2009年12月

2009年12月28日

12/13 THE OUTSIDER 第9戦の観戦記 その2。

THE OUTSIDERの第9戦の観戦記の続きです。

その1はこちら




■第6試合
 小森信綱 vs 五十嵐充


さて、個人的には前半戦注目の試合である
「北区の鬼山賊」小森さんの試合です。


小森さんは昨年、アウトサイダーの存在を知って自分でも出たいと考え、
仕事の仲間だった小柳さんと一緒に出場を志したという人です。
当初は二人で、ゴールドジムでサンドバッグを打ったりしていたそうです。


小森さんの盟友小柳さんは、ご存知の通り見事な刺青の入った人で、
昔は静岡で鳴らしたバリバリの不良の人です。
普段はとてもいい人で、私服だと一見アウトローには見えない小柳さん。
しかし試合を見れば分かりますが、スイッチが入ると昔の顔に戻る
恐るべき殺気を持っている人です。


一方の小森さん。

スーツを着ると街中の人が避けて通る様ないかつい風貌をしていますが、
中身は佐野さん系というか、メチャメチャ温和でいい人です。
今回の試合のマイクを聞いた人は分かると思いますが、
マイクそのままの人柄の人です。


そんな小森さんは、
昨年12月の第四戦では意を決してリングに上がったものの、
黒石さんの試合前のワンツーを浴びて
試合をすること無くノーコンテストという目に遭いました。
小森さん曰く、「別方向の奇跡が起きちゃって」


第四戦当時の小森さんは、正直あまり強くはありませんでした。
グラップリングの動きは多少知っていましたが、
経験者相手には厳しいだろうという感じのスキルでしたので。


そんな小森さんは、第四戦で試合が出来なかったことが悔しく、
再びアウトサイダーのリングに上がるべく、
アウトサイダーで勝利を挙げている真鍋選手の元で
練習を積んで次に備える事となります。

練習の仲間は、ほとんどが格闘技のジムに所属するなどして
試合や練習を積んでいる、アウトサイダーで言う所のセミプロ系の選手ばかり。
その中で小森さんはスタンド、グランドと練習を積むこととなります。

鬼コーチと化した真鍋選手の元で、
スキル的には何枚も上の選手達との練習を行うものの
至極当然のようにスパーではもみくちゃにされる小森さん。
しかし、その根性は一緒に練習をする誰しもが認める物でした。
練習会では最後の締めに補強をやるのですが、
小森さんが根性でメニューをこなすことから
内容がどんどんエスカレート。
格闘技経験者が音を上げそうになるくらいのメニューを
小森さんは率先してこなしていました。

当然経験者と比べれば実力的には落ちる小森さんでしたが、
実直な人柄と、その根性から
練習仲間は誰しもが認め、愛される存在
そんな選手でした。


練習会の他にも、格闘技のジムに幾つか通うなどして
コツコツと練習を続けた小森さん。
そんな小森さんが、
08年12月の第四戦からちょうど一年が経った第九戦に
エントリーをして試合が組まれたのです。



対戦相手は、学生プロレスの五十嵐選手。
戦極のトライアウトの一次体力テストをパスするなど、
さすがプロレスラーらしく身体能力は目を見張るものがあります。

アウトサイダーでは既に2勝をあげており、
前回は格闘技のベテラン経験者である
「リアルサラリーマン」酒井さんを相手に
負けはしたものの、フィジカルを生かしてダウンを奪い
一時は追い込んだという実績を残している選手です。


アウトサイダー出場の少し前に
パンクラスゲートゲートで試合をした小森さん。
練習の成果の片鱗は見せたものの、
実質初めての試合の緊張もあり、
持つスキルのすべては見せられず敗れる事となりました。

そんな状況でしたので、
練習仲間や小森さんを知る人は、
さすがに五十嵐選手が優位であろう、と思っていました。
盟友小柳さんは、小森さんがやられたら敵を取るつもりでいたはずです。

そんな状況で、小森さんの試合が始まる事となります。



まず小森さんが入場。
セコンドには、鬼コーチとして小森さんを鍛えた真鍋選手が。


OUTSIDER第9戦_入場曲_五十嵐充続いて五十嵐選手の入場。
今回は長州力選手のパワーホールでの入場です。
花道でプロレスらしくチョップでやり合うパフォーマンスを見せ、
セコンド二人に高々とリフトされて
リングに投げ捨てられての登場です。

参考(曲)
Youtube「長州力 入場曲」


自分の事だと緊張しないのですが、
何故か小森さんの試合を前に緊張する私。
正直祈る様な気持ちです。


試合が始まると、スタンドで向き合って
牽制状態でパンチを出す両選手。
小森さんもいつも通り前に出ます。
すると五十嵐選手がカニ挟みを敢行。
テイクダウンを狙います。
しかし小森さんは上から潰して上のポジションをキープ。
下となった五十嵐選手はラバーガードを取り、
三角絞めを仕掛け体勢に入ります。

三角の体勢に捉えられた小森さんでしたが、
左肩が五十嵐選手の三角クラッチの内に入っており
絞めを完全には極めさせない状態でした。
頭を引き抜きに掛かるも、五十嵐選手もフィジカルを生かして脱出は許さず。
三角絞めの状態のまま、しばらく膠着状態となります。
セコンドの真鍋選手の指示を飛ばす声が場内に。
絞めが極まらないと見たレフェリーがいったんブレイクを掛けてスタンドに。

五十嵐選手は左右共にストレートという独特の打撃で
回転良くパンチで前に。
小森さんもパンチを返すも、五十嵐選手の回転力に
頭を抱えるようにガードを固めて堪え、
タックルで組み付きます。
五十嵐選手は受け止めるも、小森さんがねちっこく押し倒し
起き上がろうとする五十嵐選手を押さえ込んで上に。
サイドポジションとなって上からコツコツと鉄槌を落とします。
そのまま試合が経過してゴングに。

2Rが始まるとパンチで五十嵐選手が前に。
小森さんは両足タックルに入ります。
五十嵐選手はがぶって切りに行くも、
小森さんは構わず押し込みロープ際へ。
組んだままねちっこく離さない小森さんは
ロープ際で五十嵐選手をしつこく抱え上げてテイクダウンに成功し
上のポジションを奪い取ります。

五十嵐選手は詰める小森さんから逃れて
立ち上がりかけるも、小森さんはねちっこくしがみついて押さえ込みに。
五十嵐選手は倒されながら小森さんの首を取って
フロントチョークを仕掛けます。

小森さんは首を取られた状態で上をキープ。
しばらくその状態で試合が進むも、
なんとか首を引き抜く事に成功すると
サイドポジションとなります。
押さえ込んだ状態でサイドから膝蹴りをボディに蹴り込む小森さん。
客席から「オーイ!オーイ!」とお馴染みの掛け声が聞こえます。
私も一緒に「オーイ!オーイ!」と膝蹴りに合わせて掛け声。

五十嵐選手は下で鉄槌を浴びるも、
なんとか小森さんの押さえ込みから脱出し立ち上がりに。
しかし小森さんは尚もねちっこくしがみつきに行きます。
ここで試合終了のゴング。


試合が終わった瞬間、思わず私は立ち上がって
「うぉおおお!!勝ったぁぁああ!!」と叫んでしまいました。
思わずちょっと涙が滲んでしまいました。
試合を見ていた小森さんの盟友小柳さんは、
判定で小森さんの勝利が告げられると雄たけびを上げて号泣してたそうです。


試合では、小森さんは
真面目に取り組んだ補強で培ったフィジカル、
そして真鍋選手に仕込まれ練習をしたグランドで
見事に試合の主導権を取りきって勝利をものにしました。


思えば黒石さんとの試合がノーコンテストになった後、
黒石さんは真面目に練習に取り組んでみるみる格闘技のスキルを身につけ
めきめきと上達をして、その成長した姿を試合で見せました。

しかし、あの時以来、小森さんも負けないくらい
地道に練習に、誰もが認めるくらい真面目に取り組んで
スキルを身につけ、見事試合で結果を出しました。

正直五十嵐選手はアウトサイダーでメダルを二枚獲得している選手で
達人酒井さんをあわや追い込んだだけに
小森さんは不利であろうと思っていました。
しかし、小森さんは見事に身に着けたスキルを生かして勝利を挙げたのです。

小森さんの練習を知っている仲間は
みんな小森さんの勝利に感動し大喜びしたのは言うまでもありません。



試合後、黒石さんは自身のブログで
小森さんの事を書いていました
やはり黒石さんも「勝った時 オレなんか嬉しかった」と書いていました。

その記事の中で、黒石さんは小森さんについて、
「本人が やりたがらないでしょ 勝負見えてるもん」と書いています。

確かに黒石さんも練習を積んで強くなり、
試合でそれを証明しています。

ですが、小森さんだって負けないくらい真面目に練習を、
それこそ地道に積んでいます。
私は少なくとも、「勝負が見えてる」とは全く思いません



さて、小森さんは試合の後日、
練習先でメダルを見せて「勝ちました」と報告をしました。

それはいいのですが、
その後小森さんは、その感動の証のメダルを家に持ち帰り、
ちらかった部屋に置いたところ・・・・




現在メダルは部屋で行方不明だそうです。


俺の涙を返しやがれ(以下略



■第7試合
 バイソン・マモル vs 菱沼郷



さて、佐野さんが先日、自身のブログでうっかり
バイソン選手と対戦した経験がある事を記事にしやがってました

私も佐野さんとバイソン選手との試合は
会場で生で見ていましたが、
スタンドでの打ち合いではバイソン選手は
佐野さんに全く打ち負けていない、というか気持ち優勢くらいでした。

佐野さんはご存知の通り、打撃を武器にアウトサイダーで勝って実績を残しています。
その佐野さんと互角以上の打撃を持つバイソン選手
強い事は見て知っていただけに、
そのアウトサイダーでの試合がどのようになるのかは
私は非常に楽しみにしていました。


