2009年11月

2009年11月27日

戦極 第十一陣に出た「辛拉麺」選手はやはり芸達者だった その2。

辛拉麺_top2

先日09年11月7日に両国国技館で行われた戦極 第十一陣に出場した
「辛拉麺」ことキム・ユンヨン選手の紹介の続きです。


その1はこちら



08年3月のSpirit MC 15では
空位となっているSpirit MCミドル級王座をを賭けて
イム・ジェソク(Lim Jae Suk)選手と対戦。
韓国のこの階級では実質国内ナンバーワンと行って良いイム選手との対戦は
創生期から活躍をするイム選手との世代交代を賭けた試合となりました。

試合はスタンドでの牽制戦からキム(辛拉麺)選手が右ローキック。
イム選手はキックに合わせてタックルに入りテイクダウンを取り、
キム(辛拉麺)選手はフルガードを取ります。
ガードで下からのアームロックを狙うキム(辛拉麺)選手。
イム選手は許さず上から密着し、キム(辛拉麺)選手が下からコツコツとパンチを打ちます。

ガードの攻防となり、イム選手が上からパウンドを落とす展開に。
キム(辛拉麺)選手はガードでイム選手の両手首を取って
下からサブミッションを狙います。
パウンドを落とすイム選手。
レフェリーのブレイクとなり、両者スタンドに戻されます。

スタンドでの打撃戦となる両者。
イム選手のワンツーがヒットし、キム(辛拉麺)選手もパンチを返します。
組み合いとなり、差して胴をクラッチしたキム(辛拉麺)選手が
リフトして叩きつける様にテイクダウンに成功。
サイドポジションで押さえ込みます。
崩れ袈裟でキム(辛拉麺)選手が上の状態となった所で
キム(辛拉麺)選手に左目上から流血が見られドクターチェックで一時中断。
処置が行われます。

袈裟から試合が再開。
イム選手はすぐに脱出して立ち上がるも、キム(辛拉麺)選手が胴に組み付いて
コーナーまで押し込みます。
しかしコーナーを背に脇を差して胴をクラッチしたイム選手がさば折りでテイクダウン。
キム(辛拉麺)選手がガードからのアームロックを仕掛けます。
イム選手は上をキープしてアームロックを掛けさせず。
キム(辛拉麺)選手が腕を取った状態で動きが止まってブレイクとなります。
ここで再びキム(辛拉麺)選手の左目上の流血をドクターが処置。

スタンドで再開され、打撃戦に。
キム(辛拉麺)選手もローから長いリーチのパンチを繰り出すも、
イム選手のワンツーが素早くやや押し気味となります。
キム(辛拉麺)選手がパンチを潜って胴タックルに行くも
イム選手が押し潰して上を取り、キム(辛拉麺)選手はオープンガードに。
上からイム選手がパウンドで圧力を掛けます。

キム(辛拉麺)選手は下からラバーガードを取るも
イム選手が頭を抜いて防御。
パウンドを放つイム選手と、オープンガードで下から打ち返すキム(辛拉麺)選手。
レフェリーのブレイクでスタンドに戻されます。

スタンドでキム(辛拉麺)選手がロー、射程の長いストレートを放つも、
イム選手の飛び込んでの右ストレートがヒット、
パンチで詰めるイム選手に対して
キム(辛拉麺)選手がタックルで組み付き押し潰された所で
1R終了のゴングとなります。


2Rが始まるとキム(辛拉麺)選手が両足タックルに入るも
イム選手が切って両者スタンドでの差し合いに。
キム(辛拉麺)選手がリフトをしてテイクダウンを奪います。
サイドポジションを取るキム(辛拉麺)選手に対して
イム選手は回りこんで起き上がり上を取り返す事に成功。
ハーフマウントから圧力を掛けてパスを決め
マウントポジションを奪う事に成功。
上からマウントパンチを連打します。
キム(辛拉麺)選手はガードを固めて頭を振って
マウントパンチを防御。
一旦連打を止めたイム選手が左パンチでガードの隙間から
ピンポイントでパウンドを入れるとキム(辛拉麺)選手の動きが止まり、
再びのマウントパンチ連打で打たれるがままとなって
レフェリーが試合をストップ。
2R 1分35秒でキム(辛拉麺)選手はTKO負けとなっています。
参考(試合動画)
andu.hanafos.com「Spirit MC 15 'Come Back Home'第8試合 ミドル級王座戦 イム・ジェソク vs キム・ユンヨン」



08年6月にはSpirit MC 17 "All In"では
アメリカのAKAに所属し、
負けが込んでいる戦績ながら、大物からの勝利を挙げている
ランドン・ショーウォルター(Landon Showalter)選手と対戦。

試合はスタンドでのパンチの打ち合いから
両者スタンドでの差し合いの状態での膝蹴りの打ち合いに。
ショーウォルター選手がロープまで押し込むも、
脇を差しているキム(辛拉麺)選手が膝蹴りを入れながら
逆にショーウォルター選手をロープまで押し込み返します。
組んだ状態で膝を放つキム(辛拉麺)選手と、
防御しながら膝を返すショーウォルター選手。
パンチで離れてスタンドでの打ち合いに戻ります。

キム(辛拉麺)選手がワンツーで前に出て圧力。
ショーウォルター選手はガードを固めて組み付き
さば折りでてのテイクダウンに。
キム(辛拉麺)選手は倒れず、
組んだ状態での膝を入れてくるショーウォルター選手に
逆に膝の連打を返します。

膝蹴りの連打から突き放してパンチの連打を浴びせるキム(辛拉麺)選手。
ショーウォルター選手はガードを固めて組み付きに来るも
キム(辛拉麺)選手は組んでは膝、離れてはパンチ連打で攻勢を仕掛けます。

パンチ連打、右ローと攻勢を掛けるキム(辛拉麺)選手と
ガードを固めてディフェンシブとなるショーウォルター選手。
キム(辛拉麺)選手は首相撲に捕らえての組み膝を連打します。
ショーウォルター選手が離れても、すぐにクリンチしての組み膝を放つキム(辛拉麺)選手。
片足タックルでショーウォルター選手が組み付くも
キム(辛拉麺)選手は倒れずスタンドのまま上からコツコツとパンチを入れます。
しばらく左足を取っていたショーウォルター選手が足を離して
差し合いとなった所でレフェリーがブレイク。
ここでブレイク後にショーウォルター選手がパンチを入れた為、
イエローカードが提示されます。

スタンドで試合が再開。
差し合っての膝の蹴り合いで1R終了のゴングとなります。


2Rが始まるとハイキックから組みに前に出るショーウォルター選手。
キム(辛拉麺)選手は脇を差し、コーナーでの組み膝の入れ合いとなります。
一旦離れて、組み付きに前に出たショーウォルター選手をいなして崩して
ミドルキックを入れるキム(辛拉麺)選手。
胴クラッチで組んでテイクダウンを奪います。
パウンドで圧力を掛けてパスをして、サイドを奪うキム(辛拉麺)選手。
反対側の腕を取りに行くとショーウォルター選手が嫌って背を向けた半身となり
キム(辛拉麺)選手がバックマウントを奪う形となります。
パウンドを入れ、ショーウォルター選手が体を返して
マウント状態となり、キム(辛拉麺)選手がマウントパンチを連打。
ショーウォルター選手は足を効かせて一旦オープンガードに戻すも
キム(辛拉麺)選手が間髪入れずにサイドポジションに着きます。
潜るかの様に逃れるショーウォルター選手に対して
上四方からサイドに戻して押さえ込むキム(辛拉麺)選手。
立ち上がって踏みつけの後、猪木アリ状態となります。

蹴り上るショーウォルター選手に対して
丸め込んで上を取り、亀になったショーウォルター選手を
バックから足を入れ、四の字フックで仰向けに返すキム(辛拉麺)選手。
そのままバックからの腕十字の体勢に入ります。
腕をフックして防御するショーウォルター選手。
裏十字の体勢でキム(辛拉麺)選手が腕を伸ばしに掛かるも
なんとかしのいだショーウォルター選手、
キム(辛拉麺)選手はハイガードでパンチで圧力を掛けると
そのまま三角絞めの体勢に入ります。
頭をひきつけ絞めるキム(辛拉麺)選手。
ショーウォルター選手はタップしないものの、
落ちかけた姿を見てレフェリーが試合をストップ。
2R 4分13秒で一本勝ちを修めています。
参考(試合)
NATE「Spirit MC 17 "キム・ユンヨン vs ランドン・ショーウォルター"[1R]」
NATE「Spirit MC 17 "キム・ユンヨン vs ランドン・ショーウォルター"[2R]」



この後、Spirit MCの崩壊に韓国の多くの選手が直面。
韓国では数多くの団体が選手の引き抜き合いを行った過去から
選手と独占契約を結ぶことが多く、
Spirit MC崩壊で多くの選手が契約上の理由から試合ができなくなりました
キム(辛拉麺)選手も望まないブランクを強いられる事となります。



そして09年3月にはclub DEEP Tokyoに出場。
DREAMウェルター級GPの出場権を賭けて
チームM.A.Dの白井祐矢(Shirai Yuya)選手と対戦をしています。

Spirit MCの休止で8ヶ月に渡って試合の見込みが立たなかったキム(辛拉麺)選手は
試合の20日前に急遽のオファーを受けました。
試合の出来る見込みが無かった上、メジャーへのチャンスとあって
キム(辛拉麺)選手はオファーを受諾。
84kgまで増えた体重を急ぎ減量する事となりました。

