2009年05月

2009年05月17日

5/5 THE OUTSIDER第6戦。観戦しましたその3。

5/5のアウトサイダー第6戦の観戦顛末の続きです。



では試合観戦記の続きを。


■第6試合
小柳稔幸 vs 神風飛丸

小柳選手の入場には、
前回から小柳選手の練習を支えた
真鍋朝行選手(第4回)、トオル選手(第2回)、小森信綱選手(第4回)などの面々が。
花道で円陣を組んで、気合を入れての入場です。

小柳選手、普段は非常に腰の低い人で、
服を着ているととても背中に刺青が入っているとは思えない感じの人なのですが、
リングに向かうその表情は往時を彷彿とさせ、
気合の入った凶悪とも取れる表情でした。

outsider第6回_入場曲_小柳稔幸入場曲はRage Against The Machineの
「Bulls On Parade」。
参考
Youtube「Rage Against The Machine - Bulls On Parade」



outsider第6回_入場曲_神風飛丸対する神風選手は、前回両国大会と同じく
パフォーマーを花道に従えての入場。
入場曲は映画クローズZERO 2で使用されている
10-FEETの「1.SEC」。
参考
Youtube「1sec. 10 FEET クローズZERO2より」


神風選手が赤コーナーに着くと、
小柳選手は歩み寄って神風選手に額を合わせて
強烈にメンチを切ります。



試合が開始されると
小柳選手は走りこんで飛び膝で突っ込みます。
神風選手は右膝を上げてストッピングで防御。
両者激突の後、小柳選手はたすきに組み付いて押し倒してテイクダウンを奪います。
しかしグラップラーの神風選手は、落ち着いて下から返して
グランドで上のポジションを奪い返し、小柳選手はガードポジションに。
クロスガードを割ってパスを狙う神風選手に対して
なんと小柳選手は膝を入れて足を効かせて
スイープを成功させて上を取り返します。

前回バチバチの不良ファイトであった小柳選手が、
きちんとグランドを学んで見事にスイープ。
これは非常に驚き感心しました。
前回試合から、濃厚な練習を積んだことが分かる動きです。

しかし、グラップラーとして練習を積んだ量は
経験の長い神風選手がさすがに上で、
神風選手はオープンガードから左腕を取って腕十字を仕掛けます。

小柳選手は腕をクラッチして防御しようとするも、
神風選手は横に回転してクラッチを切り
そのまま裏十字の体勢に。
うつ伏せで腕を伸ばされた小柳選手がタップをして
1R 1分15秒で神風選手が一本勝ちを修めています。


やはり、経験のある神風選手が
グランドでのスキルは上で、スキルを見せ付けてグラップリングで快勝をしました。
しかし、小柳選手は4ヶ月の練習の成果を十分に見せつけてくれました。
前にも書きましたが、
不良が格闘技に目覚めてスキルを積み重ねるというのは
アウトサイダーが当初目指したコンセプトであり、
小柳選手は進化を見せてくれました
その姿は正しくアウトサイダーでした。

コメントでは今回最後、との事でしたが、
できれば小柳選手の更なる進化を見てみたい、と思えた試合でした。



■第7試合
樋口武大 vs 玉井智浩

樋口選手はセコンドに、
中川展彰選手(第3、4回)、金島欣和選手(第3回〜SPECIAL)を従えての入場。
樋口選手は中川選手の後輩にあたる選手です。


玉井選手が花道からリングインすると、
樋口選手がつっかかり
リングで胸をつき合わせて、いまにも殴り合おうかという状態となります。
両選手ともに気合は十分。


試合が始まると、樋口選手は前蹴り、ミドルを放ち
玉井選手もミドルにカウンターのパンチを狙って応戦。
スタンドで打撃で前に出る樋口選手の圧力に対して
玉井選手も下がりながらスタンドで応戦し、
ソバットを繰り出します。
フックで前にでる玉井選手に組み付いた樋口選手が
押し倒してテイクダウン。
しかし玉井選手はすぐに上体を起こして起き上がり
樋口選手が下となります。
猪木アリ状態となり、足を効かせる樋口選手に対して
玉井選手は足を絡ませて足関節を狙いに行きます。