一方の菱沼さん。
アウトサイダーには毎回エントリーをする名物選手ですが、
合間にはパンクラスのゲートゲートにも積極的に参加。
しかし09年8月のゲートゲートでは、
依然相手選手の打撃に苦しみ劣勢を強いられたまま
いい所無くTKO負けを喫しています。

相手選手が練習を積んでいるアマの格闘技選手とはいえ、
アウトサイダーとほとんど変わらない印象であった菱沼さん。
今回の相手のバイソン選手も同じようにジムで練習を積んでおり、
アマSB全日本準優勝などの実績のあるアマ選手であるだけに
どのような試合になるのかは非常に興味深い所でした。



outsider第6回_入場曲_入場曲_菱沼郷菱沼さんは今回も柔道着を着ての入場。
入場曲は今回も、秋山成勲(Akiyama Yoshihiro)選手の入場曲である
タイム・トゥー・セイ・グッバイでした。
参考(曲)
Youtube「タイム.トゥ.セイ.グッバイ Time To Say Goodbye - Sarah Brightman」


試合が始まると向き合う両選手。
バイソン選手は綺麗なワンツーを繰り出して打撃で菱沼さんに圧力を掛けます。
対する菱沼さんは、これまでと同じように
ガニ股で頭を抱えるようにガードを固めて
パンチを貰わないように頭を下げています。

フットワークを使って打撃を打ち込む隙を狙うバイソン選手。
菱沼さんは遮二無二前に出て組み付きに行きます。
首相撲となりバイソン選手が組み膝を繰り出すも、
打撃を嫌がりつつも菱沼さんは前に押し込み
バイソン選手をコーナーまで連れ込みます。
そしてコーナー際で両者組んだ状態から
菱沼さんが押し倒すようにテイクダウン。
バイソン選手は下となってガードポジションとなります。

菱沼さんはインサイドガードで
バイソン選手をコーナーポストに押し込み
ガードをされた状態のまま上からパウンドを連打。
スタンドでは劣勢だった菱沼さんが
パウンドを浴びせて優位となります。

コーナーを背にパウンドを浴びたバイソン選手。
なんとか脱出に成功すると立ち上がってスタンドに戻ります。

スタンドでワンツーから首相撲となって
菱沼さんに組み膝を入れるバイソン選手。
しかし菱沼さんは膝を貰い劣勢ながらも
またしてもひたすらバイソン選手をコーナーまで押し込むと
浴びせる様にテイクダウン。
再びガードの状態のバイソン選手に
上からパウンドを浴びせかけます。

コーナーポストに押し込まれて身動きを取れなくされて
上からパウンドを浴びせ掛けられるバイソン選手。
菱沼さんは上からパウンドでラッシュを仕掛けます。

ガードを固めるバイソン選手に
上からパウンドを構わず浴びせかける菱沼さん。
有効打こそ何発かに一回ながら、
菱沼さんが一方的にパウンドを浴びせる状態となり
様子を伺っていたレフェリーが
反撃のできないバイソン選手を見て試合をストップ。
1R 1分46秒で菱沼さんのTKO勝ちとなりました。


私はバイソン選手の打撃を見ていただけに、
この結果には正直驚きました
実際スタンドではほぼバイソン選手が一方的であり、
その打撃スキルは高いものでした。

しかしながら今回は菱沼さんが、これしか無いという
組んで押し込んでパウンドを浴びせるという作戦が見事に的中
勝利をもぎ取ることに成功したのです。


後日聞いた所によると、
バイソン選手は足に負傷を抱えた状態
スタンドで組まれた時のふんばりが効かない状態だったそうです。

しかしそれによって菱沼さんの勝利の価値が下がる訳ではありません
強い選手を相手に見事に作戦勝ちで勝利を手にした
菱沼さんは、今回はお見事だったと言う他ありませんでした。
ただ、菱沼さんの打撃の対応には
以前進歩は見られていないと思います。
やはり最後は選手自身のスキルが物を言いますから、
菱沼さんが勝ち星を重ねるには、スタンドがポイントとなると思います。


ところで菱沼さんの試合の時に、
私の後ろに立ち見で花道選手が見ていました。
リベンジを狙う菱沼さんの試合を真剣な顔で見つめる花道選手。
菱沼さんが勝ち名乗りを受けると、
その姿を怖い顔で凝視した後立ち去って行きました



■第8試合
 堀鉄平 vs 伊澤寿人


堀弁護士は今回も柔術着を着用しての登場。
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(Antonio Rodrigo Nogueira)選手の入場曲である
「No way out」での入場です。


対する伊澤選手は極真で好成績を残し、
キックではプロデビューをしている選手。
ADCC JAPANの実績からグランドもある程度対応できるだけに
なかなか対戦相手には面倒な選手です。


試合が始まると伊澤選手はスタンドで向き合いパンチ。
堀弁護士はパンチの距離よりは離れ、
前に出て伊澤選手に組み付いて行きます。
スタンド組み合いで堀弁護士が押し込みロープ際に。
伊澤選手は組んだ状態で膝蹴りを放ちます。
堀弁護士は引き込んでグランドに持ち込むと
潜るようにスイープを決めてニーオンザベリーに。
グラップリンスキルで上回っている事を示します。
伊澤選手は足を利かせてオープンガードに戻すも、
堀弁護士がすぐに足をかついでパスを決め、
サイドポジションを奪うとマウントを奪取します。

マウントで上からマウントパンチを放つ堀弁護士。
伊澤選手もストライカーなだけにパウンドを堪えて抵抗します。
単発のパウンドで圧力を掛けつつ仕掛けを狙う堀弁護士。
残り時間が少なくなると、
マウントからの腕十字を狙って腕を取りに行きます。

しかし、ある程度グラプリングのできる伊澤選手は、
マウントからの攻撃はある程度限られる為
十字を仕掛けるタイミングを狙っていた様子で、
堀弁護士が上から十字の仕掛けに来た所で
肩を入れて体を浴びせて脱出に成功。
スタンドに戻ります。
ここで時間が切れてゴング。


2Rが始まると、再び伊澤選手はスタンドで組みを警戒しつつパンチへ。
しかし堀弁護士は組み付いてグランドに持ち込む戦略は変わらず、
パンチの隙間に胴タックルで組み付く事に成功します。
スタンドでの組み合いから堀弁護士がテイクダウンに行くも
伊澤選手が体を入れ替えて上のポジションに。
スタンドに戻ろうとするも堀弁護士がしがみついて
グランドに引き込みます。
伊澤選手が上となるも、動きが少なくブレイクに。

スタンドで再開されると
組みに前に出た堀弁護士に伊澤選手が右ミドルをヒット。
打撃を食らって動きの落ちた弁護士を
伊澤選手が組んで首投げで押し込む様にテイクダウンを奪います。

下になった堀弁護士は立ち上がって逃れに行くと
スタンドでの組み合いから膝蹴りを放ち押し込みに。
体を浴びせて伊澤選手をテイクダウンに行くも、
ロープを背にした伊澤選手も堀弁護士の足にしがみ付く形で
テイクダウンをされる事を許しません。
組み合いでもつれた状態の中試合終了のゴング。

1Rは堀弁護士がグランドで優位に展開したものの、
伊澤選手もスキルを生かして極めを許さず
2Rには打撃で堀弁護士をふらつかせるなど
お互いに持ち味を出したいい勝負でした。

判定はおそらく、堀弁護士が1ポイントを取って
判定1-0でのドローに。



まず、堀弁護士は今回も、基本的に組み付いてグランドに持ち込む戦略でした。
伊澤選手は過去にもスタンドで度々組み付かれていますので、
堀弁護士が組み付く事は恐らく十分に可能だろうと私は思っていました。

問題はグランドに持ち込まれた際の伊澤選手の対応力ですが、
ノーギの試合である程度実績を残している事、
今回は総合の試合である事などから、
しのぐ事は可能では無いか、とは思っていました。
しかしながらやはり堀弁護士のグラップリング能力は高いだけに
堀弁護士が極め切る可能性も小さくは無いかと。

実際の試合では、やはりグランドでは堀弁護士が圧倒していました。
しかしながら伊澤選手は、基本的にグラップラーのジムであるYMCの選手だけに
要所で最後の極めを許さずしのぐ事に成功していました。
やはり堀弁護士との対戦を控えて
しっかりと対策をしてきた事が見て取れる試合でした。

そして、前半は劣勢でしたが、
2Rに入って得意の打撃で堀弁護士にダメージを与える事に成功。
盛り返して試合をドローに持ち込む事となりました。


堀弁護士のグラップルスキルは突出しているものの、
試合数を多く重ねた事もあり、
現在では対戦相手は研究の材料が多くある状況です。

ですので、堀弁護士も簡単には勝たせてもらえなくなってきた事を、
この試合は如実に示したと思います。

白熱した面白い試合でした。




■第9試合
 城戸健太 vs 植田雄太


この試合は10代の選手同士の対戦となります。

The Outsider 第三戦_観戦記_入場曲_上田達也まずは静岡から、増田選手の後輩にあたる植田選手の入場。
入場曲は長淵剛の「JAPAN」です。
参考(曲)
Youtube「JAPAN−長渕剛」


OUTSIDER第9戦_入場曲_城戸健太対する城戸選手。
こちらは一緒にアウトサイダーに出場をしている
島根選手と同じ高校の選手です。
格闘技の経験はプロフでは無いとの事ですが、
鍛えられて筋肉のついたいい体をしています。
おそらく島根選手と一緒に
空手をやっているのでは?と思わせる肉体です。
入場曲は湘南の風の「黄金魂」。
参考(曲)
Youtube「湘南乃風 黄金魂」