辛拉麺_白井試合は白井選手がパンチで前に積極的に出る展開に。
キム(辛拉麺)選手も打撃で応戦し、
下からの得意の腕十字を繰り出すなどするも
白井選手のパウンドの圧力に押され1Rを終了。
(左写真・白井選手と戦うキム・ユンヨン選手)
2Rにはマウントを奪われ
劣勢となったキム(辛拉麺)選手は、
なんとかしのぐも鼻血を出すなど苦戦。
3Rには再びマウントを奪われ
パンチを浴びた後にバックから
チョークスリーパーを極められてしまい
3R 2分59秒で一本負けを喫しています。





この試合で大きなチャンスを逸したキム(辛拉麺)選手は
いつ試合が組まれても戦える準備を心がけ意識改革。
UFCで活躍するキム・ドンヒョン(Kim Dong Hyun)選手も所属をする
釜山のTEAM M.A.D.で練習を行うようになります。



09年6月にはclub DEEP大阪に出場。
メインイベントで
CMA京都成蹊館の濱村健(Hamamura Ken)選手と対戦し、
1R 2分44秒でチョークスリーパーにより
一本勝ちを修めています。


09年8月には函館で行われた
GLADIATOR函館大会に出場。
韓国Spirit MCや、戦極のフューチャーファイトに出場経験を持つ
元高田道場の加藤実(Kato Minoru)選手と対戦をします。
試合はキム(辛拉麺)選手が
カウンターのパンチを打ち込んで
チョークスリーパーを極めて秒殺で一本勝ち。
相手の加藤選手に全く何もさせずに
レベルの違いを見せつけました。


09年9月にはHeat 11
元パンクラスのベテラン、窪田幸生(Kubota Kosei)選手と対戦。
タックルに行った窪田選手に対して
キム(辛拉麺)選手はタックルを切ってバックへ。
金網際で四の字フックでバックマウントを取り、
網を掴んでバランスを保ちます。
コツコツとパンチを打ち圧力を掛けるキム(辛拉麺)選手。
窪田選手がパウンドを嫌って体勢を崩してしまうと
キム(辛拉麺)選手の腕が首に巻きつきチョークスリーパーの態勢に。
がっちりと極まってしまい窪田選手がタップ。
1R 1分45秒でキム(辛拉麺)選手の一本勝ちとなり、
HEAT総合ルールウェルター級王座決定戦出場を勝ち取っています。



そして先日、09年11月7日の戦極 第十一陣では、
PRIDEやUFCで活躍をしていた日本のベテラン選手
GRABAKAの郷野聡寛(Gono Akihiro)選手と対戦。

キム(辛拉麺)選手のセコンドには
練習を共にしているUFCファイターの
キム・ドンヒョン(Kim Dong Hyun)選手の姿が見えます。

辛拉麺_戦極11陣これまでの派手な入場をやめて
シンプルに入場をしてきた郷野選手を相手に
1Rはほぼスタンドでの牽制戦で向き合って終了。
2Rには開始早々に
両足タックルでテイクダウンを奪われたものの
グランドでガードからのアームロックを繰り出し、
郷野選手にパスをされてサイドポジションを奪われるも
スタンドに戻して拮抗した戦いを繰り広げました。
(上写真・郷野選手と戦うキム・ユンヨン選手)
しかし3Rに入ると郷野選手の右パンチを当てられて失速。
以後スタンドではほぼ郷野選手の攻撃一辺倒の状態となり
キム(辛拉麺)選手は頭を下げてガードを固め
ラッシュをしのぐ場面が数多く見られるようになりました。
飛び膝蹴りなど郷野選手の攻撃をなんとか凌いで
試合終了のゴングを聞いたものの、
最終ラウンドではっきりと優劣がつき
キム(辛拉麺)選手は判定で敗北。
メジャーデビューを飾ることはできませんでした。



キム(辛拉麺)選手は189cmという
ウェルター級としては稀に見る高い身長を持ち、
スタンドではリーチの長さ、
グランドでも長い手足での絡みつく様なグラップリングなど
その体格は大きな武器となっています。

柔術では紫帯を持ち、
総合の試合でもその7割をサブミッションでの一本勝ちを修めています。
特に下から繰り出す腕十字を得意としており、
また長いリーチを生かした三角絞めでも多くの一本を奪っています。

スタンドレスリングではタックルなどは無く強くは無いものの、
長身を生かしての外掛けを得意としており、
また柔術家らしく引き込みを主に使っています。


韓国Spirit MCでは、
トップ選手のイム・ジェソク選手にはまだ及ばなかったものの
二番手グループにつける選手であるのは間違いないスキルがあり、
22歳という年齢を考えると、
これからの韓国総合格闘技のホープであるのは間違い無く、
将来のエース候補と言って良い選手です。

実際キム(辛拉麺)選手は、
Spirit MCでのタイトルマッチを経験した以降は、
日本の大会で経験を積むという
韓国総合選手の出世コースを歩んでいます。
そして日本ではDEEPやHEATといったメジャーの手前のイベントで
一本勝ちを重ねて実績を挙げています。


今回の戦極や、半年前のDREAMのGP選考試合では敗れるなど
メジャーイベントでは後一歩という結果となってはいますが、
キャリアを考えた場合、今後実力をさらに伸ばす事は十分に期待できる選手です。

実力的にも今後、また日本のリングへの登場が見込まれるだけに
その名前を覚えておいて損は無い選手ではないでしょうか。

戦極 第十一陣に出た「辛拉麺」選手はやはり芸達者だった その1。

辛拉麺_top

先日09年11月7日に両国国技館で行われた戦極 第十一陣に、
韓国から「辛拉麺」という
なんともユニークな名前の選手が出場をしました。

この選手、名前だけではなく
これまでの試合やその実力などもなかなか興味深い選手であるだけに
今回はその経歴他を整理してご紹介したいと思います。



辛拉麺_キム・ユンヨン辛拉麺(Shin Ramen)選手は
本名をキム・ユンヨン(kim Yun Young・金潤永)選手といい
1987年2月2日生まれで韓国・富川(プチョン)出身。
富川Blue Dragonに所属をする選手です。
(左写真・キム・ユンヨン選手)



辛拉麺_キム・ユンヨン紫帯キックボクシングをベースとして柔術も学んでおり
柔術では紫帯という選手です。
(左写真・紫帯を締めるキム・ユンヨン選手)
キム(辛拉麺)選手は、その長い手足での
絡みついたら離さないグラップリングスタイルから
「Snake Eater」というニックネームを持っています。




デビュー戦から
06年4月のSpirit MC 8での
長倉央登(Nagakura Hisato)戦までは以下の記事にて
過去にご紹介をしていますのでご参照下さい。
参考
くまページBlog「4/22 Spirit MC 8。真武館・稲田、長倉選手決勝大会出場。」


以後の総合格闘技での戦績は以下の通りです。

【総合格闘技 戦績(07年3月以降)】
07. 3/11 Spirit MC Interleague 5
       ×チャ・ジョンファン(冠岳BJJ) 1R 4分59秒 一本(腕十字)
07. 4/22 Spirit MC 11 "Invasion"
       ○ジュン・キチョル 1R 0分20秒 KO
07. 6/17 Spirit MC Interleague 6
       ○キム・ドンヒョン(TEAM M.A.D.) 1R 2分29秒 一本(腕十字)
07. 8/19 Spirit MC 12 "Heavyweight GP Opening"
       ○アン・ソンヨル 1R 1分33秒 一本(三角絞め)
07.10/14 Spirit MC 13 "Heavyweight GP Final"
       ○アン・サンイル 2R 1分30秒 負傷判定(3-0)
     ※アン選手の二度目のローブローで試合続行不能となり、その時点での判定に。
08. 1/20 Spirit MC 14 "Karma"
       ○キム・ホジン(クミMMA) 3R 1分51秒 一本(裏十字)
     ※Spirit MCミドル級王座挑戦者決定戦
08. 3/ 1 Spirit MC 15 "Come Back Home"
       ×イム・ジェソク(浄心館) 2R 1分35秒 TKO(レフェリーストップ・マウントパンチ連打)
     ※Spirit MCミドル級王座戦
08. 6/29 Spirit MC 17 "All In"
       ○ランドン・ショーウォルター(アメリカンキックボクシングアカデミー) 2R 4分13秒 一本(三角絞め)
09. 3/14 clubDEEP東京
       ×白井祐矢(チームM.A.D) 3R 2分59秒 一本(チョークスリーパー)
09. 6/ 7 clubDEEP大阪
       ○濱村健(CMA京都成蹊館) 1R 2分44秒 一本(チョークスリーパー)
09. 8/22 GLADIATOR函館大会
       ○加藤誠(フリー) 1R 一本
09. 9/26 HEAT 11
       ○窪田幸生(坂口道場) 1R 1分45秒 一本(チョークスリーパー)




今回の戦極では「辛拉麺」のリングネームで出場をしましたが、
これはHEAT出場を契機につけた、日本で試合をする時専用のリングネームです。


辛拉麺_辛拉麺「辛拉麺」とは韓国の食品会社、
農心で作られているインスタントラーメンで、
現在、韓国インスタントラーメン市場で
19年連続市場占有率首位(72%)という
韓国を代表するインスタント麺です。
日本のスーパーでも普通に買えるほど
ポピュラーな商品でもあります。
(左写真・辛拉麺)

