2008年02月

2008年02月18日

ハイアンに勝利を捧げられるか?アントニオ・ブラガ・ネト選手戦極参戦。

ブラガネト02
08年3月5日に代々木第1体育館で行われる
戦極ですが、パンクラスの川村亮(Kawamura Ryo)選手の対戦相手として、
日本では初登場となるアントニオ・ブラガ・ネト選手の参戦が発表されています。
ここでは、このネト選手についてご紹介をしたいと思います。


ブラガネト01アントニオ・ブラガ・ネト(Antonio Braga Neto)選手は
1987年10月29日生まれでブラジル・マナウス(Manaus)出身。
グレイシー・フュージョン(Gracie Fusion)に所属する選手で、
スペルペサード(Super-Pesado)級の黒帯柔術家です。
(左写真・アントニオ・ブラガ・ネト選手)



ネト選手は、元々はグレイシー・バッハ(Gracie Barra)に所属する選手で、
ホベルト・"ゴルド"・コレア(Roberto "Gordo" Correia)氏主宰の
ゴルド柔術(Gordo Jiujitsu)で柔術を学んでいます。

ヴィニシャス・ドラクリーノ・マガリャエス(Vinicius "Draculino" Magalhaes)選手にも
柔術を学んだネト選手は、ゴルド柔術が、
ハイアン・グレイシー(Ryan Gracie)選手を中心に
ヴィニシャス・ドラクリーノ選手なども参加、
ゴルド柔術主宰のホベルト・コレア氏もヘッドコーチとなって
グレイシー・フュージョン(Gracie Fusion)に衣替えをする事となります。
その為、ネト選手もグレイシー・フュージョンの所属選手となり、
選手活動を行う事になります。


ネト選手のブラジリアン柔術での実績ですが、
06年ブラジル選手権(ブラジレイロ・Brasileiro)では
茶帯スペルペサード級に出場。
決勝でブラサ柔術のヒカルド・フェリシアーノ(Ricardo Feliciano)選手を
破って優勝をしています。


ブラガネト0306年柔術世界選手権(ムンジアル)では
茶帯スペルペサード級と茶帯アブソルート(無差別)級に出場。

茶帯スペルペサード級では
ノヴァ・ウニオンのマリオ・ネト(Mario Neto)選手に
勝利を修めて優勝。
茶帯アブソルート級では決勝でグレイシーバッハBSBの
ヘルトン・ノゲイラ(Helton Nogueira)選手に勝利。
見事優勝を修めて
茶帯スペルペサード級と茶帯アブソルート級の
二冠に輝いています。
(上写真・ムンジアル茶帯で二冠に輝いたネト選手)


06年7月のコパドムンド(Copa do Mundo)では
茶帯アブソルート級でマリオ・ネト(Mario Neto)選手と対戦。
ポイント判定でアントニオ・ブラガ・ネト選手が勝利を修め、
見事茶帯アブソルート級優勝を飾っています。

07年8月の柔術世界選手権(ムンジアル)では、
黒帯スペルペサード級に出場。
準決勝でブラサ柔術のロバート・ドリスデール(Robert Drysdale)選手と対戦し、
ポイント0-6で敗れて敗退。
3位という成績となっています。
ちなにこの黒帯スペルペサード級は
ホジャー・グレイシー(Roger Gracie)選手が優勝をしています。


また、グラップリングでは
ADCC 2007ブラジル予選99kg級に出場。
準決勝ではノヴァ・ウニオンの
ジャイア・ソリッソ(Jair Sorriso)選手と戦い勝利。
決勝では、グレイシーバッハBHの
クリスチアーノ・チージ・ラザリニ(Cristiano "Titi" Lazzarini)選手と対戦。
ギロチンチョークを極められたネト選手は一本負け。
ブラジル予選を準優勝という結果となっています。
試合映像
Youtube「Cristiano Lazzarini x Antonio Braga」


総合格闘技では、
06年10月にブラジルで行われたTop Fighter MMA 2で総合プロデビュー。
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ(Alexandre Franca Nogueira)選手の弟子である
ロリト(Lolito)選手と戦い、
1Rにアームロックを極めて一本勝ちを修めています。

ブラガネト0407年5月には
Xtreme Fighting Championship Brazilに出場。
93kg級トーナメントに出場し、
一回戦ではBTTのエドゥアルド・カミーロ
(Eduardo Camilo)選手と対戦。
1R 1分46秒で腕十字で一本勝ちを修めています。
続く決勝戦ではブラックハウス所属の
シーザー・ジーザス・フェレイラ
(Cezar Jesus Ferreira)選手と対戦。
判定で勝利し、見事トーナメントを優勝しています。
(左写真・(上)カミーロ戦(下)フェレイラ戦を戦うネト選手)



07年12月6日には、ブラジル・サンパウロで行われた
Fury FC 5に出場し、ナインナイン(Nine Nine)所属の
ファビアーノ・アストリーノ(Fabiano Astorino)と対戦。
ネト選手のセコンドにはハイアン・グレイシー(Ryan Gracie)選手が付いています。

ご存知とは思いますが、
ハイアン選手はさる07年12月15日に
ブラジルの拘置所で変死しているのを発見されています。

Fury FC 5は07年12月6日に行われており、
ハイアン選手は亡くなる9日前にはセコンドに付いていました。
また、このFury FC 5は、
ハイアン選手が参加したMMAチーム、
グレイシー・フュージョン(Gracie Fusion)が
初めて所属選手をMMAに出場させた試合でもありました。

ブラガネト05試合はネト選手がタックルでテイクダウンを奪い、
サイドポジションからバックに移行。
チョークスリーパーを狙うネト選手に対して
アストリーノ選手はスイープを試みるもネト選手は許さず。
マウントからパンチを落とし、
アストリーノ選手が亀の体勢になると
バックを奪います。
アストリーノ選手がスイープを成功させるも、
ネト選手もオモプラッタからスイープをやり返して
マウントを奪取。
上からアームロックの体勢となり、そのまま極めて
1R 2分25秒で一本勝ちを修めています。
(左写真・アストリーノ選手にアームロックを極めるネト選手)


ネト選手は柔術家らしく、
MMAでも基本的にグランドに持ち込んでの試合展開
これまで勝利を挙げてきています。
対戦相手の川村亮選手は逆に、
ほとんどの試合をスタンドでの打撃戦で活躍してきただけに
典型的なストライカー vs グラップラーの試合となります。

川村選手はこれまで本格的な柔術家との対戦は
ほぼ無いだけに、グランドに持ち込んだ場合ネト選手が優位に試合を展開するのは
間違いないでしょう。


ネト選手は、ファブリシオ・"ピットブル"・モンテイロ(Fabricio "Pitbull" Monteiro)選手と共に
グレイシー・フュージョンからの出場となります。
両選手共に、チーム立ち上げから間もない時期に他界をした
ハイアン選手の弔い合戦を挑んでくる事は十分に予想されます。
特にネト選手は、亡くなる直前のハイアン選手にセコンドを務めてもらっているだけに、
ハイアン選手の活躍した日本のリングで
勝利を捧げたい所でしょう。


初登場の日本のリングで
若きグラップラー、ネト選手は勝利を挙げる事ができるのか。
パンクラス期待の川村選手との
若手対決は非常に興味深いです。

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