第14試合の増田選手は植田選手の先輩、
島根選手は城戸選手の同級生と、
それぞれ仲間が二試合で、それぞれ相手選手の仲間と対戦をする事となりました。



試合が始まりスタンドで向き合う両選手。
城戸選手は空手の選手の様に左手を前に出しての構えです。
牽制のパンチの打ち合いから植田選手が組み付いて
もつれながらも首投げでテイクダウンを奪って上に。
ハーフマウントの体勢となります。
足を抜いてパスからマウントを狙う植田選手。
しかし下になった城戸選手はガードポジションに戻すと
植田選手の左腕を取って下からの裏十字。
腕を引き抜いて植田選手が防御をすると、
そのまま中腰で上からパウンドを浴びせます。
下から蹴り上げて防戦する城戸選手。
しかし植田選手が尚も上からパウンドを浴びせると
強力にクリーンヒットが入って城戸選手が連打を浴びる形となり
レフェリーが試合をストップ。
1R 1分32秒で植田選手のTKO勝ちとなっています。


高校生の城戸選手、スタンドの構えや、下からの十字など、
総合の動きを知っており、やはりある程度総合の練習を積んでいました。
しかしパウンドを浴びてしまった事などから、
おそらく長期の練習ではないと推測されます。

一方の植田選手はジムでの練習を多少積んでおり、
テイクダウンやパスなど、こちらも総合の動きを知っている選手の動きでした。

両者の勝敗は、単純に総合格闘技全般の練習の蓄積の差が出た内容だったと思います。
ジムでの練習をしている植田選手にアドバンテージがあり、
その差が勝敗を分けたと言えるでしょう。

しかしながら両選手ともまだまだスキルの伸びしろは十分にある内容でしたし、
10代の選手同士ということで、これからメキメキとスキルが伸びるであろうと
期待のもてる試合だったと思います。



さて、この後はトーナメントの準決勝の試合となります。
続きはその3へ。

2009年12月20日

12/13 THE OUTSIDER 第9戦の観戦記 その1。

さて、今回もTHE OUTSIDERの第9戦
ディファ有明まで観戦に行ってきました。



いつもの開場前の階段脇。
煙草を吸いながら、ルールミーティングを終えた佐野さんを待ちます。

今回は佐野さんが自分で捌いたチケット(註:自分の応援団を自演)を
預かって受け渡しをせねばなりません。



佐野さんがやってきて、駿河勢などとしばらく雑談。
すると階段越しにアパッチ選手がやってきます。

くま「あ、敵だ。」



今回はトーナメントのリザーバーとしてやってきたアパッチ選手。
佐野さんを交えて何人かで雑談をします。

会話の中で、すごく自然な流れで

アパッチ「で、今日どうすんの?」
佐野  「・・・・・・教えませんよ。」

さりげなく今日の作戦を聞いてきます。

爆笑する一同。



くま「どうせあんた、殴って蹴るしかないんだから(笑)」

ハッっと真顔になる佐野さん。

アパッチ「今!真顔になって『こいつ言うなよ!』って顔になった(笑)」
佐野「・・・・いやー、どう殴って蹴るかは秘密ということで(真顔で抑揚無く)」


私が「佐野さん、今のうちにマスでアパッチさんと動き確認しといたほうがいいよ!」
と振ると、

アパッチ「じゃあ、僕、野村の役やりますよ!」
佐野  「あなた野村さんとぜんぜんタイプ違うじゃないですかあぁぁ!!」

佐野さんはいじると光る、ということは
徐々に皆さんに浸透している様子です。




とりあえず、佐野さんには、毎回渡している
計量が終わったら食べる為の、大量のチョコを差し入れしました。
アホみたいにでっかい板チョコを「ほら」と渡すと
佐野さんは「・・・・あんた馬鹿じゃないのか・・・」と一言。

一緒に魔除けとして、
大根と大根おろしのおろし金を渡す私。

佐野「・・・・・要らない。」

せっかくの人の好意を(以下略


結局、ネタで買ってきた大根とおろし金は、誰も引き取ってくれませんでした・・・



佐野応援団一行は先に会場の中へ。
金属探知機のチェックがあるので、中に入るには多少時間がかかるのですが、
チケットを預かっている私は全部渡すまで中に入れません。

「もう並ばないと第1試合に間に合わない・・・」
結局最後の御大は遅刻で開始に間に合いませんでした。



■第1試合
 キング・ミダラ vs SHIN


まずはSHIN選手が入場。
セコンドには、SHIN選手が過去に対戦した酒井知一選手の姿が。

酒井さんは復帰後の練習でSHIN選手と再会したのが縁で
SHIN選手と何度か練習を行っており、今回セコンドに着く事となりました。


OUTSIDER第9戦_入場曲_キングミダラ対するミダラ選手は
映画「ゴッドファーザー」テーマ曲で登場。
大根の気ぐるみの上にタキシードを着て花道を登場です。
途中で曲が変わり、池袋ウェストゲートパークのサウンドトラックの曲に。
参考(曲)
Youtube「Nino Rota - The Godfather (Love Theme)」


試合が始まるとミダラ選手が前に出て飛び膝蹴り。
SHIN選手がかわすとミダラ選手は組み付き引き込み狙いに。
しかしSHIN選手は体幹が強く、そのままミダラ選手を抱えた状態に。
抱えられピースサインをするミダラ選手を
そのままコーナーまで運びます。
コーナーで組み合いとなりミダラ選手が首相撲から膝蹴りに。
SHIN選手は組み付いた状態で倒し上を取ります。
グランドで上となります。
SHIN選手の鼻からは膝により鼻血が。
一旦ドクターのチェックとなります。

再開されグランドでSHIN選手が上のポジションでスタート。
ミダラ選手は得意のグランドでスイープをして上を奪い返すと
体を返すSHIN選手に上から足を絡めて三角を狙います。
パワーで抵抗するSHIN選手はもぐりこむ様に逃れてレッグシザースで抵抗。
ミダラ選手は冷静に捌いてマウントポジションを奪取し、
上からマウントパンチを浴びせ掛けます。
下になったSHIN選手はしがみつきで防御して
パウンドを浴びると下で体を半身にしてガードを固める状態に。
ミダラ選手はパウンドで圧力を掛けながら
マウントでSHIN選手の脇を足で制してサブミッションを狙います。
体を返すSHIN選手のバックマウントとなったミダラ選手は
上から圧力を掛けて仕掛けを狙うも、ここで時間切れで1Rが終了。

2Rに入るとSHIN選手がパンチで前に。
しかしミダラ選手もスタンド打撃で応戦しパンチの打ち合いとなり、
クリンチをしたミダラ選手が組み膝を打ち込みます。
首相撲に捕らえられたSHIN選手は
組み膝を両手を下げてブロックする状態となり
ミダラ選手が組み膝を連続で打ち込む展開になります。

SHIN選手はミダラ選手に右足にタックルへ。
ミダラ選手が対応してバックを奪いに出るも
SHIN選手はパワーと体幹を生かしてグランドで上となります。
下からバックへ抜ける動きのミダラ選手に対して
SHIN選手はパワーで組み伏せ上をキープ。
ミダラ選手は下から腕を取って腕十字の体勢に入ります。
SHIN選手は腕を引き抜きにかかって立ち上がると
上からパウンドを浴びせ掛けた後に
そのままグランドのミダラ選手に顔面踏み付け。
踏みつけは反則の為、レフェリーが中断して
SHIN選手にイエローカードが提示されます。

再開されるとSHIN選手がパンチで前に。
ミダラ選手も打撃で応戦して右のフックをヒット。
組み付いて再び首相撲からの組み膝を連打します。
離れ際にミダラ選手が右パンチを放つも
SHIN選手が前に出て組みつくと顔面膝蹴りに。
ミダラ選手の頭を抱えてヘッドロックの体勢に捕らえます。
しかしミダラ選手がバックを奪ってグランドに持ち込むと
SHIN選手が亀の状態に。
バックからミダラ選手が攻め手を伺うも時間が無くなり
試合終了となります。

判定ではスタンド、グランド共に攻勢だったミダラ選手が
3-0の判定で勝利を修めています。



SHIN選手が酒井さんと対戦した直後に
私はSHIN選手の練習姿を目にする機会がありましたが、
そのときSHIN選手がエビを知らなくて驚いた事があります。

そんな話を、SHIN選手との対戦が決まる前に
私はミダラさんに話した事があり、
おそらくSHIN選手の格闘技練習量が少ないであろう事などを
ミダラさんは承知していたと思います。

実際に試合で組んだミダラさんは、
SHIN選手の格闘技スキルを肌で感じたと思います。
恐らくスキル的にはまったく余裕を感じた事だと。


しかし。
酒井さんがSHIN選手と対戦した後に、
「試合は勝ちましたが勝負は僕の負けです」とコメントをしていました。
これは終始優勢に試合を進めて次々と技を仕掛けながら
とうとう極める事ができなかった酒井さんの正直な気持ちだったと思います。

なので、おそらくミダラさんも同じ目に遭うだろうと私は思っていました。
試合が行われると、案の定ミダラさんは
終始優勢に試合を進めながら極め切る事はできませんでした。


恐らく未だグランドの技術を覚える気はあまり無いであろうSHIN選手。
それでありながら実績を残している選手を相手にしのぎきる
その実力というか、どんな経験をするとあんな事が可能になるのか
改めて戦慄した次第です。


かくしてミダラさんは、
「何も言うことないです。しょっぱい試合してすみませんでした。」
涙声でコメントを残す事となりました。
ミダラさんにしてみれば、
「素人同然の相手を、何年も練習している自分が一本取れなかった」という事実は
やはり格闘技をやっている人間としては屈辱だったのだろうと思います。
これはたぶん酒井さんも同じ気持ちだったのではないかと思います。