この「辛拉麺」というリングネームは、
元々キム・ユンヨン選手の母親が辛拉麺が好きであるという事と、
日本で試合をする時に、日本代理人のCMA諸岡秀克会長が
「リングネームに『辛拉麺』はどうだろう?」と発案した事、
またキム・ユンヨン選手の父親が辛拉麺を製造・販売する会社で役員をしており、
リングネームの話を聞いてメーカーと話をして
スポンサー契約を取ってきた事などから名乗る事になったそうです。


辛拉麺_入場元々キム(辛拉麺)選手は
試合の入場で派手なパフォーマンスを行った事があり、
韓国国内の格闘技ファンには
知られた選手でもあります。
そのあたりも、今回のリングネーム使用の
理由の一つではないでしょうか。
(左写真・入場で金ラメジャケットで歌うキム選手)
ちなみに以下は、07年の試合の様子です。
キム(辛拉麺)選手が試合前の入場で、
韓国の演歌歌手に扮して金ラメのジャケット姿で、
まるでPRAIDEでの郷野選手ばりに
マイクを持ってステージパフォーマンスをする様子が
冒頭で見る事が出来ます。



ここまでの入場パフォーマンスは
日本の選手を含めてもなかなか居ないレベルなだけに、
一度ご覧になる事をお勧めします。
参考
Daum tv.「Spirit MC Interleague 6 キム・ドンヒョン vs キム・ユンヨン」




06年6月にはSpirit MC Interleague 6で
TEAM M.A.D.のキム・ドンヒョン(Kim Dong Hyun)選手と対戦。
(現在UFCで活躍するキム・ドンヒョン選手とは同名の別人です。)

試合が始まると、両選手ともに向き合ってパンチでの牽制戦に。
お互いに距離を測って様子を伺います。
しばらく牽制のパンチを出し合った後、
キム・ユンヨン(辛拉麺)選手がパンチで
ドンヒョン選手をロープまで詰め
胴に組み付いて押し込みます。
しっかりとスタンドで胴をクラッチしたキム・ユンヨン(辛拉麺)選手は
左足で外掛けで足を刈ってテイクダウンに成功。
ハーフマウントで上を奪います。
圧力を掛けようとするキム・ユンヨン(辛拉麺)選手に対して
ドンヒョン選手も下からパンチでコツコツと反撃。
キム・ユンヨン(辛拉麺)選手はハーフからニーオンに移行してのパスを狙うも
ドンヒョン選手が下から蹴り離して猪木アリ状態となります。

両足首を掴むキム・ユンヨン(辛拉麺)選手に対して
ドンヒョン選手は蹴り上げ。
キム・ユンヨン(辛拉麺)選手がスタンドからパウンドを打ち込み飛び込んで
一気にパスをしてサイドポジションまで奪い取ります。
崩れ袈裟気味のサイドからパウンドで圧力を掛けたキム・ユンヨン(辛拉麺)選手は
ニーオンの体勢に移行すると
一気に反対側の腕を取って上からの十字に。
ドンヒョン選手は腕を引き抜いて逃れ上を奪い、
キム・ユンヨン(辛拉麺)選手はガードポジションとなります。

上からパウンドで圧力を掛けようとするドンヒョン選手に対して
キム・ユンヨン(辛拉麺)選手は下から左足を相手の肩に掛けて
三角絞めを狙うかの様な体勢に。
ドンヒョン選手の左腕を十分に下から引くと
一気に右足をドンヒョン選手の首に掛けてそのまま引き倒し、
腕十字の体勢へと入ります。
がっちりと極まりドンヒョン選手の腕が関節と逆に反る様子を見て
レフェリーが試合をストップ。
1R 2分29秒で一本勝ちを修めています。
参考(試合動画)
Daum tv.「Spirit MC Interleague 6 キム・ドンヒョン vs キム・ユンヨン」



07年10月のSpirit MC 13 "Heavyweight GP Final"では
アン・サンイル(Ahn Sang Il)選手と対戦。

試合が始まり、牽制の後にキム(辛拉麺)選手が
パンチで前に出て組み付き。組んでの膝蹴りを繰り出します。
アン選手も返しの膝蹴りを出すとこれがキム(辛拉麺)選手の股間にヒット。
キム(辛拉麺)選手が前にうずくまって試合が中断されます。

ドクターのチェックとインターバルの後、
1R 25秒からの試合再開。
キム(辛拉麺)選手が小さいパンチで前に出て組み付き
胴をクラッチしてロープに押し込みます。
アン選手はパンチで突き放し、
スタンドで離れた状態からキム(辛拉麺)選手に右ハイキック。
ローキックから素早いパンチの連打を繰り出し
キム(辛拉麺)選手を近寄らせません。
スタンドで向き合いフェイントを掛け合う両者。

向き合っての打撃戦はアン選手のパンチの方が早く、
キム(辛拉麺)選手はリーチを生かして圧力を掛け前に出るも
小さくアン選手のパンチが当たります。
構わず前に出てキム(辛拉麺)選手が組み付くと
アン選手は引き込んでクロスガードに。
キム(辛拉麺)選手がインサイドガードで立って
上からパウンドを放つとアン選手は蹴り上げで蹴り離しに。
キム(辛拉麺)選手は右膝で膝割りパスを仕掛け、
エビを切るアン選手の右足を前転するように取って膝十字を狙います。
上から潰してアン選手が防御をすると
キム(辛拉麺)選手は蹴りはなして向き直りオープンガードに。
アン選手が立って離れて両者スタンドに戻ります。

スタンドの打ち合いで、リーチを生かし
アン選手の射程外からワンツーを打ち込んで打ち勝ったキム(辛拉麺)選手は
右脇を掬ってテイクダウンに成功。
アン選手はクロスガードとなります。

膝を入れてパスを狙うキム(辛拉麺)選手。
アン選手も逃れに行くも、ハーフマウントから
後ろ袈裟となって足を抜いたキム(辛拉麺)選手は
パスに成功してサイドポジションに。
膝を入れてガードに戻そうとするアン選手を
ニーオンに移行したキム(辛拉麺)選手が
パウンドを打ち込みマウントを奪います。

マウントでパウンドを打ち込んだキム(辛拉麺)選手に対して
アン選手は体勢の崩れた瞬間に起き上がって返して上に。
キム(辛拉麺)選手は下となってガードとなります。
蹴り離してすぐにそのまま両足をタックルで取って
テイクダウンをするキム(辛拉麺)選手。
アン選手が蹴り離して猪木アリ状態となります。
しばらく猪木アリ状態で向き合う両者。
キム(辛拉麺)選手がガードに飛び込むと
アン選手は下からパンチを連打。
キム(辛拉麺)選手も右足をかつぎながら
鉄槌を連打で落として反撃をします。
サイドを奪うキム(辛拉麺)選手。
アン選手が足を絡めてハーフに戻し、
ハーフの攻防で1R終了のゴングとなります。


2Rが始まるとキックで牽制をするアン選手。
キム(辛拉麺)選手がパンチで前に出て押し込み組み付くと
アン選手は飛びついて引き込みクロスガードとなります。

体を起こしてベースを取りに行くキム(辛拉麺)選手と
ひきつけてホールドを狙うアン選手。
お互いにパンチをコツコツと打ち合い、
キム(辛拉麺)選手が立ち上がって猪木アリ状態となります。

蹴り上げるアン選手の攻撃をかわして
インサイドガードからかつぎ煽るキム(辛拉麺)選手。
右膝で割ってパスに行き、
一旦アン選手がオープンガードに戻すと
パウンドを放ち、アン選手の蹴り上げに合わせて立ち上がり
猪木アリ状態に戻ります。
ここでアン選手の蹴り上げが再びキム(辛拉麺)選手の金的に当たって一時中断。
このローブローでキム(辛拉麺)選手は試合続行不可能となり、
2R 1分30秒のこの時点で試合と止めて、負傷判定となります。
判定は3-0でキム(辛拉麺)選手が判定で勝利となっています。
参考(試合動画)
NATE「Spirit MC 13 ヘビー級GP アン・ジョンイル vs キム・ユンヨン[1R]」
NATE「Spirit MC 13 ヘビー級GP アン・ジョンイル vs キム・ユンヨン[2R]」



辛拉麺_Spirit MC_1408年1月のSpirit MC 14では
キム・ホジン(Kim Ho Jin)選手と対戦。
ベテラン実力選手を相手にキム(辛拉麺)選手は
3Rに腕十字を極め、
3R 1分51秒で一本勝ちを修めています。
(左写真・キム・ホジン選手に十字を極めるキム・ユンヨン選手)


続きはその2へ。

2009年11月20日

12/13 THE OUTSIDER第9戦。今回も濃ゆい選手のご紹介 その1。

09年12月13日にディファ有明で
THE OUTSIDER第9戦が行われます。


本日11月20日の夕方にはカードがオフィシャルサイトにて発表される予定ですので、
その前に恒例の新規参戦選手のご紹介を行いたいと思います。

内容やデータについてのご指摘ご意見などが有る場合は
コメント若しくはこちらのメールアドレスまで宜しくお願いします。




■青木朋哉(Aoki Tomoya)