しかし樋口選手も足関節で応戦し、
玉井選手の右足を取ってアンクルホールドを狙いに。
防御の為に起き上がった玉井選手を
樋口選手は仰向けで右膝を効かせながらスイープをして
そのまま上となりマウントを奪取。
上からマウントパンチを浴びせます。

パウンドを浴びる玉井選手を見たレフェリーが試合をストップ。
若い喧嘩屋の樋口選手がテクニカルなスキルを見せて
1R 1分39秒でTKO勝ちを修めています。


玉井選手はおそらく、喧嘩屋を相手に
テクニックで主導権を取りに行ったと思います。
気合も入りアグレッシブな戦いをしていましたが、
樋口選手のスキルが上回るのは予想外だったのでは、と推測されます。


勝った樋口選手は、マイクで
平野海志選手への対戦をアピール。お互いに
若い喧嘩屋でありながら格闘技のスキルを持つ者同士の戦い
実現すればきっと面白い試合になると思われます。

また、樋口選手はセコンドの金島選手についても
「70kgのトーナメントに入れなくてすごい落ち込んでいます。」とアピール。
金島選手は実力実績共に、トーナメント参戦の資格は十分ですし、
実力者と戦えば光るタイプの選手であると思われるだけに
次回以降に組まれるカードに期待したい所です。

見世物じゃなくて格闘技なんだったら、
強い選手が出られないのはおかしい
だろうと。



■第8試合
飯塚将偉 vs 浦野貴之

飯塚選手は瓜田軍団からの出場。
胸には「瓜田純士」のタトゥーが見えます。
セコンドには瓜田選手と一緒に見かける参謀格の人物の姿も。


試合が始まり、向き合う両選手。
浦野選手はリング中央で左ミドルキックを放ちます。
キックは綺麗に飯塚選手の右脇腹にヒット。

飯塚選手は右腕で、浦野選手の蹴り足を掴みに行くも、
そのまま悶絶するように前のめりにマットに崩れ落ちます。

レフェリーが駆け寄り、飯塚選手の状態を確認するも
飯塚選手は蹴りが効いて立ち上がれず。
レフェリーが試合をストップし、
浦野選手が1Rなんと8秒で、
ミドル一発を繰り出しただけでKO勝ちを修めてしまいました。



飯塚選手は、第3回大会では
渡部竜也選手と同門の経験者吉間順一選手を相手に
気合を見せて2Rまで戦った選手でした。
しかし、その試合ぶりから
格闘技の経験の薄い不良系の選手であることは
一目瞭然だったと思います。


一方の浦野選手は、08年5月には
MARSのブラスターバウトルールのトーナメント
タイ人のムエタイ戦士を下して
Bブロックを優勝するなど、
バリバリの実績を持つ格闘技選手です。

ちなみにMARSブラスターバウトの、Aブロック優勝は
現在K-1で活躍をしている長島☆自演乙☆雄一郎選手。
浦野選手は、トーナメントの決勝で長島☆自演乙選手と戦う予定であったという、
それほどの格の選手です。


K-1選手と、格闘技経験の無い不良選手を戦わせたらどうなるか
結果は簡単に分かると思います。
浦野選手vs飯塚選手というカードは、
例えるならばそれほどのスキル差のあるカードでした。

そう考えると、飯塚選手がミドル一発で沈んでしまった事は
至極当然の結果であり、飯塚選手に全く非は無いことがお分かり頂けると思います。



アウトサイダーは、応募者同士を組み合わせて試合を行うアマチュアの大会です。
特に初出場の選手に関してはスキルが不透明な部分もあり、
アマ大会という性格上実力差のあるカードが生まれてしまうことは
ある程度やむを得ない
部分は確かにあります。

しかし、今回の浦野選手、そして飯塚選手はすでにアウトサイダー出場の経験があり、
両選手のスキルは把握されているはずです。
浦野選手の実績も分かっているだけに、尚更と言えるでしょう。

これまで、対戦する両選手の実力を的確に見極めて
カードを組んできたアウトサイダーが、
なぜこれほどの実力差のあるカードを組んだのか。
カード発表当初から、私は非常に疑問に思っていました。

他にカードの組み様はいくらでもあったはずですから、
正直、何か別の意図があってわざわざ組んだのではないか
と思われても当然と言えるでしょう。


通常の大会では賞賛される、一方的な強さで勝った選手が
何故かファンにくさされてしまうアウトサイダー。
秒殺勝利という、申し分の無い勝利を修めた浦野選手は
なぜかリングの上でブーイングすら浴びてしまっていました。