試合内容はミダラさんの圧勝でしたが、
恐らく気持ちは敗北感で一杯だったのでしょう。



■第2試合
 小沢彪人 vs 魔王超狼


魔王超狼選手はほどほどに筋肉はある様子。
胸筋が盛り上がっているので組技を多少やっている様子が伺えます。

対する小澤選手は、前回アグレッシブな試合を見せてくれた選手。
前回大会出場後の練習の様子を聞いたところでも
ある程度の格闘技スキルを持っている選手だったとの事なので
今回の試合ぶりにも期待をしたい所です。


ゴングが鳴ると、前に出る小澤選手。
対する魔王選手は下がって対峙し、
そのままリングをサークリングして行きます。
リング中央で構えながら前に出る小澤選手。
魔王選手は下がって一定の距離を保って打撃の間合いに入りません。

リング中央で構えて負う小澤選手。
魔王選手は全く自分から仕掛ける様子が無く、
下がってリングを周回します。
このまま延々と試合が経過。
魔王選手が全く仕掛けず、ただ下がってサークリングで距離を保つだけの展開に
序々に場内の観客がざわつき始めます。

全く前に出ない魔王選手。
小澤選手は険しい表情で追い、怒号を発します。
しかし魔王選手は淡々ど距離を開けて下がってのサークリングを続行。
すでに場内からは笑いとヤジが飛び交う状態となります。

ラウンドも半ばが過ぎ、小澤選手は怒った様に
ダッシュで前に出て魔王選手に殴り掛かりパンチラッシュ。
コーナーへと詰めに行きます。
魔王選手は頭を下げてラッシュパンチをしのごうとし、
小澤選手はかまわずパンチを連打。
魔王選手は組み付いてしのごうとし、
小澤選手がパンチを浴びせかけます。
ラッシュに対してまったく手を出さない魔王選手を見て
レフェリーがスタンドダウンを宣告。
カウントが始まります。

魔王選手は何やらレフェリーに声を掛け、
コーナーでファイティングポーズを取り試合が再開。
小澤選手が前に出て行くも、
魔王選手は引き続き同様に下がってサークリングを続行。
全く自分から攻撃を仕掛けません。

小澤選手の詰めるスピードが上がり、
パンチを浴びせに行くも魔王選手はひたすら下がって距離。
小澤選手に追いつかれそうになると、
バックでサークリングをしていた魔王選手は
小澤選手に背を向けて走って逃れリングを周回。
なんとリング上で、単なる鬼ごっことなってしまいます。
1Rが終了が近づくも、ひたすら逃げる魔王選手。

するとリングサイドで見ていた前田代表が
怒りの険しい表情でリングに近づき、リングに赤いタオルを投げ入れます。
リング上では小澤選手が殴ろうと追い魔王選手が逃げている最中。
タオルに気がついたレフェリーが
前田代表の声に振り向き確認をすると試合をストップ。
1R 終了直前にゴングが鳴らされ試合終了となります。

試合は魔王選手に戦意が見られない為、
1R 2分59秒で戦意喪失のTKO負けとなりました。



試合経過をご覧頂ければ分かる通り、
終始サークリングをするだけでほぼ攻防の無いまま試合は終了しました。

過去に私は、ガス欠の選手が試合中に膝に両手を着いて
動きが止まってしまい、
ネガティブファイトを宣告されて負けにされた例は見たことがあります。
ですが、最初から終始全く攻撃をせずに逃げて終わってしまった試合は
さすがに初めてみました。
ある意味貴重な試合を目撃したと言って良いでしょう。
参考
くまページBLOG「力士の総合挑戦を考える(番外) 太子郎選手、ガス欠。 」


魔王選手はリングを降りた直後には
「2Rから攻める予定だった」と言っていたそうです。
また、魔王選手自身のブログにも同様の事が書かれています。

読んで頂ければ分かりますが魔王選手は、
自身の戦略として1Rは小澤選手のの攻撃に付き合わず、
しのいで小澤選手の体力消耗を狙い、
スタミナの無い小澤選手を2Rから攻撃するつもりであった、との事です。

そして、ダメージを受けていないのにダウンを宣告され、
攻撃を受けていないのに負けを宣告された事に納得がいっていない様子が見て取れます。
何でも、「自分の思い通りに試合を進めて勝つ事に徹してはいけないのですか?」と。

まあ、魔王選手には申し訳ないですが、
はっきり言って単なる自分勝手な勘違いだと思います


魔王選手は1Rのサークリングでひたすら逃げる事を作戦と主張しています。
ですが少なくとも、格闘競技で自分から全く攻撃をせずに
ただ単に逃げ回る事を認める競技など、一つも有りません。
コンタクト競技でコンタクトを拒否する姿勢を見せ続ければ
試合を続行する意思が無いと取られるのは当然
の事だからです。

たとえばボクシングやキックなど打撃競技では
相手に背中を向けて逃げ回れば確実にダウンを宣告されます。
繰り返せば当然KO負けになるのはお分かり頂けると思います。

また、魔王選手も経験している柔道では
逃げ続ければ指導や注意が与えられ、
それでも逃げ続ければ反則負けになるルールです。


魔王選手、あなたの主張する「作戦」を認めて話をしましょう。
あなたは単に、あなたの立てた「作戦」が間違っていた為、
つまり、全く戦う姿勢を見せないで逃げ続けれた為にダウンを宣告され、
2ノックダウン制のアウトサイダーでダウンを2回取られただけです。
あなたは自分の作戦を「勝つ事に徹して」と書いていますが、
作戦内容は反則負けへ一直線だったのは
試合をする前から明らかな内容だったと思います。

つまり、あなたは単に、自分の作戦ミス、というか
作戦がお粗末で敗北しただけです。
何もおかしい事は無いと思いますよ。

アマチュア「競技」なら、勝ちに徹した自分の「作戦」は認められる、
とか主張しているみたいですが、再度言いますが大きな勘違いだと思います。
相手を打ち倒す事を目的とする格闘「競技」で、
しかもプロになる為のセレクションの場であるアマ競技で、
まったく攻撃をせずに逃げ回ることが認められる格闘競技などこの世に存在しません。
あるなら教えて下さい。


魔王選手、あなたがスタンドで渡り合えなかったのは、
単にスタンドで戦うスキルも戦略も無かったからです。
その上、間違った戦略を正当化しようとするのは、酷いお笑い種です。

はっきり言いますが、今後も同様の考えでいるならば、
あなたは格闘技の試合には全く向いてません
今後もそうであるならば、少なくとも観客の前では二度と格闘技の試合などしないで下さい。
あなたと戦う為に、苦しい練習を積み重ねた相手選手に対して侮辱ですし失礼です。


私は魔王選手が、試合前に都内のジムに出稽古に行った話を
多少様子など聞いていますが、
おそらく練習はあまり積めていなかったのだと思いました。

魔王選手が今回の試合に納得が行かないならば、
もう地道に他の総合競技で実績を積んで示すしか無いと思います。
本心で悔しいと思っているなら、ぜひその姿を見たいと思います。


小澤選手はある意味とんだ災難でした。
ただ、これは格闘技です。
「あんな相手は早々にぶっ倒さなくては駄目だ」と言っていた選手がいましたが、
格闘技では全く正しい意見だと思います。

しかしやはり、小澤選手には同情を禁じ得ません。
怒って当然です。
小澤選手、とんだとばっちりでしたがお疲れ様でした。



■第3試合
 友田隆志 vs 大谷匡弘


OUTSIDER第9戦_入場曲_友田隆志友田選手は今回、怪我からの復帰戦。
試合前には気合の入った猛練習を積んできたとの事です。
入場は元シュートボクセ・ジャパンらしく
ヴァンダレイ・シウバ(Wanderlei Silva)選手のサンドストーム。
参考(曲)
Youtube「Sandstorm」


ゴングが鳴ると、大谷選手は両手を腰の高さに構える拳法的なスタンス。
対する友田選手は前傾にシウバ選手を彷彿とさせるような構えです。
しばらくお互いに向き合い距離の計り合い。

友田選手が前に出て右ローキックを入れると
飛びつく様に右フックを叩き込んで大谷選手が開始早々にダウンを喫します。

大谷選手が立ち上がり試合が再開。
打ち合いとなり大谷選手の右パンチも入ったものの
パンチの回転力では友田選手が圧倒的に上。
右ローキックから左右のフックでラッシュを仕掛けると
大谷選手はパンチを浴びて沈み、
1R 30秒で友田選手が秒札KO勝利となりました。


これまでの試合内容から、
友田選手が打撃で上回る事は容易に予想ができました。
やはり試合では友田選手の打撃が圧倒的に上回り
大谷選手は何もできずに敗れ去る事となりました。


来年のトーナメントに出場を希望しているという友田選手。
今年の70kgトーナメントにおける、
誰もが「一番戦いたくない」と評された実力を誇る
浦野選手のポジションは友田選手のものではないでしょうか。



■第4試合
 高橋宏典 vs 須藤和哉


高橋選手は前回に引き続き
オラオラ系の入場に。
その体はストライカー系の鍛えられた肉体をしています。

OUTSIDER第9戦_入場曲_須藤和哉須藤選手は郷ひろみの
「二億四千万の瞳」での入場です。
トランクスには「Dynamic Dragon」のロゴと文字が。
これはOUTSIDER SPECIALなどに出場していた
シンゴD2と同じチーム名だと思われます。
参考(曲)
Youtube「郷ひろみ 二億四千万の瞳」


試合が始まると高橋選手は前回同様に
走りこんでの飛び前蹴りを。
しかし須藤選手も迎え撃ってパンチラッシュで応戦をします。
お互いにパンチを奮っての打撃戦に。
スタンド打撃戦ではキックボクサーの高橋選手が優位かと思っていましたが、
パンチの打ち合いではなんと須藤選手が打ち勝ってパンチをヒット。
打ち負けた高橋選手がパンチを浴びる形となって
レフェリーがスタンドダウンを宣告します。