OUTSIDER_第9回_青木朋哉青木選手は、
1990年生まれで静岡県出身。
和術慧舟會駿河道場に所属する選手で、
佐野さんの同門の選手です。




【総合格闘技 戦績】
08. 5/ 6 第7回関東アマ修斗フフレッシュマントーナメント フェザー級(24名参加)
 一回戦  ×内藤頌貴(パラエストラ松戸) 判定20-23

08. 6/15 第5回中部アマ修斗選手権 フェザー級(10名参加)
 一回戦  ○北河拓也(roots) 判定21-17
 二回戦  ×鷹島大樹(GUTSMAN・修斗道場) 1分07秒 一本(チョークスリーパー)

【キックボクシング 戦績】

07.10/ 7 第3回AMAZING BOUT
      ○飯島昌宏(和術慧舟會門馬道場)
08. 2/18 第4回AMAZING BOUT
      ×田澤寛之(治政館江戸川) KO
09. 1/25 KAMINARIMON Bクラス60kg
      ×高田彰二(村澤道場) 判定0-3
09. 4/26 KAMINARIMON Bクラス60kg
      ○高橋大河(心温塾) 延長判定3-0
09. 6/28 KAMINARIMON Bクラス60kg
      △高見恵介(JMC横浜GYM)
09. 8/23 KAMINARIMON Bクラス60kg
      ○田中浩明(クラミツムエタイジム) 1R 反則(ローブローで試合続行不能)
09. 9/27 KAMINARIMON 60kgトーナメント
 一回戦  ○豊島淳一(スクランブル渋谷) 判定2-0
 二回戦  ○菅野善史(リアルディール) 1R 0分26秒 KO(ローキック)
 準決勝  ×田中富(STRUGGLE) 判定0-2



こちらは09年4月のKAMINARIMONでの試合の映像です。


こちらは09年9月のKAMINARIMONの60kgトーナメント二回戦の映像。
ローキックで秒殺KO勝利を挙げています。



佐野さんの同門で練習を積んでいる青木選手は
相応の格闘技スキルを持つ選手です。
打撃を中心にかなり高いスキルを持つ選手であるだけに
試合での活躍が期待できそうです。



■植田雄太(Ueta Yuta)

植田選手は1991年11月28日生まれで
静岡県牧之原市(旧・相良町)出身。

OUTSIDER_第9回_植田雄太_練習"駿河の鉄板"増田良平選手の後輩にあたります。
現在は、増田選手も所属をする
YAMAGYMなどで練習を行っている様子です。
(左写真・YAMAGYMで練習をする植田選手)





不良系選手で18歳と若く、
ストリートではある程度の経験を持っていると思われます。
格闘技の練習経験はまだ浅い様子ですので、
試合でどれだけのポテンシャルを発揮できるかに期待の選手ではないでしょうか。



■梅野 dai 権吾郎(Umeno "Dai" Gongoro)

OUTSIDER_第9回_梅野大梅野 dai 権吾郎選手は
本名を梅野大(Umeno Dai)と言い、
1987年生まれで神奈川県横須賀市出身。
和術慧舟會TIGERPLACEに所属する選手です。

横須賀学院高時代には相撲部に所属をしていたという
経歴を持っています。


【総合格闘技 戦績】
08.11/ 9 八景フリーファイト13 アマ修斗ウェルター級
      ○輿田清仁(木口道場) 2R 終了 判定48-44
09. 2/15 第32回パンクラスゲートト2 ライト級
      ×佐久間亮(パラエストラ古河) 1R 1分08秒 一本(腕十字)

【グラップリング 戦績】
07. 7/ 6 WKGT20070706 ビギナーカテゴリー76.9kg級 優勝



慧舟會で練習を積んでいる選手であるだけに
総合格闘技についてはある程度のスキルが期待できる選手であると言って
良いのではないでしょうか。



■鯉沼衆斉(Koinuma Tomonari)

鯉沼選手は
国際基督教大学付属高校を経て慶応大学に在籍する選手です。

高校時代からテニス部で活動している鯉沼選手は
大学でもテニスサークルに在籍しています。


格闘技については練習や試合の記録は見当たりません
自主的な練習を積んでいる可能性はありますが、
基本的には格闘技の未経験者と見て良いと思われます。



■小畑弘一(Kohata Hirokazu)

小畑選手は、福岡県のPersonal Stylesに所属する選手で、
アパッチ小次郎選手、野村剛史選手、浦野貴之選手とは同門の選手です。

特に九州のローカル大会は試合記録が残っていない事が多く
詳細の戦績についてはご紹介ができません。

小畑選手を知る選手によると「強い」との事ですので、
試合でそのポテンシャルが見られる事を期待したいと思います。


 ※補足 多分、浦野選手の「ボケコラ」動画
  浦野選手に肩を組まれていた人が小畑選手だと思われます。




■小沼直樹(Onuma Naoki)

OUTSIDER_第9回_小沼直樹小沼選手は1980年生まれ。
茨城のR-BLOODに所属する選手です。
柔術では現在青帯を取得しています。





【総合格闘技 戦績】
09. 6/21 第8回関東アマ修斗選手権 バンタム級(12名参加)
 一回戦   ×三浦良介(パラエストラ千葉) 0分58秒 TKO
09.11/ 1 Duroフリーファイト4 アマ修斗公式戦バンタム級
       ○中島聡士(和術慧舟會東京本部) 判定45-43

【柔術 戦績】
08. 8/ 9 関東オープントーナメント2008 アダルト白帯ガロ級 優勝
08.11/ 2 東北選手権2008 アダルト白帯ガロ級 優勝
 決勝    ○峯森睦(パラエストラ新潟)

【グラップリング 戦績】
09. 9/23 第7回関東修斗グラップリングオープントーナメント ネイキッドバンタム級エキスパート(3名参加)
 一回戦   ×小林寛史(パラエストラ東京) 判定2-4



戦績、経歴を見ると
柔術をベースに、グラップリングをベースとした選手の様です。
グラップリングの大会ではエキスパートクラスに出場するなど
かなりのレベルと思われるだけに
試合でも組みを中心としたスキルを見せてくれると思われます。



■島根豊(Shimane Yutaka)

島根選手は1991年生まれで埼玉県出身。
県立三郷高に在学する現役高校生です。


【キックボクシング 戦績】
09. 6/28 K-1甲子園2009 関東地区予選大会
 一回戦   ○荒川昴也(文星芸術大学付属高)
 二回戦   ○富樫匡博(県立行徳高) 一本
 三回戦   ×伊澤波人(厚木清南高) 判定0-3


空手をベースとして
キックボクシングの試合でも活動を行っている島根選手。

K-1甲子園は少年が戦うイメージからレベルが低いと思われがちですが、
出場して勝ち上がっている選手のレベルは高く、
上位に進出している選手は
プロのランカー並みの実力を持っていたりします。

地区予選とはいえ、ある程度勝ち上がっている島根選手は、
打撃スキルに関しては相応の力を持つと見て
良いのではないでしょうか。



■畑田 "Bully" 修(Hatada "Bully" Shu)

OUTSIDER_第9回_畑田_Bully_修畑田選手は1983年5月24日生まれで青森県青森市出身。
日本生まれでハワイで育ち、
学生時代を日本に戻って過ごし現在に至るという選手です。





中学、高校は日本のアメリカンスクールで過ごした畑田選手。
高校(American School in Japan)では
レスリングを経験しています。


大学は、英語教育に対応している事から
アメリカンスクールの生徒が数多く進学をする
テンプル大学日本校へ進学。
この大学には総合格闘技サークル(Mixed Martial Arts Club)があり、
畑田選手もこのサークルで総合格闘技の活動を行っています。


畑田選手の経歴にあるIKF(国際空手連盟)は
ハワイに本部のある伝統派空手の団体ですので、
畑田選手はおそらくハワイ在住の頃に空手を始めたと思われます。
ですので、恐らく空手のキャリアは結構な長さであると思われます。

また、レスリングやボクシングなどの現代的な競技の他に、
カリ(Kali・フィリピン系武術)や沖縄系伝統空手など
武道の経験も幾つか持っている様子です。


畑田選手は、自身の練習メニューを見ると
かなり本格的にハードなトレーニングを積んでいる事が分かります。
格闘技の試合の記録などは見当たりませんが、
練習量や練習内容だけを考えても
一定以上のスキルを持つと期待できそうな選手と言えます。

試合で高いスキルを見せる可能性のある選手であるだけに
そのポテンシャルには期待したい所です。



■森素道(Mori Motomichi)

OUTSIDER_第9回_森素道森素道選手は1980年4月13日生まれで東京都江東区出身。
柔道二段、サンボ初段で、
SK ABSOLUTEの初期に若手の中心選手として活躍をしていた選手です。




【総合格闘技 戦績】
99. 6/ 6 第6回アマチュアリングストーナメント 80kg級 優勝
 決勝   ○仁尾和紀(無名塾)
01. 3/20 RINGS "BATTLE GENESIS Vol.7"
      ×大久保一樹(U-FILE CAMP) 2R 判定0-2
02. 5/ 6 PREMIUM CHALLENGE
      ×佐々木恭介(U-FILE CAMP) 10分終了 判定0-3
02. 6/16 ORG 3rd 80kg契約
      ×小島正也(和術慧舟會千葉支部) 2R 判定38-39

【グラップリング 戦績】
00.11/26 第4回全日本コンバットレスリングオープン選手権 76kg級(20名参加) 準優勝
 決勝   ×菊池昭(K's FACTORY) ポイント0-10