勝った選手も、負けた選手も何一つ得る物が無く、
はっきり言って選手がかわいそうでした。
意図的にこのようなカードを組んだ、とは思いたくありませんが、
カード編成者には、一考と猛省をしてほしい、と思った試合でした。



■第9試合
吉真一仁 vs 今井寿

吉真選手は花道で雄叫びを上げての入場。
一方の今井選手は、杉浦軍団とKRUNCHの旗をバックに入場です。


試合が始まり、前に出た今井選手の頭を右腕で抱え込んだ吉真選手が
そのまま前に押し倒す様にテイクダウン。
サイドで上を取った吉真選手は、すぐさま左足をまたいでマウントを奪います。
下から抱え込む今井選手に対して
吉真選手はマウントパンチを連打。
今井選手はパンチを浴びるのみとなってしまいレフェリーがストップ。
1R 49秒で吉真選手がほぼ一方的な展開でTKO勝ちを修めています。



吉真選手、フィジカルを生かして
強烈なスタンドでの抱え込みから、
相手に何もさせずに勝利を修めました。

スクランブル参戦の今井選手は、
試合時間が短かった為に詳しくは分かりませんでしたが、
少なくとも今回の試合では、グランドのスキルは見られませんでした。


単純に格闘技の練習の成果の差が現れた試合だと思います。
吉真選手は、格闘技スキルのある選手との試合で
どのようなポテンシャルを見せるのかを再び見て見たいと思いました。



■第10試合
菱沼郷 vs 花道

outsider第6回_入場曲_入場曲_菱沼郷栃木のヒョードル菱沼さんの試合。
今回は菱沼さんは
秋山成勲(Akiyama Yoshihiro)選手の入場曲である
サラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」で入場。
柔道着でリングインし、リング中央で秋山選手ばりに四方に礼をします。
手つなぎ入場や、花道での座礼は無かった・・・
参考
Youtube「サラ・ブライトマン『Time To Say Goodbye(2003Version)』」

対する花道選手は、前回両国大会と同じ
「翼をください」のトランス曲での入場です。


試合が始まり向き合う両者。
前回試合でブンブンとパンチの圧力で前に出た花道選手は
今回もフックを奮って前に出ます。
柔道最高!の菱沼さんは組み付きを狙うも
花道選手のフック、アッパーといった連打の圧力に
早速押されてしまいます。

なんとか組み付きたい菱沼さんは
思いっきり腰の引けた体勢で、
バタ足で泳ぐ時の様に両手を前に出した体勢で前に出て
花道選手をロープまで押し込みます。
レフェリーがブレイク。

スタンドで再開されると、
花道選手はフック連打でブンブンと前に。
ほとんど盲パンチ状態の菱沼さんは
頭を下げて組み付き狙いに。
かまわずパンチを振り回す花道選手の打撃を浴びた菱沼さんは
腕を伸ばしてなんとか組み付きに成功します。

必死ににしがみつく菱沼さんを
腕を押してスペースを作った花道選手は
スタンドのまま顔面に鉄槌を入れて引き離しに。
菱沼さんは鼻血が出てしまいいったんブレイクでドクターチェックとなります。

チェックの後試合が再開。
打撃で優勢の花道選手はフックをブルンブルンと振り回して
一気に詰めようと前に出ます。
菱沼さんは腰を引いたガードで防戦状態。

おそらく、見ている観客のほとんどが
菱沼さんが沈むカウントダウンだと思って見ていたはずです。
それほど一方的に花道選手がフックでラッシュ。

菱沼さん死んじゃう・・・

しかし、フック連打で体の開いてしまっていた花道選手の
右フックが流れたところに、なんと菱沼さんは
カウンター気味に右フックを一閃。
これが見事に花道選手の顎を捕らえて
花道選手は膝からマットにダウンを喫します。



すげえええ!!!