試合が再開されると
高橋選手は再びジャンプから足で飛び込み。
スタンドでの組み合いとなり、
須藤選手は高橋選手のバックを取ってグランドに引きずり込みます。
うつ伏せの状態の高橋選手を
バックマウントとなった須藤選手が
左腕を首に掛けてチョークスリーパーの体勢に。
場内観客から「落とせ!」コールが聞こえます。

須藤選手のスリーパーもやや甘い形ながらも
高橋選手はセオリーと反対方向に首を向けてしまい逃れようとします。
バックマウントで上から体重を掛けてのスリーパーだった為
しっかりと極まる形に。
高橋選手は根性で耐えようと堪えるも
しっかりと形に入った状態が続いてレフェリーが試合をストップ。
1R 1分24秒で須藤選手の一本勝ちとなっています。


「素人」と言っていた須藤選手。
打撃の専門家である高橋選手を相手に
堂々とスタンド打撃戦で打ち合い、打ち勝ったのはお見事でした。
ストリートでの経験がある程度ありそうな事や
スタンドの練習をある程度積んだ事が分かる試合ぶりでした。

また、スタンドでバックを奪ってグランドに持ち込むなど、
少なくとも試合に向けてある程度の練習を積んで来たことが分かる内容でした。
総合の経験者を相手にした時にどれだけポテンシャルを発揮できるのか
非常に興味が沸いた選手でした。


対する高橋選手は、
アウトサイダーオーラは十分のオラオラオーラは健在でしたが、
やはり前回の試合内容で危惧した
総合格闘技への対応が甘かったと言える内容の試合でした。
アウトサイダーがばっちり似合う選手なだけに、
総合の練習を積んで、持てるスキルを発揮してもらいたいものです。



■第5試合
 畑田 "Bully" 修 vs 梅野 dai 権吾郎


畑田選手はシェイプされた体で入場。
体つきからは、ストライカー系と見てとれる体系でした。

一方の梅野選手はさすが総合格闘技の選手らしく、
引き力の強そうな筋肉がついており、
練習を積んでいる事が容易に分かる体つきをしています。
上に黒い半纏をまとっての入場。


試合が始まると両者スタンドで向き合い。
梅野選手はサウスポーで、ジャブからパンチを振って前に出ます。
対する畑田選手もパンチを振って応戦。
きちんと自分の距離を取りに行き、
体を振ってフェイントを掛けるなど
打撃の練習を積んでいることが分かる姿です。
打ち合いで畑田選手の右ストレートが梅野選手の顔面にクリーンヒット。
梅野選手は鼻から流血が見られる状態となります。
しかしパンチの精度では若干梅野選手が上回っており
格闘者同士の打撃戦となります。

畑田選手が再び右ストレートを放つと
梅野選手はパンチをくぐって組み付いてテイクダウンに成功。
畑田選手からサイドポジションを奪います。
サイドを奪った梅野選手は、畑田選手の右脇を差して
左腕を膝で乗って制して相手の動きを封じて固めるという
見事なポジショニングを披露すると
上から空いた右腕でパウンド。
パンチを浴びる畑田選手は防戦状態となり、
右手で梅野選手の頭を押して右足を首に掛けて脱出を試みます。

梅野選手は上のポジションをキープして
はさまれた首を引き抜きに掛かり成功。
上からパウンドで圧力を掛ける展開で1Rが終了となります。


2Rに入ると畑田選手はスタンドでパンチで打撃戦を挑み
右ストレートで前に。
梅野選手もフックを振って打撃戦に応じます。
スタンドでの組み合いとなり、
差した梅野選手が足を刈ってテイクダウンに成功。
上からサイドで押さえ込むも、動きの止まったところでブレイク。
ここで梅野選手の鼻の出血にドクターチェックが入ります。

再開されると両者スタンドで向き合う牽制戦に。
ジャブを突きフェイントを掛け向き合います。
ポイントを取られている畑田選手はパンチを振って前に。
梅野選手は距離を保って下がり気味の攻防を選択し、
畑田選手のストレートに合わせてタックルに入ります。
受け止めた畑田選手もタックルの圧力に押されて
引き込む様に飛びつきクロスガード。
上から梅野選手がパウンドで圧力をかけるも
動きが少なくブレイクとなります。

スタンド再開から畑田選手がパンチで前に出ると
梅野選手は頭を下げてかわしてタックル。
畑田選手は膝蹴りを打つもそのままテイクダウンを奪われて下となります。
サイドから袈裟に押さえ込んだ梅野選手がパウンドで圧力。
逃れようとする畑田選手をニーオンザベリーで押さえて
パンチをコツコツと落とす展開で試合が終了。
判定3-0で梅野選手の勝利となりました。



試合の記録は見当たらなかったものの、
畑田選手は練習を積んでいた様子が良く分かる試合内容でした。
風貌からストライカーの匂いを感じていた私は
ハードな練習を積んでいるらしい畑田選手が
強さを発揮する事をすこし期待していましたが
裏切らないスキルを持っていた選手だったと思います。

しかしやはり、総合格闘技のジムで練習を積む
総合格闘家である梅野選手は、
練習で培ったトータルのスキルを発揮しました。

特にグランドでは、畑田選手はほぼガードの展開に持ち込む事ができず
あっさりと梅野選手にパスをされてサイドからの展開となってしまい、
グラップリングでの積み重ねの差が如実に出た試合だったと思いました。


総合の道場で上を目指して練習をしている人たちは、
例外無くみんなハードな練習を普通に積んでいる人達です。
佐野さんを見れば分かりますが、
どう見ても弱そうな人ですら、継続的に道場に通っている人は
当たり前に長い期間厳しい練習をしていますから
その積み重ねは並大抵ではありません。

試合に出よう、という人は
当然ハードな練習を積んで出ていると思います。
ただ、目的に向けてハードな練習を積んだ選手と、
日常に当たり前にハードな練習をしている選手。
そんな差が勝敗を分けたのではないか、という気が私にはします。


梅野選手は小耳にはさんだ所によると、
アウトサイダーを節目に格闘技から一線を引くらしい話を聞きました。
さまざまな事情があるのでアレですが、
話が本当ならば、これだけ積み重ねた選手ですし、
「もっともっと強い選手と試合ができるようにがんばります。」
マイクでコメントをしていましたから
是非また試合ができる事を期待したいと思います。



続きはその2へ。

2009年12月08日

12/13 THE OUTSIDER第9戦。カードテンプレその2。

09年12月13日にディファ有明で行われる
THE OUTSIDER第9戦のカード情報テンプレートの続きです。

その1はこちら


■第12試合
 北中秀一 vs 鯉沼衆斉

□北中秀一(Kitanaka Shuichi)
FROM/福井
AGE/30
身長/168[cm]
『格闘技歴』
総合格闘 4か月
自己トレーニング 5年


□鯉沼衆斉(Koinuma Tomonari)
FROM/東京
AGE/19
身長/175[cm]
『格闘技歴』
英検準1級
TOEIC 700点



お互いに経験の少ない選手同士の一戦。
北中選手はプロフに若干の格闘技経験があり、
地方から出場してくる事もあって多少は練習をしているか。

一方の鯉沼選手はテニス経験のみか。

セミプロレベルもひしめくアウトサイダーに
あえて出場をしてきた両選手の戦いの行方は
蓋を開けて見なければ詳細は不明。



■第13試合
 池田博視 vs 青木朋哉

□池田博視(Ikeda Hiromi)
FROM/千葉
AGE/35
身長/171[cm]
『格闘技歴』
ブラジリアン柔術 青帯


□青木朋哉(Aoki Tomoya)
FROM/静岡
AGE/19
身長/166[cm]
『格闘技歴』
総合格闘 2年半



池田選手は、堀切選手と同じジムで練習を積む選手。
ブランクは有りそうなものの、柔術の経験は10年選手。
実際には現在の帯以上の実力を持つ可能性も低くは無いか。

一方の青木選手は佐野さんの同門。
キックボクシングの試合に数多く出場をしているストライカータイプの選手。
佐野さんのセコンドに就くと、言う事を聞かない佐野さん(7歳年上)を叱る事も。

試合はグラップラー池田 vs ストライカー青木の構図に。
お互い格闘技を練習する環境にあり、
それぞれスタンド、グランドには一定の対応が出来る選手同士の試合。
得意のステージで決めることが出来た方に軍配が上がると思われる。



■第14試合
 増田良平 vs 島根豊

□増田良平(Masuda Ryohei)
FROM/静岡
AGE/28
身長/168[cm]
『格闘技歴』
THE OUTSIDER 1勝
総合格闘 1年
柔術 半年


□島根豊(Shimane Yutaka)
FROM/埼玉
AGE/18
身長/164[cm]
『格闘技歴』
柔道 1年 極真空手 2年



増田選手は黒石さんを2秒でKOして名を上げた選手。
前回の試合以来、地元で練習を積んできた様子で、
打撃だけでなくグランドのスキルも多少は上がったか。

対する島根選手は空手ベースのキックボクサー。
K-1甲子園予選である程度勝ち星があり、
打撃スキルは一定の力のあるストライカーと思われる。
柔道経験がありグランドも多少はできるとの情報もあるが
寝技スキルの詳細は不明。

お互いスタンドがベースとなる選手だけに
基本は立っての打撃戦で試合が進むと思われる。
実績からストライキングスキルは島根選手が上と見てやや優位か。



■第15試合
 統好 vs 曽根修平

□統好(Munetaka)
FROM/神奈川
AGE/28
身長/175[cm]
『格闘技歴』
なし


□曽根修平(Sone Shuhei)
FROM/福岡
AGE/26
身長/176[cm]
『格闘技歴』
総合格闘 2年



統好選手はプロフを見る限り神奈川の不良か。
対する曽根選手はおそらく、着衣総合を経験している選手と思われる。
格闘技を練習していない選手と、道場で研鑽を積んだ選手。
リングの上での強さは明らかか。