00年の第4回全日本コンバットレスリングオープン選手権では
76kg級のトーナメントに出場。
20名参加のトーナメントを、森選手は3試合を一本勝ちで勝ち上がり
決勝に進出をしています。

そして決勝では、後に修斗ミドル級世界王者となる
「寝技大魔神」こと菊池昭(Kikuchi Akira)選手と対戦。
決勝ではポイントで大差をつけられて敗れ準優勝となったものの、
3一本勝ちを修めて大会の最多一本勝賞を獲得しています。


OUTSIDER_第9回_森素道_リングスまた、01年3月には、
リングスの興行であるRINGS "BATTLE GENESIS Vol.7"に出場。
U-FILE CAMPの大久保一樹(Okubo Kazuki)選手と対戦をし、
判定で敗れています。
(左写真・RINGS BATTLE GENESISで戦う森選手)



森選手は、今からおよそ10年前に活躍をしていた選手であり、
現在と違ってまだまだ簡単にはプロのリングに上がれない時代に
プロのリングで戦った経験を持つ選手
です。
当時格闘技ファンであった人は、恐らく森選手の名前には聞き覚えがあるはずです。

森選手のSKアブソリュート時代には
後輩に長谷川秀彦(Hasegawa Hidehiko)選手などがいます。
この様に、同時代に戦った選手には
現在かなりのビッグネームとなった選手も数多く居ます。


私個人としては、
「あの森選手がアウトサイダーとかに出ていいのか?」
初めて聞いた時には思いました。
確かに出場資格はありますが、
はっきり言ってレベルはかなり高い選手で
なまなかの選手では相手にならないと思います。



おまけとして、
エントリーにあたっての森選手のコメントを取りましたので
以下の動画でご覧下さい。
参考
Youtube「森素道選手OUTSIDERエントリー直後のミニインタビュー」




続きが書けたらその2へ。


またおって(・∀・)/

2009年11月09日

11/7 戦極第11陣。チェチェンの英雄、マメッド・ハリドブ選手 その2。

Mamed_Khalidov_mamed_khalidov2

09年11月7日に両国国技館で行われた
戦極 第十一陣に出場したマメッド・ハリドヴ選手の紹介の続きです。

その1はこちら



Mamed_Khalidov_デイブダルグリーシュ07年11月にはKSW 8では
オランダのデイブ・ダルグリッシュ
(Dave Dalgliesh)選手と対戦。
スタンドでリング中央で構える
ダルグリッシュ選手に対して
ハリドヴ選手はサイドに移動しながら
リングを回りこみ両者牽制。
しばらくは離れた状態で試合が進みます。
(上写真・タックルでリフトをするハリドブ選手)
ハリドヴ選手が後ろ回し蹴りから右ハイキック。
ダルグリッシュ選手が蹴りをブロックすると
両足タックルでハリドヴ選手がリフトをして叩きつける様にテイクダウン。
サイドポジションで上を奪います。

下のポジションでホールドして防御の体勢のダルグリッシュ選手に対して
ハリドヴ選手は上からがっちりと押さえ込み。
袈裟、サイドと移行して隙を作ると
サイドから反対側の左腕を取り、前転するように腕十字の態勢に入ります。
ダルグリッシュ選手は腕を引き抜こうとするも
ハリドヴ選手はがっちりと腕を離さず、
左足をダルグリッシュ選手の首に掛けて制すると
クラッチした腕を切って腕を伸ばし腕十字に。
即座にレフェリーが試合を止め、
1R 1分52秒でハリドヴ選手が鮮やかに一本勝ちを奪っています。
参考(試合)
Daily motion「Mamed Khalidov vs Dave Dalgliesh」



Mamed_Khalidov_ペトルオンドルシュ08年3月のKSW "Elimination II"では
チェコのペーター・オンドルス(Petr Ondrus)選手と
対戦。
スタンドで牽制状態の両者は、
オンドルス選手がリング中央で構え、
ハリドヴ選手がリングを回ります。
しばらく牽制状態の後、
オンドルス選手がパンチからのローで前に詰めると
ハリドブ選手はタックルで組み付きテイクダウン。
オンドルス選手はガードポジションを取ります。
(上写真・タックルをがぶられるハリドブ選手)
隙を突いてオンドルス選手が離れると
ハリドブ選手もすぐに立ち上がり、
立ちかけているオンドルス選手にそのまま膝蹴りを見舞い
クリーンヒットします。
オンドルス選手はそのまま後ろに倒れて猪木アリ状態に。
蹴り上げで突き放して防御するオンドルス選手に対して
ハリドヴ選手は両足首を取ってパスを狙う構えに。
しばらくオンドルス選手が足を効かせるも、
ハリドブ選手がパスに成功してサイドポジションにつきます。

サイド、袈裟と移行するハリドブ選手に対して
オンドルス選手はガードに戻す事に成功。
ハリドブ選手はすぐさまパウンドを打ち込んでグランドに詰めます。
ニーオンザベリーを取ってすぐにマウントを奪うハリドヴ選手。
マウント十字を狙って腕を取りに行くも
オンドルス選手が起き上がって逃れ、
レフェリーのブレイクで両者スタンドに戻ります。

スタンドでフェイントを掛け合う両者。
オンドルス選手がパンチを放つと
ハリドヴ選手がタックルに入ってテイクダウンを奪います。
サイドポジションに着くハリドヴ選手。
ニーオンを狙うと見せて飛び越えて反対のサイドに移動すると
そこから改めてニーオンザベリーを取り、
マウントへと移行をします。
しがみつくオンドルス選手にマウントパンチを浴びせるハリドヴ選手。
連発でパンチを浴びるオンドルス選手がしのいで
なんとかゴングに救われ2Rが終わります。

ここでオンドルス選手が右手を抱えて痛そうな素振り。
右手の負傷で試合続行不能となった為、
2R終了時TKOでハリドヴ選手のTKO勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「KSW 2 cz.2 - Konfrontacja Sztuk Walki - Mamed Khalidov vs Petr Ondrus」



Mamed_Khalidov_ヴァルダスPocevicius08年5月のKSW 9では
リトアニアのヴァルダス・ポセビシウス(Valdas Pocevicius)選手と対戦。
飛び膝蹴りを繰り出したハリドヴ選手を
ポセビシウス選手が足をキャッチしてテイクダウンするも、
ハリドヴ選手は倒されながら
フロントチョークの形に入って絞め
タップアウトを奪取。
1R 僅か51秒で秒殺一本勝ちを修めています。
(上写真・フロントチョークを極めるハリドブ選手)
参考(試合)
Youtube「KSW 9: Mamed Khalidov vs Valdas Pocevicius」




08年9月のKSW Extraでは、
06年に日本で行われたMARSのミドル級トーナメント王者である
スペインのダニエル・タベラ(Daniel Tabera)選手と対戦。

Mamed_Khalidov_Daniel_Toberaスタンドでの牽制戦で
両者ローキックなどで様子を伺い差し合いに。
組んですぐにハリドヴ選手が小外刈りで
綺麗にタベラ選手を投げてテイクダウンを奪います。
タベラ選手の左足をかついでパスを狙うも
タベラ選手はパンチで牽制して許さず。
ハリドヴ選手が立ち上がって離れ
両者スタンドに戻ります。
(上写真・タベラ選手と戦うハリドブ選手)
スタンドで向き合っての牽制状態に。
ハリドブ選手がパンチを打ち込むもタベラ選手はバックステップでかわして当てさせず。
左フックからハリドブ選手が組み付いてコーナーに押し込みます。
続けて投げを打つもタベラ選手は腰を落として堪え
逆に小外刈りでテイクダウン。サイドポジションを奪って
上からコツコツとパンチを当てます。
ハリドヴ選手は下からホールドし、ここでドントムーブに。

リング中央で再開され、タベラ選手はコツコツとパンチを落とします。
ホールドしているハリドブ選手がエビを切ろうとするも
タベラ選手が左ひざを乗せニーオンザベリーに。
ハリドヴ選手のクラッチを切るとマウントを奪います。
密着してコツコツとパンチを落とすタベラ選手。
ハリドブ選手は左に肩ブリッジでタベラ選手を押しのけ脱出に成功。
両者スタンドへと戻ります。

スタンドで牽制からフェイントを掛け合う両者。
組み合いハリドヴ選手が足を刈りに行くもタベラ選手が許さず、
逆に低く小内刈りでテイクダウンを奪います。
ハリドヴ選手はガードポジション。
タベラ選手がコツコツとパンチで圧力を掛けハリドブ選手はホールドしてディフェンスをします。
ハリドヴ選手が蹴り離しに行くとタベラ選手は立ってハリドブ選手の頭の方に回って
ニーオンを狙いに。ハリドヴ選手は向き直って足を取りにタックルし、
タベラ選手ががぶる態勢となります。
パウンドを放つタベラ選手にハリドヴ選手はオープンガードを取り
猪木アリ状態となった所で1R終了のゴング。


2Rが始まるとお互いにスタンドでの牽制戦。
前傾で構えるハリドヴ選手に対してタベラ選手は後傾の待ち気味の構え。
パンチで飛び込むハリドヴ選手とローを放つタベラ選手の
牽制打撃戦となります。
タベラ選手が離れた距離からバックスピンキック。
ジリジリとフックで前に圧力を掛けるハリドヴ選手に
タベラ選手が下がって左回りに回りこむ展開で試合が経過します。
再び離れた状態でタベラ選手がバックスピンキックも当たらず。