菱沼さんの予想外の一撃に場内観客からは大歓声。
追い討ちに行く菱沼さんを止めたレフェリーが
ダウンカウントを数えるも、
花道選手のふらつきを見て試合をストップ。

KO負け寸前かと思われた菱沼さんが
1R 2分23秒で逆にKO勝ちを修めてしまいました。



色物と思われがちな菱沼さんですが、
これまでも、さすがに直撃は厳しいですが
スタンドでは意外と打撃耐性のある所を見せていました。

一方の花道選手は、打撃の精度よりも
連打の圧力で勝負を掛ける典型的なブンブン丸の選手。
イメージよりは、両者のスキルの差は大きくないのでは、と考えていました。
そして菱沼さんの方が申請体重で6kg重かったこともあり、
私は意外と勝負は長引き判定もあるかとも。

でも、さすがに菱沼さんが勝つまでは思っていませんでした。
菱沼さん、なめててすいませんでした。


菱沼さんはマイクで、
「一言だけ言わせてください。柔道も最高ですがアウトサイダーも最高!」
とコメント。
場内観客もおもわず興奮して大歓声が巻き起こっています。

菱沼さんのこんなシーンが見られて
アウトサイダー見に来て良かったと心から思いました。



ここでリングの調整の為に休憩に。
私はロビーに煙草を吸いに向かいました。


その4へと続きます。


2009年05月15日

5/5 THE OUTSIDER第6戦。観戦しましたその2。

ネットやPCの調子が悪くてかなり遅れてしまいましたが、
5/5のアウトサイダー第6戦の観戦顛末の続きです。



そういえば、前回書き忘れていましたが、
今回、佐野さんの応援に、
第四回大会で下中選手(先走りマン)の
セコンドを務めていた人物を誘って来てもらっていました。
佐野さんが敵討ちとか言ってましたので。

第一試合が始まる直前にトイレに行った私が戻ってくると、
そのセコンド氏の傍らには、なんと下中さんが
きっと下中さんも来ているだろうと、セコンド氏が連絡をして呼んだ様子です。

久しぶりに話した下中さん。
松本戦で負った負傷はすっかり癒えている様子でした。


多分、試合前の準備で電話には出られないだろう、と思いつつ
一応教えてやろうと佐野さんに電話。
やっぱり出ませんでした。



では試合観戦記の続きを。


■第2試合
シンゴD2 vs 中川真琴


中川選手がロー。
シンゴ選手がパンチを放つと中川選手が右パンチをカウンターでヒットして
さっそくシンゴ選手がぐらつきます。
しかしスタンドで組み付いたシンゴ選手が
押し倒す様にテイクダウンに成功すると
グランドでマウントを奪う事に成功します。

マウントパンチで圧力を掛けるシンゴ選手に
中川選手は体を返し、シンゴ選手がバックに。
しかし中川選手は立ち上がる事に成功して
シンゴ選手を振り落とし、パンチから首に腕を掛けて組み付くと
テイクダウンの成功して上を取り返します。
ガードポジションを取るシンゴ選手。
中川選手が立ち上がって猪木アリ状態となると
スタンドから中川選手がパウンドを落としに行きます。
しかしここで動きが乏しくなり、レフェリーがブレイク。

スタンドで再開されるとシンゴ選手が前に。
中川選手は右パンチでカウンターを放つも
シンゴ選手が組み付きテイクダウンを奪います。
しかしグランドで上からの攻め手が無いシンゴ選手は
中川選手を攻める事ができず、
しばらくグランドで膠着の後に立ち上がります。
そして1Rのゴング。
場内は静寂に包まれています。

2Rに入ると、中川選手がパンチで出ると
シンゴ選手もフックから組み付いて、
首に左腕を掛けて投げを試みます。
しかし中川選手は堪えて倒れず、
逆にシンゴ選手を投げてテイクダウンを奪います。
上からパウンドを放ちに行く中川選手に対して
シンゴ選手は蹴り離して防戦。 
立ち上がって前に出てタックルに行きます。
フロントチョークで受ける中川選手。
しかしお互いにグランドで決め手に欠け動きが乏しくブレイクとなります。

打撃で前に出るシンゴ選手をかいくぐって
中川選手が組み付きテイクダウン。
ボディへの膝蹴りを放ち、シンゴ選手が立ってくると
首を取ってがぶりの体勢を取ります。
しかしそのまま動きが乏しく膠着状態となって試合が終了。
勝負は判定となり、中川選手がジャッジ一人の支持を得たものの
判定1-0でドローとなっています。


シンゴD2選手は得意の打撃のスキルを見せると共に、
前回秋山翼戦では見せることのできなかった
グランドへのムーブを繰り出して見せました。
一方の中川選手は、プロフ通りに
総合格闘技の練習を行っている成果を見せて
特にグランドで優位なシーンを繰り返し見せてくれました。