■第16試合
 草野勇公 vs 松元仁志

□草野勇公(Sono Yuko)
FROM/鹿児島
AGE/29
身長/163[cm]
『格闘技歴』
空手 1年 グラウンド1か月
少年院 2回


□松元仁志(Matsumoto Hitoshi)
FROM/千葉
AGE/21
身長/166[cm]
『格闘技歴』
無し


共にデータに乏しく、スキルが不明な一戦。

草野選手は不良系選手の様子で、
多少の格闘技の経験はある様子だが、
基本的には喧嘩ファイターか。

対する松元選手はやはり格闘技経験はほぼ無い様子。

基本的にスタンドでの殴りあいとなると見られる。
グラブを着けリングでテンションの高い中では
一撃で決めるのは難しく、熾烈な殴り合いとなると見られる。
試合途中で両者スタミナが切れる可能性は否定できない。



■第17試合
 渋谷莉孔 vs 土橋政春

□渋谷莉孔(Shibuya Riku)
FROM/東京
AGE/24
身長/170[cm]
『格闘技歴』
THE OUTSIDER 3勝
総合格闘


□土橋政春(Tsuchihashi Masaharu)
FROM/神奈川
AGE/27
身長/167[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 1勝0敗
柔術 ロックンロール 27年



渋谷選手はご存知アウトサイダーのスター選手。
アウトサイダーの中では格闘技経験の長い選手であり、
敗れた試合も判定まで持ち込むなど、そのキャリアの片鱗は伺える。
基本的にはストライキングをベースとするが、
グランドでもある程度の対応スキルがある。

対する土橋選手はグラップリングばベースの選手。
見た目のアナーキーさとは裏腹に、
確かで多彩なグラップルスキルを持ち、
総合ではなかなかお目に掛かれない技も繰り出す力がある選手。

お互いにスタンド、グランド共にできる選手同士の対戦。
それぞれ今回の試合を戦う理由を持ちモチベーションも高い。

技の多彩さ、試合の堅実さでは土橋選手が上か。
しかしスタンドを基本に渋谷選手も総合の戦いが出来るだけに
拮抗した好勝負が展開されると見る。



■第18試合
 G vs 戸塚俊介

□G(ジー)
FROM/愛知
AGE/25
身長/165[cm]
『格闘技歴』
自分たちでジムを作って3年


□戸塚俊介(Totsuka Shunsuke)
FROM/群馬
AGE/23
身長/171[cm]
『格闘技歴』
ほぼなし



それぞれプロフ以外の基本情報が乏しく、
非常に展開の読みづらい試合。
それぞれある程度の練習は積んでいるのではないか。



■第19試合
 能仁 vs 森素道

□能仁(Nohjin)
FROM/東京
AGE/28
身長/175[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 1勝1敗
 SPECIAL ×剛田武 1R 1分58秒 TKO(ジャッジのタオル投入)
 第7戦 ○矢口剛 1R 0分52秒 KO(右フック)


□森素道(Mori Motomichi)
FROM/東京
AGE/29
身長/172[cm]
『格闘技歴』
柔道 二段 サンボ 総合格闘
第6回アマチュアリングス
-80kg級 優勝
リングスバトルジェネシスVII 出場



能仁選手はアウトサイダーの試合ぶりから
練習を積んでいる様子。
打撃でひるまず打たれ強く、気合十分の侮れない選手。

しかし森選手はブランクはあるものの、べースのしっかりしたプロ選手。
プロを目指すレベルの選手でなければ相手にならない。

試合は森選手がスキルで圧倒して試合をコントロールするのは確実。
勝敗の行方は明らかであり、森選手は勝って当然、内容が問われる試合。



■第20試合
 大和 vs 出田源貴

□大和(Yamato)
FROM/群馬
AGE/22
身長/183[cm]
『格闘技歴』
レスリング 7年


□出田源貴(Ideta Yoshitaka)
FROM/福岡
AGE/31
身長/180[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 3勝1敗
 第1戦 ━対戦相手決まらず
 第2戦 ○瀬尾郷 1R 0分49秒 TKO(レフェリーストップ・スタンドパンチ連打)
 第4戦 ○鈴木達 1R 0分35秒 KO(左フック)
 SPECIAL ○川村勝 1R 0分31秒 KO(右フック)
 第7戦 ×落合洋俊 1R 1分21秒 TKO(ドクターストップ・右フックで出田が鼻血)
総合格闘



大和選手はプロフによるとレスリングを7年経験。
当然スタンドレスリングと
グランドでのボディコントロールに長けていると思われる。
ポイントは打撃の対応能力がどれだけあるか。

対する出田選手は前回試合では
不調による距離感のズレで敗れたものの、その実力は圧倒的。

20kgの体重のアドバンテージを持つ大和選手は
組みではその圧力で優位か。
上を取ってパウンドを浴びせると出田選手も中々厳しい。
しかしサブミット能力がどれだけあるかが不明の為、
グラップリングスキルでは出田選手が勝る可能性は十分ある。

また打撃では出田選手はそのスキルを証明済み。
大和選手の打撃が一定以下だと、
組む前に打撃を浴びて沈む可能性も大きい。

スキルでは出田選手が総合では優位か。
しかし体格差もあり、大和選手の逆転の可能性もある。


■第21試合
 庵野隆馬 vs 立花栄祐

□庵野隆馬(Anno Ryuma)
FROM/神奈川
AGE/30
身長/172[cm]
茅ヶ崎連合第十二代総長
『格闘技歴』
総合格闘
■THE OUTSIDER 0勝1敗
 第7戦 ×花道 1R 2分33秒 一本(フロントチョーク)


□立花栄祐(Tachibana Eisuke)
FROM/愛知
AGE/25
身長/167[cm]
『格闘技歴』
ボクシング キック
■THE OUTSIDER 0勝1敗
 SPECIAL ×平野海志 1R 1分53秒 一本(腕十字)



庵野選手は前回試合で
スタンド打撃で打ち合い戦った選手。
不良の選手が打撃を身に付けた典型的なスタイルの選手。
前回以降グランドの練習も始めた様子。

一方の立花選手も基本はストライカー。
前回はグラップラーにグランドスキルで完敗しただけに
グランドの対策をして再登場してきたと見る。

お互いにグランドの対応を学んできたと思われるが、
両者とも寝技の経験はまだ浅いと思われ
基本的にはスタンドがメインで試合が進むと見られる。

お互いが望む打撃戦が望める試合であるだけに
その真価が問われる一戦。


■第22試合
 清水征史郎 vs 中澤達也

□清水征史郎(Shimizu Seishiro)
FROM/千葉
AGE/33
身長/173[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 2勝1敗
 第2戦 ○川口浩史 1R 1分20秒 TKO(2ノックダウン・左フック)
 第4戦 ×加藤友弥 2R 0分36秒 TKO(2ノックダウン・スタンドパンチ連打)
 第7戦 ○大山勇樹 2R 1分7秒 一本(腕十字)


□中澤達也(Nakazawa Tatsuya)
FROM/東京
AGE/30
身長/169[cm]
『格闘技歴』
なし
■THE OUTSIDER 0勝1敗
 第7戦 ×渋谷莉孔 1R 2分41秒 TKO(レフェリーストップ・マウントパンチ連打)



清水選手は見事な刺青姿の選手ながら、
グラップリングスキルを持つ選手。
打撃の研鑽も積むが、最後はグラップリングで仕留める印象が強い。

一方の中澤選手は基本はキックボクシングのスキルの選手。
総合選手の居る環境で練習ができるだけに
前回以降寝技の対策を練ってきたと見られる。

スタンドでは、中澤選手の打撃スキルが若干優位と見るも、
清水選手も十分に打撃が出来て武器も有るだけに
立ちで大差がつくとは思えず、
互角の展開となる可能性が大きいと見る。

一方グランドの展開になると
清水選手のスキルによるアドバンテージは明らか。
多少の対策ではその差を埋めることは厳しいと見る。

リングでの総合格闘技では、
トータルで戦える清水選手が基本的に優位と見る。
ただ、清水選手も敢えて序盤はスタンドでの打ち合いを挑む可能性も十分あり、
中澤選手の打撃が当たって押すシーンも有り得なくは無い。


■第23試合
 高垣勇二 vs 樋口武大

□高垣勇二(Takagaki Yuji)
FROM/神奈川
AGE/25
身長/173[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 3勝2敗
 第1戦 ○中村啓紀 1R 1分36秒 一本(フロントチョーク)
 第2戦 ×秋山翼 2R 判定(0-3)
 第4戦 ○栗山圭吾 2R 判定(3-0)
 SPECIAL ×小林聖人 2R 判定(0-3)
 第7戦 ○玉井智浩 1R 0分49秒 一本(腕ひしぎ三角固め)
ストリート 15年


□樋口武大(Higuchi Takehiro)
FROM/東京
AGE/21
身長/175[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 1勝0敗
 第6戦 ○玉井智浩 1R 1分39秒 TKO(マウントパンチ連打)
ボクシング 1年
ストリートファイト



高垣選手は「練習をしていない」事が売りの選手だが、
実際は過去の様々な経験からスキル自体はある程度持っている選手。
立ちでもグランドでもカウンター的な攻撃が見られ
経験者が相手でも幻惑し攻撃をしのぐ力を持っている。

一方の樋口選手はファンにはまだその実力のベールは解かれていないが、
スタンド、グランド共にある程度のレベルに達している選手。
格闘技をかじった程度の選手では相手にならないスキルを持っている。