ラウンド後半まで牽制状態が続いた後、
飛び膝を繰り出したタベラ選手が片足タックルでハリドヴ選手をテイクダウン。
ハーフマウントで上を取る事に成功します。
暫くハーフでの密着状態で試合が進んだ後、
ハリドヴ選手が脱出を試みて足を効かせて蹴りはなしに。
タベラ選手は立ち上がって上からパウンドを放ち、
すぐにグランドでサイドポジションにつきます。
袈裟に移行したタベラ選手が腕十字を狙うもハリドブ選手が逃れて
両者スタンドに。
スタンドでの牽制戦で2Rが終了します。


3Rが始まると牽制状態からローキックを蹴り始めるハリドヴ選手。
このラウンドはハリドヴ選手が下がりタベラ選手がジリジリと前に出る展開となります。
ハリドブ選手のインローで足が流れ始めるタベラ選手。
タベラ選手がタックルに行くも、ハリドヴ選手は切って組み付かせません。

やや疲労の色が見えるタベラ選手は
タックルに行き、不完全ながらもハリドヴ選手がバランスを崩して
足を掬ったタベラ選手が倒してサイドポジションに。
下になったハリドブ選手は右腕に足を絡ませ基本ホールドで防御。
タベラ選手がパウンドを狙った隙に向き直りタックルの形に。
がぶってタベラ選手が防ぐも疲労の色が見えて押さえきれず
ハリドヴ選手が足を効かせて猪木アリ状態となります。
パウンドを放ったタベラ選手の右腕を取って
三角絞めの形に入ろうとした所でゴング。
判定となり、両者ドローとなっています。
参考(試合)
Daily motion「KSW Extra - Mamed Khalidov vs Daniel Tabera」




Mamed_Khalidov_Jason Guida08年10月にはSho XCで
ジェイソン・グイダ(Jason Guida)選手と対戦。
試合が始まり、すぐにパンチから組み付いて
脇を差して押し込むグイダ選手。
ハリドブ選手は前転しての回転膝十字を仕掛け、
グイダ選手が立って逃れようとすると
ヒールホールドに移行をします。
グイダ選手も足を取り、逆にヒールを仕掛け返すと
ハリドブ選手は技を解いて起き上がって
パウンドを放ち防御。
グランドで上のポジションを取ります。
グイダ選手はフックガードの態勢に。
ハリドブ選手がフックガードを外す為に立ち上がると
グイダ選手は逆にタックルに切り替えて押し倒して上に。
ハリドブ選手がクロスガードとなります。
(上写真・グイダ選手と戦うハリドブ選手)
パウンドで圧力を掛けようとするグイダ選手に対して
下から腕を引っ張り腕十字を仕掛けるハリドブ選手。
グイダ選手は腕を引き抜きながら立ち上がり
猪木アリポジションとなります。

上からパウンドを放ち、インサイドガードに詰めるグイダ選手。
ハリドブ選手はガードで下からパンチを振り回して反撃をします。
下からの十字をうかがうハリドヴ選手に対して
かつぎで圧力を掛けながら上からパウンドを狙うグイダ選手。
再び猪木アリ状態となり、
ハリドブ選手の下からの蹴り上げにバランスを崩したグイダ選手が
タックルの形になってハリドブ選手ががぶる形になります。
立ち上がってスタンドに戻る両選手。

金網際で両選手の差し合いとなり、スタンドレスリングで
膝蹴りを入れあう展開となります。
足を刈ったグイダ選手がテイクダウンで上を取ることに成功。
ガードポジションを取るハリドブ選手が下からの仕掛けを伺い、
グイダ選手が立って一旦猪木アリ状態に。
蹴り上げるハリドブ選手からパスを狙って
ハーフマウントを奪います。
ハーフの攻防で時間が経過してホーンが鳴り1Rが終了。


2Rが始まるとスタンドでのパンチの打ち合いに。
グイダ選手のローでハリドヴ選手が足を掬われるもすぐに立ち上がります。
スタンドでの牽制打撃戦の展開に。
フェイントを掛けながらパンチを放ち合います。
バックブローを繰り出すハリドブ選手。
金網際でハリドブ選手がラッシュ気味にパンチを連打すると
グイダ選手がタックルに。しかしハリドブ選手が押し潰して上を取ります。
上からコツコツとパンチを放つハリドブ選手。
一旦立ち上がってのパウンドを打ち込むも、
グイダ選手もオープンガードで防御して決定打は許しません。
両者立ち上がってスタンドでの差し合いに。

グイダ選手が大外刈りで投げを狙うも
ハリドブ選手が堪えるとクリンチアッパーから
金網際でパンチを連打で打ち込みます。
ガードを固めるグイダ選手はタックルに行くも
読まれて潰されがぶられる状態に。
ハリドヴ選手がアッパーを打ち込み、
座った状態となったグイダ選手に上から肘を落とします。
両足タックルに行ったグイダ選手を
ハリドヴ選手がバービーで切って両者立ち上がった所で
レフェリーが一旦試合を中断、インターバルが取られます。

試合が再開され、スタンドでの打撃戦に。
インターバル中に戦意が既に喪失気味のグイダ選手は
打たれる一方の展開となり、
金網際でハリドブ選手がパンチのラッシュ。
レフェリーが試合を止めて
2R 4分53秒でハリドブ選手のTKO勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov -vs- Jason Guida part1」

Youtube「Mamed Khalidov -vs- Jason Guida part2」




09年5月にポーランド・ワルシャワで行われたKSW 11では
日本でもPRIDEなどで活躍をしたシュートボクセの
ダニエル・アカーシオ(Daniel Acacio)選手と対戦。
試合が始まりハリドヴ選手が右ローキックを蹴り込むと
アカーシオ選手が右ストレートを放ってハリドヴ選手のバランスを崩し
前に出てコーナー際組み付きます。
組み合いでハリドヴ選手が小外掛けで投げてテイクダウン。
すぐにアカーシオ選手が起きてがぶりに行くも
両者立ち上がってスタンドでの差し合いとなります。
そのままスタンドで組んだままとなってレフェリーがブレイク。

スタンド再開で両者向き合い、ハリドヴ選手が左ハイキックを放ちます。
アカーシオ選手がかわすと、ハリドヴ選手は右後ろ回し蹴りを放つも
これもアカーシオ選手がバックステップでかわして当たらず。
ワンツーでアカーシオ選手が前に出ると
ハリドヴ選手は組み止めて離れ、逆にパンチ連打で前に出て
アカーシオ選手をコーナーに詰めます。
ハリドブ選手はクリンチからの組み膝を繰り出しアカーシオ選手にヒット。
すぐに追撃で右フックから膝蹴りを入れての右アッパーを打ち込み
倒れたアカーシオ選手をグランドに詰めてパウンドを打ち込み
レフェリーが試合をストップ。
1R 1分10秒でハリドブ選手がKO勝ちを修めています。
参考(試合)




ハリドヴ選手は、2年前の07年には
UFCを主催するズッファ社(Zuffa)よりUFC参戦のオファーを得ていました。
また、日本のDREAMなどもこの頃ハリドブ選手獲得の為オファーを掛けていた様子です。
しかし、独占的で制限事項の多いズッファの契約を嫌い拒否。
契約を結ぶ事はありませんでした。
参考
chechenfighters.com「マメッド・ハリドヴ、提供されたUFCの契約を拒否」

一方、半年に渡って契約交渉を続けたEliteXCは
07年にハリドヴ選手との契約の締結に成功

これにより、ハリドヴ選手がEliteXCの興行で戦う事となりました。

08年10月にEliteXCの登竜門的大会である
ShoXCに出場をしたのは、この契約によるものです。
しかし肝心のEliteXC自体が、
経営母体であるPro Elite社が50億円を超える負債を抱え倒産した為に
ハリドヴ選手の出た興行を最後に活動停止となってしまいました。


今回の戦極への参戦については、
09年の春頃には既にハリドヴ選手がインタビューで、
「夏から秋には戦のリングで戦うだろう」とコメントをしていました。
今回は満を辞しての登場となった訳です。


実際のファイトスタイルでまず目につくのは、
やはりスタンドでしょう。
ローキックや後ろ回し蹴りを主武器にして、
パンチよりもキックを使う傾向にあるハリドブ選手には、
やはりベースの極真空手の影響が見て取れます

サイドステップで回り込んだり、時には走って逃れるなど
トリッキーとも言えるステップを使うのは、
パンチが主体の接近戦ではなく、
やはりある程度距離の必要なキックで戦いたいからだと思われます。


またグランドでは、アンクルホールドを多用しており、
前転からの足取りや、グランドで横回転しての足取り、
スタンドの相手の足を下から絡め取る動きなど
足関節を取る動きに非常に熟練している事が見受けられます。

加えて下からの腕十字を好む様子で、
ガードポジションからはもちろん、
サイドを奪われた状態からも潜って仕掛け、実際に何度も極めています。

ポジショニング自体は技術的には普通であり、
簡単に上を取られる場面も多く見られますが、
下になる事を嫌う様子が無く、
むしろ下からのサブミッションを得意にしている様子すらあります。



戦極のジョルジ・サンチアゴ(Jorge Santiago)戦では
試合時間が短く、試合結果以外にはまだ
ハリドブ選手はそのスキルの片鱗しか見せていません。
ですが、これまでのハリドブ選手の試合を見ている人にとっては
いつも通りの試合で勝利を修めた、と感じられる内容でした。
サンチアゴ戦で決め手となった、下からの鉄槌も
ジェイソン・グイダ戦などで既に披露している攻撃でしたし。


