった。25日はクリスマスの祝日で休場。ICAPを通じた米国債取引は約482億ドル。5月2日以来で最も薄い商いとなった。3カ月平均では約3170億ドルとなっている。

米国債と株式の相関関係
この1週間で2年債利回りとS&P500種株価指数の方向は一致する傾向が強まり、相関係数は0.96と、過去1年間の0.48を上回った。係数1は債券利回りと株式相場が常に同じ方向に動くことを示唆する。
メリルリンチのまとめたデータによると、2007年の米国債の投資リターンは8.2%と、2002年以来で最高。米国でサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場が混迷し、米シティグループやスイスのUBSなど金融機関はこれまでに計800億ドル以上の評価損を計上、投資家は質への逃避から米国債に買いを入れた。
FOMCは今年9月以降、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を計1ポイント引き下げて4.25%に設定した。欧米の中央銀行は銀行間の貸し渋りを解消するために金融システムに資金を供給している。
金利先物市場動向によると、来年1月30日のFOMC会合でFF金利誘導目標が4%に引き下げられる確率は74%となっている。1週間前は88%だった。また3月の会合で0.25ポイントの追加利下げが実施される確率は37%と、1週間前の41%から低下した。


NY外為:円が下落。世界的に株価が上昇したことからキャリートレードが活発化し、円は対ドルでは6週間ぶり安値、対ユーロでも下落した。
銀行の借り入れコストが低下し、サブプライム(信用力の低い個人向け)関連の損失でキャリートレードが縮小するとの見通しが後退したことから、円は主要16通貨のうち15通貨に対して下落した。27日発表の11月の米耐久財受注では増加が予想されている。住宅市場低迷の中で米景気が持ちこたえている兆候が示される見通し。
ポンドは一時、1ユーロ=72.91ペンスに下落した。これは1999年のユーロ導入以来の最安値。英住宅価格の下落を受けて、イングランド銀行(BOE)が景気てこ入れを目指し利下げを継続するとの観測が広がったことが背景だった。

 人民元の上昇
中国人民元は2年前にドルに対する連動制が事実上廃止されて以来の最高値を付けた。24日付の中国語新聞セキュリティーズ・タイムズは中国人民銀行がマネーサプライ抑制のために人民元の上昇を利用する提案をしたと報道。これを受けて買いが膨らんだ。人民元は対ドルで1ドル=7.3399元と、前週末の同7.3678ドルから上昇した。円は南アフリカ・ランドに対し前週末比1%、ニュージーランド(NZ)ドルに対し0.8%、オーストラリア・ドルに対しては0.7%それぞれ下落している。株価の上昇でキャリートレードが拡大するとの観測ぞれ下落している。株価の上昇でキャリートレードが拡大するとの観測が背景だった。

英国債:相場は上昇した。12月の英住宅価格の下落を背景に、イングランド銀行が同国景気の下支えを目指し、利下げを継続するとの観測が広がったロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のシニアストラテジスト、ナイジェル・レンデル氏は、「市場参加者は12月の金融政策委員会(MPC)での利下げをスタート地点として、来年にかけて利下げ局面が続くとみている」と指摘した。英ホームトラックによれば、12月のイングランドとウェールズの平均住宅価格は3カ月連続で下げ、前月比0.3%低下の17万5200ポンド(約3960万円)となった。来年は不動産取引が17%減少し、価格は1%上昇にとどまる見通しという。
10年債利回りは前週末比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し4.59%となった。同国債(2016年9月償還、表面利率4%)価格は0.33ポイント上昇し95.83。2年債利回りも5bp下げ4.44%となった。

欧州債:相場は下落。24日付の英紙ファイナンシャル・タイムズ(FT)が欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁の発言を引用し、金融政策当局者はインフレ警戒に焦点を絞る姿勢を続けると報じたことが材料視された。FTとのインタビューによれば、トリシェ総裁は賃上げなど二次的影響でインフレが恒常的に高進する状況となれば、ECBにとって「決定的な」要素となるだろうと述べた。ECBは6月以来、政策金利を4%に据え置いている。一方、米金融当局はサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場に起因するリセッション(景気後退)の回避を目指し、政策金利を引き下げている。
ドイツ10年国債利回りはロンドン時間午後1時40分までに、前週末比1bp上げ4.31%と、約2カ月ぶりの高水準付近に上昇した。同国債(2017年7月償還、表面金利4.25%)価格は0.06ポイント下げ99.49。2年国債利回りは3bp上げ3.99%となった。



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2007年12月21日

足元、景気減速?!

日銀は金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めると共に2004年11月以来、約3年半ぶりに景気判断を下方修正した。

一方、中国では、景気過熱とインフレ抑止狙いから今年6回目の利上げを発表し、本日から基準金利を上げる。


米国株式市場は、上昇。データベースソフト最大手のオラクルが19日発表した決算が予想より良かったため、景気鈍化局面でも情報技術への投資が持ちこたえているとの見方から、

コンピューター関連株に買いが入った。オラクルはラリー・エリソン最高経営責任者(CEO)が設備投資鈍化の影響を受けていないと発言したことを手がかりに買われ、15カ月ぶりの大幅高となった。

オンライン競売サイト大手eベイとオンライン通販大手のアマゾン・ドット・コムも上昇。サンフォード・C・バーンスティーンがこれら企業の年末商戦が堅調になると指摘したことが好感された。

スポーツ用品大手のナイキは19日、中国と欧州での売り上げ増を背景に9−11月(第2四半期)の好決算を発表したことが好感され、ここ2カ月で最大の上げとなった。


欧州株式相場は4日ぶりに反発。英国の国内総生産(GDP)が予想を上回る伸びを示したほか、ドイツの消費者信頼感が予想に反して改善したことが材料視された。

英小売大手デベナムズを中心に小売株が上昇。英紙タイムズが、ドバイのランドマーク・グループがデベナムズの共同買収を計画していると報じたことが買いにつながった。

自動車触媒コンバーターメーカーの英ジョンソン・マッセイは高い。同業の米ダウ・ケミカルズがジョンソン・マッセイに買収案を提示するとの観測が広がった。


東京株式相場は日経平均株価、TOPIXとも7営業日ぶりに小反発。米大手証券のモルガン・スタンレーの資本増強や米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン対策基金への拠出見送り報道を受け、

三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株が上昇。保険株にも上げが目立った。相互出資拡大や粗鋼生産量堅調の鉄鋼株は大幅高。

ただ、景気先行きへの不透明感や米証券の決算を見極めたいとして、全般は見送り気分も強く、東証1部の売買代金は3カ月半ぶりの2兆円割れ。

騰落銘柄状況は、75%を値下がり銘柄が占めた(値上がり銘柄数は341、値下がり銘柄数は1295)。値下がり銘柄が値上がり銘柄数を大きく上回る状況にありながら、指数が上昇を維持した要因の1つは銀行株。