高垣選手はプロレベルの格闘技選手を相手に
アウトサイダーで試合を繰り広げた事から評価が高い。
しかしながら過去の試合を見返すと、
秋山選手はスタンドに限定した戦いでの試合を行い、、
また小林選手、栗山選手は格闘技ではなく喧嘩を挑んでしまい
かなり入れ込みすぎて試合をしてしまっただけに
実績としては参考レベルと見たほうが良いと思われる。

すると、高垣選手が実際に総合格闘技として戦えた試合には
実力者の大きい相手との試合が多かった事が分かる。

前述の「参考」試合を除いて考えると
おそらく、まったく制限の無い状態で
スキルを発揮してくる相手としては、
高垣選手にとって、樋口選手は過去最強の相手。

高垣選手が本当に、現在格闘技で通用する力を持っているのかは
この試合で明らかになるであろう、と見る。

樋口選手に勝てれば高垣選手の格闘技スキルは本物。
しかし今時点のスキルでは樋口選手が上と見る。




以上で、トーナメント決勝を除く全カードです。
では当日を楽しみにしましょう。

12/13 THE OUTSIDER第9戦。カードテンプレその1。

09年12月13日にディファ有明で行われる
THE OUTSIDER第9戦のカード情報テンプレートです。


■第1試合
 キング・ミダラ vs SHIN

□キング・ミダラ(King Midara)
FROM/東京
AGE/34
身長/167[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 1勝0敗
 第6戦 ○渡辺竜也 1R 2分16秒 一本(チョークスリーパー)


□SHIN(シン)
FROM/東京
AGE/26
身長/163[cm]
『格闘技歴』
喧嘩(弐双龍)
■THE OUTSIDER 0勝2敗
 第2戦 ×酒井知一 2R 判定(0-3)
 SPECIAL ×渡辺竜也 1R 1分28秒 TKO(ドクターストップ・鼻からの出血)



SHIN選手は路上出身の選手。
センスと身体能力、そして場数の経験を武器に
格闘技経験者とリングで渡り合う。
今回の試合に向けて出稽古を積んで準備を行っている。

対するミダラ選手は、
多くのプロアマ選手に囲まれて練習を積む環境にあり、
また長年格闘技に関わり見る目も確か。
数々の実績を残している確かなスキルの選手でもある。

それぞれ試合に向けての対策、練習を積んでいるが、
やはり基本もSHIN選手はスタンド、
ミダラ選手はグランドでの戦いを目指すと思われる。
体重の軽いミダラ選手は
SHIN選手の気合とフィジカルを警戒か。

スタンドでは両者それぞれ戦うスキルを持っているが、
おそらくSHIN選手は攻勢に、
ミダラ選手はグラップリングへの繋ぎを狙うか。

グランドになると完全にミダラ選手の優位は動かず。
しかし、酒井さんのグラップリングを凌いだSHIN選手は
センス全開でミダラ選手にも容易には極めさせないと見る。

格闘技の試合である為、
実績経験、そしてスキルからはミダラ選手が優位。
が、ミダラ選手が梃子摺る可能性も小さくは無く、
隙の出来る可能性はあると見る。



■第2試合
 小沢彪人 vs 魔王超狼

□小澤彪人(Ozawa Ayato)
FROM/神奈川
AGE/18
身長/174[cm]
『格闘技歴』
極真空手 3年
総合格闘技 9か月
■THE OUTSIDER 0勝0敗1分
 第8戦 △マシアス 2R 終了 判定(0-1)


□魔王超狼(Maoh Chao-Lang)
FROM/東京
AGE/26
身長/164[cm]
『格闘技歴』
柔道 柔術 キックボクシング
安房館山市相撲軽量級第3位



小沢選手は
スタンドスキルを中心にある程度の総合スキルを持つ選手。
総合の試合経験はほとんど無いものの、
やはり練習を積んでいるだけあって、ある程度のスキルは持っている選手。

対する魔王超狼選手は詳細がなかなか不明。
大根の中身は実力者だが、魔王の中身はいったいどれほどのスキルを持つのか。


■第3試合
 友田隆志 vs 大谷匡弘

□友田隆志(Tomoda Takashi)
FROM/東京
AGE/28
身長/167[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 戦績 2勝2敗
 第2戦 ○鶴間智之 1R 1分03秒 TKO(ドクターストップ・打撃により鶴間選手負傷)
 第3戦 ×秋山翼 2R 判定(0-2)
 第4戦 ○山元寿 1R 1分13秒 KO(右ストレート)
 SPECIAL ×武井勇輝 2R 判定(0-2)
総合格闘


□大谷匡弘(Otani Masahiro)
FROM/北海道
AGE/27
身長/177[cm]
『格闘技歴』
THE OUTSIDER 1勝
空手 柔術 中国武術(独学)
■THE OUTSIDER 戦績 1勝2敗
 第2戦 ○瓜田純士 1R 0分28秒 TKO(レフェリーストップ・鉄槌連打)
 第3戦 ×野村剛史 2R 0分12秒 KO(右オーバーフック)
 SPECIAL ×神風飛丸 2R 2分54秒 TKO(パウンド連打)



シュートボクセスタイルの友田選手は
スタンドでのストライキングには定評のある選手。
対する大谷選手は、基本的にはグラップラー。

スタンドでのスキルでは友田選手が圧倒的に上。
圧力で押され、大谷選手は劣勢を強いられると思われる。

大谷選手はスタンドで勝負しては恐らく時間の問題。
グランドへと持ち込んで勝負をしたい所。
しかし大谷選手も、テイクダウン能力が高い訳では無い為、
まず友田選手を転がす事に苦戦する上、
グランドでも上を取る事にかなり梃子摺ると見られる。

試合は基本的に、友田選手が打撃で優位は動かないか。


■第4試合
 高橋宏典 vs 須藤和哉

□高橋宏典(Takahashi Kosuke)
FROM/千葉
AGE/23
身長/168[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 1勝0敗
 第8戦 ○風助 2R 0分23秒 TKO(レフェリーストップ・マウントパンチ連打)
キック 3年
警察24時出演 1回


□須藤和哉(Suto Kazuya)
FROM/群馬
AGE/24
身長/170[cm]
『格闘技歴』
なし



高橋選手はアマキックで実績を残す選手。
だが前回の試合ではその打撃能力をほとんど見せる機会は無かった。
組んで以降の展開に課題があるか。

対する須藤選手は格闘技の実績は見当たらず。
プロフ通り格闘技経験が無いならば、
スタンドオンリーでの戦いになると思われる。

スタンド勝負であればキックで実績を残す高橋選手が圧倒的に優位。


■第5試合
 畑田 "Bully" 修 vs 梅野 dai 権吾郎

□畑田“Bully”修(Hatada "Bully" Shu)
FROM/埼玉
AGE/26
身長/174[cm]
『格闘技歴』
INTERNATIONAL KARATE FEDERATION
小林流空手道聖武館
青沼道場
ヨネクラボクシングジム
ASIJレスリング
総合格闘技STASS
shin kali academy
Temple MMA


□梅野 dai 権吾郎 (Umeno Dai Gongoro)
FROM/神奈川
AGE/22
身長/172[cm]
『格闘技歴』
アマチュア修斗 1戦
パンクラスゲート 1戦
路上ファイト



梅野選手は慧舟会系の選手であり、
アマ総合での試合経験持っている選手。
基本的な総合のスキルは持っていると見られ、
特にグラップリング能力には実績もあり、高いと見られる。
格闘技の練習を積んでいない選手では梅野選手には勝てないと見る。

一方の畑田選手は格闘技の試合の経験は見当たらず。
しかし幼少から武道や格闘技をやっている様子で、
打撃、レスリング、総合の練習を積んでいる様。
ハードな練習やスパーリングを本当にたゆまず積んでいるのならば
かなりの強さがあると思われる。
練習内容からは基本的にはスタンドキープのストライカーか。

格闘技の実績だけを見れば、
記録の残るアマ選手であり、実績のあるジムに所属する
梅野選手が優位と見るべき。

一方の畑田選手は実績的には未知だが、
練習を積んでいるのは確かな様子。
幻想が真実ならば、
グラップラー梅野 vs ストライカー畑田という構図になると思われる。
その場合はレベルの高い総合の試合になると思われ、
畑田選手が勝つ確率は低くはないか。


■第6試合
 小森信綱 vs 五十嵐充

□小森信綱(Komori Nobutsuna)
FROM/東京
AGE/27
身長/168[cm]
『格闘技歴』
なし
■THE OUTSIDER 0勝0敗1NC
 第4戦 ━黒石高大 ノーコンテスト(試合前の黒石の加撃による)


□五十嵐充(Igarashi Mitsuru)
FROM/埼玉
AGE/24
身長/169[cm]
『格闘技歴』
THE OUTSIDER 2勝
=RWF=第19代ヘビー級チャンピオン
=R=1 CLIMAX 2009 優勝
■THE OUTSIDER 2勝1敗
 SPECIAL ○梅木千世 1R 0分30秒 一本(裏十字)
 第7戦 ○赤石明幸 1R 2分51秒 TKO(ドクターストップ・赤石選手が鼻から出血)
 第8戦 ×酒井知一 1R 2分31秒 一本(腕十字)



"鬼山賊"小森選手は、第4戦での黒石戦で
試合前のノーコンテストで試合をする事が出来なかった選手。
あれ以来打撃、グランドと真面目に練習を積み
再びリングに上がる為に準備を行ってきた。

対する五十嵐選手は、
学生プロレスというバックボーンの異色選手。
しかしプロレスラーらしくそのフィジカルは素晴しい。
スタンド、グランド共に、スキルレベル自体は高い訳ではないが、
プロレスラーのパワーを加味する事で
格闘技経験者をもたじろがせる脅威の圧力を持つ。