マニアの間では非常に下馬評の高かったハリドヴ選手。
いきなり戦極ミドル級王者をノンタイトルながら粉砕しただけに、
今後どのような活躍をするのかが非常に楽しみです。

11/7 戦極第11陣。チェチェンの英雄、マメッド・ハリドブ選手 その1。

Mamed_Khalidov_mamed_khalidov

09年11月7日に両国国技館で行われた
戦極 第十一陣において、マメッド・ハリドヴ選手が出場をしました。
見事にミドル級王者のマスビダル選手を倒したハリドヴ選手。
今回はそのハリドヴ選手について
改めて経歴をまとめたいと思います。



マメッド・ハリドヴ(Mamed Khalidov)選手は
1980年7月17日生まれでチェチェン共和国グロズヌイ出身。
チェチェン紛争の為に97年に18歳でポーランドに移民をする事となり、
ポーランド国籍を取得、オルシュテインに住む選手です。
そのファイトスタイルから
「Cannibal(カニバル・人食い人種)」のニックネームを持っています。

ポーランドのArrachion MMA Olsztyn Clubに所属するハリドヴ選手は
ワルシャワを中心に行われている総合格闘技興行、KSWの一員として
「KSW Team」として活動をしています。


12歳の時にチェチェンで極真空手を始めたハリドヴ選手は
ポーランドに渡った後に
オルシュテインでレスリング(フリースタイル)、ボクシング、テコンドーを経験。
03年に現在の所属のArrachion MMA Olsztyn Clubが開かれると
総合格闘技の練習を行うようになります。


06年にはADCCポーランド予選(ADCC Polish trials)88kg以下級で優勝をしており、
グラップリングでもそこそこの実績を持っています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Michal Materla ADCC Polish trials (final)」



まずはこちらのハリドブ選手の煽りハイライト映像をご覧下さい。
なかなか良く出来ていると思いますので。
参考
Youtube「Mamed Khalidov」




04年5月にリトアニアの
リトアニア・ブシドーの修斗公式戦に出場をして総合デビューをしたハリドブ選手。
なぜかリトアニアで出た修斗の試合では3戦3敗を喫していますが、
そのほかの試合では全てに勝利。
そのポテンシャルを遺憾なく発揮しています。


05年3月にはMMA Sport 1にて
ポーランドのマレック・クラエウスキ(Marek Krajewski)選手と対戦。
試合が始まるとハリドヴ選手は
右後ろ回し蹴りでいきなり牽制。
両選手が距離を取って牽制状態となります。

しばらくしてクラエウスキ選手がハリドヴ選手の胴にタックルすると
ハリドヴ選手は前に回転して足関を取りに。
左足に絡みに行くもクラエウスキ選手が逃れてスタンドに戻ります。

スタンドでパンチで前に出るハリドヴ選手に対して
クラエウスキ選手は胴タックルに。
グランドで下になったハリドヴ選手がオープンガードを取ると
クラエウスキ選手は立ったままハリドヴ選手の左足を取りアンクルホールドを狙います。
これに対してハリドヴ選手も下から
クラエウスキ選手の左足を取り足関を仕掛けて反撃。
粘り強く執拗に足関を仕掛けるも、
クラエウスキ選手も堪えて何とか逃れます。
足を取られたまま上になったクラエウスキ選手は
上からパウンドで反撃。
しかしハリドヴ選手はそれでも取った足を離さず
クラエウスキ選手を引き倒してアンクルを仕掛け続け、
とうとうクラエウスキ選手がタップ。
1R 1分53秒で一本勝ちを修めています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Marek Krajewski」



05年5月にはMMA Sport 2 "Olimp"で
ポーランドのアダム・スクピエン(Adam Skupien)選手と対戦。
ゴングが鳴ってリング中央で両者が対峙すると
ハリドヴ選手が右のハイキックを一閃。
見事にスクピエン選手の側頭部に当たって
スクピエン選手は横倒しにダウン。
レフェリーが試合を止め、
なんと1R僅か5秒でのKO勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「Mamed "Cannibal" Khalidov vs Adam Skupien」



05年10月のMMA Sport 3では
リトアニアのダニエリウス・ラズムス(Danielius Razmus)選手と対戦。
スタンドで牽制状態でしばらく試合が経過。
ハリドブ選手が右ハイキックを放ち、ラズムス選手が組み付くと
ハリドブ選手がそのまま首投げで投げテイクダウンを奪います。
サイドポジションに着くハリドブ選手。
一旦ラズムス選手にドクターチェックの為試合が中断されます。

サイドポジションで試合が再開。
ハリドブ選手はハーフマウントに移行して
マウントポジションを奪取。
上からマウントポジションを連打で浴びせかけます。
ラズムス選手がシザースで抵抗に行くと
ハリドブ選手は上から一気にマウント十字。
腕を伸ばして一気に極めて
1R 1分46秒で一本勝ちを修めています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Danielus Rozmus」



06年1月のFull Contact Prestige 1では
ポーランドのパウエル・クライス(Pawel Krys)選手と対戦。
ノーガードで前に突っ込んでくるクライス選手のパンチをかわして
ハリドブ選手は右ローキックを一閃。
尚もノーガードで前に圧力を掛けるクライス選手が
低空タックルに入ると切って受け止め、
逆に足を刈ってのテイクダウンを狙います。

クライス選手が倒れないと見ると
左足に下から絡み付いて足関狙いに。
クライス選手は立って足を抜きにかかり、
なんとか逃れると上からパウンドを放ちます。
ハリドブ選手はオープンガード。

グランドで、突っ込んできたクライス選手を捕らえると
下から腕十字の態勢に。クライス選手が抵抗すると
ここでドントムーブとなります。

クライス選手にドクターチェックの後に
リング中央で試合が再開。
上からクライス選手が体重を掛けると
ハリドブ選手はクロスガードでがっちりとホールド。
クライス選手がパウンドを試みるも
密着して打撃を打たせません。
クライス選手がインサイドガードで立ち上がって圧力を掛けに行くと
ハリドブ選手は草刈りでクライス選手を真後ろに倒してスイープ。
上を取ると一気にパウンドの連打を浴びせて
レフェリーが試合をストップ。
1R 1分40秒でTKO勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Pawel Krys」



06年4月にはポーランドで行われた
Full Contact Prestige 2のメインで
ポーランドのジャセック・ブッコ(Jacek Buczko)選手と対戦。
ローを蹴るハリドヴ選手に対して
ブッコ選手は右フックで前に。
ハリドブ選手がハイキックを放ちます。
飛び前蹴りで牽制をするハリドヴ選手。
パンチで前に出たブッコ選手が胴に組み付くと
スタンドでバックから抱え上げて落とし
猪木アリ状態となります。

パウンドで詰めに来たブッコ選手の左足を飛び込みざまに取り
足関を狙うハリドヴ選手。
ブッコ選手は回転して足を抜いて逃れ、
グランドでサイドポジションを奪います。
下のハリドヴ選手は、ブッコ選手のパウンドの隙を狙って
腕十字を狙いに。ブッコ選手が腕を抜いて立ち上がり
再び猪木アリ状態となります。

上からローを蹴り様子を伺うブッコ選手。
ブッコ選手が前に出たところをハリドヴ選手は左足を取って
アンクルを狙う体勢に。ブッコ選手は足を抜いて逃れます。

猪木アリでローを蹴るブッコ選手。
ハリドヴ選手の両足を掴むも、ハリドブ選手は蹴り上げで一旦突き放し、
前に出たブッコ選手の足を下から取って草刈りでテイクダウンをします。
しかしすぐにブッコ選手は起き上がって上のポジションに。
猪木アリ状態で動きがと待ってブレイクとなります。

スタンドで再開される両者。
牽制状態からハリドヴ選手が右後ろ回し蹴り。
外れてハリドヴ選手がグランドとなり、
ブッコ選手が上からパウンドで詰めます。
下から腕十字を仕掛けるハリドヴ選手。
ブッコ選手が腕を抜くと蹴り上げで突き放します。
しばらく猪木アリ状態で見合う両選手。
ブッコ選手がパウンドで飛び込むと
ハリドヴ選手はグランドでキャッチ。
三角を狙う素振りを見せるもブッコ選手が立ち上がって逃れ
猪木アリ状態に戻ります。

蹴り上げを放ったハリドヴ選手は立ち上がると、
スタンドでローキックからフック、アッパーとパンチでラッシュ。
圧力で下がったブッコ選手はタックルでテイクダウンをするも
ハリドヴ選手は押さえ込まれる前に素早く立ってスタンドに戻ります。

猪木アリ状態で上からジャンプしての踏みつけを見舞うハリドブ選手。
そのまま上から、立った状態でパウンドを連発で打ち込むと
レフェリーが試合をストップし、
1R 4分52秒でハリドヴ選手のKO勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Jacek "Bucher" Buczko」



06年9月のPresident's Cup Muay Thai Tournamentでは
ロシアのラシッド・マゴメドフ(Rashid Magomedov)選手と対戦。
試合が始まり、飛び蹴りを蹴るハリドヴ選手。
マゴメドフ選手がパンチで前に出ると
コーナー際で組み付きテイクダウン。
ハリドヴ選手はガードポジションとなります。
コーナーに押し込み上からパウンドの連打を浴びせるマゴメドフ選手。
ハリドヴ選手は下から足を効かせて防御します。
レフェリーがブレイクをしてスタンドに。