大手金融グループ3社はそろって上昇し、銀行はTOIPX上昇寄与度1位、東証1部業種別上昇率では保険、鉄鋼に次ぐ3位となった。

金融庁が、商品先物指数連動ETF来夏にも解禁し、市場強化策を打ち出した。09年に証券と商品の一体運営する「総合取引所」へ道を開くとのこと。


中国株式市場では、CSI300指数が2日続伸し、1週間ぶり高値となった。人民元上昇を受け、人民元建て資産の需要が拡大するとの観測から、上海浦東発展銀行や万科企業を中心に銀行株と不動産株が高い。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI300指数 は前日比90.91ポイント(1.8%)高の5037.19と、12日以来の高値で引けた。前日は2.4%高。

年初来の上昇率は147%と、世界の主要株価指数で最高となっている。

上海証取のA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は前日比2.1%高の5043.54、深セン証取のA・B両株に連動の深セン総合指数は1.4%上げ1357.39。

米シティグループが出資する上海浦東発展銀行(600000 CH)は2.04元(4.3%)高の49.41元。中国最大の上場不動産会社、万科企業(000002 CH)は0.58元(2.1%)高の28.38元。

人民元とドルの両通貨建てクレジットカード発行で国内最大手の招商銀行(600036 CH)は0.90元(2.4%)高の37.81元。


香港株式相場は、ほぼ変わらず。前日終値を挟んでもみあった。中国銀行をはじめ金融株が高い。中国投資公司が米モルガン・スタンレーへの出資で合意したことから、

米金融機関のサブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローン関連損失の影響が広がるとの懸念が和らいだ。

ハンセン指数は前日比12.17ポイント(0.1%)安の27017.09で終了。一時は0.7%上げる場面もあった。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.6%高の15732.78。

中国3位の銀行、中国銀行(3988 HK)は7セント(1.8%)高の3.89香港ドル、同2位の中国建設銀行(939 HK)は3セント(0.5%)高の6.66香港ドル。

英銀HSBCホールディングスの香港部門、ハンセン銀行(11 HK)は2.10香港ドル(1.4%)高の152.60香港ドルとなった。


米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは20日付のリポートで、世界的な信用市場の混乱が2007年10−12月(第4四半期)にアジアに影響を及ぼし始め、

アジア企業の信用の質が劣化する兆候が見られると指摘した。「北米で今年の夏に始まったサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題に端を発した信用混乱は

まだアジアに大きな悪影響を及ぼしていないものの、アジア企業の相対的な安定性が低下する兆候が10−12月期に表われ始めている」と指摘した。ムーディーズによれば、格付け見通しが「ネガティブ(弱含み)」の

アジア企業は10−12月期に14社に増加した。6月末時点では8社、9月末時点では9社だった。

リポートで、「流動性の逼迫(ひっぱく)が利子コストを押し上げたり、原材料コスト上昇が今後も収益率を圧迫した場合、08年に向けてアジアの堅調な経済のプラスの影響は打ち消される可能性がある」と予想した。


ブラジル株式において、ボベスパ指数は前日比0.01%下落して引け、出来高は30億ドル。朝方は1%強上昇する場面も見られたが、クリスマス休暇を目前に控え、市場参加者も少なく、

個別物色に終始する展開となった。ただ、今後巨額の投資が予想される通信関連とEUがブラジルからの牛肉輸入を禁止するのではとの憶測から食品関連が値を消した。

11月の失業率は更に改善し8.2%、インフレも少し落ち着いてきた様子。議会で歳入の20%をブラジル政府が自由に支出できる法案が可決された(ブラジルでは国家予算の配分比率が憲法で決められている)。

 

債券市場において、米国債券は、1カ月物財務省短期証券(TB)が上昇。利回りは8月以来の低水準となった。サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連証券の損失が拡大するとの懸念を背景に、

安全資産を求める買いが短期債に入った。

米証券大手のベアー・スターンズが発表した9−11月期(第4四半期)決算で最終損益が上場来で初めて赤字となり、短期債の買いを誘った。同社は住宅ローン関連で19億ドルの評価損を計上することも明らかにした。

金融保証大手MBIAの株価は急落。住宅ローン関連証券や債務担保証券(CDO)を基に再組成した新たなCDO、いわゆる「CDOスクエアド(2乗)」を同社が81億ドル相当保証していることを明らかにした。


英国債相場は上昇し、ここ3週間で最大の上げとなった。イングランド銀行が景気下支えのために利下げを継続するとの観測が広がった。

2年債利回りは前日比8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げ4.44%となった。同国債(2009年12月償還、表面利率5.75%)価格は0.15ポイント上昇し102.44。10年債利回りも8bp低下し4.58%だった。

追加利下げ見通しの広がりを背景に20日の金利先物3月限の利回りは5.65%と、今月6日の利下げ以来では13bp低下した。


欧州国債相場は4日連続で上昇。信用市場の混乱で経済成長が減速するとの懸念を背景に、安全投資先としての国債需要が高まった。

米証券大手のベアー・スターンズの四半期決算が上場来で初めて赤字となったことを受けて、朝方軟調だった国債相場は上昇に転じた。フランス政府の見通し によれば、信用ひっ迫で企業投資が抑制されるなか、

同国経済は2008年1−6月(上期)に減速する可能性がある。


米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス は、オランダの銀行ABNアムロ・ホールディングや仏BNPパリバ、ドレスナー・クラインオート、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスなどが発行した

11のCPDO(定率債務証券)について、格下げする可能性がある。ムーディーズは20日発表した資料で、CPDO8億3600万ユーロ(約1360億円)相当の格付けを見直すと説明した。

CPDOは社債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)取引に連動する証券。ムーディーズによると、CPDOの見直しはCPDOが参照するCDSの信用の質が悪化していることが理由。

ABNアムロとBNPパリバ、ドレスナーが発行したCPDOは最高格付け「AAA」を失う可能性がある。


日本の債券相場は小幅安(利回りは上昇)。前日の米国債相場上昇を受けて、買い先行で始まった。その後は、日経平均株価が1万5000円近辺で下げ渋るなか、

高値警戒感からポジション(持ち高)調整の売りに押された。

日銀はこの日、金融政策決定会合で、全員一致で現状維持を決定。前回11月会合まで連続で利上げを主張してきた水野温氏審議委員は利上げ提案を撤回し、現状維持に転じた。

これを受けて、市場で利上げ観測は一段と後退した。

 

為替は、円がユーロやドル、ポンドに対して上昇。信用市場での損失拡大や景気減速で、低金利の円で資金を調達し高金利通貨で運用する円キャリー取引の巻き戻しが進むとの見方が広がった。

円は主要16通貨のうち15通貨に対して上昇。金融政策当局者が2008年の世界経済の成長ペースは鈍化するとの見解を述べたのが背景だった。

米証券大手のベアー・スターンズが発表した9−11月(第4四半期)決算は株式公開以来で初の赤字となった。住宅ローンに関連証券の評価損が影響した。

英ポンドは主要16通貨のうち15通貨に対して下落。英政府統計局(ONS)が発表した第3四半期の経常赤字は過去最大の200億ポンドだった。

カナダ・ドルは2通貨を除き、主要通貨すべてに対して上昇。中央銀行が金融機関同士の貸し出しを促し、北米経済がリセッション(景気後退)に陥るのを回避するよう対策を講じるとの観測が背景だった。