正直、後半は両選手ともにやや動きが落ちてしまいましたが
負けたくない気持ちは見られた試合だったと思います。



■第3試合
岩本一貴 vs 田母神功


まずは田母神選手が入場。
花道で縄跳びが2本回され、ダブルダッチの妙技が披露されます。
かなりの身体能力を期待させる入場です。


試合が始まると田母神選手が膝蹴りでつっかかるも、
岩本選手はかわしてジャブを突き組み付きます。
倒された田母神選手はハーフガードで足を絡めるも、
岩本選手はパウンドで圧力を掛けてパス。
マウントを奪い、マウントパンチを落とします。
防御のできない田母神選手が体を返すと
岩本選手はバックからチョークスリーパーの体勢に。
きっちりと絞め上げて田母神選手からタップを奪い、
1R 1分11秒で岩本選手が一本勝ちを修めました。


岩本選手は、第三回大会に出場をした
土橋政春選手にグランドを学んで、
弱点のグラップリングの克服を行っていた様子です。
その為、田母神選手はその身体能力を生かす前に
グランドに持ち込まれて敗れるという結果となりました。


これまで二度、アウトサイダーのリングで敗れていた岩本選手、
勝利を得る為に、不得手のグランドの練習を積み、
スキルアップをして戻ってきました。
アウトサイダーをきっかけとして
格闘技の練習を積んだその姿は、
まさにコンセプトに沿ったアウトサイダーであると思いました。
私は試合を見て、ニヤリとしてしまいました。
岩本選手、勝利おめでとうございます。



■第4試合
五十嵐充 vs 梅木千世

五十嵐充_ジウインナーこの試合でアウトサイダー初登場の五十嵐選手は、
立正大学プロレス研究会(RWF)に所属して
「ジ・ウインナー」のリングネームで
学生プロレスで活動を行ってる選手です。
(左写真・ジ・ウインナー選手)

RFWというと、
新日本プロレスに所属するプロレスラー、
棚橋弘至選手の所属していた
RWF(立命館大学学生プロレス連盟)が有名ですが、
五十嵐選手の所属するRFWは同名の別団体です。


以下は06年4月27日に行われた
五十嵐選手のRWFでの王座戦の様子です。
参考
Youtube「=RWF= ターザン対ウインナー?」

Youtube「=RWF= ターザン対ウインナー?」


ちなみにこちらが初防衛戦の様子。
参考
立正大学プロレス研究会RWF「6.8 『愛しさと切なさと打たれ強さと』」


学生プロレスをやっている選手は、
伝統的に学校の単位を落として留年する傾向にあるらしいですが、
五十嵐選手も例に漏れず、6年生くらいをやっているらしいです・・・



梅木選手は入場で、
漫画「ホーリーランド」のワンシーンを再現しての登場。
なるほど、佐野さんが「リアル神代ユウ」の名前になってから
何故か気にしているな、とは思っていましたが、
入場を見てなんでかが分かりました。

The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_梅木千世入場曲は、最後に前回と同じ
「人として軸がぶれているらっぷ」につなげる曲で入場。
参考
Youtbe「【らっぷびと】 人として軸がぶれているらっぷ 【さよなら絶望先生】」


試合が始まると、
学生プロレス王者の五十嵐選手は
いきなりロープに飛んでロープワークを披露。
前後左右のロープに飛んで撹乱を始めます。

五十嵐選手にロープに飛ばれた梅木選手と五十嵐選手が
リングで対峙となり、梅木選手が打撃を繰り出した後に
両者組み合いとなります。
もつれて梅木選手が上となりグランドに。
しかし五十嵐選手はガードポジションからの
下からの仕掛けを見せて
梅木選手の腕を取って裏十字の体勢に。
そのまま極めとなり、レフェリーが試合をストップ。
1R 0分33秒で五十嵐選手が一本勝ちを修めています。