アウトサイダーで実績を残している五十嵐選手が
基本的には優位に試合を進めると見る。
小森選手が積み重ねたスキルを発揮できればおもしろいか。


■第7試合
 バイソン・マモル vs 菱沼郷

□バイソン・マモル(Bison Mamoru)
FROM/東京
AGE/28
身長/181[cm]
『格闘技歴』
総合格闘 2年


□菱沼郷(Hishinuma Go)
FROM/栃木
AGE/31
身長/171[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 1勝2敗
 第1戦 ×藤井大督 2R 1分30秒 TKO(レフェリーストップ・パウンド連打)
 第3戦 ×高田敬久 2R 判定(0-2)
 第6戦 ○花道 1R 1分53秒 KO(右ストレート)
柔道 総合格闘
09'ハイブリットバウトMVP



バイソン選手はレベルの高いストライカー。
打撃ではアウトサイダーでも上位に入るスキルを持つか。
グランドでも基本的な対応能力はある選手。

対する菱沼さんはアウトサイダー全エントリーの名物選手。
パンクラスゲート×2にも積極的に出場するも、
多少打撃をやるようになった以外、
スキルとしてはあまり変化は見られない様子。

スタンドではバイソン選手が絶対優位。
菱沼さんは組みついてのテイクダウンを狙いたい所だが
バイソン選手は打撃の弾幕で易々とは組みつかせないか。
万一グランドに持ち込まれても脱出のスキルはあるので
菱沼さんとしては苦しい戦いが予想される。


■第8試合
 堀鉄平 vs 伊澤寿人

□堀鉄平(Hori Teppei)
FROM/東京
AGE/33
身長/177[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 3勝2敗
 第1戦 ○齋藤匡彦 1R 0分15秒 一本(腕十字)
 第2戦 ○山口ライト剛 1R 1分00秒 一本(腕十字)
 第3戦 ━加藤紘也 堀選手の負傷により中止
 第4戦 ○加藤紘也 2R 1分16秒 一本(三角絞め)
 第7戦 トーナメント予選 ×野村剛史 2R 判定(1-2)
 第8戦 ×アパッチ小次郎 2R 判定(0-3)
ブラジリアン柔術 紫帯


□伊澤寿人(Izawa Hisato)
FROM/栃木
AGE/28
身長/174[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 1勝
 第1戦 ○權代裕典 2R 判定(2-0)
 第4戦 ×秀虎 1R 2分05秒 TKO(レフェリーストップ・マウントパンチ連打)
空手9年 総合格闘 4年



堀弁護士はアウトサイダーではお馴染みの
柔術紫帯の柔術家であり、グラップル能力は申し分無い選手。
弱点のスタンド打撃、スタンドレスリングを突かれて
九州勢に連敗を喫しただけに、そろそろ白星のほしい所か。

対する伊澤選手は空手出身のストライカー。
グラップリングの心得もある。

試合はグラップラー堀 vs ストライカー伊澤という構図か。
伊澤選手はADCC JAPAN 関東大会優勝の経験を持つが、
クラスはビギナークラスでの実績であり、
グラップリングスキルでは紫帯の堀選手の優位は動かず。

スタンド打撃では伊澤選手のスキルが上だが、
スタイル的に堀選手には組みつかれると思われる。
また、お互いにスタンドレスリングは得意では無いだけに
もつれてグランドの展開が多くみられる可能性が大きいか。

グラ主体の試合であれば堀選手が優位と見る。
打撃で伊澤選手の逆転の可能性も有り。



■第9試合
 城戸健太 vs 植田雄太

□城戸健太(Kido Kenta)
FROM/埼玉
AGE/17
身長/163[cm]
『格闘技歴』
なし


□植田雄太(Ueta Yuta)
FROM/静岡
AGE/18
身長/175[cm]
『格闘技歴』
総合格闘 半年
ストリート 7年


十代の選手同士の戦い。

城戸選手はプロフ通りならば格闘技は未経験か。
対する植田選手もストリート出身のスキルながら
ジムでの練習を多少は積んでいる様子。

基本はスタンドでの殴り合いと予想。
試合が長引けば、格闘技では経験の浅い両者ともスタミナ切れの可能性も少なくは無いか。
格闘技ジムに通う植田選手に若干のアドバンテージがあると見る。



■第10試合
 佐野哲也 vs 野村剛史

□佐野哲也(Sano Tetsuya)
FROM/静岡
AGE/27
身長/177[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 4勝1敗
 第4戦 ○吉永啓之輔 2R 2分59秒 TKO(レフェリーストップ・パウンド連打)
 第6戦 ○松本峰周 1R 1分26秒 TKO(レフェリーストップ・パウンド連打)
 第7戦 トーナメント予選 ×学金狗 不戦敗(佐野のドクターストップによる)
 第8戦 トーナメント一回戦 ○浦野貴之 2R 判定(2-1)
 第8戦 トーナメント二回戦 ○学金狗 1R 1分40秒 KO(右ハイキック)
我流 総合格闘
プロレスファン
アマチュアシュートボクシング
関東大会中重量級04' 08' 09'優勝


□野村剛史(Nomura Tsuyoshi)
FROM/福岡
AGE/33
身長/172[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 7勝0敗
 第1戦 ○奥川光典 1R 1分15秒 一本(チョークスリーパー)
 第2戦 ○岩本一貴 1R 0分56秒 一本(腕十字)
 第3戦 ○大谷匡弘 2R 0分12秒 KO(右オーバーフック)
 SPECIAL ○佐藤拳真朗 1R 1分20秒 一本(腕十字)
 第7戦 トーナメント予選 ○堀鉄平 2R 終了 判定(2-1)
 第8戦 トーナメント一回戦 ○金島欣和 2R 終了 判定(0-3)
 第8戦 トーナメント二回戦 ○鳥海誠 1R 0分20秒 KO(右フック)
総合格闘



佐野さんはすっかりタコ唇キャラが定着。
最近は人殺しの異名までもらってくる始末。
しかし相変わらず沼津駅前のヤンキーとは
怖くて目を合わせないようにして駅前を通過している。

対する野村選手は基本的には高いスキルのグラップラーながら、
打撃の威力もあり右フックはなかなか強力。

アウトサイダー最多勝利数を誇る野村選手の強さは疑うべくも無い。
しかしながら、野村選手にとって佐野さんは
相性的にはなかなか分の悪い相手か。
佐野さんを知る九州勢と対策を練ってくると思われるが、
当然佐野さんも頭を使って対抗。

身内びいきを除いても、万全なら佐野さんが優位か。


■第11試合
 武井勇輝 vs 吉永啓之輔

□武井勇輝(Takei Yuki)
FROM/埼玉
AGE/22
身長/170[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 5勝1敗
 第2戦 ×アパッチ小次郎 1R 1分48秒 TKO(2ノックダウン・右フック)
 第4戦 ○翔貴 2R 判定(2-0)
 SPECIAL ○友田隆志 2R 判定(2-0)
 第7戦 トーナメント予選 ○寺西飛翔 1R 1分08秒 TKO(レフェリーストップ・パウンド連打)
 第8戦 トーナメント一回戦 ○岸野雄一 2R 2分23秒 一本(腕十字)
 第8戦 トーナメント二回戦 ○黒石高大 1R 1分33秒 一本(腕十字)
総合格闘
川口連合第十代総長


□吉永啓之輔(Yoshinaga Keinosuke)
FROM/栃木
AGE/26
身長/181[cm]
『格闘技歴』
■THE OUTSIDER 6勝2敗
 第1戦 ○浦野貴之 1R 1分58秒 TKO(レフェリーストップ・マウントパンチ連打)
 第2戦 ○中村淳平 1R 0分50秒 一本(三角絞め)
 第3戦 ○江田雄一 1R 1分36秒 一本(腕十字)
 第4戦 ×佐野哲也 2R 2分59秒 TKO(レフェリーストップ・鉄槌連打)
 SPECIAL×秀虎 1R 1分04秒 KO(左ストレート)
 第7戦 トーナメント予選 ○山口ライト剛 1R 0分19秒 一本(フロントチョーク)
 第8戦 トーナメント一回戦 ○モルトマン 1R 1分52秒 一本(三角絞め)
 第8戦 トーナメント二回戦 ○三枝美洋 2R 1分44秒 一本(三角絞め)
総合格闘
元・魔璃闇薔薇総長



不良系の格闘技選手同士の戦い。
プライベートでは仲の良い二人の対戦は、
共に不良ながらグラップリングを得意としているなど共通点も多い。

武井選手は柔術ベースの為やや下攻めの印象があるが
スキル差があれば上攻めも躊躇しない。
対する吉永選手はグランドではほとんど下攻めの印象で、
相手の動きやパスに合わせてカウンターでサブミッションを極めてくる印象が大きい。

スタンドでは武井選手は
軌道無視とも言える、ストレートでもフックでも無い
クウォーター気味のパンチを使うなど
変則的な打撃使う。
一方の吉永選手は長いリーチを生かして
ワンツー主体のパンチと、距離をとるミドルキックを使う印象。
ともに根が不良なだけにコテコテの打ち合いを厭わない。

また、テイクダウンに関しては
武井選手はタックルを使い上を取れるのに対して
吉永選手は基本的に引き込み主体。
相撲になれば吉永選手が上を取るシーンも考えられるも
武井選手も下は得意だけに攻略は容易ではない。

万全であればかなりレベルの高いグラップル戦が堪能できそうな試合。
しかし武井選手は拳の骨折が癒えたばかりで、
直近の練習量では吉永選手に軍配が上がると思われる。

通常コンディションなら拮抗した好勝負が予想されるも
相性的に待ちのスタイルの得意な吉永選手がやや優位か。
今回の試合では吉永選手にはさらにアドバンテージが有ると見る。




続きはその2へ。

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