ドルはユーロに対して10月以来の高水準に上昇、対英ポンドでは3日続伸した。インフレ高進を背景に、市場では連邦公開市場委員会(FOMC)が来年は利下げを実施しないとの見方が広がった。

米商務省は21日、11月の個人消費支出(PCE)コア価格指数を発表するが、ブルームバーグがまとめたエコノミスト29人の予想平均では同指数は前年比で2%上昇が見込まれている。

これは今年5月以来で最大の伸びとなる。ブラジル・レアルは62.7円と僅かに円高に振れています。


市場はクリスマスホリデーで閑散としており、日本では連休ならびに年末を控え、年納めムードが漂ってます。

土曜日は東京でも小雪が舞うかもしません。風邪が流行っているようですので、皆さんご自愛下さい。


今日の言葉

"新しいアイデアを持つ人は、そのアイデアがうまく行くまではただの変人である"
                         マーク・トウェイン(作家)



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2007年12月20日

年の瀬、薄商いの中・・・

お隣の韓国では、大統領選があり10年ぶりに保守政権誕生と李明博氏が当選を決め、盛り上がりを見せていた。

身近な話題では、ETFの対象となる株価指数を新たに(3倍に拡大)22種類追加すると金融庁が発表した。

また、数日前にお伝えした金融機関の決算発表が続いており、薄商いの中市場への影響もみられた。

 

昨日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数が下落。

年末商戦の小売売上高が3週連続で減少したことや、鉄道大手のユニオン・パシフィック(8月以来の大幅な下げとなった)がエネルギーコストの上昇を理由に利益見通しを引き下げたことが嫌気され、

小売業者や鉄道会社を中心に売りが出た。米ディスカウントチェーン2位のターゲットや百貨店大手メーシーズが下げ、小売り株価指数の下落につながった。

米民間調査会社ショッパートラックRCTは冬の悪天候やガソリン価格の上昇で小売売上高が落ち込んでいると指摘した。

レストラン・チェーンを展開するダーデン・レストランツは決算がアナリスト予想を下回ったことから売りを浴び、上場以来で最大の下げを記録した。


また、欧州株式相場は3日連続で下落した。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁がユーロ圏でのインフレ高進で政策金利の引き下げが当面ないことを示唆したことが背景。

鉱山大手の英豪系アングロ・アメリカンや仏建設大手のバンシなどを中心に景気敏感株が下げた。英銀バークレイズや仏銀ナティクシスは安い。

米ゴールドマン・サックスが信用市場の懸念を理由に、両社の株式投資判断を引き下げたことが嫌気された。

ダウ欧州株価指数は前日比0.5%安の358.74で終了。年初来では1.8%安と、このままでいけば年間ベースとしては2002年来の下げとなる。

ダウ欧州50種株価指数は前日比0.2%下げ、ダウ・ユーロ50種株価指数 は0.1%低下した。


東京株式相場は6日続落。モルガン・スタンレーなど海外金融機関の決算発表を控え、サブプライム(信用力の低い個人向け)ローン関連の損失額などを見極めようと様子見姿勢が強かった。

米国景気の先行き不透明感が根強い中で、輸出依存度の高い日本株は、アジア株が総じて上げているのとは対照的に午後に入って崩れた。

ソニーやシャープなど電機株が一段安となり、午前は比較的堅調に推移していたトヨタ自動車など自動車株も下げて終えた。相対的に輸出株が軟調。

三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株も下落し、第一三共など医薬品株、NTTなど情報・通信株といったディフェンシブ銘柄も安い。新日本石油など石油元売株の下げも目立った。

東証業種別33指数は29業種が下落。

香港株式相場は続伸。欧州中央銀行(ECB)による資金供給が、世界経済の成長持続を支えるとの期待感が広がった。チャイナ・モバイル(中国移動)やペトロチャイナ(中国石油)など大型株が上げを主導した。

中国株式市場では、CSI300指数がここ2週間で最大の上昇となった。国有企業が上場企業の保有株を「大量」に売却しないとの報道が好感された。中国石油化工(Sinopec)が高い。


ブラジル株式市場でボベスパ指数は、前日比1.02%上昇して引け、出来高は30億ドル。大型株中心の相場で、特に素材と不動産が高く、通信と消費は昨日に続き売られました。

ブラジルの資金の動きについて、12月前半は米ドルで6.9Bbioと強いブラジルへの資金流入が見られた。11月の米ドル2.0Bioの資金流出から一転、米ドル3.6Bioの資金流入超となっている模様。

12月前半ブラジルへの資金流入と なっており、経常収支の改善が期待される。

 

債券相場において、米国債券は上昇。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米金融保証大手のMBIAとアムバック・ファイナンシャル・グループの格付けアウトルック(見通し)を

「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたため、金融市場の動揺が続くとの見方から買いが入った。

格付け見通しの引き下げを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)が景気腰折れを回避するために2008年1月に追加利下げを実施するとの見方が再び強まった。

安全資産とみられる財務省短期証券(TB)は過去1週間で最も上昇した。朝方は中長期債が下落する場面もあった。米連邦準備制度理事会(FRB)が200億ドルのターム物資金入札の結果を発表。

サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題に端を発した信用ひっ迫が緩和するとの見方が一時強まった。


欧州債券市場において、2年国債相場は上昇した。独景況感指数が予想よりも低下したほか、米モルガン・スタンレーの四半期決算が上場以来で初めて赤字となったことを受けて、

金融市場の混乱が経済成長を抑制し、利下げにつながるとの観測が広がった。

ドイツのIfo経済研究所が発表した12月の企業景況感指数はほぼ2年ぶりの低水準に落ち込んだ。記録的な原油高と信用コスト上昇が景況感を押し下げた。

米連邦準備制度理事会(FRB)は、金融システムに資金を供給する目的で実施した期間28日のターム物資金入札(規模200億ドル=約2兆2600億円)の落札利回りが4.65%だったと発表。

これが国債相場の上値を重くした。

トリシェ総裁は、ユーロ圏経済が従来予想されていたよりも長引くインフレ高進に直面していると述べ、金融市場の信用収縮緩和を目的とした利下げを近いうちに実施する考えがないことを示唆した。


英国債券相場は上昇。イングランド銀行が19日公表した議事録で、6日に開催した金融政策委員会(MPC)で、全会一致で政策金利を0.25ポイント引き下げ5.5%としたことが明らかになった。