学生プロレスが総合にどれだけ役に立つのかは
正直私は良く分かりません。

しかし、五十嵐選手は戦極トライアルの一次(体力テスト)を通過しており
トレーニングを積んでいる事を証明しています。

また、プロレスの好きな人は基本、格闘技の好きな人が多いですが
五十嵐選手もプロフによると、様々な格闘技を経験している様子です。


今回、五十嵐選手が極めた、ガードポジションからの腕十字は、
グランドの経験のある人は分かると思いますが、
寝技の心得のある相手には、そうそう掛かる技ではありません
梅木選手がガード上で、右腕を肩ごとかなり突っ込んでしまい
腕を取られた後に対処が遅れた、もしくはしなかった為に
裏十字が極まってしまったと言って良いのではないでしょうか。


今回のこの試合では、
両選手の格闘技への積み重ねがそのまま出た試合であると思いました。



■第5試合
野口聡 vs モルトマン

前回負傷で敗れたものの、
打撃の良かった野口選手。
今回はその真価を見せられるのか、と
私はちょっと期待をしていました。

一方のモルトマン選手は
どうやらスタンド打撃戦を挑む構えの様子。


野口選手は試合が始まると左右の突き。
モルトマン選手が組み付くと
野口選手がクリンチに捕らえます。
離れると腕を下げた構えの野口選手は
左右の突きを連打します。
モルトマン選手は組み付いて野口選手を押し込み、
動きが止まってレフェリーがブレイク。

スタンドで再開されると
中間距離の野口選手はローキック、そして横蹴りを入れます。
モルトマン選手は打撃で前に出られず、
後退気味で防戦となります。

ここでセコンドからの激が飛び、
右パンチから前に出るモルトマン選手。
これまでの防戦が嘘の様に打撃戦を挑み掛かります。
野口選手もパンチで応戦し、
両者打ち合いとなるも、乱打戦でモルトマン選手の右パンチがヒットすると
野口選手の動きが止まり、モルトマン選手がラッシュ。
パンチを浴びた野口選手が尻からダウンを喫すると
レフェリーが試合と止め、
1R 1分47秒でモルトマン選手のKO勝ちとなっています。



前回、今回と野口選手の試合を見ましたが、
中間距離での打撃は非常に良く、相手を見て的確な打撃を出していました。
しかしながら、二試合続けて、接近戦での乱打戦で打ち負けてしまい
相手のパンチを食らってKOを喫しています。

これは、野口選手が
近距離での打ち合いを得意としていないと言って良いのではないでしょうか。
ノーガードの構えや、サイドキックを放つなど
随所に中国拳法の匂いを感じさせる戦いだった野口選手。
このあたりに、二試合続けて乱打戦で敗れた理由があるのかもしれません。


しかし、実際に練習している選手の目で見るとどうなんだろうか・・・
あ、ちょうど横に、佐野さんの道場のTさん(ボクシング経験者)が。


くま 「接近戦で打ち負けちゃった野口選手っていうのは、
    やっぱり何か打撃に欠陥でもありましたかね?」

T  「あんだけ打ち合ったら、そりゃあパンチもらうよ(キッパリ)」

ああ、そういうもんですか。
確かに。


その3へと続きます。


2009年05月07日

5/5 THE OUTSIDER第6戦。観戦しましたその1。

さて、今回も5/5のアウトサイダー第6戦を観戦してきましたので、
その顛末について書こうと思います。



いつもの通りに12時到着を目指して有明に。


・・・気がつくと、何故かディファ付近某所でビールを持っている私。
小林選手と内藤選手と話をしていたら
内藤選手がビールおごってくれました。
ありがとうございます。

何でも、内藤選手はキックのオファーが毎月来ていて、
J-NETでのプロの試合もまた決まっているそうです。

と書いてと言われたので書きました(笑)


明日から節制ということで
ビールを飲む内藤選手。
横の小林選手は「早く来過ぎた」と暇を持て余しています。

内藤選手「アウトサイダーって、プロ3戦すると駄目なんでしたっけ?」
くま  「いや、3戦までは出れますよ。」
どうやらまたアウトサイダーに出る気満々の様子です。


途中、横に痛車の集団が集合して
中からコスプレ(女装)の男が下車してきて
ドンビキするアウトサイダーと、
ナンパしようとするアウトサイダー。

自転車の地元ヤンキー少年が
しきりに凝視する姿をほほえましく見るアウトサイダーなど
なかなか見られないシュチュエーションが多数(笑)