牽制状態からハリドヴ選手がロー、そしてハイキック。
タックルに行こうとするもマゴメドフ選手が潰して
ハリドヴ選手はガードポジションを取ります。
下から腕を抱え、蹴り話してスタンドに戻るハリドヴ選手。

スタンドでハイキックを蹴るハリドブ選手に対して
マゴメドフ選手は組み付きテイクダウンに成功。
上から体重を掛け圧力をかけるマゴメドフ選手は
ハリドヴ選手の両足首を取ってパスを狙います。
しかしハリドヴ選手は蹴り離すと、前に突っ込んできたマゴメドフ選手を
三角絞めの態勢に捕らえて絞め上げに。
マゴメドフ選手がタップをして、
1R 2分45秒でハリドヴ選手が一本勝ちを修めています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs. Magomadov - film ze strony mamed-mma.pl」



07年2月のFull Contact Prestige 3では
メインイベントでスゥエーデンのトル・トロエン(Tor Troeng)選手と対戦。
スタンドでローキックを蹴り込み向き合うハリドブ選手。
トロエン選手がパンチで前に出ると
両手をだらりと下げてサイドステップでかわし、
リング際を走って逃げて距離を取ります。

前蹴りで牽制のトロエン選手に右後ろ回しを蹴るハリドブ選手。
空振りすると右手前から組み付いて内股を狙うも
トロエン選手は倒れずスタンドでの組み合いとなります。
脇を差してテイクダウンを狙うも、トロエン選手も腰が重く
一旦離れて距離をとるハリドブ選手。
ロープを背負うとトロエン選手が詰めて組み付いてくるも
ハリドブ選手は前転で回転しながら足を取りに。
トロエン選手が上から潰しサイドポジションを奪います。
ドントムーブでリング中央に。

上からトロエン選手はサイドをキープして上から押さえ込みに。
塩漬けにされたハリドブ選手はトロエン選手の上狙いをしのぎつつ
下で脱出のチャンスをうかがい時間が経過します。
しばらくしてハリドブ選手がエビから潜るように回り込み
縦四方からオープンガードへと戻す事に成功。
両者立ち上がってスタンドへと戻ります。

スタンドでハイキックを放ちパンチを打ち合うハリドブ選手。
トロエン選手が前に出ると再び回転しての足取りを試み、
潰されてトロエン選手にまたもやサイドポジションを奪われます。

下になったハリドブ選手は押さえ込まれながらも
トロエン選手が上から腕を狙う隙をついて腕十字に。
腕を抜いてトロエン選手が逃れると、
ハリドブ選手はオープンガードとなり、
両手首を取った状態から左腕にそのまま再度腕十字を仕掛けます。
今度は上が抜けず、十字をかけられながら
仰向けに返されてしまったトロエン選手。
なんとか体を返して逃れに行くと、
ハリドブ選手は間髪入れずに三角絞めに移行して逃さず絞め上げます。
絞めた状態でそのまましばらく経過。
レフェリーがじっと様子を伺うも突如両選手を分け、
トロエン選手が落ちている事を確認。
1R 4分47秒でハリドブ選手の一本勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Tor Troeng」



07年6月のKSW 7では
ドイツのアレクサンダー・ステファノヴィック
(Alexander Stefanovic)選手と対戦。
ローキックからパンチで前に出るステファノヴィッチ選手に対して
ハリドヴ選手は下がってかわして距離を。
離れた所でハリドブ選手が右後ろ回し蹴りを放ちます。
前に出るステファノヴィッチ選手に対して
飛びのく様に横にステップするハリドヴ選手。
パンチに潜ってタックルに入ると、
ステファノヴィッチ選手は組み止めて
スタンドでがぶる状態となります。

ハリドブ選手は首を取られたままテイクダウンをして
サイドからすぐにニーオンを奪取。
すぐさまマウントポジションを取ります。
パウンドで圧力を掛けるハリドブ選手。
ステファノヴィッチ選手はブリッジやシザースで脱出を試みるも
ハリドヴ選手はバランスを保って脱出を許さず。
マウントパンチで一発一発圧力を掛けます。
ドントムーブでリング中央に移動。

再開からマウントパンチを単発で入れるハリドヴ選手は
シテファノヴィッチ選手の抵抗が弱まったのを見て
マウントから立ち上がると踏みつけ、
逃れるステファノヴィッチ選手を詰めて打ち下ろしのパウンドを一閃。
強烈にパウンドが鼻にヒットしてステファノヴィッチ選手の首が飛ぶと
セコンドがタオルと投入。
1R 3分01秒でハリドブ選手のTKO勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Aleksandar Stefanovic」



07年8月にはクロアチアで行われたBoxing Explosion 2で
クロアチアの若手ファイターで
ミルコ選手のスパーリングパートナーを務める、
チーム・クロコップ所属の
イゴール・ポクライェク(Igor Pokrajac)選手と対戦します。
試合はポクライェク選手の周りをハリドヴ選手が回る
牽制状態からスタート。
ポクライェク選手の左パンチに合わせてハリドブ選手が胴に組みつくも
差したポクライェク選手がコーナーに押し込みます。

右足を掛けて小内刈りを狙う体勢のハリドブ選手に対して
ポクライェク選手はコーナーに押し込み。
小さいパンチで圧力を掛けての組み手の取り合いから
両者スタンドで腰を落としてのレスリングとなります。
ハリドブ選手が右足で小外刈りでテイクダウン。
ポクライェク選手がオープンガードとなった所でドントムーブとなります。

リング中央でハリドブ選手が上の状態で再開。
前に体重を掛け圧力のハリドブ選手に対して
ポクライェク選手は蹴り離しに。
ハリドブ選手は一旦立って離れ、
すぐにジャンプをしての踏みつけに行きます。
猪木アリ状態に。
太ももにローを何発か入れたハリドブ選手は
振りかぶるような変則的なパウンドで飛び込みグランドに。
インサイドガードで密着しながらパウンドを放って行きます。
ポクライェク選手がハリドブ選手の両手首を取ると
ハリドブ選手は立ち上がって猪木アリポジションに。
ジャンプしての踏みつけをヒットすると
踏みつけ、ローと蹴り込みます。
隙を突いてポクライェク選手が立ち上がって両者スタンドに。
スタンドでの牽制からポクライェク選手がパンチで前に出て
コーナーでの組み合いとなり、1R終了のゴングとなります。

2Rが始まるといきなりハリドブ選手が右の飛び膝蹴り。
ポクライェク選手はブロックをします。
スタンドでのパンチの放ちあいから、
ポクライェク選手のパンチを潜ってハリドブ選手が両足タックルでテイクダウン。
パウンドからポクライェク選手の左足を取ったハリドブ選手は
そのまま後ろに倒れこみ足関に。
一回転しながら左足をアンクルホールドに捻り上げると
ポクライェク選手は「あああ!!!」と呻きながらタップ。
2R開始55秒でハリドブ選手の一本勝ちとなっています。
参考(試合)
Daily motion「Mamed Khalidov -vs- Igor Pokrajac」



Mamed_Khalidov_マーティンZawada07年9月にはKSW "Elimination"で
ドイツのマーティン・ザワダ(Martin Zawada)選手と
対戦。開始すぐにハリドブ選手がタックルに行くも
ザワダ選手が切るとハリドヴ選手は
背を向けてグランドとなり
足を効かせて猪木アリ状態に。
しばらくザワダ選手が腿に
ローキックを蹴る展開となるも、30秒ほどでハリドヴ選手が立ち上がってスタンドに戻ります。
(上写真・ザワダ選手と戦うハリドブ選手)
スタンドの牽制状態からハリドブ選手が右後ろ回し蹴りも
ザワダ選手が前に出て防ぎ猪木アリに。
暫く牽制状態の後ブレイクとなります。

スタンドでの打撃戦となり、
ハリドブ選手はハイキック、後ろ回し蹴り、踵落としなどを単発で繰り出すも
両者クリーンヒットを許さずスタンドで向き合う牽制打撃戦に。
ハリドブ選手がバックブローを放つも空振りをして
再び猪木アリ状態となります。
牽制状態でレフェリーがブレイク。

スタンドで再開されるとハリドヴ選手はサイドにステップしながら
ハイキックを放ち組み合いに。
首投げをザワダ選手が突き落として防ぎ、
ハリドヴ選手が仰向けの猪木アリ状態となります。
ザワダ選手が腿にローを蹴り込むも
再び動きが止まってレフェリーがブレイク。
スタンドに戻されます。

スタンドでハリドヴ選手は大きな右スウィングフック。
続けて左ハイキックを放つもザワダ選手は当てさせません。
サイドにステップして回りこむハリドブ選手を
パンチで追うザワダ選手。
スタンドでの組み合いとなり、ハリドブ選手が
脇を差しての投げでテイクダウンを奪います。

オープンガードでホールドするザワダ選手のクラッチを切ったハリドブ選手は
インサイドガードから右前方の前転して左足を取ると
足関を取る態勢に。
そのままアンクルホールドを極めるとザワダ選手がたまらずタップ。
1R 4分22秒でハリドヴ選手の一本勝ちとなっています。
参考(試合)
Youtube「Mamed Khalidov vs Zawada (TV version,NO sound)」



続きはその2へ。

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