全会一致による利下げ決定は、2001年の米同時多発テロ直後の利下げ以来初めて。議事録によれば、MPCメンバーは利下げ幅の拡大も検討した。

ただし、大幅利下げについては、「インフレに対する上振れリスクが高まる可能性がある」ことから、0.25ポイントの利下げで一致したという。


日本の債券相場は上昇(利回りは低下)。前日の米国債相場が続伸し、日経平均株価が続落したことに加え、来年度国債発行計画の市中発行減額見通しなどが支援材料となり、買い優勢となった。

新発10年債利回りは今月5日以来の1.5%台割れとなった。


為替については、円がユーロ、英ポンド、豪ドルに対して上昇。材料としては、.汽屮廛薀ぅ燹平用力の低い個人向け)住宅ローンの損失が拡大するとの観測が広がり、低金利の円で資金を調達し、

高金利通貨で運用するキャリー取引の需要が減少した。円は対ポンドで0.9%、対南アフリカ・ランドで0.5%、豪ドルに対しては0.2%上昇した。

∧導壁佞渦饉劵好織鵐澄璽鼻Ε▲鵐鼻Ε廛◆璽此複咫P)が金融保証大手2社のMBIAとアムバック・ファイナンシャル・グループの格付け見通しを

「ネガティブ」に引き下げたことを手掛かりに円が上昇した。ドルはユーロに対して10月以来の高値に上昇、対ポンドでは3カ月ぶりに1ポンド=2ドル割れとなった。投資家が米国債に質への逃避を求めたのが背景だ。

イングランド銀行(BOE)が前会合で全会一致で利下げが決定、これを受けてBOEが来年、追加利下げを実施する可能性があるとの見方が広がった。ポンドは下落。英ポンドが主要16通貨のうち15通貨に対して下落。

ぅ疋ぅ弔裡稗罍鏃从儻Φ羹蠅発表した12月の企業景況感指数がほぼ2年ぶりの低水準に落ち込んだことからユーロは対ドルで下落。トリシェECB総裁は、ブリュッセルで開かれた欧州議会の経済金融委員会で証言し、

ユーロ圏経済が従来予想されていたよりも「長引く」インフレ高進に直面していると述べた。

ゾ攘大手のモルガン・スタンレーが発表した9−11月期(第4四半期)決算によると、住宅ローン関連証券への投資では予想以上の94億ドルの評価損を計上し、さらに中国の政府系投資ファンド

(ソブリン・ウエルス・ファンド、SWF)、中国投資公司から50億ドルの出資を受けた。

19日から開かれている日銀の金融政策決定会合では政策金利は再び0.5%で据え置かれると予想されている。これは先進国のなかで最低水準だ。

これに対し南アフリカの政策金利は11%、オーストラリアと英国はそれぞれ6.75%と5.5%に設定されている。ブラジル・レアルは62.97円と僅かに円安に振れた。

 


今日の言葉

   "リーダーは、皆の信頼を得るにはすぐ近くにいなければならず、皆を動機づけるにははるか先にいなければならない"
ジョン・マクスウェル (著述家)



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2007年12月19日

年末助け合い?!

銀行の貸し渋りが企業利益を圧迫し、米経済をリセッション(景気後退)に追い込むとの懸念は、過去最大級の欧州中央銀行(ECB)資金供給でいくらか緩和された模様!!


昨日の米国株式市場は、反発。ECBによる3486億ユーロの資金供給で、住宅不況の克服に向け景気が支援されるとの見方から、3営業日ぶりに上げに転じた。

自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が、労働コストの縮小ならびに収益性回復への努力の一環として、工場労働者約5000人に対し、来年早々に早期退職奨励策を提示したことや、

米公益事業大手エクセロン、石油大手のヘスが相場の上げを牽引し、S&P500種の10指数はすべて上昇した。

住宅抵当金融投資大手のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)も買いを集めた。

FRBはサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンに対する新たな規制導入の提言を、全会一致で承認したことによる。

規制には、書類簡素化ローンの禁止や期限前返済に対する罰則制限などが盛り込まれている。

また、米商務省が発表した11月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比3.7%減の118万7000戸となった。

前月は123万2000戸(速報値122万9000戸)。先行指標となる11月の住宅着工許可件数は1.5%減の115万2000件に落ち込んだ。

  
欧州株式相場は下落。インフレ高進や米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン破たんに端を発する損失で景気が鈍化するとの懸念が広がった。

銅相場が9カ月ぶりの安値を付けたことを背景に、鉱山大手の豪BHPビリトン と英豪系リオ・ティントが安い。

スイスの銀行、UBSと英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)を中心に銀行株が下落した。

政府系のドイツ復興金融公庫(KfW)グループに救済されたドイツのIKBドイツ産業銀行は約10年ぶりの安値を付けた。追加評価損を計上するとの観測が売りにつながった。


東京株式相場は、小幅ながら5日続落。米国景気の先行き不安を背景にキヤノンやコマツ、ニコンなど対米依存度の高い輸出関連株が売られ、特に海外需要に関する悪材料が重なった機械株の下げが大きくなった。

輸出関連株の中でも、建機を中心とする機械株の下げがきつかった。売買代金3位のコマツが前日比4.4%安と急落して3000円台を割り込んだほか、日立建機や三菱重工業、住友重機工業なども安い。

TOPIXの業種別下落寄与度で機械は電気機器に次ぐ2位となった。

「景気先行き不透明感」と「日本株の売られ過ぎ」との綱引き相場となり、午後の取引開始直後には株価指数が前日終値に比べてプラス圏に浮上する場面も見られたが、結局終値で反発するまでには至らなかった。


ブラジル株式市場において、ボベスパ指数は前日比2.12%上昇して引け、61000ポイント台を回復。出来高は34億ドル。

朝方は買い戻しが入り、昨日比2%強で推移、だが、日中は買いも続かず中弛みの局面もあり。ただ、引け前から買いが再び優勢となり、結局前日比2%強で引けた。

昨日売られたリオドセやペトロブラスなど資源大型株やイタウ銀行やブラデスコ銀行などの金融株が買われ、通信や消費関連は昨日に続いて値を下げた。

          

香港株式市場では、ハンセン指数が5営業日ぶりに反発。前日までの続落でここ9カ月で最長の下げとなったのが、行き過ぎとの見方が広がった。中国石油化工(Sinopec)や中国人寿保険が高い。

香港の電力会社、香港エレクトリック・ホールディングス(香港電燈)を中心に、変動の激しい局面でも全般に比較的安全とみられる公益事業株が上昇した。

中国株式相場では、CSI300指数が続落。瀘州老窖など消費関連銘柄が安い。最近の株価上昇は収益の潜在成長性を反映した水準を上回っているとの懸念が下落の要因。

国泰基金管理で18億ドル相当の資産運用に携わる范迪〇瓠幣絣ず澡弌砲蓮◆崗暖餞慙株は新たな上昇局面が始まる前に一服する必要がある」と指摘。

「消費関連銘柄の株価は政府のマクロ経済政策に反して持ちこたえており、大口投資家はその保有を拡大していた。ただ、問題はそのバリュエーション(株価評価)がそれほど割安ではないということだ」と述べた。