すると佐野さんから携帯に電話。
どうやら選手ミーティングが終わって
出場選手とセコンドが外に出てきた様子です。


前回の3倍に増えた(それでも15名)の佐野応援団のチケットを
私が半分持っているので、
ビールのお礼を言いながらディファ前に向かう私。



outsider第6回_佐野Tシャツベンチに向かうと
佐野さん応援の一行が集まりはじめています。
一同にチケットとスイミングアイTシャツを配布。




ミーティングを終えた選手やセコンドなどが
続々とディファ前に出て来ています。



ルールミーティングで、
他の選手の質問に丁寧に答えていた和田良覚レフェリー。

帯トランクスを持ってきた佐野さんが手を挙げて
「試合で帯を掴むのは有りですか?」と質問。
何故か和田レフェリーはキレて
「そんなの履いてこなけりゃあいいでしょ!」
「当たり前です!」
と怒られる佐野さん。

という話をアパッチ選手が
「メチャクチャ面白かった」と暴露してました。


他に、佐野さんは赤コーナーのリングチェックで
梅木選手をロープに振ってエルボーしたりして遊んでいて、
横の渋谷選手がめちゃくちゃ迷惑そうな顔をしてたそうです・・・


outsider第6回_ジャイアンそんな佐野さんが出てくると、横には
ドラえもんで見たことにあるTシャツの人が。
佐野「ジャイアンさんです。」
(左写真・見たことのあるTシャツ)


何故か剛田選手とそのセコンドの方々と一緒に仲良くやってきました。



  汚  ね  え  ぞ  。



前回両国の剛田選手の試合を見て
佐野「ジャイアン強えェ・・・ヤバイですよ!打撃がすごく綺麗だ・・・」
対戦の可能性のある(佐野75kg、剛田選手前回80kg)剛田選手にドン引きしてた佐野さん。
どうやら仲良くなって対戦を回避する腹づもりの様子です。


くま「おま・・・強そうな人と仲良くなって対戦を回避するつもりかよ・・・
   そんな所に頭を使って・・・・」

佐野「・・・しょうがないね。」


前回の両国で、梅木選手を前にして
佐野「くまさんが、梅木さんなら勝てる、って言ってました。」と言われた仕返しに

くま「(剛田選手と佐野さんが)対戦したいって言ってましたよ。」
佐野「いやいやいやいやいや!」


剛田選手、ジャイアンなのにめっちゃいい人でした。



佐野さんに、恒例の「たけのこの里」詰め合わせを渡し、おもむろに手首を掴む私。

佐野「あんた何するか分からないから触るな。」
後ろからBurningSpiritの徐庶さんに「試合前だから!」と羽交い絞めにされて
あえなくテイクダウンは失敗しました・・・

以前、国際展示場駅で、
佐野さんの隙をついてホームで片足タックルでテイクダウンしてから、
どうやら私は佐野さんに警戒されている様子です。



outsider第6回_ミダラ_コメントふと見ると、横には大根が。
見間違え様の無い、キング・ミダラ選手がいます。
(左写真・ミダラさん)
ミダラ選手は、実は佐野さんとはWKの同門であり、
佐野さんの道場の人たちは皆知っている選手でした。

くま 「マスクして試合するんですか?」
ミダラ「いや、マスクで試合できませんよ。」


そして駿河道場一行に土下座で礼を尽くすミダラ選手。



しばらくすると、階段の所には松本さんが。
挨拶をすると松本さんが
ミネチカトレインのお姉さんを紹介する引き換えに佐野さんの弱点を要求

くま  「ああ、あいつ(佐野さん)マグロですから。」
松本さん「分かりました(ニヤリ)」

つい、面白いと思って
くま「松本さん!スイミングアイTシャツいりますか?」
Tシャツをあげてしまいました。

松本さん「これ着て入場しようかな(ニヤニヤ)」
ミネチカガール「駄目だよーっ!」



ボケっと煙草を吸っていると
いきなり人影が私の懐に踏み込んできます。
「殺られるのか!」と思ったら
小柳選手のセコンドで来ていたトオル選手でした。
雑談をして、VIP情報をゲット。

後で、某大御所と一緒に声を掛けられ、
大御所に何故か階段横でスクワットさせられました・・・・


入場を待ちながら、
糸音戈だちんさん一行に挨拶をして
もみじさんに膝カックンの奇襲をしたり、
幕選手や、小森選手など、いろいろ知っている人に挨拶をしたりしていると
すでに開場がされて観客が場内に入り始めています。


ギリギリで来た同行者をやっと捕まえて
チケットを渡し、応援団にスイミングアイTシャツを渡した後に
金属探知機チェックを受けて入場となりました。


入り口で対戦カードの一覧コピーを受け取ったものの、
今回はパンフレットの販売は無し。

場内に着席をして、開始を待つ事となります。


リングアナのレフェリー、ラウンドガールの紹介コールの後に、
前田日明代表の挨拶。
いよいよ試合が始まります。



■第1試合
キング・ミダラ vs 渡辺竜也

いよいよ第1試合の開始です。

実は、申請体重57kgのミダラさんは、
嫌々アウトサイダーに出陣が決まって連日地獄の特訓を決行。
結果、練習すればするほど体重が減ってしまい
当日はなんと51kgまで落ちてしまいました・・・

対する渡辺選手は、強力な打撃で実力者を次々と粉砕した選手。
申請体重58kgの渡辺選手はリミット一杯で来る事が予想され、
意図せず階級を下げてしまったミダラさん、
当日の体重差はおよそ7kgの見込みです・・・

渡辺選手が、内藤マゾヒスト選手をパウンドアウトで失神させる映像を見て
「荷物をまとめて実家に帰りたい・・・」とコメントしていたミダラさん。

試合3日前に佐野さんに、ミダラさんの体重の話をしたら
試合前でナーバスな佐野さんは
「ヤバイ・・・WK全員討ち死にするかも。」



ミダラさんの入場では
黒長袖Tシャツの上に、黄色のT半袖Tシャツを重ね着したセコンドが。
中には和術慧舟會の久松勇二(Hisamatsu Yuji)選手の姿も見えます。
花道をランニング姿の金髪で走りこんで入場するミダラさん。

対する渡辺選手は、試合コスチュームで
シンプルに入場します。


試合のゴングが鳴ると、
ミダラさんはいきなりリングで着席。
渡辺選手は腿にサッカーボールキックを蹴り込みます。

立ち上がって離れたミダラさんは
足関十段ばりにスライディングから足を取りに行くも
渡辺選手がステップでかわして不発に終わります。

スタンドに戻る両者。
両手だらりのノーガードのミダラさんが近寄ると、
渡辺選手はストレートを打ち込み、
ミダラさんが出した左パンチに右でカウンターを取ります。
続けて渡辺選手はパンチにミドルキックで打撃ラッシュ。
必死に打撃を防御するミダラさんを
渡辺選手は容赦無く打撃を浴びせ、
後ろ回し蹴りまでぶち込みます。

やばい。ミダラさん死んじゃう・・・

しかし、次に渡辺選手が右ハイキックを繰り出した瞬間、
ミダラさんは狙っていたのか蹴りをくぐってタックルで組み付きに成功。
テイクダウンを奪い上を取ってマウントを奪取します。

マウントパンチで圧力を掛けるミダラさん。
渡辺選手はブリッジを効かせて脱出を試みるも、
動きに合わせてミダラさんはスルリとバックを奪い、
胴に足をクラッチしてチョークスリーパーの体勢に入ります。

渡辺選手は体をエビ反らせて逃れようとするも、
ミダラさんはがっちり右腕を喉に食い込ませて絞め上ると
渡辺選手がたまらずタップ。
1R 2分16秒で、ミダラさんが一本勝ちを修めました。


すげえええええ!
来たー!マツリダゴッホ(註1)!!!

 ※註1:参考 全裸に超ネクタイ「国際ニコニコ映画祭」


ミダラさんがグラップリングでやる人だというのは知っていました。
名前で検索できた人は、その戦績に驚くと思います。

しかし、実力者の内藤マゾヒスト選手を屠った渡辺選手と、
打撃・パウンド有りの総合ルールで、
しかも実質階級下の体重で戦うミダラさんは
条件的にかなり厳しいと思っていました。

寝かせれば勝てますが、寝かせる前に
打撃でボコボコにされる可能性十分。

そんな試合で、ミダラさんは見事一本勝ちで勝利しました。


きっと、その詳細はミダラさん自身が
ドラマティックに自筆で書くと思いますので、
ミダラさんのブログ「全裸に超ネクタイ」をご期待下さい(註2)。
 ※註2:宣伝未許可。



第2試合以降はその2へと続きます。


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