 

債券においては、
米国債券市場では、10年債相場が続伸。11月の住宅着工件数が減少し、住宅着工許可件数が1993年6月以来、約14年ぶりの低水準になったことを受け、長期債を中心に買いが入った。

FRBが17日にターム物資金入札を実施したことに加え、18日にはECBが莫大な金額を金融システムに供給。これを受けて、朝方は売りが先行していた。10年債利回りの2年債への上乗せ幅が縮小した。


欧州債券市場では、10年国債相場は上昇し、同利回りは約1年半ぶりの高水準から低下した。景気活性化のためにECBが利下げを余儀なくされるとの観測が強まったことが背景。

欧州の株式相場が下げに転じたことが、国債相場の上昇を支えた。

ECBが信用収縮是正のため銀行システムに多くの資金を追加供給したことを受け、国債相場が一時下げる場面もあった。


英国債券相場はほぼ変わらず。10年債利回りは4.75%となった。同国債(2016年9月償還、表面利率4%)価格は前日比0.02ポイント低下し94.69。2年債利回りは4.60%だった。


日本債券相場は堅調(利回りは低下)。前日の米国市場で、景気失速懸念を背景に、株安・債券高となった地合いを引き継ぎ、日経平均株価が続落、円債市場は買い優勢となった。

この日実施の20年債入札は、無難な結果と受け止められた。17日の米国債相場は4営業日ぶりに反発。世界的に株価が下落したため、安全資産としての買いが入った。

信用市場での損失が拡大する中、FRBが貸し渋りを緩和させることができないとの見方から利回りが低下した。FRBは、金融システムに資金を注入するため、4回のターム物資金入札の1回目を実施した。

今週19、20日に開催予定の日銀金融政策決定会合は、現状維持の見通し。

 

為替は、円が対ドルで下落。ECBが過去最大の資金を金融システムに供給、低金利の円で資金を調達し高金利通貨で運用するキャリー取引が活発になった。

円は主要16通貨のうち、14通貨に対して下落。特にブラジル・レアルと南アフリカのランドに対して大きく下げた。ブラジル・レアルは62.8円と僅かに円安に振れた。

この日のECBの資金供給や17日の米連邦準備制度による200億ドルの入札で貸し渋りが緩和され、短期借り入れコストが低下した。

                            
各国の資金供給についてまとめておくと、

欧州では、ECBが期間2週間のオペを実施し、従来予想を約1700億ユーロ上回る3486億ユーロを供給した。

米国では、FRBが17日に期間1カ月のターム物資金入札(200億ドル)を実施、結果は19日に明らかにされる。

英国では、イングランド銀行が18日、100億ポンドの3カ月物資金入札を実施した。

その成果としては、欧州銀行連盟(EBF)によれば、2週間物の欧州銀行間貸出金利(EURIBOR )は過去最大の50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)低下し、4.45%。過去2週間では83bp上昇していた。

英国銀行協会(BBA)によると、翌日物ドル建てロンドン銀行間貸出金利(LIBOR)は4.40%と、前日の4.42%から低下した。

今日の言葉

"迷信を忌避することに迷信がある"
  フランシス・ベーコン (思想家)



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2007年12月18日

なおも払拭されずサブプライム懸念消えず・・・世界的な株安!!

週明け17日の東京株式相場は、午後の取引で崩れて大幅続落で、FRBが利下げをした翌日から4日連続の下げとなった。

米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題の悪影響や共同基金機構への出資要請などから、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株が急落した。

中国政府が住宅価格抑制策を導入するとの観測が高まったことで、三井物産など商社株、鉄鋼株、非鉄金属株など新興国成長の恩恵を受けてきた業種、銘柄も大きく売られた。

鉄鋼は、東証1部業種別下落率トップ。米景気懸念で輸出関連株も総じて軟調。


 米株式相場も下落。米景気失速懸念が一段と強まったことを背景に資源株を中心に売りがかさんだ。前週末14日と17日の2日間では約1カ月ぶりの大幅な下げとなった。

米最大の石油会社エクソンモービルと銅生産世界第2位のフリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドが下落。原油価格や金属価格の軟調を主因に売りに押された。

半導体メモリー大手のマイクロン・テクノロジーは11週間ぶりの大幅下落。アナリストがマイクロンの損失拡大見通しを示したことが嫌気された。

モルガン・スタンレーは米建設機器販売が来年減少するとの見方を示し、最大手のキャタピラーが11月27日以来の安値に売り込まれた。


 欧州株式相場は下落。インフレ高進や米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン破たんに端を発する損失で景気が鈍化するとの懸念が広がった。

銅相場が9カ月ぶりの安値を付けたことを背景に、鉱山大手の豪BHPビリトン と英豪系リオ・ティントが安い。

スイスの銀行、UBSと英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)を中心に銀行株が下落した。

政府系のドイツ復興金融公庫(KfW)グループに救済されたドイツのIKBドイツ産業銀行は約10年ぶりの安値を付けた。追加評価損を計上するとの観測が売りにつながった。
  

 アジア株式相場は下落。MSCIアジア太平洋指数 がここ4カ月間で最大の下げとなった。

韓国のサムスン電子や英銀HSBCホールディングスが安い。インフレ加速で利下げが限定され、世界の景気拡大を脅かすとの懸念が広がった。

サムスン電子は3週間ぶりの大幅下落。香港株式市場では、11月の米消費者物価指数(CPI)が2005年以来最大の上昇率となったことを受け、HSBCと不動産大手チョンコン・ホールディングスが下落した。

香港の政策金利は一般的に米国の動向に追随する。オーストラリアのセントロ・プロパティーズ・グループの株価は76%安と急落。債務借り換えが困難になっていると発表したことが嫌気された。


 ブラジル株式相場も17日のボベスパ指数の下落率は4.19%となった。11月27日以来の60,000ポイント割れで引けた。

 

 債券相場は、米国債相場は4営業日ぶりに反発。世界的に株価が下落したため、安全資産としての買いが入った。

信用市場での損失が拡大する中、米連邦準備制度理事会(FRB)が貸し渋りを緩和させることができないとの見方から利回りが低下した。

FRBはこの日、金融システムに資金を注入するため、4回のターム物資金入札の1回目を実施した。


 欧州国債相場は上昇。ユーロ圏のサービス業と製造業景気指数がいずれもここ2年余りで最も低い水準となったのに加え、株式相場の下落を受けて安全投資としての国債需要が高まった。

景気鈍化懸念が強まったことを背景に、株式相場が世界的に下落したことを受け、ドイツ10年国債利回りは2カ月ぶりの高水準付近から低下した。

ドイツ連邦銀行はこの日、米住宅市場の低迷に端を発する信用コストの上昇により、来年のドイツの景気拡大ペースは減速するとの見通しを明らかにした。


 英国債相場は上昇。住宅市場の低迷で、イングランド銀行が利下げを余儀なくされるとの観測が広がった。

10年債利回りは前週末比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げ4.75%。同国債(2016年9月償還、表面利率4%)価格は0.27ポイント上昇し94.69。2年債利回りは4bp低下し4.60%となった。

英国の不動産関連ウェブサイト、ライトムーブが17日発表したところによると、同国の平均住宅売り出し価格は12月、少なくともここ5年で最大の下落となった。

市場の予想では、イングランド銀は来年1−3月(第1四半期)までに金利0.25ポイント引き下げて5.25%とし、来年末までにさらに5%まで引き下げる見通し。


 日本の債券相場はもみ合い。前週末の米国債相場続落や、あすの20年債入札に向けた持ち高調整の売りに押され、売り先行で始まった。

しかし午後に入って、日経平均株価が250円超の大幅安となったことを背景に、押し目買いが入り、先物中心限月はプラス圏に値を戻した。

 

 為替は、ドルがユーロに対して7週間ぶり高値まで上昇。午前に発表された第3四半期の経常赤字が過去2年での最低に縮小したことから、ドル買いが優勢になった。

ドルは主要16通貨のうち12通貨に対して上昇。米財務省が発表した外国の政府と投資家が保有する米長期金融資産額は、10月に買い越し額がエコノミスト予想の2倍だったことが明らかになった。

ドルはニュージーランド(NZ)ドルとブラジル・レアルに対して最も値上がりした。

カナダ・ドルは主要16通貨すべてに対して上昇。北米の景気減速懸念が緩和され、カナダ銀行が向こう3カ月間で追加利下げを実施するとの見方が後退した。同銀は今月4日に政策金利を4.25%に引き下げた。

円はNZドル、ブラジル・レアル、南アフリカ・ランド、豪ドルに対して上昇。

世界的に株式相場が下落し、トレーダーは低金利通貨の円で資金を調達し、高金利通貨で運用するキャリー取引を解消したのが背景。円はNZドルとブラジル・レアルに対しては1%以上、値上がりした。

同じくキャリー取引で資金調達通貨として利用されるスイス・フランも主要16通貨のうちドルとユーロを含む14通貨で上昇した。

日本の政策金利は0.5%、スイスは同2.75%。これに対しブラジルは11.25%、南アフリカは11%となっている。ニュージーランドとオーストラリアの政策金利はそれぞれ8.25%と6.75%に設定されている。

金利先物市場動向によると、来年1月30日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標が0.25ポイント引き下げられる確率は84%、先週の100%から低下した。

ドルは先週、ユーロに対して1.56%上昇した。

 


"皆が同じように考えている時は、誰も深くは考えていない"
        ウォルター・リップマン (ジャーナリスト)



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2007年12月17日

冷え込みは厳しい?!

年越え資金を巡ってFRB・ECBなど欧米の5つの中銀が連携する異例の資金供給策が打ち出された先週。

その前日のFOMCの利下げ幅が0.25%にとどまり、世界の株式相場が動揺した直後だけに、各国が株価対策に乗り出したと受け取る向きもあった。

だが、4.25%の政策金利に対し、LIBORドル1ヶ月物は先週末も4.99%となお高止まりし、欧米銀の資金繰り環境の厳しさを映している。

また、フランス5行(BNPパリバ、SG、ナティクシス、カリヨン、HSBCフランス)も2008年初めに流動性不足などに備えた1,600億円の基金を立ち上げる予定。


 個別には、米株式相場は下落。週間ベースでは約1カ月ぶりの大幅下落となった。

午前に発表された11月の消費者物価指数(CPI)の上昇で個人消費の減速が懸念されたほか、連邦公開市場委員会(FOMC)による利下げの余地が縮小したとの見方が強まった。


 欧州株式相場は反発。前日にここ3週間余りで最大の下げとなったことで、割安感から買いが戻った。

スイスの大手銀UBSと、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は4日ぶりに反発。

英セントリカを中心に公益事業株は1週間ぶりの大幅高となった。英ソフトウエアメーカーのオートノミーも高い。

米シティグループが同銘柄の投資判断を引き上げたことが好感された。


 週末の東京株式相場は続落。午前8時50分に発表された日本銀行の企業短期経済観測調査(短観、12月調査)の業況判断が予想を下回り、

国内景況感の悪化を警戒して三菱地所などの不動産株、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株、T&Dホールディングスなどの保険株といった内需関連株中心に売られた。

東証業種別33指数は23業種が安く、上昇は10にとどまった。


 14日のアジア株式相場は下落。週間ではMSCIアジア太平洋指数が8月以来で最大の下落となりそうだ。

中国人民銀行が今年6回目の利上げを実施するとの観測も浮上し、時価総額で世界最大の銀行、中国工商銀行も売られている。豪BHPビリトンも下落。

世界景気減速で商品への需要が抑制されるとの見方が出ている。

 
 ブラジル株式で先週金曜日のボベスパ指数は前日比0.66%下落して引けた。出来高は33億ドル。米国株式市場の大幅下落を受けて、終日弱含みで推移した。

特に素材関連が安く、個別ではぺトロブラスが値を落とし、一方、買われたのは鉄鋼株と銀行株。

今週、ブラジルの財務大臣、マンテガ、が2008年の予算に関する政府方針を発表する予定。金融市場はその発表があるまで動き辛い状態が続く見込み。

 

 債券市場においては、米国債相場は続落。朝方発表された11月の米消費者物価指数(CPI)が2年ぶりの大幅上昇となったことから、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が後退した。

週間ベースでも2週連続で下げた。

 英国債相場は下落、2年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し4.64%となった。週間ベースでは16bp上昇した。

 先週の欧州国債相場は下落し、3週連続の下げとなった。ユーロ圏のインフレ率が6年半ぶりの高い伸びとなったことを受けて、欧州中央銀行(ECB)は利下げできなくなったとの見方が広がった。

 

為替については、ドルが対ユーロで続伸。2004年8月以来で最大の上昇率となった。11月の米消費者物価指数が2年ぶりの大幅な伸びを示したため、米国の追加利下げ観測が後退し、ドル買いが膨らんだ。

ブラジルレアルは、63.2円と前日とほぼ変わらずで推移。


今日の言葉

"2つの生き方がある。奇跡などありえないと思うのと、全てが奇跡だと思うのと"
                 アルバート・アインシュタイン(物理学者)



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2007年12月14日

欧米5中銀による流動性供給は失敗?!

欧米の中央銀行による信用収縮の緩和に向けた措置が、世界の景気鈍化を回避するのに十分ではないとの懸念が広がり、昨日の株式市場は総じて軟調に終わりました。


 米国の証券株では、ベアー・スターンズやゴールドマン・サックス・グループ、メリルリンチが特に下げ、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスは前年同期比で12%のマイナスの決算発表もありました。

参考までに決算発表の予定として、12/13リーマン・ブラザーズ、12/14ベアー・スターンズ、12/18ゴールドマンサックス、12/19モルガンスタンレー、1/15シティ、1/18メリルリンチ

 欧州でも株式相場は下落し、過去3週間で最大の下げとなり、スイスの大手銀UBSと英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は3日続落しました。

米銀のバンク・オブ・アメリカ(BOA)やワコビアなどが信用関連の損失が拡大することを明らかにしたことが響いた模様です。

 アジアにおいてもMSCIアジア太平洋指数がここ3週間で最大の下げとなり、東京株式相場は大幅続落し、東証1部の値下がり銘柄が1500を超すほぼ全面安の展開となりました。

米欧主力中銀の協調資金供給は、信用市場の悪化を示しているとの見方が広がり、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株中心に売りが増加しました。

世界的に金融回復遅れのリスクに銀行財務の健全化がカギとされることからも金融セクター企業の決算発表での追加損失の拡大が無いことを願うばかりです。

 また、ブラジル株も下落し、ボベスパ指数は前日比-2.9%となり、出来高は37億ドルでした。海外株式市場の大幅下落を受け、終日売りムード一色で通信と消費が辛うじて値を保ったものの、

他の業種は全て売られました。他にニュースとしてホンダが、ブラジル二輪車生産3割増強し、2009年までに年200万台に引き上げるとの事です。市場拡大の継続でインド、中国での増産計画とのことです。


一方、債券市場ですが、

米国債相場は、11月の生産者物価指数(PPI)が34年ぶりの大幅な伸びとなったことや、11月の米小売売上高が予想の2倍の増加幅となったことを受けて売りが優勢となり下落(金利は上昇)しました。

欧州国債相場は上昇し、欧米の中央銀行による信用市場の回復に向けた措置が世界経済の減速抑制につながらないとの見方が広がり、株式相場が下落したことが国債買いにつながりました。

日本の債券市場は、小幅高(利回りは低下)となり、日経平均株価の大幅続落を支えとして上昇に転じました。本日発表の企業短期経済観測調査(日銀短観)の内容を見極めたいとして商い薄の相場でした。


為替は、 ドルがユーロやポンド、スイス・フランに対して上昇しまし。米小売売上高と米生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回り、米国のリセッション(景気後退)懸念が後退し、ドル買いが優勢になったことによります。

昨日米10年債利回りは前日比10bp以上上昇し、金利差が押し並べてUSDにとってポジティブな方向に変化したことも、USDをサポートしました。昨日一日を通じて見ると、主要通貨の中ではUSドルと円が強く、

「USD/JPYはレンジ、クロス円が下落」という展開となりました。レアルは6.153円と前日比0.3円の円高となりました。

 

今日の言葉

 "他人の頭痛を和らげることは、自分自身の頭痛を忘れることである"
           エイブラハム・リンカーン (第16代米国大統領)

 



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2007年12月13日

こんな裏の手があったか!

アジアでは、米金融当局が景気が減速しているとの見解を示しながらも、利下げ幅を0.25ポイントにとどめたことに失望感が広がりました。

香港ハンセン指数が2%以上の下げとなったほか、上海株も8日営業日ぶりに反落、日経平均も下げました。

中国人民銀行が住宅価格の上昇抑制を狙い、不動産関連融資の規制を強化したことも嫌気されました。


昨日のビックサプライスは、米欧5中銀の異例の協調による資金供給です。

FRBは12日声明を発表し、短期金融市場での資金繰りの逼迫緩和を目指し、ターム物資金を市場に供給するとともに、欧州中央銀行(ECB)ならびにスイス国立銀行(SNB)との

通貨スワップ協定を通して資金を供給する計画を明らかにしました。

前日のFOMCでの利下げ幅が、50bpではなく、25bpとした真相がこれでした。FRBのリスク認識が甘いという市場のお仕置きは解消されるでしょう。

また、これまでの資金供給、利下げなどの対策でも、十分に短期金利を押し下げ、最終ユーザーの調達コストが下がらなかったことから、

今回の措置は無記名の直接貸出の変型で、金利を入札する形にし、幅広い金融機関利用を促した点がポイントです。

公定歩合でのFRBからの借り入れは、市場から資金繰りが苦しいと認知されることを避けるため、敬遠される傾向があっただけに、効果があるように思います。


この発表を受けて、欧州株、米国株ともに上昇しました。
NYダウの上げ幅は一時+270ドル超となりました。3Mなどの好決算も上昇をサポート。ただ金融機関の損失拡大の報道を受け朝方の買い一巡後は上げ幅を縮小しました。
市場安定化策の一方、金融機関の業績悪化懸念は根強いとの見方が市場心理を冷やしました。

一方債券市場は大幅反落。FRBの協調政策で市中銀行には年末超えの資金が十分手に入るとの観測から、2年債利回りが約0.2ポイント上昇しました。
この日発表された中銀による措置は、FRBだけでなく他の中銀も現在最悪の信用危機に直面していることを認識し始めていると示唆しています。それが大きな変化と受け止めたようです。

為替市場では、欧米5中銀緊急協調流動性対策を受け、投資家のリスク志向が改善、キャリートレードが活発化しました。ドル円は112円台、ユーロ円は165円台まで上昇しました。
昨日JPモルガンの為替の勉強会に参加しましたが、とうとうストラテジストがドル弱気、キャリー相場の終焉にシナリオを変更しました。
金利差も縮小、ボラティリィティも下がらなくなるなど、多くの条件が変わったということのようです。
多くのエコノミストやストラテジストが大幅な円高シナリオを発表し始めるタイミングで、ドルは底堅くなり、明るい材料が増えています。相場ってずるいものです。
サブプライムローン問題についても、悲観的で、長引くとの意見が多く、個人的には意外でした。今回の措置が短期金融市場の緩和に役立つようなら、見方も違ってくるこもしれません。
悲観視する根拠はそこにありましたから。

ブラジル株ですが、ボベスパ指数は前日比0.36%上昇して引けました。出来高は67億ドルでした。レアルは63.3円と前日比で1.8%の円安です。

今日は各国中央銀行による資金供給の発表で朝から前日比2%強で推移していましたが、米国株式がじり貧となるなか、ボベスパ指数も値を消してしまいました。

指数が前日比プラスで引けたのは、ペトロブラス(+5%)の値上がりによるものです。

各国中銀の短期金融市場への資金供給決定で景気が加速するとの観測から原油相場は1月以来の大幅な上げとなったことが好感されました。

また、ブラジルの第3四半期GDP成長率は対前年同期比で5.7%上昇でした。市場コンセンサスの4.9%を大幅に上回る成長率です。

今日の言葉
"賢人は考えを語り、凡人は出来事を語り、愚人は人の噂話を語る"
         エレノア・ルーズベルト (32代米国大統領夫人)

名言です!愚人は自分が愚人だということにさえ、気がついていないでしょうが・・・気をつけたものです。



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2007年12月12日

FOMCの結果に失望、描け放物線!

アジアの株式市場は前日の米国株の上昇を好感し、MSCIAsiaPacificインデックスは0.9%上昇、日経平均も0.8%の上昇となりました。

TOPIXの銀行株インデックスは+0.5%。ハンセン指数は住宅関連株の上昇に牽引され前日の1.8%の下落幅を上回る2.5%の反転上昇となりました。

香港の金融当局はFEDの金融政策に追随することが予想される。


欧州株は5営業日ぶりに反落。12月の独景況感指数がほぼ15年ぶりの低水準となったことが材料視されました。

スイスの銀行、UBSは下落。同行は資本増強に向けた債券発行に伴い、新株発行数が最大12%増加する可能性があることを明らかにしました。

また、銅相場の下落を背景に、リオ・ティントなど鉱山株も売られました。


注目のFOMCですが、予想通りと言えば予想通り、期待を裏切られたといえば裏切られた25BPの利下げが決定されました。

FOMCの声明は前回と比べると、Outlookの部分で大幅に下方修正、減速感を明確にするとともに、住宅以外のビジネス・消費への広がりも示しました。

一方で、インフレについての表現は全く前回と変わらず、アクション後の評価はバランスから、より警戒的になり、利下げ継続を示唆するものとなっています。

ここ数日、資本注入のニュースなどで、明るさも見えていた金融株に売りが強まり、NYダウ平均の下げ幅は一時▲310ドル超に達しました。5営業日ぶりに反落です。

債券市場、米債の利回りは急低下しました。FOMCの結果は0.25%の小幅な利下げに留まり、期待されていた公定歩合も0.25%の引き下げに留まったものの、
株式市場が急落したことから、 リスク回避の動きが強まりました。
声明も成長やインフレに不透明感が増すなどハト派な内容となり、更なる利下げ期待も覗かせた ことから、利回りは急低下しています。
2年債は2.90%台まで一時低下、下げ幅は20ベーシスを超えた。また10年債も4%台を割り込み、3.95%台まで一時低下しています。
 
欧州国債相場も金利は急低下。信用コストの上昇で経済成長見通しが不透明となった影響で、ドイツの景況感指数が予想以上に落ち込んだことが背景にあります。
ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が11日発表した12月のドイツ景況感指数(期待指数)はマイナス37.2と、1993年1月以来の低水準に落ち込みました。
ドイツ2年債利回りは前日比4ベーシスポイント下げて3.89%となった。10年国債利回りは同4bp下げて4.23%となりました。

為替市場は、FOMC前にはしゃいじゃった分、下げが強くなりました。ロンドン時間にドル円は112円、ユーロ円は165円台に上昇したものの、
FOMC後に米金利が低下するなか、円が主要通貨に対して全面高となり、110円台半ばに下落しました。
また、投資家のリスク回避姿勢が強まり、キャリー・トレードが巻き返されました。
高金利通貨は市場にリスク回避の動きがみられたことで軟調、対円ではZAR, AUD、BRL、NZDそしてCADなどが目立った下落となった。

ブラジル株はFOMCの結果に失望し、1.43%の下落しました。ブラジルレアルもリスク回避の動きから1.84%の下落となりました。

FOMCとは関係ありませんが、中東株が急騰してます。大手運用会社の中東投資の拡大、他の市場との非相関性が効いて来ている模様、ブラジル株のこの流れにのってほしい!

FOMC後の調整が今後も続くかが、注目です。過去、FOMC当日の動きとそれ以降の相場と逆のことも多く、過剰反応による調整なのか、どうなのか市場は時間をかけて見極めるでしょう。


今日の言葉
"過去の人扱いされることを恐れるあまり、何者にもなれない人たちがいる"
                    エリック・ホッファー (哲学者)


私のS情報によると、明日の早朝、日本時間の午前5時12分から午前11時12分までシャスタ山の地底都市から、愛と幸せのエネルギーが届けられるそうです。

そのエネルギーとあなたが繋がることで、パワフルになり、自分が変わるきっかけをつかむかもしれません。

コツは簡単、そのエネルギーを否定しないことです。あると思えばあるし、ないと思えばないものです。

来年はもうすこしスピな年にしようかな!



neoiio at 11:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!相場 

2007年12月11日

世界的に金融株が上昇!

アジアの株式市場はほとんどの市場で軟調となりました。
日経平均は−0.2%、香港ハンセン指数はスイス系銀行がサブプライム関連損失から100億ドルもの追加損失計上の発表を行い、
シンガポール政府系の投資機関による130億スイスフランにのぼる資本参加が報道されるなか、中国および英国を本拠とする銀行株が下落しました。
中国株は、CSI300が人民銀行による準備預金利率の引き上げにもかかわらず上昇、中国企業によるイランの油田開発に関する20億ドル規模の契約に後押しされることとなりました。

欧州株は上昇。DAXが8000台を回復。建設・銀行株主導でも上昇となりました。中東での企業買収を発表したラファルジュが17年ぶりの大幅高となったのに加え、
上記スイスの銀行、UBSが新株発行による資本増強を明らかにしたことが好感されました。

米国株も上昇。やはりUBSの資本増強の話が買い材料となったほか、発表された10月の米中古住宅販売成約指数 が予想外に前月比で上昇したことが材料視されました。
銀行株と住宅建設株が買いを集めました。また、エネルギー株や鉱山株は連邦公開市場委員会(FOMC)が11日の会合で利下げを決定し、景気拡大の弾みがつくとの観測から値上がりしました。

一方債券市場では、米国債が下落。米金融保証会社のMBIAが10億ドル(約1117億円)の第三者割当増資を実施すると明らかにしたことから、

金融保証各社の信用格付け引き下げが回避されるとの見方が強まり、安全な投資先としての米国債の需要が弱まりました。

欧州債も下落。欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーによるインフレに関する発言に加え、株式相場の上昇を背景に国債需要が減退しました。

ECBの政策委員会メンバー、フィンランド中央銀行のリッカネン総裁は10日、「中期的に物価安定に対する上振れリスク」があると指摘。

ECBのシュタルク理事は、同行はインフレ抑制のために「行動する準備がある」と語りました。


為替では、欧米の株式市場が堅調に推移するなか、キャリートレード主導の展開となりました。

足許、10月半ば以降低下を続けていた米金利が反発に転じていることも、ドル円サポート要因となっています。

先週初に一時2.8%を割り込んだ米2年利回りは3.1台、11月末に3.8%を割り込んだ10年債利回りは4.1%台までそれぞれ昇している。FOMC後も米金利の上昇が続くか否かに注目です。

ブラジル株は、米FOMCを控え動意薄いなか、小反落となりました。レアル円も前日比でこちらも小幅の下落です。
昨日はロシア株にネタありでした。ロシアのプーチン大統領が後継にメドベージュフ第一副首相を支持すると表明したことを株式市場は好感し上昇しました。
来年は米国の大統領選挙が最も注目されるでしょうが、その前にお隣韓国では今月19日に大統領選挙があります。こちも注目です。


今日の言葉
"安全圏で勇敢になるのは簡単だ"
     イソップ (寓話作家)



neoiio at 09:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!相場